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2017年7月26日(水)

【電撃PS】『Destiny 2』ストーリー冒頭から各種モードが体験できたベータテストプレイレポート

文:電撃PlayStation

 SIEより9月6日(水)発売のPS4ソフト『Destiny 2』。本作は2014年に発売されたアクションシューティング『Destiny』の続編で、プレイヤーは、謎の球体"トラベラー"の光によって力を得た戦士"ガーディアン"となって人類に襲いかかる危機と戦うのが目的です。

 今作では、強大な軍事帝国を築く"カバル帝国"の総督"ガウル"率いる特殊部隊"レッドリージョン"がおもな相手となります。

 今回は、7月19日(水)から26日(水)にわたって行われた本作のベータテストの模様をお届けします。

『Destiny 2』

イベントシーンや公開エリアでの共闘が楽しめたストーリー冒頭“帰郷”

 ゲームをスタートすると3タイプあるガーディアンのクラスから1つを選んで冒頭のストーリーミッション“帰郷”が始まります。このミッションは、レッドリージョンによる奇襲攻撃を受けた人類唯一の都市"シティ"が舞台で、前作までガーディアンが集うソーシャルスペースだった"タワー"へ主人公が救援に向かうという内容。ミッションの一部はこれまでのゲームイベントなどで公開されてきましたが、今回はその前後のイベントを含めたフルバージョンがプレイできました。

『Destiny 2』

 ミッションはタワーハンガーから塔北部へと、前作プレイヤーが見慣れた場所を横断する形で進行。途中の塔展望のプラザで、ガーディアンを率いるバンガードのザヴァラ司令官と共闘するシーンは、ほかのプレイヤーとマッチングして一緒に戦える公開エリアとなっていて、ガーディアン同士が協力して敵を撃退する『Destiny』らしい戦闘が楽しめました。

『Destiny 2』

 冒頭ミッションとはいえ敵は手ごわく、前作に登場したカバルとは異なる攻撃をしてくるものも多いため、戦闘はしっかりとスキルを使いつつ、相手の弱点を突いて倒す歯ごたえのあるバランスに。

 ラストはトラベラーの光を失った主人公が、総督ガウルによってカバルの宇宙船から突き落とされたところで終了。

 この先、力を失ったガーディアンがいかにして復活をとげるのか? 続きが気になるミッションとなりました。

 冒頭ミッションを終えると各種エリアへの入口となる"オービット"からほかのゲームモードを選択できるように。ベータテストでプレイできたのは協力プレイモードの"ストライク"と対戦モードの"クルーシブル"です。

 ベータテストでも各モードをクリアすると武器や防具が報酬としてもらえ、限定的ながらガーディアンをカスタマイズすることが可能でした。

広大なエリアをカタパルトで飛び越えていくストライク“反転したスパイア”

 ストライクで体験できたミッションは、土星と冥王星の間を公転する小惑星"ネッスス"が舞台の“反転したスパイア”。

 ネッススは過去にあった人類の黄金時代に緑化された模様が、現在では人類に敵対する種族のひとつ"ベックス"が支配していて、そこにカバルが侵攻しているようです。

 なお、ミッションのスタート地点には、さらにほかの敵対種族"フォールン"の存在も確認、ほかの種族と縄張り争いを繰り広げています。

『Destiny 2』

 ミッションはベックスによって作り替えられた遺跡のような地形で争う、カバルとベックスの間をかきわけるように進んでいきます。道中にある大きな谷間はカタパルトのような装置に入ることで飛び越えることが可能。

 広大なエリアを一気に飛び越えて進むのは爽快で、ネッススの美しい景色も楽しむことができます。

『Destiny 2』

 道中には、砲撃でクレーターのような穴があちこちに開いた荒野や、カバルが設置した巨大な掘削装置を潜り抜けて進むなど同じネッススのなかで多彩な展開が見られ、ストライクとして前作と比べるとやや長めのプレイ時間ながらも、じっくり楽しめる内容なのが印象的でした。

『Destiny 2』

 なお、今回のベータテストのストーリーやストライクでは、倒した敵が落とす弾薬では補充が追い付かずに弾切れを起こしたり、ボスを倒すのに時間がかかることがありました。ただし、公式サイトによると実際の製品版ではベータテストのバージョンから改善が進められていて、敵が弾薬アイテムを落とす頻度やボスの体力、敵への武器ダメージなどが変更されるとのこと。バトルにてこずった人も安心して製品版の発売を待ちましょう。

4対4でのスピーディーな展開が楽しめたクルーシブル“コントロール”“カウントダウン”

