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2017年10月4日(水)

『龍が如く 極2』真島が主役の追加シナリオを紹介! 子安武人さん演じる飯渕など気になるキャラが登場

文:電撃オンライン

 セガゲームスが12月7日に発売予定であるPS4用ソフト『龍が如く 極2』について、真島吾朗を主役にした追加シナリオの概要や、真島のアクションを含むバトルの特徴を紹介する。

『龍が如く 極2』

 『龍が如く 極2』は、『龍が如く』シリーズ作品を現代のテクノロジーやノウハウでリビルドした『極』シリーズの2作目にあたるアクションアドベンチャーゲーム。今作はPS4専用タイトルとして『龍が如く6 命の詩。』と同じく“ドラゴンエンジン”を用いて開発され、すべての要素がオリジナル版から大幅にパワーアップするという。

 また、真島吾朗を主役にした追加シナリオでは、プレイヤーが真島を操作することが可能だ。

追加シナリオのあらすじ&登場人物たち

 “真島吾朗の真実”と題された追加シナリオは、真島が東城会を離れた真の理由やその間の出来事を描いた物語が展開する。本記事では、追加シナリオのあらすじと主な登場人物を紹介していく。

あらすじ

 2006年2月――

 “100億円事件”から約2カ月。

 東城会四代目会長・桐生一馬から指名され五代目会長となった寺田行雄は、先の事件で地盤の崩れた東城会を経済面から立て直すべく、“東城会改革”という血の入れ替え施策を進めていた。

 手段は問わず稼げる者を積極登用し、稼げない者を排除する。そして最も稼げる者を、現在空位である“若頭”に任命する――

 権威の失墜を恐れる古参幹部衆の激しい制止を押し切り、寺田は施策を強行する。結果、不動産の売買で巨額の利益を出していた真島組組長・真島吾朗と、新興勢力である植松組組長・植松彰信が、若頭の座を争う形となる。

 その最中、真島組事務所が植松組らしき男たちに襲われる。単身、植松組事務所に乗り込む真島。だがそこには、真島の想像を絶する光景が広がっていた――

『龍が如く 極2』
▲寺田の方針に、古参の幹部衆は激しく反発し、幹部会は一触即発の空気に包まれる。
『龍が如く 極2』
▲寺田とともに近江連合に出向く真島。東城会を守るため、真島はある条件を提示する。
『龍が如く 極2』
▲真島建設の社長として奮闘する真島や、それに翻弄される組員たちの姿も描かれる。

東城会直系 真島組組長
真島吾朗 声:宇垣秀成

『龍が如く 極2』

 超武闘派の極道として知られ、“嶋野の狂犬”という異名を持つ。予測不能な行動を取ることが多く、敵だけではなく身内を混乱させることもしばしばである。それは桐生からも「アンタだけは読めねぇな」と言わしめるほど。現在は、ある出来事から組員を引き連れて東城会を離れている。

東城会直系 植松組組長
植松彰信 声:田中美央

『龍が如く 極2』

 “東城会改革”という血の入れ替え施策を急ぐ寺田に実力を買われ、3次団体の若衆から直系組長に大抜擢された実力者。現在、東城会で最も多くの金を稼いでいる男でもある。空位となっている“若頭”の座を狙っており、同じく若頭候補である真島を敵対視している。

東城会直系真島組若衆
川村涼太 声:武田直人

『龍が如く 極2』

 真島に憧れ、自ら真島組の門を叩いた若手組員。少しぬけている一面もあるが、人懐っこい性格ゆえ兄貴分たちからも可愛がられている。車の運転や身の回りの世話を任されており、真島と常に行動をともにしている。

東城会直系 飯渕組組長
飯渕圭 声:子安武人

『龍が如く 極2』

 コンサル出身という異色の経歴の持ち主。圧倒的な知識量と理性的な判断力を持っており、植松と同じく寺田の5代目就任と同時期に直系組長へと抜擢された。植松とは、互いを利用し合う“持ちつ持たれつ”の関係にある。義理人情などの古い価値観にとらわれている古参の幹部衆を嫌悪している。

