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2017-05-27 21:15

『プリステ』キャストがトークとパフォーマンスを披露した“キャスト祭ズ vol.2”レポート

文:ガルスタオンライン、ichico

 5月13日、晴海客船ターミナルホールにて行われた若手俳優誌『キャストサイズ』主催のイベント“キャスト祭ズ vol.2”にて、舞台『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』(通称:プリステ) キャストによるトークショー&パルクール実演が行われました。今回は、舞台の思い出話満載&生パフォーマンスに会場大興奮のイベントの模様をたっぷりレポートします!  

『プリステ』“キャスト祭ズ vol.2”レポート

 当日は雨というあいにくの天候でしたが、マフラータオルやペンライトを持って駆けつけてくれたお客様で会場は大賑わい!  生演奏のライブステージやイートインスペースなどがあり、学園祭のようなアットホームな雰囲気でした。

 ステージのMCを務めるのは、『プリステ』のプロデューサーであるトライフルエンターテインメントの辻圭介さんと、 エピソード3からの参戦となる花京院高校ストライド部のコーチであり、ヒロイン奈々の父親でもある桜井譲役 ・増田裕生さん。『キャストサイズ』さんの熱い要望もあり、今回はMC役でプリステイベント初参加です。

『プリステ』“キャスト祭ズ vol.2”レポート

  そんなお2人に招き入れられキャスト陣が登場するのですが、なんと客席後方からお客様の観覧スペースを突っ切り思い思いのパルクール技を披露しながら登壇したのです! そのあまりの 近さ&迫力に会場はすぐにヒートアップ!!

 華麗に登場したのは、八神陸役の伊崎龍次郎さん、久我恭介役の鮎川太陽さん、黛遊馬役の田中尚輝さん、鴨田慶役の鐘ヶ江洸さん。舞台グッズにもなっていたプリステTシャツの上に、所属チームのユニフォームを身に着けたその姿に、エピソード2の公演記憶も新しいファンのみなさんは大喜びです。

『プリステ』“キャスト祭ズ vol.2”レポート

 しかもここでサプライズが! 他のステージに出演されていた堂園志貴役の谷佳樹さんが飛び入り参加することになったのです。じつは谷さんステージが始まる直前、「俺も出たいなー、出ちゃおっかなー」と 控え室前をウロウロしつつアピールしていらっしゃったんですよ。無事に許可が下りてよかったです(笑)。谷さんは急遽の参加ということで、EOSスタッフジャンパーを肩から堂園のように羽織って参加です。

 エピソード2では ヒール役を好演されていた谷さん。「次のエピソード3も相当ヤバいよね!」という周りのみなさんの声に 「次は奈々ちゃんを無茶苦茶にします」と言うと、お父さん役の増田さんは「次は俺が出るから、うちの奈々に何かしたら ただじゃおかない!」と応戦。

 しかし増田さん、花京院高校のメンバーとは稽古前にあまり会えていなかったようで、「この前LINEグループに入れてもらったから監督としてインパクトのある挨拶をしなくちゃなと思い“監督だ コラ! よろしく!!”って入れたら、華麗に既読スルーされた……」という悲しいお話も(笑)。そんなこんなで、舞台を経験したキャスト5名とMCのお2人によるトークコーナースタートです!!

『プリステ』“キャスト祭ズ vol.2”レポート

 まずは、5月7日に大阪千秋楽を迎えたばかりのエピソード2のお話へ。ここでもまず話題となったのは、 ヒール役としてかなりのインパクトを残した堂園。「あの役、超楽しそう」と羨ましがる増田さんに、 「じゃあここで、やってみせようよ!」と張り切る鮎川さん。あの名場面、怪我をし横たわる歩とそれを囲む 方南学園メンバーの前に堂園が現れるシーンを再現することになります(堂園がタブレットをパーンと叩き、 歩と獅子原の衝突を表現するシーン)。

 歩役を伊崎さん、穂積役を鮎川さんがそれぞれ代役していたのですが、 本来のタイミングとは違うところで鮎川さんが「黙れ!」と突っ込み寸劇はグダグダに(笑)。舞台では涙涙のシーンでしたが、笑顔満載のシーンになりました。

