2017年6月1日(木)
【電撃PS】『FF14 紅蓮のリベレーター』のタンク・ヒーラーはこうなる! メディアツアーレポ3【タンク・ヒーラー編】
6月20日に発売予定の『FFXIV』最新拡張パッケージ『ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター』。その世界をいち早く体験できたドイツのメディアツアーで判明した全15ジョブのアクションについて、電撃PlayStation編集部・電撃の旅団のOshoがレポートしていきます。
この記事では、タンクとヒーラー・計6ジョブをチェック!
【 ジョブアクション記事まとめ(全15ジョブ)】
【 タンク・ヒーラー編 】
ナイト /
戦士 /
暗黒騎士 /
白魔道士 /
学者 /
占星術師
【 近接DPS編 】
モンク /
竜騎士 /
忍者 /
侍
【 遠隔&魔法DPS編 】
吟遊詩人 /
機工士 /
黒魔道士 /
召喚士 /
赤魔道士
【 ロールアクション 】
タンク /
ヒーラー /
近接DPS /
遠隔DPS /
魔法DPS
⇒ジョブアクション【近接DPS編】の記事はこちら
⇒ジョブアクション【魔法&遠隔DPS編】の記事はこちら
⇒吉田直樹氏インタビュー記事はこちら
⇒エリア・ダンジョン編の記事はこちら
【注意】今回の記事で解説しているアクションの内容・数値などは、開発中のため変更される可能性があります。また、プレイの所感などはあくまで編集部独自の見解に基づいたものであることをご了承ください。
『紅蓮のリベレーター』全ジョブレポート【タンク編】
タンク(剣術士、斧術士、ナイト、戦士、暗黒騎士)のロールアクション
すでに先日のプロデューサーレターLIVEで公開されたとおり、『紅蓮のリベレーター』スタート以降は従来のアディショナルアクションが廃止され、かわりにロール(タンク、ヒーラー、近接DPS、遠隔DPS、魔法DPS)ごとに共通のアクションを修得できます。まずはその中からタンクのロールアクションをチェック。
・ランパート(Lv8/アビリティ)
一定時間、自身の被ダメージを20%軽減させる。効果時間:20秒
※従来の剣術士のアクション。性能も変化なし。
・ロウブロウ(Lv12/アビリティ)
対象をスタンさせる。
※タンク共通のスタン技。従来の暗黒騎士のアビリティと同名ですが、ダメージはなく、受け流し発動時のリキャストタイムのリセットもありません。アビリティなので瞬時に発動可能で、ナイトならウェポンスキルのシールドバッシュと併用することができます。
・挑発(Lv16/アビリティ)
対象を挑発し、自身への敵視を最高位にする。
※タンクにとって必須ともいえるアビリティだけに、共通アクション化はうれしい限り。
・コンバレセンス(Lv20/アビリティ)
一定時間、自身が受ける回復魔法の効果を20%上昇させる。効果時間:20秒
※従来の剣術士のアクション。性能も変化なし。
・見切り(Lv24/アビリティ)
一定時間、自身の受け流し発動率を30%上昇させる。効果時間:20秒
※従来の暗黒騎士の“ダークダンス”と同性能のアクション。なお“ダークアーツ”時に回避率がアップする効果はなくなっています。
・リプライザル(Lv32/アビリティ)
対象の与ダメージを10%減少させる。効果時間:5秒
※こちらも従来の暗黒騎士のアクション。受け流し発動直後という条件がなくなり、いつでも発動可能になった反面、ダメージはなくなり、効果時間も短縮されているようです。
・アウェアネス(Lv36/アビリティ)
一定時間、クリティカルヒットを受けなくなる。効果時間:25秒
※従来の剣術士のアクション。性能も変化なし。
・インタージェクト(Lv40/アビリティ)
対象に沈黙を付与する。効果時間:1秒
※これまでタンクで沈黙を付与できるのはナイトのみでしたが、これで戦士・暗黒騎士も可能に。
・アルティメイタム(Lv44/アビリティ)
自身の周囲の敵を挑発し、自身への敵視を最高位にする。
※新アビリティで、なんと範囲挑発! これでターゲットを取り返したら、直後に“フラッシュ”、“オーバーパワー”、“アンリーシュ”などで敵視をアップさせるのが重要になりそうです。
・シャーク(Lv48/アビリティ)
自身に向けられている敵視の25%を対象のパーティメンバーに移す。
※こちらも従来になかった新アビリティ。主にメインタンクとサブタンクのスイッチに使用されると考えられますが、“挑発”とはまた違った使い方ができそう。
ナイト
ナイトのジョブ特性
・VITアップ(Lv20)、VITアップII(Lv40)、VITアップIII(Lv60)
VITが上昇する。
※『紅蓮のリベレーター』スタート以降は、全ジョブのフィジカルボーナスが廃止され、そのぶんのパラメータはこちらのジョブ特性で付与されます。
・忠義マスタリー(Lv52)
“オウス”が上昇するようになる。
発動条件:“忠義の剣”効果中に実行するオートアタックの命中時、および“忠義の盾”効果中の盾によるブロック発動時。忠義の剣と忠義の盾を切り替えた場合“オウス”は半減する。
※この特性修得後に、後述の“オウス(忠義)ゲージ”がたまるようになります。
・神聖魔法マスタリー(Lv64)
自身が実行するすべての魔法の消費MPが50%減少し、かつ被ダメージにより詠唱が中断されることがなくなる。
※“クレメンシー”や新アクションの“ホーリースピリット”を使用する際にムチャクチャ助かる特性!