マキムラマコト 声:沢城みゆき

『龍が如く 極2』

 約20年前、“カラの一坪”を巡る抗争に巻き込まれた女性。事件当時、精神的な原因で一時的に失明していたが、現在は回復している。蒼天堀で整体師として働く。

『龍が如く 極2』
▲左から真島とマコト。18年という長い年月を経て、2人は奇跡的な再会を果たす。

真島のバトルスタイル

 真島は、スピードを生かした変幻自在な攻撃スタイルを特徴とする。そして“ドラゴンエンジン”で制作されたバトルは、攻撃が当たった部位、方向、角度に応じて敵のリアクションが変化するシステムを持つ。そのため本作では、過去のシリーズ作品で操作できた真島の爽快感を残しつつも、より直感的な気持ちよさを得られる手触りになるという。

『龍が如く 極2』
▲本作の真島は、“鬼炎のドス”を常時装備し、リーチの長い攻撃を得意とする。

『龍が如く 極2』のバトルシステム

 本作のバトルは、最新のゲームエンジン“ドラゴンエンジン”を用いて制作されいるため、精巧な描写はもちろんのこと、手触りやバトルシステムなどは、オリジナル版『龍が如く2』からすべて再構築されたものになる。

 それに加えて、オリジナル版にあった豊富な武器の数々が本作にも収録され、“ドラゴンエンジン”による新たなバトルで、トンファーやカリ・スティックなど多彩な武器を使用することも可能だ。

『龍が如く 極2』

 また本作では、基本となる攻撃パターンの改良、新規アクションの追加も行われる。これにより、ラッシュコンボの気持ちよさは向上し、“チャージ攻撃”といった新たなアクションを基本コンビネーションに取り入れることで、バトルの幅が格段に広がるという。

 以下に、本作のバトルに関連した特徴的な要素をいくつか紹介する。

武器を自在に扱える“懐武器”システム

 本作では、武器を懐に収納しておくことによって、好きなタイミングでセットした武器を使用できる。強敵や多人数を相手にする時、状況に適した武器を駆使すれば有利に立ち回ることが可能だろう。

『龍が如く 極2』
『龍が如く 極2』
▲名刀陰法師から応龍のトンファーへ持ち替え。十字ボタンで簡単に武器を切り替えられる。

渾身の一撃を叩き込むチャージ攻撃

 一撃で敵を怯ませることができる強力無比な攻撃、それが“チャージ攻撃”だ。ボタンを長押しして“タメ”ることで、この攻撃を放つことができる。“立ち状態から”、“走りながら”、“チャージ攻撃からチャージ攻撃へ”など、敵の種類や数、状況に応じて使い分けよう。

『龍が如く 極2』

新ヒートアクションでド派手に戦おう

 今作でも、あらゆる場面で繰り出せるヒートアクションが健在だ。『龍が如く6 命の詩。』でリニューアルされたヒートアクションに加え、本作ではさらにド派手な技が追加される。状況や地形を生かし、多彩なヒートアクションを繰り出せば、『龍が如く』らしいケンカバトルの爽快感を体験できるだろう。

『龍が如く 極2』

“馴染み”ヒートアクション

 桐生といわゆる“顔馴染み”となった人が、敵とのバトルにおいて協力をしてくれる。それが“馴染み”ヒートアクションだ。このヒートアクションでは、店のおじさんや街の住民などが、商売道具を貸したり自ら体を張ったりして、桐生のバトルをサポートしてくれる。どのヒートアクションも個性豊かなので必見だ。

『龍が如く 極2』
『龍が如く 極2』
▲熱々のラーメンで敵にダメージを与える“馴染み”ヒートアクションだ。九州一番星に通って、店長と仲よくなると繰り出せる。

古牧流古武術の体得

 初代『龍が如く』(『龍が如く 極』)に登場した、伝説の格闘家・古牧宗太郎が今作にも登場する。古牧と“修行”を行えば、古牧流の古武術を体得可能だ。桐生のケンカ技とは違う“柔”の技である古牧流古武術を会得することで、戦闘の幅が格段に広がるに違いない。

『龍が如く 極2』

 例えば古牧との修行で会得できる技の1つに、“古牧流無手返し”というカウンターヒートアクションがある。このヒートアクションが決まれば、前後左右のどこから敵に攻撃されても強力なカウンターを食らわせることができる。

『龍が如く 極2』
▲“古牧流無手返し”は、相手の力の動きを見極めて、強力無比な一撃を叩きこむ奥義だ。

(C)SEGA

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