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2017年5月21日(日)

【電撃PS】『Destiny 2』対戦モードの新ルール“COUNTDOWN”をプレイレビュー! 戦術が求められる頭脳戦

文:電撃PlayStation

 SIEより9月8日発売のPS4ソフト『Destiny 2』。5月18日にアメリカ・ロサンゼルスで開催されたプレミアイベントで体験できた本作のゲームモードの1つ、4対4で戦う対戦モード“クルーシブル”の新ルール“COUNTDOWN(カウントダウン)”をプレイした感想を、電撃PlayStation編集部がお届けする。

『Destiny 2』

攻撃と防御に分かれて拠点の破壊と防衛を目指す

 COUNTDOWNは、攻撃側と防衛側の2チームに分かれて行うルール。攻撃側はマップ内に2カ所ある“チャージ”と呼ばれる拠点のいずれか1つの爆破装置を起動して爆発までそこを守りきるのが目的。

 防衛側はチャージに攻撃側を寄せ付けず、仮に起動されても爆破前に装置を解除すれば勝利となる。なお、倒されたガーディアンは原則として復活できず、1人につき1回のみ画面右下に表示されているトークンを使用して蘇生が可能だ。

 このため、相手チームのガーディアンを全滅させた場合でも勝利となる。ただし、爆破装置が起動中に防衛側が攻撃側のガーディアンを全滅させた場合、装置の解除を行わないと勝利したことにならず、爆発すると攻撃側の勝利になる。

 バトルは勝敗がつくたびに攻守を入れ替えて行われ、先に7勝したチームが最終的な勝者となる。

『Destiny 2』

撃ち合いの強さだけでは勝利できない!? 戦略眼と判断力が鍵を握る

 相手を倒しても自動的に復活せず、かつ蘇生回数も限られているため、1戦ごとにかかる時間は短くスピーディかつ戦略性の高い対戦を楽しめるのがこのルールの魅力だろう。

 2カ所あるチャージのどちらにプレイヤーが向かうかで極地的な戦力バランスに差が出てくるだろうし、攻撃側は起動した爆破装置を解除されても負けとなるため、チャージの起爆タイミングをどこで行うかの判断も重要となるだろう。

 プレミアイベントでは初挑戦ということでチャージの起爆が早めに行われる傾向があったが、実際にルールに慣れてくるとメンバーの全滅で勝敗が決まるケースが増えてくるのでは、と思われる。

 また、前作の“サバイバル”ルールと同様、グレネードやクラスアビリティのクールダウン(再使用待ち)時間は1戦終わってもリセットされず、次の戦闘に持ち越しとなるため、とくにスーパースキルをどのタイミングで使うかの判断も迷うところだ。

 さらに、このルールでは強力なパワーウェポンの弾が毎戦使用できる機会がある反面、1カ所につき補充できるのは1人なので誰が拾ってどこで使うか、という要素もあるためプレイヤーが戦闘中に考えることは多く、勝利のためには腕前と同等に4人のチームワークが物をいうことになるだろう。

『Destiny 2』

 プレイヤーの射撃の技量に加え、チャージの状況を見据えた位置取りや立ち回りが求められるこのルールは、初級者なら拠点をはさんでの戦いと攻守がひんぱんに入れ替わるスピーディなゲーム展開が、上級者になるとお互いの腹の読み合いやチームごとの戦術が求められる頭脳戦が楽しめるルールになりそうだ。

※“PlayStation”および“PS4”はソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標です。
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