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2017年5月22日(月)

空飛ぶ洗濯機や自分の名刺でモンスターを召喚し対戦するゲームなど奇抜な作品を紹介【A 5th Of BitSummit】

文:まさん

 2017年5月20日(土)と21日(日)の2日間、京都市勧業館“みやこめっせ”にて開催されていた国内最大のインディーゲームイベント“A 5th Of BitSummit”。

 電撃PlayStation編集部のライター・まさんが本イベントの会場で見つけたインディーゲームを紹介していきます。まずは、個性的でキラリと光る小粒な作品を中心に解説していきましょう!

『bitSummit』
▲日本語化を果たした『SUPER HOT』のコスプレも。みんなで叫ぼう「SUPER HOT!」
 
『bitSummit』
▲画面を被り、自らが“歩くブース”となって宣伝していた狂気のゲーム『シュココーココ(ShCoCooCoCo)』。シャンプーの容器がコントローラーとなり、ノズルを押して射撃するシステムとのこと。
 

【注目タイトルその1】『OPAKE』

 オバケの世界に引き込もり、パパに怒られて人間界に落とされてしまったOPAKE。『OPAKE』は、そんな彼が人間の少女アオちゃんと暮らしていくかわいらしいゲームです。

 体験できたのは、アオちゃんのいるコンビニに彼女を迎えへ行く場面。ほかのオバケにぶつからないように、自販機などの隠れられる場所にステルスしていくというゲームなのですが、OPAKEの隠れる動作やほんわかした雰囲気がとてもキュート!

 かわいいモーションを見れば、一発でトリコになってしまう。そんな魅力を持ったスマホタイトルでした。

『bitSummit』
 
『bitSummit』
 

【注目タイトルその2】『サムライ地獄 九天魔城の謎』

 ツッコミどころ満載の世界観やパロディなど、濃すぎるゲーム内容で話題を呼んだ『サムライ地獄 - 無料で落ち武者の首刈り放題ゲーム -』の続編が、まったく違うジャンルとなって復活! 

『bitSummit』
 
『bitSummit』
 

 前作もただのネタゲーではなく、キラリ……というよりもギラギラ光っていたのですが、本作もしっかり作られていておもしろいんですよ。Steamとスマホで展開するという本作は、ターン制のローグライクのようなシミュレーションRPGになっており、テンポよくサクサク戦えるのが特徴。

 シミュレーションRPGなのにテンポよくダンジョンを探索しているような感覚は、本作ならではの操作感かもしれません。隠れた注目作ですよ。

『bitSummit』
▲Tシャツを買って応援するとゲーム中にザコ敵として自分が出演するという“首切られるドファウンディング”も。新しい形のクラウドファンディングだそうです。
 
『bitSummit』
▲10万円のTシャツはさすがに売れていませんでしたが、1万円のTシャツは3人買った人がいるとか。特典としては、実際にクラウドファンディングだと思えば納得できるかも?
 

【注目タイトルその3】『Wash Bash おせんたく革命』

 1950年代のアメリカで空飛ぶ洗濯機を動かし、洗剤と洗濯物を集めていく、お洗濯の革命的なゲームです。何を言っているのかわかりませんが、自分もわかりません!(笑)

 ゲームのルールはカンタン。画面をタップして洗濯機をホバリングさせつつ、左右のボタンで加速&減速。天井や床にぶつかるとダメージを受けるので、洗濯機が壊れないようにうまくホバリングしていきます。

 実際に遊んでみるとなかなか難しい! 単純なのですが、ついムキになってプレイしてしまいました。そもそも、何なんだこの洗濯機は……。

『bitSummit』
 
『bitSummit』
 

【注目タイトルその4】『メイシタイセン』

 専用の筐体に名刺をセット! 名刺から召喚されたモンスターで相手とバトルするという、名刺を持っている大人のためのゲームです。

 これまでにもCDから召喚したり、バーコードをスキャンしたりと、いろいろなゲームがありましたが、ついに名刺からモンスターを呼び出す時代がきたのですね。

 名刺によって誕生したモンスターはオートで戦ってくれるので、すべては自分の名刺しだい。名刺交換後にオッサンたちがバトルを始める光景。想像したら楽しそうじゃないですか?

『bitSummit』
 
『bitSummit』
 

データ

▼『電撃PlayStaton Vol.639』
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:株式会社KADOKAWA
■発売日:2017年5月25日
■定価:694円+税
 
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