【BitSummit】SIEブースと任天堂ブースで体験できた魅力的なタイトルの数々！

文：まさん

　2017年5月20日（土）と21日（日）の2日間、京都市勧業館“みやこめっせ”にて、開催されている日本最大規模のインディーゲームイベント“A 5th Of BitSummit”。電撃PlayStation編集部のインディーゲーム担当ライターのまさんが、会場内で見つけた注目のタイトルやブースを紹介します。

⇒“【BitSummit】会場で見つけた注目タイトルを紹介”の記事はこちら

任天堂、SIEなど大手ゲームメーカーブースが充実！

　今年のビットサミットは、例年と比べると大きく変わったと思えるところが1つありました。それは、任天堂やSIEなど、大手ゲームメーカーのブースが例年以上に充実していることです。

　紹介されているタイトル数の多さはもちろん、1つ1つのタイトルのおもしろさも折り紙つきのものばかり。発売済みの作品では、Nintendo Switch用ソフトの『バトルスポーツめく～る』や『神巫女 -カミコ-』、PS4用タイトルの『Lethal League』『Salt and Sanctuary』といった作品が遊べました。

　もちろん、発売前のタイトルもすでに評判がいいものばかり。紹介したい作品が数多くありましたので、今回の記事ではこの両メーカーブースの作品を紹介していきたいと思います。

『Snake Pass』

　まずは任天堂ブースから、小さい子に大人気だった作品『Snake Pass』を紹介します。本作は、ヘビを操って赤、黄、緑の3色のアイテムを集め、ゲートを開くとクリアになるアクションゲーム。ヘビという性質のせいか、ニョロニョログネグネ動いて操作がとてももどかしい！

　登ろうとして落っこちてしまったり、 変な方向に行ってしまったり……などとすごく操作しづらいゲームなのですが、不快感はないんですよ。むしろ、もどかしさが楽しい。現に、小さな子どもたちが操作に文句を言いながら熱中して遊んでいる姿をよく見受けられましたよ。

『TOKYO 42』

　海外から見たカン違いした日本のオーラが漂うステルスゲームです。小さなジオラマを見下ろしながらゲームを遊んでいるような見た目で、主人公も敵キャラクターも本当に小さいんですよ！

　しかし、小さいからといって油断はできません。わりとあっさり倒されるので、しゃがみながら歩いて身を隠すことが重要。しゃがみながらステルスして近づき、近接武器で暗殺。ミッションをこなして……と、キチンと本格的なアクションになってます。

　右スティックで狙いを定めるという近接攻撃のルールが説明されないので、最初はルールを覚えるのに時間がかかるかもしれませんが、不思議とハマります。小さくて地味に見える部分もあるため、スルーしかねない雰囲気なのですが、遊ばないのはもったいないといえるほどの作品でした。

『グノーシア（仮）』

　SIEブースで遊べる“人狼ゲーム”をモチーフにしたSF作品。ゲーム内容については、先日書いたレビュー記事“【電撃PS】『グノーシア（仮）』インプレッション！ プチデポット最新作はどこがおもしろいのか？”を参照していただきたいのですが、業界からの注目度が高いのかデベロッパーの方々が多く遊んでいたのが印象的でした。

『Mr.Shifty』

　任天堂ブースとSIEブースの両方で遊べる痛快ヒーロー作品。ワープを駆使して敵の背後に回り込みながら、素手で相手を葬っていく見下ろし型のアクションになっています。どちらのブースでも熱中している方が見受けられました。ローカライズは一切されていなかったため、いつの日にか日本語版で遊べるのが楽しみです。

　ほかにも、さまざまな作品がありましたが全体的にクオリティが高いので遊んで損なしでしたね。この2つのブースをまわったのは正解だったかと思います！

　というわけで、大手メーカーブースの紹介を終わりたいと思います。もちろんこれだけで今回の本イベントの注目作品を紹介は仕切れていません。まだまだ、記事をアップしていきたいと思いますので、お待ちください！

⇒“A 5th Of BitSummit”紹介記事はこちら

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