『プリステ』“キャスト祭ズ vol.2”レポート

 またエピソード3へ向けそれぞれの抱負を 語っていくなか、前日からギャラスタのダンス練習に入った田中さんは、2代目となる諏訪怜治役・小早川俊輔さんの 印象を「めっちゃ優しくてオーラがハンパない! カリスマ性がすごい!!」と絶賛。ダンスの振りを覚えるのも早いらしく、「僕らが置いていかれそう(笑)。おど怜治(踊れいじ)って呼んでました」と新たなチームワークを感じさせてくれるエピソードを披露してくれました。

『プリステ』“キャスト祭ズ vol.2”レポート

 続いては、舞台での裏話。レースシーンで舞台上を駆け抜けていくのはもちろんのこと、次の位置に スタンバイするため袖中でもかなりのスピードで移動しているキャストのみなさん。そのため、特典映像などを袖で撮っている辻さんは かなり怖いそう。

 また、舞台装置を転換させるシールドランナーさんたちの頑張りにも触れ「すごい勢いでセットを 移動させてくるので、袖で映像を撮ってると舞台監督に危ないって怒られる」とのことでした。東京公演では2階席でのお芝居もある西星チームの田中さんは、「舞台上のバミリは2階席から見ると星空のように見える」というなんとも ロマンチックなお話もしてくれました。

 さらにエピソード1での裏話として鐘ヶ江さんは、「 尊役の蒼木陣とのレースシーンでは、舞台の外に捌けてもなぜかずっとその場で足踏みをして戦ってた」とのことでした。 どうやら走った直後に止まるという行為が大変らしく、伊崎さんも「回想シーンに入るところはきつい。じつは走ってるときよりも、止まることの方がしんどいんです」というランナーならではの苦労話も。ほかにも溢れんばかりの裏話や思い出話で、トークコーナーは時間が押すほどの盛り上がりを見せました。

『プリステ』“キャスト祭ズ vol.2”レポート
『プリステ』“キャスト祭ズ vol.2”レポート

 そんな大盛り上がりのトークコーナーに続いて、パルクールの実演コーナーへと移ります。ここでは、舞台本番でも使われた跳び箱型のギミックが壇上に用意され、ランナー役である4人のキャストが それぞれ技の名前とともに、実際にその技を披露していくことになります。

 ステップヴォルト(パルクール技の一番基礎となる、 台に片手を付いて飛び越える技)を伊崎さんが披露する際には、なんとライバル校のリレーショナーである谷さんが「八神セット、3、2、1、GO!!」と合図を出すなど、作品上はありえないパフォーマンスも 見せてくれました。

 続いて、スピードヴォルト、レイジーヴォルト、スライドヴォルト、モンキーヴォルト、ターンヴォルト、 ダイブロール、などパルクールの技を次々披露。

『プリステ』“キャスト祭ズ vol.2”レポート
『プリステ』“キャスト祭ズ vol.2”レポート

 さらにパルクールの応用技として舞台で披露していた、 ギミック上で片手を付き、回転しながらステージに着地するアクロバット技(エピソード2では 千代松万太郎が、対香澄高校戦で披露)を鮎川さんが実演してくれたのですが、その手足の長さを十二分に活かした迫力あるパフォーマンスに 、会場からは感嘆の声が漏れます。

 昨年の3月から長い時間をかけレッスンしてきたからこそのエピソード1&2。会場のお客様もレッスン内容の一端を垣間見ることができて、大満足のようでした。

『プリステ』“キャスト祭ズ vol.2”レポート
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  6月17日から公演が始まるエピソード3は登場校がシリーズ最多の5校、そして登場人物が35名と、キャスト数の多さでも突出した回。そして内容的にもEOS本戦が始まり、各校の思いが交錯する大事なステップの回と なります。ぜひぜひ劇場へ、キャスト陣の熱い思い、そして駆け抜ける風を体感しに来てくださいね!

『プリステ』“キャスト祭ズ vol.2”レポート
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