・かばう効果アップ(Lv66)
“かばう”の効果中に自身が肩代わりするダメージを20%軽減する。
※“かばう”の効果が大幅にパワーアップ。サブタンク時の立ち回りが大きく変わる可能性も?
なお、従来の“フラッシュ効果アップ”、“ファイト・オア・フライト効果時間延長”、“シールドバッシュ効果時間延長”、“センチネル効果アップ”の特性の効果は、特性なしでも反映ずみとなっています。
ナイトの既存アクションの主な変化
・“レイジ・オブ・ハルオーネ”のコンボボーナスだった、対象のSTR減少効果がなくなっています。
・“ロイヤルアソリティ”のコンボルートが“サベッジブレード”からではなく、“ライオットソード“からに変更。これにより、ウェポンスキルのコンボとしては、“レイジ・オブ・ハルオーネ”のコンボルートのみ、敵視を稼げるようになっています。
・“スピリッツウィズイン”の沈黙効果が削除され、ダメージのみに。
・“シェルトロン”が忠義ゲージを50消費して使用する技に変化し、リキャストタイムが短縮。
・ロールアクション化したアクション=ランパート、コンバレセンス、挑発、アウェアネス
※ほかにもメディアツアー時のプレイでは、多くのウェポンスキルのコンボ時の威力アップ、“ファイト・オア・フライト”のリキャストタイム短縮、複数のアクションの修得レベルの変更(Lv30で“忠義の盾”、Lv35で“忠義の剣”を修得するなど)、といった変更が見受けられました。
ナイトの新アクション
・トータルエクリプス(Lv46/ウェポンスキル)
ナイト待望の範囲物理ウェポンスキル。ただし敵視アップの効果はないため、パーティでは“フラッシュ”である程度の敵視を稼いでから使用することになりそうです。
・インターベンション(Lv62/アビリティ)
“シェルトロン”のほかにオウス(忠義)ゲージを消費するもう1つのアクション。メンバーのダメージを10%軽減し、自身が“ランパート”か“センチネル”を使用している場合は、その50%分の効果も対象に付与されます。
・ホーリースピリット(Lv64/魔法)
高威力の無属性魔法攻撃。その真価は後述の“レクイエスカット”と併用したときに発揮されそうです。
・レクイエスカット(Lv68/アビリティ)
自身のMPが高いほど威力が上昇する物理攻撃。さらに最大MPの80%以上のときに使用すれば、自身の攻撃魔法の与ダメージ&回復魔法の回復量を20%アップさせます。“ホーリースピリット”や“クレメンシー”の使用前に使いたいアビリティといえます。
・パッセージ・オブ・アームズ(Lv70/アビリティ)
PVでも話題になった、自身の後方範囲内のメンバーのダメージを軽減するアビリティ。使用中は自身のブロック発動率も100%になります。移動や別のアクションの実行などで効果が解除されるので、その点は注意。
▲“パッセージ・オブ・アームズ”は光の翼を発動させた騎士、といった感じで見た目もド派手! |
ナイト固有ジョブHUD“オウス(忠義)ゲージ”について
ナイト固有の“オウス(忠義)ゲージ”は、“忠義の剣”または”忠義の盾”使用時に表示され、中央のゲージが“オウス(忠義)”のたまり具合を表します(MAXで100)。このゲージをそれぞれ50(半分)消費することで、”シェルトロン”と”インターベンション”の2つのアクションが使用可能になります。
▲“忠義の剣”のときのゲージ。 |
▲“忠義の盾”のときのゲージ。 |
ナイトに触れた感想
何より魔法攻撃に対してブロックが発動するようになることで、今まで以上に堅牢なタンクとなりそうなナイト。それだけでなく、さまざまなアクションの調整・追加で攻撃面や、ほかのメンバーの被ダメージを軽減する能力もアップしています。今後はメインタンクとしてだけでなく、サブタンクとしての活躍の幅も広がるかもしれません。
戦士
戦士のジョブ特性
・VITアップ(Lv20)、VITアップII(Lv40)、VITアップIII(Lv60)
VITが上昇する。
