『巨影都市』ウルトラマン、ゴジラ、エヴァ、ガメラといった巨影の情報が明らかに

文：電撃オンライン

　バンダイナムコエンターテインメントは、今秋発売予定のPS4用ソフト『巨影都市』に関する情報を公開しました。

　本作は、グランゼーラとバンダイナムコエンターテインメントの2社で制作する、新たなSFサバイバル・アクションアドベンチャーゲーム。謎の巨大生命体や飛行する巨大物体など、人類にとっての脅威である巨大な影《巨影》によってもたらされる非日常と生き延びようとする人々の物語が描かれます。

　公開されたのは、本作に登場する“ウルトラマン”、“ゴジラ”といった“巨影”や男性主人公の三崎ケン、ヒロインの香野ユキなどの登場人物に関する情報です。

巨影によってもたらされる脅威

　夜の街を照らすネオンサイン、ビルの灯り、コンビニエンスストア、街を歩く人々の喧噪。細部まで作りこまれた都市に巨大な影が迫る――。都市に現れた巨大な影“巨影”によって、平穏が、日常が、見慣れた街並みが、その影に覆われていきます……！

　本作で描かれるのは、巨大な影によってもたらされる脅威です。人間とかけ離れたスケールで迫りくる“巨影”に人類には成す術もありません。

　“生きた脅威”を前に、人はどう行動するのか、生き残るために取る選択とは。本作は、巨影によってもたらされる非日常に中を生きる1人の人間がプレイヤーとして描かれる、“SFサバイバル・アクションアドベンチャー”です。

巨影によってもたらされた非日常を生きる、一市民の物語

　本作の主人公は特殊な力を持ったヒーローでも、大きな使命を背負った英雄でもありません。どこにでもいる普通の人間……。それが本作の主人公です。

　彼と彼の仲間たちは、容赦なく迫りくる絶体絶命の脅威から、時に協力しあい、時に対立しあいながら目的を果たしていきます。本作では、巨大な影の足元で繰り広げられる脅威とドラマが描かれます。

巨影、その正体“光の巨人”

闇夜に浮かぶ巨影の正体。都市でくり広げられる激闘、その中に光の巨人はいた。

　突如、都市に現れた2人の“巨人”。一方はビルを破壊し都市を炎に包み込みます。また、一方は光とともに現れ、都市や人を守ろうと戦います。主人公の眼前に映るのは、圧倒的スケールでくり広げられる迫力のバトル。

　生きた脅威が人々を襲う。巨人のその動き1つ1つが、人々にとっては大きな脅威になります。光の巨人はもう一方の巨人と戦い、その結果、正体を現すものとは――。

宇宙人による侵略。見せかけの友好の裏に潜む罠

　ついに正体を現した宇宙人。その名もザラブ星人――。ザラブ星人は“にせウルトラマン”に化けることで、光の巨人“ウルトラマン”を地球の敵だと誤解させようと画策していました。

　一時的にウルトラマンを退けたザラブ星人は、引き続き街を破壊していきます。ビルから覗くザラブ星人による蹂躙。圧倒的な破壊の前に、人々は成す術もありません。その猛攻は、主人公とヒロインを追い詰めていきます。

巨影、その正体“怪獣王”

夜を切り裂く2つ咆哮。ゴジラVSキングギドラ、今まさに最大の戦いが始まった。

　目的のビルへと急ぐ主人公たち。その時、夜の街に2つの巨大な影が迫ります。光線が走り、ビルは炎に包まれ、騒然とする街を2体の巨大怪獣の咆哮が切り裂きます。目的を果たすため、主人公たちは沈みゆく都市を駆け抜けることになります。

　探索船に乗り合わせた主人公たちの前に、巨大な水しぶきをあげて姿を現す“怪獣王”。“ゴジラ”と人類の邂逅。その巨体の動きに、成す術もなく揺れ惑う船。積載されたコンテナが暴れ狂い、衝撃にくず折れる鉄塔の中、主人公たちの脱出が始まります。

眼前で巻き起こった2体の巨大怪獣たちによる決戦

　巨大な怪獣同士のぶつかり合い。その衝撃にビルは震え、窓が割れます。その圧倒的な迫力、非日常に人々は立ちすくみます。

巨影、その正体“汎用ヒト型決戦兵器”

人類に脅威をもたらす巨人。立ち向かうのは、人を模した汎用ヒト型決戦兵器

　主人公たちの前に現れた新たな巨影。それは、人類にとっての脅威、4番目の使徒でした。使徒の猛攻に反撃も虚しく攻撃機は次々に撃墜されていきます。その時、地上に姿を現したエヴァンゲリオン初号機は、ガトリング砲を手に第4の使徒と対峙します。

　第4の使徒に向けてガトリング砲を連射するエヴァンゲリオン初号機。射出された無数の薬莢がアスファルトを叩きます。しかし、A.T.フィールドによって使徒にはまったく攻撃が通用していない様子。悠然と侵攻する使徒に抗う術はあるのでしょうか。

