『ARP 2nd A’LIVE』白熱のバトルライブの模様をレポート
7月22日、23日にディファ有明にて“ARP 2nd A’LIVE(セカンド アライブ)”が行われました! 今回は、22日の第2回公演のレポートをお届けしますよ!!
AR performersとは?
『AR performers』とは、大人気シリーズである『ときめきメモリアル』などのプロデューサー・内田明理氏による一大プロジェクト。さまざまな分野のプロフェッショナルが集まり、最新技術を駆使して1人のアーティスト“AR performer”を構築しています。
AR performerたちのライブにおける最大の特徴は、オーディエンスの反応や応援がライブの進行や演出に影響を及ぼしていくという点。拡張現実(AR)によって展開されるリアルタイム公演には、どれひとつとして同じものはない、まさに一期一会のステージなのです。
OPムービーが流れたあとステージ上にAR Performersたちが満を持して登場!! オープニングアクトとして「The Show Must Go On」が流れると、会場は一気に歓声に包まれます!
▲向かって右からダイヤ、レイジ、シンジ、レオン。 |
2nd A’LIVEへようこそ! オープニングトーク
まずはA’LIVEといえばこの人! 司会の森一丁さんが、会場のみなさんによって呼び込まれます。オープニングから、司会の森一丁さんが会場に設置されていた七夕飾りに「ラッキーは続かないが、ハッピーは続けられる」と書いたことをさっそくいじるAR Performersたちに会場からは笑いが(笑)。
▲手を振って声援にこたえるシンジがかわいい♪ |
▲いつもどおり、仲よさそうなパフォーマーたち。 |
「水分はちゃんと取っていますか?」と会場のみなさんを心配する王子様なシンジ、「今回も頼んだぜ」「任せとけよ」と親友どうし仲のよさを見せつけるレイジとダイヤ、「レオ……レモン味のかき氷食べたー?」と相変わらずかわいいレオンなど、それぞれの個性が色濃く出たあいさつにきゅんきゅんしたところで、いよいよライブがスタート!
ライヴパートとトークパートのギャップに観客はめろめろ!
1曲目は、レオンによる「FANTASISTA」。イメージカラーの黄色いライトで照らされたステージをめいっぱい使って、重力を感じさせないハードなダンスを軽やかに披露。レオン自慢の4オクターブの音域を誇る歌声はまさにファンタジスタ。圧巻のステージングでした!
▲花火のような演出がキレイ。 |
▲キメポーズもかっこいい! |
2曲目にはREBEL CROSSが登場し、「D.O.A」で息ぴったりなパフォーマンスを見せ、会場を魅了します! ワイルドなダイヤとセクシーなレイジの歌声だからこそ実現するハーモニーに、思わずドキっとしてしまいました。背中合わせで歌う2人がむちゃくちゃかっこよかったですよ!!
▲さすが親友! 息ぴったりです! |
▲バッチリ決まった最後のポーズ。 |
続いて「The World Is Mine」をシンジが熱唱。美しい立ち姿で、クリアな歌声を響かせるシンジに惚れ惚れ。くるりとターンすると、ジャケットがキレイにひるがえる様は流れるようにキレイで、さながら童話から飛び出した王子様のようでした……!! ちなみに汗もキラキラしてて……彼の周りを星が舞っているようでしたよ。
▲立ち姿がとてもキレイですよね! |
▲エフェクトもシンジらしくキラキラ。 |
歌い終えたパフォーマーたちがもう一度ステージ上にそろうと、司会の森さんからステージ衣装についての感想を聞かれます。バージョンアップした衣装を会場のみなさんにくるっと一回転してそれぞれがお披露目したあと、シンジが「僕もノースリーブの衣装が着てみたい」と発言。それを受けてレオンがこれ以上似たような衣装がかぶるからダメ、と言うと、すかさず「俺の方が先だからな!」とレイジからつっこみが入ります。
▲和やかなレオンとシンジ。 |
部屋着にしているラクダのTシャツを着ればかぶらない、とレイジがレオンに言い放つと、シンジが全員でノースリーブの衣装を着たい、と場を取りなす一幕も。ノースリーブの衣装だと、ダイヤの肉体美が映えそうという森氏のコメントから、何故かダイヤがバク転を披露することに! 会場のみなさんのスマホからのシャッター音が響き渡るなか、軽やかに左から右へとバク転を飛んでくれたダイヤに、会場からは盛大な拍手が送られました!