※『紅蓮のリベレーター』スタート以降は、全ジョブのフィジカルボーナスが廃止され、そのぶんのパラメータはこちらのジョブ特性で付与されます。
・ウォークライ効果アップ(Lv66)
ウォークライのリキャストタイムを5秒短縮する。
発動条件:原初の魂、スチールサイクロン、フェルクリーヴ、デシメートの実行時
※後述のように“ウォークライ”の効果自体が変化し、使用機会も多くなりそうなので、リキャスト短縮の恩恵も大きいはず。
なお、従来の“バーサク効果アップ”、“スリル・オブ・バトル効果アップ”の特性の効果は、特性なしでも反映ずみとなっています。
戦士の既存アクションの主な変化
・“ラース”、“アバンドン”がなくなり、“ディフェンダー”時と“デストロイヤー”時共通で“インナービースト”ゲージがたまるように。それに伴い、以下のウェポンスキルで“インナービースト”がたまるように変化(カッコ内は蓄積量)。
スカルサンダー(10)
メイム(10)
ボーラアクス(10)
シュトルムヴィント(20)
シュトルムブレハ(10)
なお“バーサク”や“ヴェンジェンス”、“原初の直感”に“インナービースト”を蓄積する効果はありません。そして下記のアクションが“インナービースト”を消費して使用するようになりました(カッコ内は消費量)。
原初の魂(50)
アンチェインド(20)
スチールサイクロン(50)
フェルクリーヴ(50)
デシメート(50)
オンスロート(20/新アクション)
アップヒーバル(20/新アクション)
原初の解放(20/新アクション)
・“ディフェンダー”の与ダメージ減少量が25%→20%に緩和。使用中は“ラース”ではなく“インナービースト”がたまるように。最大HPアップと、受ける回復魔法効果アップは変わらず、“インナービースト”の蓄積量にあわせて受け流し発動率もアップしていきます。
・“デストロイヤー”使用中は“アバンドン”ではなく“インナービースト”がたまるように。与ダメージの上昇効果は変わらず、“インナービースト”の蓄積量にあわせてクリティカル発動率もアップしていきます。
・以下のアクションが“ディフェンダー”時と“デストロイヤー”時で自動的に置き換わるように。そのため、別々にホットバーに登録する必要がなくなりました!
原初の魂 ⇔ フェルクリーヴ
スチールサイクロン ⇔ デシメート
アンチェインド ⇔ 原初の解放
・“バーサク”の物理攻撃力上昇量がダウンしたかわりに、効果終了時のWS不可のデバフ付与がなくなっています。
・一部のウェポンスキルのコンボボーナス効果が変更されています。
メイム = 斬耐性10%ダウンに変更
シュトルムヴィント = 与えたダメージの一部を吸収する効果に変更(対象の与ダメージ減少効果はなし)
シュトルムブレハ = 自身の与ダメージを20%上昇させる効果に変更
・“原初の魂”の威力がアップしたかわりに、与ダメージの100%ではなく一部を吸収する効果に。
・“ウォークライ”が、“インナービースト”を50上昇させる効果に変更。なお非戦闘中は効果がないため、従来のように戦闘前に使用することはなくなりそうです。
・削除されたアクション=フォーサイト、フラクチャー、ブラッドバス(近接DPSのロールアクションに変更)、ブルータルスウィング、マーシーストローク
※ほかにもメディアツアー時のプレイでは、一部のアクションの修得レベルの変更などが見受けられました。
戦士の新アクション
・オンスロート(Lv62/アビリティ)
“ディフェンダー”、“デストロイヤー”中に使用可能な、対象に急接近しつつ攻撃するアビリティ。威力は抑えめですが、敵視アップ効果があり、戦闘中に出現した敵に接近しつつターゲットをとる際に重宝しそうです。
・アップヒーバル(Lv64/アビリティ)
“ディフェンダー”、“デストロイヤー”中に使用できる高威力の物理攻撃。“インナービースト”の消費量も少なめで、多用しやすいのが利点でしょう。
・シェイクオフ(Lv68/アビリティ)
自身が受けている弱体効果を解除。これで“エクリブリウム”による自己HP回復だけでなく、自己治癒も可能に!
