村瀬歩さん、KENNさんらが絵心対決に奮闘!? アニメ『将国のアルタイル』ステージ
7月7日より放送開始予定のTVアニメ『将国のアルタイル』の、スペシャルステージがアニメジャパン2017で開催! 犬鷲(いぬわし)使いの少年が、戦乱の世で生き抜く姿を描く本作は、『機動戦士ガンダムUC』や『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』を手がけた古橋一浩監督と、『この世界の片隅に』や『ユーリ!!! on ICE』のアニメ制作を担当したMAPPAがタッグを組んだ、大注目の新作アニメです!!
ステージに登壇されたのは、村瀬歩さん(マフムート役)、古川慎さん(ザガノス役)、小西克幸さん(スレイマン役)、KENNさん(キュロス役)、諏訪部順一さん(アビリガ役)、津田健次郎さん(ルイ役)。豪華なキャスト陣に、会場からは大きな拍手が送られました。
『将国のアルタイル』とは?
まずは『将国のアルタイル』の世界観が、司会の柳原さんから説明されます。まるで社会科の授業のような解説に、思わず「柳原さん、世界史の先生みたいだね!」と小西さん。すると、すかさずKENNさんが「先生、地図に書いてある船はなんですか?」とキュートにボケる一幕も! 柳原さんに「海という表現です!!」と激しいツッコミを入れられて、うれしそうにされていました♪
主人公サイドのキャラクターを、キャスト陣が解説!!
物語は、主人公・マフムートの出身国であるトルキエ将国と、敵国のバルトライン帝国の戦いを舞台とし、12年前に終結したはずの戦争が、再び巻き起こる様子が描かれます。
トルキエ将国の陣営は、マフムート、ザガノス、スレイマンです。主人公のマフムートは、最年少で将軍(パシャ)の地位までのぼりつめた、有能な人物。村瀬さんは、「僕が演じるにふさわしいですよね!」と笑顔でコメントされます!
一方、古川さんは「僕が演じたザガノスは、マフムートとは対称的なタカ派の将軍です」と、わかりやすくキャラクターを解説。つづく小西さんは「簡単に言うと、古川くんが演じるザガノスのパシリです」とザックリ説明し、客席も大爆笑でした!
また、キュロスに関しては「権力におぼれるポイニキア市長の息子で、スレイマンとの出会いで運命が変わったキャラクターです」とKENNさん。物語で、キュロスがどのように変わっていくのか、要チェックです!
諏訪部さんは、演じるアビリガについて「非常に身体能力が高いキャラクターです」とコメント。くわしいキャラクターについては、物語を追いかけながら知ってほしいとも語られていました。
敵陣のバルトライン帝国のキャラクターについて
主人公と敵対関係のバルトライン帝国に属するのは、ルイです。ルイについては「筆頭大臣で、侵略を推し進めています。夜な夜な地図を描いているというキャラクターです」と、津田さん。主人公の強敵だということなので、お楽しみに♪
スペシャルゲストの小林ゆうさん、櫻井孝宏さんが登場!
そして、ここでスペシャルゲストが登場! 小林ゆうさん(レレデリク役)、櫻井孝宏さん(グララット役)がステージに駆けつけてくれたのです!! これには客席もビックリ♪ 大きな声援がステージへ送られました。
これで、バルトライン帝国陣営のキャストが3人そろいます。すると津田さんが、バルトラインの“ル”を巻き舌にするようにと、小林さんに助言。まじめな小林さんは、「その巻き舌は、どうやってやるんでしょう!?」と、津田さんに教わる場面も。
そんな暴走気味のお2人の隣で、「バルトライン帝国の女性公爵で、性格は荒々しいんです」と諏訪部さんがレレデリクについて解説。それを受けた小林さんは、「諏訪部さん、ありがとうございます! そうなんです、説明バッチリです!!」とコメントされました。
つづいて、グララットについて「レレデリク様の側近で、自身もかなり強い力を持っているんです」と、櫻井さんがコメント。お2人が演じるキャラクターも個性的で、アニメ放送がますます待ち遠しくなりますね!
音声クイズ&お絵かきにチャレンジ! 勝敗の行方は?
ここで、キャラクターの陣営ごとに、キャスト陣を2チームに分け、音声クイズ勝負がスタート! クイズに正解すると、お絵かきチャレンジが有利になるイラストカードがゲットできるというルールです。チーム分けは下記の通りでした。
・トルキエ&ポイニキア連合チーム:村瀬さん、古川さん、小西さん、KENNさん
・バルトライン&ヴェネディック連合チーム:津田さん、小林さん、櫻井さん、諏訪部さん
Q1.AからCの3つのうち、本物の犬鷲の鳴き声は?
3種類の音声から、本物の犬鷲の鳴き声を当てるという、最初から難易度の高い問題! 困った様子のKENNさんは、客席へ「わかる? 教えて!」と投げかけます。一方、バルトライン&ヴェネディック連合チームは、答えがすぐ決定したようでした。
選んだ答えは「僕らはAです」と、村瀬さん。自信満々の諏訪部さんは「Cで!!」と断言!
