津田健次郎さん、鈴木裕斗さん、平川大輔さんが着物姿で登場! 『和奇伝愛』イベントレポ&独占インタビュー
6月11日に神楽坂にある赤城神社氏子参集殿(あかぎホール)で、オトメイトレコードの人気シリーズ『和奇伝愛』より、特別編ドラマCD『巫ノ物語』の発売記念イベントが開催され津田健次郎さん(巫役)、鈴木裕斗さん(琴音役)、平川大輔さん(赤翅役)が登壇されました。イベントの模様とイベント終了後のインタビューをたっぷりお届けします!
▲イベント会場では、アクリルキーホルダーも先行販売されていました。どのキャラクターも、とってもカワイイですね! |
CDのヒット祈願にも参加!
トークショーが始まる前に、出演者と制作スタッフが参加するご祈祷が行われました。宮司さんが読み上げる祝詞を真剣な面持ちで聞く3人。ご祈祷は玉串を奉納し、最後はお神酒をいただいていましたよ。
クイズやトークで作品を振り返るコーナー
イベント会場に移動し、トークショーがスタート! 着物姿で登場した3人に、会場へ集まったお客さんから歓声が上がります。まず始まったのは“極秘会合”というコーナー。作品やキャラクターについて、改めて掘り下げようといったコーナーです。
物語の説明をしている際に、津田さんが「みなさんもすべての感情を取り戻して、この会場に来ているわけですね!」(※『和奇伝愛』の主人公は、津田さん演じる巫に、ある理由から6つの感情を奪われてしまうという設定があります)と話題を振るなど、お客さんとのやり取りも交えながらイベントは進みました。
次に始まったのはクイズコーナー。3人が演じているキャラクターの未発表の設定をもとに問題が出題されていきます。キャラクターの見た目や、これまでのシナリオから一生懸命考える3人。しかし公式の回答は斜め上をいくものが続出!?
とくに「赤翅がプロ並みに料理が上手くなった理由は?」という問題では、なんと答えがモザイク処理されていました……!! これには3人もお客さんと一緒に大爆笑。「絶対下ネタだよ(笑)」と、想像を超えた変化球に、トークが盛り上がるのでした。
▲司会進行は鈴木さんが担当。フリーダムな展開に進む津田さん&平川さんを、笑顔で見守っていました♪ |
怒から楽へ変化するシチュエーションを演じる難題にトライ!
続いて始まったのは“一言入魂”という、生ラジオでもおなじみのコーナーです。BOXのなかからシチュエーション+セリフが書かれた紙を引き、喜怒哀楽のどの感情でそのお題を読んでほしいかをお客さんの多数決で決めるといったもの。
トップバッターを務めた津田さんは怒と楽が多く、怒から楽に変化するという難しいシチュエーションを披露! ドSな雰囲気からチャライ雰囲気になっていき、セリフを言い終わったあとに「なんだこれ(笑)」と、演じた津田さんも困惑気味の表情を浮かべていました。どんな雰囲気になるかは、お客さんの手腕(?)にかかっているようです……!
2番手の平川さんは喜が多く、とっても甘~く演じてくれました。さすがとしか言えない演技に、聞いていた津田さん&鈴木さんが恥ずかしそうな表情をしていたのが印象的でした。
そしてラストは鈴木さん。多数決の結果は怒が多く、オラオラ系の男の子を演じてくれました。普段カワイイ系や穏やか系を演じることが多い鈴木さんのめずらしい演技に、お客さんから歓声が上がっていました。
津田さんの誕生日をみんなでお祝い!