・原初の解放(Lv70/アビリティ)
“デストロイヤー”時に使用できるアビリティで、一定時間“インナービースト”の消費量が半減するほか、一部の状態異常を無効化。このアビリティと“ウォークライ”を併用することで、“フェルクリーヴ”などを連発することができるようになります。
▲“原初の解放”使用時はジョブクエストでおなじみのあの姿に! |
戦士固有ジョブHUD“インナービースト”について
“ディフェンダー”時と“デストロイヤー”時でゲージの形状が異なりますが、いずれも“インナービースト”の蓄積量を表示します。なお、2つのスタンスを切り替えると、“インナービースト”の蓄積量が半減するので注意!
▲“ディフェンダー”のときのゲージ。 |
▲“デストロイヤー”のときのゲージ。 |
戦士に触れた感想
タンクの中では、最も多彩な変更が加えられているといってもいいかもしれません。ただ、立ち回り自体に大きな変化はなさそうで、これまで“ラース”、“アバンドン”で管理していたアクションを、“インナービースト”のやりくりでどう使っていくかがカギになりそう。新アクションの使い勝手も良好な感触です。
暗黒騎士
暗黒騎士のジョブ特性
・VITアップ(Lv20)、VITアップII(Lv40)、VITアップIII(Lv60)
VITが上昇する。
※『紅蓮のリベレーター』スタート以降は、全ジョブのフィジカルボーナスが廃止され、そのぶんのパラメータはこちらのジョブ特性で付与されます。
・ブラックブラッド(Lv62)
新たなるゲージ“ブラックブラッド”が上昇するようになる。
・ブラックブラッド効果アップ(Lv66)
“ブラックブラッド”が上昇する条件が増加。
※最初は“ソウルイーター”、“ソルトアース”使用時に上昇する“ブラックブラッド”ですが、加えてLv66以降は下記の条件でも上昇するようになります。
“ブラッドウェポン”効果中のウェポンスキルの命中時
“ブラッドプライス”効果中の被ダメージ時
なお、従来の“ブラッドウェポンリキャストタイム短縮”、“アンメンド効果アップ”、“ソウルイーター効果アップ”の特性の効果は、特性なしでも反映ずみとなっています。
暗黒騎士の既存アクションの主な変化
・“サイフォンストライク”が“ダークアーツ”使用時に威力アップ
・“暗黒”の与ダメージ上昇効果が15%→20%にアップ。“MPを消費し続ける効果”がなくなりました
・ロールアクション化したアクション(効果は一部変更)=ロウブロウ、リプライザル、ダークダンス(“見切り”に変更)
・削除されたアクション=シャドウスキン、スカージ、デリリアムブレード
※ほかにもメディアツアー時のプレイでは、“アンリーシュ”などの威力ダウン、“ソウルイーター”などの威力アップ、一部のアクションの修得レベルの変更などが見受けられました。
暗黒騎士の新アクション
・ブラッドデリリアム(Lv62/アビリティ)
“ブラックブラッド”を50消費することで使用できるアビリティ。自身のMP回復のほか、“ブラッドウェポン”や“ブラッドプライス”の効果時間を延長することができます。
・クワイタス(Lv64/ウェポンスキル)
“ブラックブラッド”を50消費することで使用できるウェポンスキル。MPを消費しない物理範囲攻撃で、“ダークアーツ”時には威力がアップします。
・ブラッドスピラー(Lv68/ウェポンスキル)
“ブラックブラッド”を50消費することで使用できるウェポンスキル。“グリットスタンス”時かつ“ダークアーツ”使用時の威力は暗黒騎士の攻撃のなかでトップクラス!