▲レベクロはトーク中もクールでした。 |
さらにトークはレオンの新曲についてに。「頑張りました!」とレオンが手を振りながら声援にこたえるなか、ほかのパフォーマーたちは、ダンスの激しさやレオンらしい歌詞についての感想で盛り上がります。セルフプロデュース曲である「FANTASISTA」に関して、内田プロデューサーにボツにされた歌詞のエピソードについても語ったレオン。あまりにもレオンらしいダジャレのきいた歌詞に、会場からは思わず笑みがこぼれていました。
▲「頑張りましたー!」とレオン。 |
シンジVSレイジ!! 白熱のバトルソングコーナー
こちらのライブコーナーでは、専用のライブアプリ“ふれフレ”を使って、推しのパフォーマーを応援することができます。会場前に配布されたQRコードを読み込んで、参加しているライブの登録手続きを行ったあと、応援するパフォーマーを1人選択。ライブスタートと同時にアプリが自動的に起動し、応援コメントを送ったり、会場のスクリーンに表示される円に合わせてスマホを振るというリズムゲームで、ファンどうしでポイントを競いながら、パフォーマーたちのライブ演出に参加できるという仕組みになっています。
第2回公演の対戦カードは、シンジVSレイジ。「プリンセス、その手をとって僕に力を!」とシンジ、「サブメンバー諸君、反撃の赤いのろしをあげろ!」とレイジが呼びかけると、一気に会場のボルテージが上がります!
バトルソングらしく“自分こそが1番にふさわしい”という内容の歌詞の「This is Me」を、シンジとレイジが交互に歌いながら、お互いを意識したパフォーマンスで会場をわかせます! 挑発的な仕草や、胸の奧にまで響く2人の力強い歌声にはどきどきしてしまいました。
ゲーマーの私としては、リズムゲームでポイントを稼ぎつつ推しパフォーマーを応援できることに感動!! ちなみに歌う彼らのバックには、アプリを通して送信したファンからの応援メッセージが表示されるんですよ。
▲上部ゲージが応援ポイントです。 |
曲の合間、集計されたポイントの途中結果が表示されるたびに会場のみなさんのボルテージが一段階ずつ上がっていくのを肌でひりひりと感じました。必死に応援するみなさんが会場の外以上にアツい……!
▲はたして勝負の行方は? |
最終的に、今回のバトルソングで勝利をもぎとったのは、レイジ! 息も絶え絶えのなか、「ありがとう!」と感謝の言葉を叫びそうになるレイジでしたが、なんとかキャラを保って「……当然の勝利だ」と言い換えたところでは、あまりのかわいらしさに会場からはため息が。
▲勝者はレイジ! |
「王子様、胸を張れよ! そうじゃなきゃ、これからも倒しがいがねぇんだよ!」「……そうだね。ありがとう、そうするよ!」と、ライバルどうしで健闘をたたえ合う様子はとても美しく、2人の友情にじーんときてしまう場面も。なお、第1回公演で敗北したレオンと、シンジには罰ゲームとして漫才が待っているそうですよ(笑)
▲レイジが「胸を張れよ」とシンジを励まします。 |
カバーソングを歌うのは誰だ?! バトル・フォー・カバーソング!
お次は、バトル・フォー・カバーソングコーナー。今回のライヴでは、各公演でパフォーマーたちがカバーソングを披露してくれます。今回の第2回公演でカバーソングを歌うのはレイジと決定しているのですが、第3回公演と第6回公演では、誰がカバーソングを歌うかは、会場のみなさんの応援次第で決定します。そこで、第3回公演でカバーソングを歌う権利を賭けて、第1~3回公演にてパフォーマーたちがそれぞれの対応曲で熱いバトルを繰り広げます。
先ほどのコーナーでも使用した専用ライブアプリ“ふれフレ”を使って、応援メッセージを送信すれば準備はOK。いよいよバトルライブスタートです!!