笑いあり胸キュンありなコーナーが続き、そろそろ終わりの時間が近づいてきた頃、突然「ちょっと待ったー!! まだ終わらせないぜ」と平川さんが待ったをかけます。
何が始まるのかと客席がざわついていると「今日は何の日かわかりますか? 津田さんの誕生日です!!」と笑顔の平川さん。するとステージに、誕生日ケーキが登場!! おどろきを隠せない津田さんに、さらにサプライズは続き「僕たち『和奇伝愛』の出演メンバーで手紙を書いてきました。ほかの出演者の部分は代読させていただきます」と告げる鈴木さん&平川さん。
まるで愛の告白のような熱いメッセージの数々に、津田さんは静かに耳を傾けていました。朗読が終わり、手紙とともに『和奇伝愛』のイラスト担当している山田シロ先生による描き下ろしイラストを受け取ると「みんな描いてくれたんだ」とうれしそうな津田さん。すると平川さんが鈴木さんにソッと耳打ちし、「みなさんで一緒にハッピーバースデーを歌いましょう!」とお客さんと一緒にバースデーソングを大熱唱! とってもステキなサプライズで、イベントは幕を下ろしました。
▲数々のサプライズが成功して、津田さんだけではなく、鈴木さん&平川さんも満面の笑みを浮かべていました♪ |
『和奇伝愛』イベント終了後独占インタビュー
イベント終了後、独占インタビューをさせていただけることに! イベントの感想をはじめ『和奇伝愛』に関する思いについて津田さん、鈴木さん、平川さんにたっぷり語っていただきました。
――『和奇伝愛』初のイベントですが、出演されたご感想をお願いします。
平川大輔さん(以下:平川):今回はトークショーの前に出演者だけが参加するご祈祷もあったんです。これまでにも何回かご祈祷をしていただいたことはあるのですが、毎回特別な厳かな雰囲気がありますね。しかも今回は着物も着せていただいて、なおのこと身が引き締まる思いでした。
津田健次郎さん(以下:津田):フル装備だもんね。僕もご祈祷していただいたことはあるのですが、神社の中でご祈祷をしてもらったあとに、着物のままイベントに出させてもらうのってステキだなって思いました。ご祈祷といえば、玉串の使い方を教わってなかったので自分の番が来るときにドキドキしちゃったよ(笑)。とりあえず枝の向きだけは覚えていたので、なんとかなりました。
鈴木裕斗さん(以下、鈴木):手順がありますもんね。僕の場合、仕事を通してご祈祷をしていただくことは今回が初めてでした! 宮司さんが「ドラマCD和奇伝愛」って祝詞で言っていたのを聞いて、身が引き締まりました。僕自身も『和奇伝愛』を、もっと広めていく力になれれば……って改めて思いました。とても貴重な機会をいただけて感謝です。
――ご祈祷のあとはトークイベントでしたが、そちらでは下ネタも飛び出すなど、笑いが絶えないイベントになりましたね!
平川:下ネタに関しては、我々が発端ではないですよ(笑)。
津田:公式さんが下ネタを言えみたいな感じで、話題を振ってくるから流れでそうなっちゃったんです。
鈴木:まさか女性向けドラマCDのイベントで、“ピー”で隠された言葉が出てくるなんて思いもしませんでした(笑)。
平川:僕たちも内容を知らなかったんですよ。いやはやおどろきました(笑)。
津田:どれもこれもビックリなキャラクターの裏設定でした。
鈴木:ギャップがものすごくある設定ばっかりでしたよね。
平川:あの設定は、今後の作品の中に反映されるのかな?(笑)
――3人で一緒にイベントに出ることは、これまでにもあったのでしょうか?
平川:あります。『和奇伝愛』でも巫が主役のドラマCDのときに一緒に収録をさせていただいていたので、そういった意味でも『和奇伝愛』の初イベントに津田さんと裕斗と一緒に出演できたということは、とても安心感がありました。
津田:ありがとう(笑)。
平川:今日は一緒に出させていただいているにもかかわらず、ゲスト感覚的な気持ちでいました。2人に乗っかっていけば大丈夫! みたいな安定の安心感がありました。
津田:平川くんと裕斗が一緒ということだったので、日曜日の神社でほんわかしたイベントになるんじゃないかなって思っていたのですが、本当にほんわかした雰囲気になりましたね。お客様も明るくて、アットホームなイベントになってよかったです。『和奇伝愛』はシリアスなシーンが多いので、こういったイベントでやわらかい雰囲気のなか、お客様とキャストが触れ合える機会はいいですね。
――ちょうどイベント開催日が津田さんのお誕生日と重なったということで、サプライズのお手紙朗読もありましたね。
津田:手紙をもらっちゃいました。誕生日とイベントの開催日が一緒になることって、なかなかないので、今回のサプライズはビックリしました(笑)。いただいた手紙には、メインキャラクターを演じているみなさんからのメッセージがビッシリ書かれていました。手紙って書くのが大変なので、本当にありがたかったです。
鈴木:イベントに出演したのは僕たち3人ですが、ほかのメンバーも出演したような、とっても濃い内容の手紙でしたね。
平川:不思議なチームワークがありますよね。
――それぞれのキャストに寄せて、平川さんと鈴木さんが手紙の代読をされていたのも印象的でした。
平川:まったく似てなかったですけどね(笑)。気持ちだけ寄せてやらせていただきました!