・ブラックナイト(Lv70/アビリティ)
自身またはパーティメンバーにバリアを張るアビリティ。効果時間中にバリアがダメージを完全に吸収して消滅すると、自身の“ブラックブラッド”が50上昇します。消費MPは多めですが、“ダークマインド”や“シャドウウォール”との併用で強力な防御効果を得ることができそうです。
▲ナイトの“インターベンション”などと異なり、自身に対しても効果があるのがポイント。 |
暗黒騎士固有ジョブHUD“ブラッドゲージ”について
特性“ブラックブラッド”を修得すると表示されるようになり、3つの新アクションを使用するための“ブラックブラッド”の蓄積量がゲージで確認できます。
▲こちらは“グリットスタンス”未使用時のゲージ。 |
▲“グリットスタンス”使用時は左の部分が青く輝きます。 |
暗黒騎士に触れた感想
新要素“ブラックブラッド”を消費する新アクションが非常に強力! “デリリアムブレード”がなくなってコンボルートがシンプルになったぶん、これらのアクションをどう絡めていくか考えるのが楽しそう。防御面では“ブラックナイト”の存在が光ります。
『紅蓮のリベレーター』ジョブレポート【ヒーラー編】
ヒーラー(幻術士、白魔道士、学者、占星術師)のロールアクション
ヒーラーのロールアクションは有用なものが多く、5つの枠をどのアクションで埋めるかはかなり悩みそう。フルパーティではもう一人のヒーラーと分担して設定するケースも増えそうです。
・クルセードスタンス(Lv8/アビリティ)
一定時間、自身の攻撃魔法の与ダメージを5%上昇させる。効果時間:15秒
※ヒーラーの攻撃魔法の威力がMND依存になったことに伴い、“クルセードスタンス”の効果も変更されました。スタンスの切り替えを気にせずに回復&攻撃できるようになったのはかなりラクチン。
・ブレイク(Lv12/魔法)
対象に無属性魔法攻撃。威力=50 追加効果:対象に40%ヘヴィを付与する。効果時間:20秒
※新規アクション。ヘヴィの効果は既存のストーンと同様で、“無属性小ダメージのストーン”といった印象のアクションでしょうか。黒魔道士などのキャスターも使用可能。
・プロテス(Lv16/魔法)
対象とその周囲のパーティメンバーの物理防御力と魔法防御力を上昇させる。効果時間:30分
※従来の幻術士のアクション。性能も変化なし。
・エスナ(Lv20/魔法)
対象にかかった一部の弱体効果を1つ解除する。
※弱体効果を解除する魔法が共通アクションに。以前はヒーラー3ジョブのなかで、学者のみ弱体効果解除魔法の修得が遅めでしたが、これで一律、Lv20で使用可能になりました。
・ルーシッドドリーム(Lv24/アビリティ)
自身に対する全ての敵視を半減させる。追加効果:自身のMPを継続回復する 効果量:80 効果時間:21秒
※効果時間が伸びている以外は、従来の幻術士の“女神の加護”と同様のアビリティです。黒魔道士などのキャスターも使用可能。
・迅速魔(Lv32/アビリティ)
一定時間、次の1回の魔法詠唱について、詠唱時間無しで詠唱することができる。効果時間:10秒
※従来の呪術士のアクションと同様のアビリティ。もちろん黒魔道士などのキャスターも使用可能です。
・アイ・フォー・アイ(Lv36/アビリティ)
パーティメンバーひとり、またはペット1体を対象としてバリアを張る。効果時間:30秒 バリア効果(被物理攻撃時、発動確率20%):攻撃者の与ダメージを10%減少させる。 効果時間:20秒 自分にかけることはできない。
※従来の巴術士のアクションで、性能もこれまでと同様。
・慈愛(Lv40/アビリティ)
一定時間、自身の回復魔法の回復量を20%上昇する。効果時間:20秒
※従来の白魔道士の“ディヴァインシール”と似ていますが、リキャストタイムや回復量、効果時間は微妙に異なります。
・堅実魔(Lv44/アビリティ)
一定時間、次の1回の魔法詠唱について、詠唱中断されずに詠唱することができる。追加効果:効果時間中は睡眠、スタン、ノックバック、引き寄せを無効化する。効果時間:10秒
※従来の呪術士のアクションと同様……と思いきや、なんと多数の詠唱阻害効果を無効化する能力が追加されています! 魔法詠唱時以外にも使いどころがありそう? もちろん黒魔道士などのキャスターも使用可能です。
・救出(Lv48/アビリティ)
パーティメンバーひとりを対象とする。対象を自分の近くに引き寄せる。