 今作から4人対4人の対戦形式が主流となったクルーシブル。ベータテストでは、カジュアルに楽しめる“クイックプレイ”と激戦が予想される“対戦モード”の2つのモードが用意されていました。

 クイックプレイは小惑星ネッススの"無限の谷"での“コントロール”、対戦モードは地球のシティ"市街地"で“カウントダウン”がプレイ可能です。

 コントロールは前作にもあった3カ所のポイントを占領&維持しつつ相手を倒してポイントを稼ぐルールですが、4対4にマップは小規模に。

 また、各ポイントが三角形を結ぶような感じで配置され、ひんぱんに占領ポイントの位置が入れ替わるようになっているのが印象的でした。

『Destiny 2』

 カウントダウンは、『Destiny 2』で導入される新ルール。ガーディアンが攻撃側と防衛側に分かれ、攻撃側はマップ内に2カ所あるカバル製の爆弾のどちらか1つに時限装置を仕掛けて爆破させれば勝利、防衛側はその阻止が目的となります。

 このルールではやられたガーディアンは自動復活できず、味方による蘇生も回数が制限されているため、いかにして数的優勢をとって戦うかがコントロールよりも重要となります。バトルは1戦ごとに攻守を替えて行われ、6勝した側が最終的な勝者となります。

『Destiny 2』

 ベータテストのクルーシブルは、いずれのルールも展開が非常にスピーディで、テンションの高いバトルが楽しめました。また、対戦人数が4対4になったぶん、味方の位置をより意識して、いっしょに戦えるように立ち回ることも重要に感じられました。

 さらに、今作からショットガンやフュージョンライフルなどの一撃で相手を倒しうる武器はパワーウェポンカテゴリにまとめられていて、その弾を拾う場所が定期的に出現するため、弾をしっかり回収して戦いに役立てる立ち回りも大切になったと思います。

新たなソーシャルスペース“奥地”は緑の深い開放的なエリア

 『Destiny 2』では、レッドリージョンに制圧されたタワーに代わって、ガーディアンたちが集まるソーシャルスペース"奥地"が登場。ベータテスト中の7月24日(月)の2:00から約1時間だけ、この奥地エリアが開放されました。

『Destiny 2』

 奥地は、地球のEDZ(ヨーロッパ・デッドゾーン)にある廃墟に作られたガーディアンの拠点。

 かつての農家の廃墟と思われる場所にテントなどの機材を持ち込んでキャンプ場のような場所が作られています。周囲は深い森に囲まれ、小川や水車などがあってけっこう癒される感じ。

 ベータテストではまだNPCは配置されていませんでしたが、「たぶんここに誰かいるんだろうなー」という雰囲気は感じられました。

『Destiny 2』

 エリアにはサッカー場が設けられていて実際にボールをけって遊ぶことができます。ゴールを決めると花火が上がるなど細かい場所も凝っていますね。

 さて、今回のベータテストですが、一部製品版では改善が予定されているものがそのまま残ってはいたものの、新たな世界とシステムを十分に楽しめた非常に満足のいくものでした。

 製品版では、これに各エリアを探索するオープンワールド要素や、経験値の取得や装備集めによるガーディアンの成長要素なども加わり、ボリュームは大幅にアップ。

 総督ガウルに突き落とされた主人公の運命も含めて発売が待ち遠しいベータテストになりました。

電撃PSプレミアムイベント2017夏に『Destiny 2』が出展

 8月19日(土)に開催される“電撃PlayStationプレミアムイベント 2017 夏”には、この『Destiny 2』がステージ出展されます。

 電撃PSプレミアムイベント2017夏は下記の概要で実施し、トークショーや注目タイトルの試遊などにご参加いただけます。応募の際に希望の枠を選んでいただき、抽選で合計400人の方が参加可能です。

電撃PSプレミアムイベント2017夏

【日時】
2017年8月19日(土)12:00~20:00(予定)

【場所】
都内某所
※会場までの交通費は自己負担となります。

【内容】(各時間は追って告知いたします)
●『新次元ゲイム ネプテューヌVIIR』&
 『限界凸城 キャッスルパンツァーズ』(ステージ/試遊)
●『ARK:Survival Evolved』(ステージ/試遊)
●『Destiny 2』(ステージ)
●『New みんなのGOLF』(ステージ/試遊)

お問い合わせ先:info@dps-event.com
主催:株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス
運営:協立広告株式会社

 イベント参加を希望される方は、下記の“参加応募”から、空メールを送信頂き、返信メールに記載のURLよりご応募ください!

 イベント参加応募締め切りは、【2017年7月31日(月)23:59】までです!

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