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2017年10月1日(日)

『デート・ア・ライブ 凜緒リンカーネイション HD』収録の『或守インストール』。少女が出した答えは?

文:電撃PlayStation

 10月12日発売のPS4用ソフト『デート・ア・ライブ 凜緒リンカーネイション HD』。本作にはこれまでに発売されたゲーム版『デート・ア・ライブ』の内容をすべてHD画質で再収録されています。

『デート・ア・ライブ』

 本作は世界を滅ぼす力を持つ精霊たちをデートしてデレさせるという、斬新な内容が好評のライトノベル『デート・ア・ライブ』シリーズが原作のアドベンチャー。本シリーズはアニメに映画にと多方面に展開しています。

 今回は、そんな本作に収録されるシナリオ『或守インストール』の内容を紹介します。

『凜祢ユートピア』のストーリー紹介はこちら

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電子の世界で紡ぐ本当の愛

 天央祭が無事に終結した秋のある日、士道は〈ラタトスク〉の開発した恋愛体験シミュレーションVRゲーム“マイ・リトル・シドー2”のテストプレイに参加することに。そこは古今東西あらゆるギャルゲー的シチュエーションを体験できる夢のようなものでした。

『デート・ア・ライブ』
『デート・ア・ライブ』
▲マイ・リトル・シドー2は、再現された天宮市を舞台にさまざまなギャルゲー的シチュエーションが盛り込まれているとのこと。

 精霊のみんながモニタリングするなか、テストプレイに勤しむ士道。そんな彼の前に愛とは何か、その答えを求める謎の少女“或守”が現れます。そして、それと時を同じくしてこのゲームに士道が閉じ込められてしまうことに。

『デート・ア・ライブ』
『デート・ア・ライブ』
▲誰も見覚えのない少女がゲーム内にいることに困惑する一同。彼女の正体が物語の重要なキーワードとなってきます。

 結局士道ひとりでは愛の答えを知ることはできないと判断した或守は、士道と愛を育むことができるとされる少女たち、夜刀神十香、鳶一折紙、四糸乃、時崎狂三、五河琴里、八舞耶倶矢、八舞夕弦、誘宵美九をゲーム内に呼び寄せます。

『デート・ア・ライブ』
▲ゲーム内に呼び寄せた少女たちの選択基準は“攻略対象可能キャラクター”として設定されていた少女たちで、同時に本作の攻略キャラクターとなります。

 こうして愛を見つけるため、電脳空間での共同生活が開始されます。さまざまな状況での愛の形成を観測するため、或守はさまざまなギャルゲー的シチュエーションを構築してきます。なかには普段の彼女たちでは想像もつかないような場面も。

『デート・ア・ライブ』
▲保健の先生になり士道を治療しようとする十香。ですが、うまくいかず包帯がからまってしまい……。
『デート・ア・ライブ』
▲アイドルとして営業活動する折紙をマネージャーとしてサポートする士道。無表情なため営業はうまくいっていない様子です。
『デート・ア・ライブ』
▲士道のお姉ちゃんとなった四糸乃。いつものおどおどした感じを捨てて弟の世話を焼く姿は新鮮です。
『デート・ア・ライブ』
▲メイド喫茶の看板店員となった狂三。その魅力に士道はメロメロ。
『デート・ア・ライブ』
▲女の子の士織となった士道は、お姉さまの琴里と禁断の愛を育むことに。
『デート・ア・ライブ』
▲サキュバスとなった八舞姉妹に襲われる士道。しかし、耶倶矢はこういうことに慣れていないようです。
『デート・ア・ライブ』
▲水泳部に所属する士道は、おなじ水泳部の美九にマンツーマンで指導されることに。

 このようにさまざまなシチュエーションを経た先に、最後は恋人となる士道と少女たち。その先に或守が求める本当の愛は見つかるのでしょうか?

愛とは何か? その答えを模索する少女“或守 鞠亜”

 本作のオリジナルキャラクターとして登場するキャラクターの或守 鞠亜。彼女は最初自分自身について名前も覚束ないほど感情や記憶に乏しいキャラクターとして登場します。ちなみに鞠亜という名前は後に士道がつけた名前です。

『デート・ア・ライブ』
▲電脳世界を自由にできる権限を持ちながら、自分のことは一切わからない鞠亜。
 

 そのように無表情で無感情だった鞠亜ですが、士道たちと生活し、彼と少女たちが愛を育む様子を見続けていくうちに、次第に彼女の中にも何か感情のようなものが芽生えてきます。

『デート・ア・ライブ』
▲士道のベッドにもぐりこんで一緒に寝る鞠亜。彼女曰く、悪い気分ではなかったとのこと。

 そんな生活の中、士道は或守によく似たもう一人の謎の少女“或守 鞠奈”に出会います。彼女も自分のことを“或守”と名乗り、何かを知っている様子でこちらに語りかけてきますが、彼女の正体については結局わからぬまま、物語は進みます。

『デート・ア・ライブ』
『デート・ア・ライブ』
▲鞠亜に愛を教えてほしいと願う少女鞠奈。NPCの住人を簡単に消し去るなど少し倫理観が欠けるところもありますが、士道との邂逅で少しずつ彼女も変わっていきます。

 そうした生活の中、とうとうすべての少女との愛を観察した鞠亜。しかし、それでも愛は何かの答えを見つけ出せなかった鞠亜は、士道と自分で愛を育めばいいということに気づきます。

 こうして、すべてのキャラクター攻略後に始まる鞠亜ルート。彼女は士道やそこに集う少女たちとの交流のはてに何を見出すのでしょうか?

『デート・ア・ライブ』
『デート・ア・ライブ』
▲出会ったころからは考えつかないほど、鞠亜は表情豊かになりました。

ぶっとんだシチュエーション設定が面白い

 本作の共通ルートではそれぞれのキャラクターとのさまざまなシチュエーションが楽しめるわけですが、これがかなり奇抜なシチュエーションが多いのが面白かったです。

 とくに狂三のシチュエーションは、がさつな性格の幼馴染や重度の甘えん坊など、普段の性格から乖離しすぎてて笑わせていただきました。こういうところは電脳空間で自由に世界を変えられる設定ならではだと思います。

 また、鞠亜の心が徐々に成長していくさまもよかったですね。特に、鞠亜ルートに入ってからは顕著で、デート中にほかの少女と会話した結果ちょっとむくれている様などは非常に萌えます。

『デート・ア・ライブ』
『デート・ア・ライブ』
▲ちょっとむくれからの笑顔のギャップは、悶えること必至です。

 そんな彼女が見出した先にある愛とは何か。また、鞠亜や鞠奈の正体とは? その先にある衝撃的なクライマックスに注目してください。

【10月2日予約しめ切り】つなこさん監修の『四女神オンライン』ブラックハートの1/7フィギュアが予約受付中!

 また、『デート・ア・ライブ』のキャラクターデザインを担当するつなこさん監修の、『四女神オンライン CYBER DIMENSION NEPTUNE』に登場するブラックハートの1/7フィギュアの予約が電撃屋で受付中。こちらも要チェックです。

『ネプテューヌ』
▲フィギュアの元イラストとなった電撃PlayStation vol.632の表紙イラストのブラックハート。

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