※これまでになかった、ほかのメンバーを移動させるアクション。さまざまな使いどころがありそう。なおこの“救出”は、対象に対して敵視が発生していないと使えません。
白魔道士
白魔道士のジョブ特性
・ストーンマスタリー(Lv18)、ストーンマスタリーII(Lv54)、ストーンマスタリーIII(Lv64)
それぞれ段階的に、ストーン系魔法がストーン→ストンラ→ストンガ→ストンジャに変化する。
※これまで、ストーンやストンラは個別のアクションとして使用する必要がありましたが、今後は対応する魔法を覚えるたびに上位のアクションに置き換わるようになります。なお、ヘヴィの追加効果があるのは最初のストーンのみ。
・MNDアップ(Lv20)、MNDアップII(Lv40)、MNDアップIII(Lv60)
MNDが上昇する。
※『紅蓮のリベレーター』スタート以降は、全ジョブのフィジカルボーナスが廃止され、そのぶんのパラメータはこちらのジョブ特性で付与されます。また、ヒーラーの攻撃魔法の威力はMND依存になるので、攻撃面でも重要なパラメータに。
・アクションダメージ・回復量アップ(Lv20)
・ケアル効果アップ(Lv32)
・アクションダメージ・回復量アップII(Lv40)
※これらは従来のジョブ特性から変更ありません。
・エアロマスタリー(Lv46)
エアロがエアロラに変化する。
※“エアロ”が“エアロラ”に置き換わるようになりました。それに伴い、“エアロラ”が“エアロ”同様、詠唱時間なしで発動可能になっています。
・シークレットリリー(Lv52)
“ヒーリングリリー”が付与される。
※後述のゲージの説明でも補足しますが、ケアルやケアルラ実行時に、確率20%で“ヒーリングリリー”が付与されます。これの数(最大3)にあわせて、“アサイラム”、“アサイズ”、“テトラグラマトン”、“ディヴァインベニゾン”といった回復アビリティのリキャストタイムを短縮させて実行することができます。
ヒーリングリリー(花)の数
1のときの短縮率:4%
2のときの短縮率:10%
3のときの短縮率:20%
なお、対象アクション実行時はヒーリングリリーをすべて消費します。
・シークレットリリーII(Lv68)
アサイラムおよびアサイズのリキャストタイムを5秒短縮する。
発動条件:ケアル、ケアルラのクリティカルヒット時(発動確率20%)
※“シークレットリリー”の効果がさらに追加。“アサイズ”などはさらに使用頻度がアップしそうです。
なお、従来の“レイズ効果アップ”の特性の効果は、特性なしでも反映ずみとなっています。
白魔道士の既存アクションの主な変化
・“アクアオーラ”のダメージがなくなり、ノックバック&バインド効果のみに。
・ロールアクション化したアクション(効果は一部変更)=クルセードスタンス、プロテス、エスナ、女神の加護(“ルーシッドドリーム”に変更)、ディヴァインシール(“慈愛”に変更)
・削除されたアクション=ストンスキン、ストンラスキン
※ほかにもメディアツアー時のプレイでは、“ケアル”、“ケアルラ”の回復量アップ、“エアロ”、“ストンラ”などの威力アップ、“ベネディクション”のリキャストタイム短縮、一部のアクションの修得レベルの変更などが見受けられました。
白魔道士の新アクション
・シンエアー(Lv62/アビリティ)
一定時間、自身の魔法詠唱によるMP消費が0になるアビリティ。MPが残り少ないときの“レイズ”詠唱などに役立つでしょう。
・ストンジャ(Lv64/魔法)
ストーン系魔法の最上位版。Lv64以降の主力攻撃手段になりそうです。
・ディヴァインベニゾン(Lv66/アビリティ)
パーティメンバーひとりの被ダメージを15%軽減する、待望のバリアアクション。使用時は“ヒーリングリリー”が必要になります。
・インドゥルゲンティア(Lv70/アビリティ)
これまでにないタイプの回復アビリティで、要約すると下記のような手順で実行できます。
(1):戦闘中のパーティメンバーのHPを“ケアル”、“ケアルラ”で回復した際、20%の確率で“インドゥルゲンティア”のバフが“対象に付与”されます(30秒間)
(2):自身またはパーティメンバーに“インドゥルゲンティア”のバフが付与されているときのみ、このアビリティが使用でき、バフのスタック数が多いほど回復力がアップします。
ちょっと条件は複雑ですが、なんといっても驚きなのは、その回復力とリキャストタイムの短さ! パーティでタンクを集中的に回復しているときなどは使用機会が多いはずなので、ぜひ使いこなしたいアビリティといえるでしょう。なお、使用時は対象のバフをチェックする必要がありますが、範囲そのものは自身中心なので、その点は注意です。