使徒の力に圧倒され膝をつく。絶体絶命の窮地に追い込まれたその時、暴走は起きた。

　第4の使徒のA.T.フィールドによって攻撃が通用せず、エヴァンゲリオン初号機は追い詰められていきます。頭部を損傷し擱座する初号機。しかし、機能を停止したと思われた初号機は獣のような咆哮を上げ再起動し、使徒に襲い掛かるのでした。

巨影、その正体“飛来する大怪獣”

ガメラは地球の敵を許さない。宇宙からの侵略に対抗すべく、大空から大怪獣が舞い降りた。

　脅威から逃れるべく地下鉄に逃げ込んだ主人公とヒロイン。しかし、電車は緊急放送とともに突如停車します。徒歩で地上へと脱出すべく、暗闇に包まれた駅構内を乗客とともに進む主人公たちの前に、見たこともない異形の怪物が迫ります。

　見上げたビルには植物状の巨大な草体が根を張っていました。居合わせた多数の野次馬たちの前に、地下から出現したソルジャーレギオンが迫り、人々を襲い始めます。一転してその場がパニックと化したその時、空から大怪獣が舞い降りました。

地下の暗闇に潜む多数の影。草体の根が張り、地下迷宮と化した窮地からの脱出

　懐中電灯を手に、ヒロインとともに暗闇を進む主人公。多数のソルジャーレギオンが待ち受ける中を掻い潜り、地上を目指します。地下鉄の駅構内は、レギオン草体の根により移動が制限され、迷宮の如く主人公たちの行く手を阻みます。

登場人物

　本作の主人公となる三崎ケン、松原ミハルやヒロインの香野ユキなど、本作の登場人物が公開されました。

男性主人公：三崎ケン（声優：佐藤拓也）

　舞台となる街に住んでいる青年で、この物語の主人公です。雨が降るある日の夜、不思議な閃光を見た後、さまざまな巨大な影に遭遇することになります。

　大切な人と待ち合わせている公園に向かおうとしていたところ、突如現われた巨大な影が街を破壊し始めます。彼は公園で待っている彼女を助け出すため、巨大な影が蹂躙する方へ駆け出すのでした。

※プレイヤーの選択により、会社員、学生などの立場や初期服装、髪型が変化します。
※服装や髪形は、ゲーム中に変更できます。
※男性/女性主人公はプレイ開始時に選択できます。また、氏名も変更できます。

女性主人公：松原ミハル（声優：明坂聡美）

　舞台となる街に住んでいる若い女性で、この物語の主人公です。不思議な閃光を目撃したことをきっかけに、街を破壊する巨大な影に遭遇することになります。

　彼女は巨影の脅威にさらされる街の中で、さまざまな人と出会います。助けを求める人、協力の手を差し伸べてくれる人、混乱に乗じて利用しようとしてくる人、はては彼女の命を狙う者……！

　彼女は巨影によって極限状態となった人々の思惑に渦に巻き込まれながら、生き延びていくことになります。

※プレイヤーの選択により、ビジネスマン、学生などの立場や初期服装、髪型が変化します。
※服装や髪形は、ゲーム中に変更できます。
※男性/女性主人公はプレイ開始時に選択できます。また、氏名も変更できます。

ヒロイン：香野ユキ（声優：上田麗奈）

　巨大な影が現われた時、主人公と公園で待ち合わせていた若い女性で、この物語のヒロインです。主人公とともに、街に現れた巨大な影の脅威の中を生き延びていきます。

　少し臆病な性格で、巨影によるかつてない異変の中、主人公に大きな信頼を寄せていきます。普段は少しのんびりしていて、誰に対しても優しく気さくで、困っている人を放っておけない性格です。

※プレイヤーの選択により、初期服装・髪型が変化します。
※服装や髪形はゲーム中に変更することができます。
※“恋人”、“友だち”など“主人公との関係性”を選択できます。

Webライター：大塚秀靖（声優：竹内良太）

　特ダネを狙って巨大な影を取材するWebニュースのライター。がさつそうで一見してかかわると厄介そうな男です。普段はWebニュースに記事を寄稿しており、主にサブカルチャーやゴシップなどを扱うかたわら、企業や政府の不正を暴き、強請るようなこともしています。

　非常に金に執着しており、特ダネを撮るためなら危険をいといません。また、誰でも利用しようとします。主人公と巨大な影の出現に何かしらの因果関係があるとにらんでいます。

ジャーナリスト：柏木リサ（声優：甲斐田裕子）

　主に社会問題やサブカルチャーを取材し、ニュースサイトへ記事を投稿しているジャーナリスト。巨大な影による異変に巻き込まれた中で主人公らと出会います。

　頭脳明晰で行動派。気配りができ、周囲にも優しい大人の女性で、折に触れ主人公たちの危機を救ってくれます。Webライターの大塚とは知り合いですが、彼の金に汚く自己中心的なところををひどく軽蔑しています。

都市に迫る新たな巨影

　暗闇を切り裂く銃声、迸る火花。新たな巨影が現れ、巨人のフィールドに戦いの幕は上がります。その正体は、続報で発表されるとのことです。

※画面は開発中のものです。
※このゲームはフィクションであり、実在の人物・事件・団体とは一切関係ありません。
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