野獣ワイルドな先輩はじつは…?『マジデ』新キャラキャストインタビュー第3回は阿座上洋平さん
現在公開されている第15章以降の、新たな物語の追加が発表された『マジカルデイズ The Brats’ Parade』。それに伴い5名の新キャラクター&キャラクターボイスが発表となりました。そんな彼らを演じるキャスト陣の収録後インタビューが到着。第3回は野獣ワイルドな3年代表・ブライアン=ベネットを演じる阿座上洋平さん。
ブライアン役・阿座上洋平さん
――今回担当されたキャラクターはどのような人物でしょうか。
ぶっきらぼうでクールを装ってはいますが、じつはすごくかわいい子なんですよ。主人公を放っておけずに「あああ! 貸せ!」と手伝ってしまったりとか、意外と世話焼きな一面があります。そういう彼のギャップを感じていただけるように、がんばって演じさせていただきました。
――キャラクターの第一印象はいかがでしたか?
最初にイラストを見た時には、見た目通りのクールな感じなのかなと思っていました。次に設定資料を見たら野獣ワイルドと書いてあって、「ん? 野獣とはどういうことだろう?」と思ったんですよね。そして最後に台本を読んだら、すべて納得しました(笑)。どうやってキャラクターを作っていくか、すごく楽しく考えることができました。
――演じる際に意識した点について教えてください。
ブライアンの声はわりと出しやすいというか、僕自身の地声に近いほうだと思います。低めで荒っぽく、がなり声を出すシーンなどもあるのですが、おかげで演じやすかったですね。ただし、普通に叫ぶだけだと熱血なキャラクターになってしまうので、そこは自分のなかでセーブするように意識しました。ブライアンはきっと、自分ではクールだと思っていると思いますので(笑)。
逆に周りに振り回されるようなシーンでは、リミッターをはずして演じるようにしました。意外と世話焼きだったり、お化けが苦手だったりするところもありますので、そのあたりはちゃんと素を出したほうがいいかなと思って演じさせていただきました。
――お気に入りのセリフや、印象に残ったセリフはありましたか?
「~~だったらやってやってもいいぜ……いや、あんのかよ」みたいなセリフがあるのですが、そういう「やれやれ」といった雰囲気のシーンは演じていて楽しかったです。あとブライアンは子どもの頃泣き虫だったので、「泣かされた」というワードに敏感なんですよ。会話の中で普通だったら流してしまうようなことでも、「泣かされたな……あ、違う。俺は鍛えられてたんだ」みたいに強がるところとかはすごくかわいいと思いました。
そんな彼ですが、作中では男泣きするシーンもあるんです。とある動物ものの名作アニメを観て泣いたシーンは、僕も動物が大好きなので、気持ちがとてもよくわかりました。動物ものはずるいですよ。それにブライアン自身、動物に対してはひと一倍思うところがあるので、なおさら感動したんじゃないでしょうか。
――動物にはかなりの思い入れがあるのでしょうか。
そうですね。ブライアン自身は動物もですが魔法生物に愛着があり、育ててもいるんですよね。一方外では同じ種族を退治しなければいけない。そんな状況に彼は葛藤を感じているんです。じつは悔しい想いを心の内に燃やしているのですが、感情的になりすぎないよう本人は心がけていますので、そのあたりは演じるうえで力を入れたところでもあります。
――作品の中で関わりの深いキャラクターはいますでしょうか。
ユリウスとは幼なじみなので、作中でも結構絡んでいるかかと思います。ユリウスはお金持ちのボンボンで、なんでも自分の言うとおりになると思っている自信家タイプなので、結構ブライアンがユリウスに怒っているシーンがありましたね。それでもユリウスを憎めないところが、ブライアンの優しい部分かなと思います。
――本作は魔法学園が舞台ですが、もし魔法が使えるとしたら、どんな種類の魔法を使ってみたいですか。
やっぱり空を飛びたいです。ワープ機能とかがあると、すごくいいなと思いますね。飛行機からも空は見えますが、それはあくまでも機内から見ている世界なので、ちゃんと自分の魔法で空を飛んで、上空から海を眺めたりとかしてみたいですね。移動時間も楽しいものですが、イギリスに行くのに10数時間かかるんだったらワープしてすぐ行きたいですよね。でも上空はかなり寒いと思うので、違う魔法も組み合わせていきたいと思います(笑)。
――最後に、読者へのメッセージをお願いいたします。
とても魅力的な作品です。自分も魔法が使えたら楽しいだろうなとか、自分が彼らの寮に入ったら、どんな魔法の授業を受けたいかなどなど、想像しながら遊んでいただけたらきっと楽しいと思います。登場人物たちは魔法も使えますし、人狼など人間ではないキャラクターもたくさんいます。そういう意味では、ブライアンも二重三重にいろいろ味わえるキャラクターだと思いますので楽しみにしてください。
また、これは僕の実力次第になってしまうところではあるのですが、セリフのなかに詰まっているブライアンの感情を読み取っていただけたらうれしいです。単純にぶっきらぼうに言っているわけではなく、じつはこんな想いや関係性があってのセリフなんだなとか、信頼しているからこそ言える言葉なんだといった、セリフに込められたものがたくさんあります。
僕もブライアンの言葉ひとつひとつに対して、彼の背景や周囲との関係などをいろいろ考えながら演じましたので、そういうことを意識していただけると、よりブライアンが魅力的なキャラクターに感じられると思います。第二部も核心に迫るストーリーになっていると思うので、自分なりの楽しみ方を見つけつつ進めていただけるとうれしいです。よろしくお願いします。
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次回はタイガ役・加藤将之さんのインタビューをお届け予定。どうぞお楽しみに♪
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