▲地中から岩の柱が出現するストンジャはなかなかド派手。 |
▲この左端のバフアイコンが“インドゥルゲンティア”。スタック数にも注目。 |
白魔道士固有ジョブHUD“ヒーリングゲージ”について
特性“シークレットリリー”を修得すると表示されるようになり、ケアルやケアルラ実行時に、確率20%で“ヒーリングリリー”が付与=ゲージに花が咲いていきます。なお戦闘中かつHP減少時に回復しないと、“ヒーリングリリー”は付与されません。“ディヴァインベニゾン”を使いこなすためにも、花の数をチェックするクセをつけておきたいところ。
▲こちらは“ヒーリングリリー”が付与されていない状態。 |
▲“ヒーリングリリー”が付与されると最大で3つまで花が咲いていきます。 |
白魔道士に触れた感想
回復面で有用な新アクションが追加されていますが、それと並んで“アサイラム”、“アサイズ”、“テトラグラマトン”、“ディヴァインベニゾン”といった既存アクションの使い勝手がアップしそうな印象。今回のメディアツアーのパーティプレイの範囲では“インドゥルゲンティア”などの詳細な使い勝手を確認しきれなかったのは残念ですが、“ヒーリングリリー”がたまりやすいシビアな戦況ほど、ヒーラーとしての真価を発揮しそうです。
学者
学者のジョブ特性
・エーテルフロー効果アップ(Lv6)、エーテルフロー効果アップII(Lv20)、エーテルフロー効果アップIII(Lv40)
・アクションダメージ・回復量アップ(Lv20)
・アクションダメージ・回復量アップII(Lv40)
※これらは従来のジョブ特性から変更ありません。
・INTアップ(Lv20)、INTアップII(Lv40)、INTアップIII(Lv60)
INTが上昇する。
・MNDアップ(Lv20)、MNDアップII(Lv40)、MNDアップIII(Lv60)
MNDが上昇する。
※『紅蓮のリベレーター』スタート以降は、全ジョブのフィジカルボーナスが廃止され、そのぶんのパラメータはこちらのジョブ特性で付与されます。とくに学者・召喚士の場合は、これで時神の護符などを使用してフィジカルボーナスをリセットせずとも、自由にジョブチェンジが可能に!。
・コラプションマスタリー(Lv26)
バイオがバイオラに変化する。
※“バイオ”が“バイオラ”に置き換わるようになりました。それにともない、“バイオラ”が“バイオ”同様、詠唱時間なしで発動可能になっています。
・炎法マスタリー(Lv54)、炎法マスタリーII(Lv64)
ルインが気炎法に、気炎法が魔炎法に変化する。
※攻撃魔法の“ルイン”が、ルイン→気炎法→魔炎法と置き換わるようになりました。
・エーテルフローリキャストタイム短縮(Lv68)
エーテルフローのリキャストタイムを10秒短縮する。発動条件:エーテルフローを消費するアクションの実行時(発動確率20%)
※一定確率とはいえ、実戦ではかなりありがたい特性です。
なお、従来の“ラウズリキャストタイム短縮”の特性の効果は、特性なしでも反映ずみとなっています。
学者の既存アクションの主な変化
・“ミアズマ”の“虚弱”付与効果が削除。
・“ルインラ”の“暗闇”付与効果が削除。これで敵に暗闇耐性がつくことを気にせず使用可能になりました。
・ロールアクション化したアクション(効果は一部変更)=ウイルス(“アドル”に変更のうえ、効果変更&魔法DPSのロールアクションに)、アイ・フォー・アイ
・削除されたアクション=サステイン、ミアズラ、生命浄化法
※ほかにもメディアツアー時のプレイでは、“エーテルフロー”のMP回復効果の減少、“気炎法”の威力アップ、一部のアクションの修得レベルの変更などが見受けられました。
学者の新アクション
・深謀遠慮の策(Lv62/アビリティ)
対象のHPが半分を下回ると即回復という、かなりの保険となりそうなアビリティ。使用時に“エーテルフロー”を消費します。ボスの大ダメージ攻撃の前などが使いどころでしょうか。
・魔炎法(Lv64/魔法)
“気炎法”の上位版。前述の通り、修得後は自動で“魔炎法”と置き換わります。
・連環計(Lv66/アビリティ)
敵にかけることで、敵がクリティカルヒットを受ける確率をアップさせるという、これまでにない効果のアビリティ。竜騎士の“バトルリタニー”などに合わせると効果大!?