シンジの「A Song For You」、REBEL CROSSの「THE KISS」、レオンの「Logical Dreamer」と、3曲続けてのステージにこちらの応援にも熱が入ります! ステージの合間には、パフォーマーの名前を呼び声援を送る方もいて、ますますバトルはヒートアップ! バックに表示されるコメントにも、ファンならではのキーワードが並び、思わずにやにやしてしまいましたよ(笑)。
▲コメントに注目です! |
▲リズムゲームモードはこんな感じでした。 |
気になる結果は、ライブ後半でのお楽しみ♪
アーティストとしてのマジメさもみせたSHINJI feat CROSS BONEステージ
続いては、SHINJI feat CROSS BONEによる「Tender Blue」。CROSS BONEとは、レイジが14歳のときに、親友ダイヤと結成したREBEL CROSSの前身とも言えるWボーカルのインディーズバンドのことです。まだCROSS BONEだったころのレイジとダイヤに戻った2人と、王子様系パフォーマーのシンジが、いったいどんなステージを見せてくれるのでしょうか……!?
3人はおそろいのCROSS BONE Tシャツで登場。普段からは想像できないほど、イメージをがらりと変えCROSS BONEに寄せたシンジが見られるのは、まさにライブだけ! 3人は、お互いに立ち位置を入れ替えながら、華麗なスタンドマイクプレイを披露するなど、ユニットならではの新たな魅力を引き出します。メロディアスに歌い上げるパートと、ラウドロック調のパートが織りなす楽曲は、それぞれの個性を表現するのにぴったりでした!
▲圧巻のスタンドマイクパフォーマンス! |
▲クールなステージングでした! |
歌ったあとは「ただのCROSS BONEではなく、シンジらしさも表現できるような楽曲になった」「歌ののせ方や、感情のもっていき方などを3人で相談した」など、アーティストらしいトークを繰り広げるCROSS BONEとシンジ。このときも、シンジはどこかクールなイメージを保ったままトークしていたのが印象的でした!
話は楽曲のことから、3人の着ているCROSS BONE Tシャツについてに。会場のみなさんのなかにもCROSS BONE Tシャツを着ている方がたくさん! 「女子がどんな風に着こなしているのが好み?」という森氏の質問には、ジャストサイズでの着こなしがいいとレイジ。
「ハーフパンツにかぶるくらい、大きめをゆるっと……でも、タイトめもいいよな」と答えるダイヤにすかさず森氏から「なんでもいいんだね」とツッコミが(笑)。「その人に似合っていればなんでも」とはにかみながら質問に答えるシンジに、会場からは「かわいい~!!」という声があがっていました!
ファン待望! ダイヤが歌うカバーソングは名曲「ESCAPE」
第2回公演でカバーソングを担当するのはダイヤ。彼がカバーした楽曲はMOON CHILDの「ESCAPE」でした。ダイヤがこの曲をチョイスしたのは、初めて聞いたJ-POPだったことが理由だそうですよ。
▲雰囲気たっぷりに歌い出すダイヤ。 |
イントロが流れてきた瞬間、あまりの懐かしさに脳内がタイムスリップした私、思わず悶絶してしまいました(笑)。時は流れても色あせない名曲を、色気たっぷりでクールなダイヤの声がとてもマッチしていて、最高にシビレるステージでした。
▲どこを切り取ってもやっぱりセクシー! |
ステージ後、本日お誕生日の方にダイヤと会場のみなさんから生バースデーソングが送られたあとは、恒例の質問コーナーへ。
「好きな動物はなんですか?」という質問に対し「猫」と答えたダイヤ。「どうして?」とファンを代表して森氏が質問すると「レイジが昔飼っていたから」という思わぬプチ情報が飛び出しました! 「レイジの長所と短所について教えてください」という質問には、「負けず嫌いなところ、理想がデカいところ」と長所を挙げ、短所には「消耗品を買い足さないこと」とダイヤが説明していると、バックステージからなにやら声が。
スタッフさんから「巻いて下さい」と指示がきたことを小声で伝えるレオンが、申し訳なさそうにステージ袖からCROSS BONE Tシャツを着て登場。森氏から「そのTシャツどうしたの?」と聞かれると、「シンジくんにもらった」とうれしそうなレオン。最終的にはシンジも呼び込まれたところで、次のコーナーへと移ります!