鈴木:手紙を読んでいても、いつか全員でそろってイベントをやれたらすごく楽しいだろうなあって思いました。
津田:いつか実現できたらいいね。
――『和奇伝愛』には、個性的なキャラクターがたくさん登場します。まだ本作を知らない方に向けて、それぞれが演じているキャラクターのオススメポイントを教えてください。
鈴木:僕が演じている琴音は、大好きな巫と接しているときと、ほかのキャラクターと接しているときとの違いがポイントです。普段はけっこう強い口調なのですが、生まれたときから見守っている巫に対しては包み込むような愛情を見せるんですよ。そういったキャラクター同士のやり取りが楽しい作品です。新作CDでは、2人ずつキャラクターが登場するので、ぜひそういった組み合わせによって変わる雰囲気を楽しんでいただけたらうれしいです。
平川:僕が演じる赤翅は無類の女好きのチャラ男っていう設定です。周りからはクズと言われるのですが、僕のなかでは愛すべきクズというか(笑)。みんな「クズ」とは言いますが、決して彼のことを嫌いじゃないんです。むしろ気に入っているんですよね。赤翅本人は、いろいろな葛藤を抱えて生きてきたなかで、そのスタイルになっていったんです。一種の緩衝材というんでしょうか。巫とはまた違った意味で、周りの人たちをうまく包んだりなだめたり、そういった役割を担っているキャラクターなんじゃないかなって思います。
津田:僕が演じる巫は語り部的なポジションでもあるので、とてもミステリアスなキャラクターです。ちゃんと個別のドラマも描かれていて、非常に奥行きがあって毎回難しかったりもするのですが、楽しく演じさせていただいています。『和奇伝愛』自体がしっかりしたドラマなうえ世界観もとても明確で、絵も音楽もキレイな作品です。そういった作品のなかで演じさせていただけて、いつも非常に楽しいです。
――では最後に、新シリーズ『和奇伝愛 永恋詩』の発売を楽しみに待っているファンのみなさまへメッセージをお願いします。
平川:キャラクターCD『和奇伝愛』は、ひとりひとりがフィーチャーされたCDになっていますが、そのキャラクター以外の人物も役者さんが演じてくださっているので声が入っているんです。すべてに音声が入っていることで、作品の世界観が広がっている気がします。聴いてくださっている方と、メインキャラクターによる1対1の作品とはひと味違っていて、より物語のなかに溶け込んでいただける内容になっているんじゃないかなって思います。
そして今度新たに発売される『和奇伝愛 永恋詩』は、2人のキャラクターずつお届けする形です。僕はまだ収録していないので詳しくはわからないのですが、個人的な希望と期待としましては、また周りのキャラクターたちにも声がついて、より華やかな世界になってくれるといいなと思っています。みなさんもぜひ楽しみにお待ちください。
津田:シーズン1でしっかり物語を描いたうえで、さらに新シリーズが始まるということは、ひとえに応援してくださるみなさまのおかげです。『和奇伝愛 永恋詩』では新しいキャラクターも投入され、また物語が広がっていきます。僕らもまだどうなっていくのか全然わかっていませんが、ファンのみなさまと同じような気持ちで、また『和奇伝愛』に取り組んで行けたらと思っています。そしてゆくゆくは、ゲーム化やアニメ化へ繋がっていけたらいいですよね。
『和奇伝愛』が発展していくためにも、これからもみなさんに応援していただけたら……と思います。作品をご存じない方は、ぜひ一度のぞいてみてください。ステキな世界観ですよ。
鈴木:巫の相棒兼ツッコミ役として、ドラマCDでまた本作に関われることになりました。今回もほかのメインキャラクターたちとは違った立場から、みなさんとかかわります。恋愛絡みではない部分での存在意義のようなものを見いだしていただけると、琴音を演じる僕としましてはうれしい限りです。
そして今度発売される『永恋詩』では、2人のキャラクターから奪い合いされるとのこと。各キャラクターの愛にはテーマがあって“支配の愛”“遊戯の愛”といったように、“愛”の前にひとこと言葉がついています。ひとことつくだけで、すごく深い意味があるんだろうな……なんていろいろ考えちゃいますよね。各キャラクターがみなさんに対して示す愛が、どんな愛なのかというところを、ぜひ受け止めて聴いてください。ぜひキャラクターCDとドラマCDを合わせて聴いて、『和奇伝愛』を応援していただけたらうれしいです。
インタビューに答えてくださった3人が出演されている『和奇伝愛』の最新情報は、電撃Girl’sStyle本誌でも毎号掲載中!! 発売中のガルスタ8月号では、スペシャルコラムとして津田さん、鈴木さん、平川さんに別の質問をしています。そちらもぜひチェックしてみてくださいね♪
【商品情報】
『和奇伝愛 永恋詩』
■メーカー:オトメイトレコード
■価格:キャラクターCD 2,500円+税、ドラマCD 3,000円+税
■発売日:「~壱ノ巻 柳・楽埜~」8月23日発売
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