2017-06-01 22:15

舞台『刀剣乱舞』義伝暁の独眼竜ゲネ速報！鈴木拡樹さん、荒牧慶彦さんらインタビュー

　本日より、天王洲銀河劇場にて開幕した舞台『刀剣乱舞』義伝暁の独眼竜。人気を博した前作“舞台『刀剣乱舞』虚伝　燃ゆる本能寺”に続き、第2弾となる本作は、伊達の4振りである、燭台切光忠、大倶利伽羅、鶴丸国永、太鼓鐘貞宗がもとの主伊達政宗と接触します。

　そんな刀剣男士を演じる三日月宗近役・鈴木拡樹さん、山姥切国広役・荒牧慶彦さん、大倶利伽羅役・猪野広樹さん、燭台切光忠役・東啓介さん、太鼓鐘貞宗役・橋本祥平さん、鶴丸国永役・健人さん、小夜左文字役・納谷健さん、歌仙兼定役・和田琢磨さんに初日を迎えた今の気持ちや、意気込みを熱く語っていただきました。


▲（上段左より）歌仙兼定役・和田琢磨さん、山姥切国広役・荒牧慶彦さん、三日月宗近役・鈴木拡樹さん、大倶利伽羅役・猪野広樹さん、燭台切光忠役・東啓介さん、鶴丸国永役・健人さん（下段左より）小夜左文字役・納谷健さん、太鼓鐘貞宗役・橋本祥平さん。

新たな刀剣男士が加入して、どのような変化がありましたか？

三日月宗近役・鈴木拡樹さん

　前回は再演という形で初演をさせていただいたのですが、今回は新作ということで新しいメンバーで作品を描いています。なので、当然座組の空気も変わりキャストそれぞれが、一生懸命作品を構築してきました。みんなで一緒に歩んでこられたのが一番大きかったように感じます。

　お話は今回も、成長の物語です。しかし、前回はもとの主の歴史を受け継いでいる形だったのが、今回はそれにあらがう刀剣男士たちもいるという変化があります。よりそれぞれの刀の歴史や、性格が色濃く描かれているお話だと思います。

山姥切国広役・荒牧慶彦さん

　前作からのメンバーは、続投というよりも新しい物語をこのメンバーで作っていくという気持ちで稽古に励んできました。僕個人としても、親しみのあるメンバーが参戦ということで、本当にうれしく思っています。また稽古も楽しく切磋琢磨して励んできたので、よりよいものになったのではないかと思っています。

燭台切光忠役・東啓介さん

　僕は初演、再演、そして今回の作品に参加させていただいて本当に光栄に思っています。しかも今回は伊達の話になると知り稽古が始まる前からどんな話になるんだろうと期待していました。また、新メンバーが入ってより頼もしい座組になったのではないかと思っています。

　稽古の段階から、伊達の仲のよさ、戦いのなかでの伊達の色が見え、早くみなさんに観ていただきたいと心から思っていました。なので、今日の初日公演を目に焼き付けていただいて、なにか心に残れば幸いです。キャスト、スタッフ一同がんばってまいりますので、どうぞよろしくお願いします。

鶴丸国永役・健人さん

　再演から引き続き参加させていただき、光栄に思っています。そして、新キャストが加わったことで新鮮な気持ちでもあるのですが伊達組ということもあり、ほっとする感情もわいています。伊達刀たちの雰囲気や絡み合いをお客様に味わっていただけたらなと思います。よろしくお願いします。

小夜左文字役・納谷健さん

　近いところでいうと細川組の歌仙兼定が新しく入ることによって、刀ひとふりひとふりがすごく深いところまでストーリーを出すことができたなと思います。また、初演で見せられなかった一面が出せ、すごく内容としてもおもしろくなっていると思います。それは、稽古の初めの頃から感じていたことで、早くみなさんに見せたいと思いながらここまできました。

新刀剣男士として、作品に参加した感想をお願いします

大倶利伽羅役・猪野広樹さん

　初演をDVDで見させていただいたときに、なんでこれに自分がいないんだろうと悔しく思っていました。なので、今回出させていただくことが決まって、率直にうれしいという感想が強くあります。2.5次元作品ではあるのですが、いい意味で2.5次元らしくなく本当に戦国時代にタイムリープしたような作品になっています。スタッフの方たちがこの作品にかけてくださっているので、僕たちも新しい刀剣男士として、新しい風を吹かせていきたいと思います。

太鼓鐘貞宗役・橋本祥平さん

　僕も今回から参加させていただいているのですが、猪野くんと一緒にDVDを見ながらやっぱり出たいな～と語り合っていたので、その2人がこの場にいられるということがとにかく幸せです。知っているキャストさんも多く、本当に楽しく、けれどやるときはやる攻めの姿勢の意識で今日までやってきました。僕たちがいい意味で流れを変えられるように今日ここまできましたので、ぜひ劇場で楽しんでください。

歌仙兼定役・和田琢磨さん

　発表させていただく前から、たくさんの方が期待してくださっているのをひしひしと感じておりました。ついに幕が開き、みなさまの前に『刀剣乱舞』の世界をお見せできるのが本当に楽しみです。よろしくお願いします。

公演に対する意気込みをお願いします。

三日月宗近役・鈴木拡樹さん

　刀の成長とはどういうことなのかという方もいらっしゃるかと思います。ですが、舞台『刀剣乱舞』を観ていただければそれを感じていただけると思います。刀であったものたちが、人として生きる旅路はまだ始まったばかりです。みなさまの応援、そしてご観劇よろしくお願いします。

山姥切国広役・荒牧慶彦さん

　前作の“虚伝　燃ゆる本能寺”で近侍として成長した山姥切国広なのですが、今作でもまた成長した姿をお見せできるかと思います。ぜひご期待ください。

大倶利伽羅役・猪野広樹さん

　『刀剣乱舞』だからこそできる時代劇というものが今回誕生したと思います。それを早くみなさんに楽しんでいただいて、僕たちも46公演すべて全力でやらさせていただきたいと思います。劇場でお待ちしております。

燭台切光忠役・東啓介さん

　初演、再演に引き続き今作品も最高の仕上がりになったと思ってくださるようキャスト、スタッフ全員で46公演駆け抜けていきたいと思っておりますので、ぜひ楽しみにしていてください。

太鼓鐘貞宗役・橋本祥平さん

　演出も音響も照明も衣装も、ものすごいものになっているので、それを超えるように派手に太鼓鐘貞宗を演じたいと思います。

鶴丸国永役・健人さん

　前作とはまったく違った鶴丸国永をお見せできると思いますので、ぜひ驚きを楽しみにしていてください。

小夜左文字役・納谷健さん

　刀としてどんな道を歩んでいくのか、楽しみにしていただければと思います。

歌仙兼定役・和田琢磨さん

　細川家の名に恥じぬように、雅な公演をみなさまにお届けしたいと思います。

　すでに千秋楽のライブビューイングやBlu-ray＆DVDの発売が決定している本作。刀剣男士たちの横のつながりや成長が感じられる、とても温かい作品になっていました。また、前作から話題の燭台切光忠の“日替わりメニュー”にも注目です！　そして、彼らのさまざまな感情があふれる表情や迫力の殺陣にも注目してみてください。作品を知る方も知らない方も、人として生きる彼らの姿に魅了されると思います。ぜひ、ご期待ください！