気になる答えは……Aが犬鷲で、Bがイルカ、Cがポメラニアンの鳴き声でした! これには津田さんが諏訪部さんに「ちょっとー!!」とクレームをつける場面も! 「ごめん、犬が好きすぎたみたい」と諏訪部さんがコメントし、キャスト陣、客席ともに大爆笑でした♪
そして、トルキエ&ポイニキア連合チームに犬鷲のイラストが、バルトライン&ヴェネディック連合チームにはポメラニアンのイラストが渡されます。
Q2. AからCの3つのうち、本物の馬が走っている足音は?
先ほどの問題より、易しく感じられて「これはわかるでしょう!」と、KENNさん。小西さんは「で、正解はどれですか?」と、問題がはじまる前からユニークなボケで会場をわかせます。
いざ、音声が流れると……これがかなり難しい!! 「あーわかんなかったー!!」と悔しそうに村瀬さんがコメント。その隣で、バルトライン&ヴェネディック連合チームは、かなり真剣に答えを相談している様子でした。
両チームの回答は、津田さんが「Cです!」と即答したのに対し、村瀬さんは、「AとBどっちがいいですか?」と柳原さんに答えを聞き出す作戦に!! 悩んだ末、「じゃあBで」と、まるで定食メニューを注文するかのように、答えたのは小西さん。
結果、Aがチーター、Bがハイヒール、Cが馬の足音で、見事バルトライン&ヴェネディック連合チームが正解! 1問目と同じく、ハイヒールのイラストがトルキエ&ポイニキア連合チームへ、馬のイラストがバルトライン&ヴェネディック連合チームに渡されました。
獲得したイラストを使い『将国のアルタイル』のキービジュアルを作成せよ!
トルキエ&ポイニキア連合チームは、“犬鷲”と“ハイヒール”のイラストカードを、バルトライン&ヴェネディック連合チームは“ポメラニアン”と“馬”のイラストカードを使い、用意されたホワイトボードに、『将国のアルタイル』のキービジュアルを描くことに!
お手本となるキービジュアルを参考に、どこまでオリジナルで描けるかの勝負です。黙々とペンを走らせる、村瀬さんと古川さん。対するバルトライン&ヴェネディック連合チームは「ゆうちゃんに任せておけば間違いない!!」と諏訪部さん。画伯として有名な小林さんが、どのようなイラストを完成させるのか、会場は固唾をのんで見守ります。
夏にペンギンが空を飛ぶ!? 村瀬画伯が炸裂!!
できあがったイラストを、トルキエ&ポイニキア連合チームからオープン! そこには、古川さんが描いた“ハイヒールにまたがるマフムート(?)”のイラストが!! その脇には、“つよそう”と書かれていました。
アニメは夏に放送ということで、「夏っぽいスイカとペンギンを描きました!」と村瀬さん。「ペンギン夏に関係ないし、空飛んでるじゃん!」と小西さんに鋭いツッコミを入れられていましたよ♪
会場の期待を裏切らない画伯、小林さんのマフムート!!
つづいて、バルトライン&ヴェネディック連合チームのイラストがお披露目されると、会場からは大きなどよめきが!! 右から、某アニメ映画のポスターを模したイラストや、あえて逆さにして使ったポメラニアンなど、じつにフリーダム。
ちょっとした空間に、みなさんのサインが書かれていたのも見逃せませんが、なんといっても小林さんのイラストに、客席は大興奮!! 小林さん曰く「キービジュアルのマフムートを、参考に描かせていただきました」とのこと。馬のイラストカードの位置も、こだわりがある様子で、最後まで微調整するという徹底ぶりでした♪
最後に客席が、どちらのイラストが気に入ったか、判定する時間に。両チームを拍手する音は奇跡的に同じ量で、結果は引き分け!! こうして、ゲームコーナーは大きな拍手に包まれるなか、大団円で幕を閉じました。
主人公のマフムートを演じる村瀬さんから、みなさんへメッセージ
ラストのあいさつでは、村瀬さんから番組を楽しみに待つファンのみなさんへ、メッセージをいただきました!
村瀬さん:内容はいろいろな人々の思惑が絡み合う、シリアスな物語になっています。キャスト陣も、みなさん自由で楽しい方ばかりなので、大船に乗ったつもりで収録をがんばれそうだなと、思っています! 原作は19巻まで発売中で、僕も読んだのですが、一気に読んでしまいました!! スケールが大きく、とても魅力がつまった作品なので、アニメがはじまる前に、ぜひコミックを読んでいただきたいなと思います。7月からのアニメ放送を、楽しみに待っていてください。
エキゾティック英雄譚『将国のアルタイル』はMBS/TBS/BS-TBS“アニメイズム”枠で7月より放送開始予定です。また、Webラジオも配信スタート! パーソナリティーはマフムート役村瀬歩さん、キュロス役のKENNさん♪ 今年の夏は『将国のアルタイル』で、熱い夏になりそうですね!!
(C)カトウコトノ・講談社/将国のアルタイル製作委員会