▲相手をアナライズするかのようなエフェクトが特徴的な“連環計”。 |
・エーテルパクト(Lv70/アビリティ)
パーティメンバーひとりとフェアリーがラインでつながり、後述のフェイエーテルを消費し続けることで、フェアリーが対象を“フェイユニオン”で継続回復します。フェイエーテルを消費するのはこのアクションだけなので、ムダなく使いこなしたいところ。
学者固有ジョブHUD“フェアリーゲージ”&“エーテルフロー”について
まず“フェアリーゲージ”はフェアリーを召喚することで表示され、“エーテルフロー”を消費するアクションを使用することでフェイエーテルが蓄積。これを消費して“エーテルパクト”を使用していきます。またこのゲージとは別に、“エーテルフロー”の残り数を表すシンボルも表示されるようになりました。
▲このゲージがフェイエーテルの蓄積量を表します。 |
▲こちらは“エーテルフロー”の残り数を表示。フェアリーゲージとは別の場所に配置することも可能です。 |
学者に触れた感想
新アクションの“深謀遠慮の策”、“エーテルパクト”などを活用することで、回復以外のアクションをこなすのにかなり余裕ができそうな予感。既存の各種バリアを含め、“ダメージを受ける前に防御策を行うヒーラー”というスタイルが、より強化されているといえるでしょう。
占星術師
占星術師のジョブ特性
・MNDアップ(Lv20)、MNDアップII(Lv40)、MNDアップIII(Lv60)
MNDが上昇する。
※『紅蓮のリベレーター』スタート以降は、全ジョブのフィジカルボーナスが廃止され、そのぶんのパラメータはこちらのジョブ特性で付与されます。
・アクションダメージ・回復量アップ(Lv20)
・ベネフィク効果アップ(Lv36)
・アクションダメージ・回復量アップII(Lv40)
※これらは従来のジョブ特性から変更ありません。
・コンバスマスタリー(Lv46)
コンバスがコンバラに変化する。
※“コンバス”が“コンバラ”に置き換わるようになりました。それに伴い“コンバラ”が“コンバス”同様、詠唱時間なしで発動可能になっています。
・マレフィクマスタリー(Lv54)、マレフィクマスタリーII(Lv54)
※攻撃魔法の“マレフィク”が、マレフィク→マレフィラ→マレフィガと置き換わるようになりました。
・ライトスピード効果アップ(Lv68)
ライトスピードのリキャストタイムを5秒短縮する。発動条件:ベネフィク、ベネフィラのクリティカルヒット時
※従来の“ライトスピード効果アップ”の効果だった与ダメージ減少効果の軽減は、特性なしでも反映ずみとなっています。同様に、従来の“アセンド効果アップ”、“ディグニティリキャストタイム短縮”も反映ずみ。
占星術師の既存アクションの主な変化
・“ダイアーナルセクト”に回復魔法効果量を上昇させる効果が追加。攻撃間隔&キャストタイム&リキャストタイム短縮効果が削除。
・“ノクターナルセクト”回復魔法効果量の上昇率がアップ。
・“アスペクト・ベネフィク”の回復量がスタンスにかかわらず一律に。さらに“ノクターナルセクト”時のバリアのダメージ軽減量がアップ。
・削除されたアクション=ルミナスエーテル、デトリメント、ステラ、ドンアク
※ほかにもメディアツアー時のプレイでは、“シナストリー”の自身の回復量上昇効果の調整、“マレフィラ”の威力調整などが見受けられました。
占星術師の新アクション
・アルカナ破棄(Lv30/アビリティ)
これまではドローしたカードを消す場合、バフアイコンから選択する必要がありましたが、新たに破棄専用のアクションが追加されました。
・アーサリースター(Lv62/アビリティ)
設置タイプのアビリティで、設置後に再度使用することで範囲攻撃&範囲回復効果を発揮します。最大の特徴は、設置後に使用せず10秒間経過することで、その効果が強化されること。設置にワンクッション必要なものの、早めに発動することも、保険として設置しておくこともできる便利なアビリティといえます。
・マレフィガ(Lv64/魔法)
マレフィク系魔法の最上位版。修得後は“マレフィラ”と自動的に置き換わります。
・マイナーアルカナ(Lv66/アビリティ)
ドローしたカードを、従来の6種のアルカナとは違う、2種のアルカナのいずれかに変化させ、キープとは違う枠で保持します。不要なカードを直接攻撃や回復に使用できるのはかなり有用といえるでしょう。
▲“クラウンロード”は単体魔法攻撃。 |
▲“クラウンレディ”は単体回復。 |
・スリーヴドロー(Lv70/アビリティ)
カードにかかわる4つのアビリティを同時に実行します。このアビリティのスゴさは固有UIの紹介時に改めて説明します。
▲“アーサリースター”は効果もさることながら、星座のようなエフェクトも美しい! |
占星術師固有ジョブHUDについて
占星術師の固有UIは下記のような内容になっています。
上記の写真の左側、“オシュオンの矢”のマークがある部分が、キープしているカード。その上にある“効果量半減・範囲化”の表記が、現在“ロイヤルロード”によって得ている効果。中央が現在ドローしているカード(下は発動できる残り時間とカード名)。一番右側が、“マイナーアルカナ”で変化したカードを表しています。そして、新アクションの“スリーヴドロー”は、この4つの枠を一度にすべて埋めるという、なかなかスゴイ技なのです!
占星術師に触れた感想
有用かつ“占星術師らしい”新アクションがそろっている感じ。とくに“マイナーアルカナ”はドローしたカードの用途をさらに広げる可能性を秘めています。ヒーラーの基本となる回復能力もアップしているといえるでしょう。
【 ジョブアクション記事まとめ(全15ジョブ)】
【 タンク・ヒーラー編 】
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学者 /
占星術師
【 近接DPS編 】
モンク /
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忍者 /
侍
【 遠隔&魔法DPS編 】
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機工士 /
黒魔道士 /
召喚士 /
赤魔道士
【 ロールアクション 】
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近接DPS /
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