勝利は誰の手に? バトルソング集計結果が発表!
いよいよお待ちかね、先ほどのBattle for Cover Songの集計結果の発表です!! 今回の得点と、第1回公演の点数が合算された結果――勝者はレイジに決定! レイジの勝利を讃えて、会場のみなさんからは割れんばかりの拍手が送られます!
さらに、それぞれの対応曲でハイスコアを出した観客パフォーマー上位10名の名前がスクリーンに表示されます。さらに上位3名は、パフォーマーたちから名前もよんでもらえるだけでなく、感謝のメッセージなどが送られ、ファンにはたまらないひとときとなりました。
どのパフォーマーも、名前を呼びかけながら、上位3名の方が会場のどこにいるかを確認し、ステージ上を移動してそちらに向かって手を振るなど、ファンサービスもものすごく丁寧で感動!! みなさんが必死になって応援するのが、痛いほどよくわかった瞬間でした。次回は頑張るぞ!
コーナーの最後にはノーサイドということで、パフォーマー全員でmihimaru GTの「気分上々↑↑」で盛り上がります!
アップテンポなパーティチューンに合わせて「もっともっと!」と煽るパフォーマーたちに、会場はますますハイテンション!! 会場のみなさんがタオルを回しながら踊る姿にこちらも刺激されまくりでした!
▲ステージ上のパフォーマーたちもノリノリ! |
そろそろラストの曲にさしかかろうかというところで、名残惜しい雰囲気のなか、森氏が突然取り出したのはこちらの紙コップ。
じつはこちら、とあるパフォーマーが描いた「織姫」。“前衛的”なイラストに、ファンからは「ダイヤ?」「シンジが描いたの?」といろいろな予想がされましたが、なんとこちらを描いたのは意外にもレイジ。予想外の答えに「えー!!」と会場からは驚きの声が上がっていました。
にゃんにゃんポーズもあるよ!? ファンサービス満点のエンディング
会場全員で「AR Performers!!」と呼びこむと、ステージ上にふたたび現れたのは制服姿のパフォーマーたち。今回のライブは盛りだくさんの展開だったため、写真を撮影できなかったファンも多いはずということで、ラストライブの前にほんの少しだけ撮影タイムが設けられました。
ファンのリクエストに応えて、にゃんにゃんポーズを披露してくれるパフォーマーたち。会場からたくさんの黄色い歓声が上がるなか、「REBEL CROSS的じゃない」というダイヤ。シンジが間髪入れずに「それな」とダイヤの口癖を言うところは、ファンからは笑いが起きていました。
▲にゃんにゃんポーズ! |
パフォーマーたちから会場のみなさんへメッセージ後に披露されたラストナンバーは「最高のGood-bye」。スクリーンには歌詞が表示され、会場全体で歌いつつ、別れを惜しみました。
▲レオンが熱唱するパートで1枚。 |
「ありがとう!」と感謝の言葉をいいながらパフォーマーたちが退場してまもなく、会場からはアンコールが巻き起こります! すると、ジャケットを脱いでおそろいのCROSS BONE Tシャツ姿になった4人が再登場!! もちろんアンコール曲は前回同様「The Show Must Go On」。「また会おうぜ!」「大好きだよ!」とパフォーマーたちが去り際に叫び、それに会場が大歓声で応え、ライブは大成功のうちに終了しました。
▲全員でジャンプ! |
今回、AR Performersのライブに初参加させていただきましたが、歌、ダンスともに圧倒的なパフォーマンス力と、トークコーナーなどでのファンサービスのよさに、私も大ファンになってしまいました!! なによりも臨場感がすごかったです。この体験は、まさに一期一会。実際にライブを見ないと味わえない感動がそこにはありました。気になった方はぜひ一度、ライブに足を運んでみてくださいね!
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