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2017年10月27日(金)

『アサシン クリード オリジンズ』でエキゾチックなエジプト観光を満喫! 進化したゲームシステムをレビュー

文:伊藤誠之介

『アサシン クリード オリジンズ』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。

 10月27日に、ユービーアイソフトより発売されたPS4/Xbox One/PC用ソフト『アサシン クリード オリジンズ』。こちらをプレイした感想をお届けします。

『アサシン クリード オリジンズ』

 今回はPS4版をプレイしているため、ボタンの表記はPS4版に準拠しています。また、画面上の表記が英語になっていますが、製品版ではもちろん日本語でプレイできます。

クレオパトラの時代の古代エジプトで“アサシン”の起源が描かれる!

『アサシン クリード オリジンズ』

 『アサシン クリード』は2007年に第1作が発売されて以来、今年で10周年を迎えたアクションアドベンチャーゲームの世界的人気シリーズです。

 2009年の『アサシン クリードII』以降、2015年まで新作ソフトが毎年末にリリースされるというペースでシリーズが進行してきた他、今年3月には日本でも実写映画版『アサシン クリード』が公開されています。

『アサシン クリード オリジンズ』

 この『アサシン クリード オリジンズ』は、据置ハードのメインシリーズとしては2015年の『アサシン クリード シンジケート』以来、2年ぶりとなる新作タイトルです。

 『アサシン クリード』ではこれまで、“アサシン教団”の一員であるアサシン(暗殺者)と、その宿敵である“テンプル騎士団”とが、歴史の陰で暗闘を繰り広げる物語が描かれてきました。十字軍時代からアメリカ独立戦争や産業革命を経て、現代に至ってもなお、この2つの勢力は戦いを続けています。

 本作『アサシン クリード オリジンズ』の舞台となるのは、紀元前49年の古代エジプトです。そう聞くと、「おや?」と思う人もいるかもしれません。本作の物語は第1作である『アサシン クリード』で描かれた十字軍時代よりも、1000年以上過去にさかのぼっているのです! 

『アサシン クリード オリジンズ』

 本作で描かれるのはそのタイトルにもあるように、アサシンの“オリジン(起源)”です。アサシンたちの組織がどのように誕生し、彼らの宿敵となぜ対立することになったのか……その始まりを本作で追体験できるのです。

 『オリジンズ』の主人公であるバエクは、古代エジプトの王であるファラオを警護し、エジプトの民を守る“メジャイ”と呼ばれる戦士です。

 バエクはある日、息子のケムとともに、不気味な仮面を身につけた男たちに身柄を拘束されてしまいます。争いのなかで家族を失ったバエクは、妻のアヤとともに仮面の男たちへの復讐を誓います。復讐に燃えるバエクはやがて、世界の歴史をも動かす巨大な陰謀に巻き込まれていくのです……。

『アサシン クリード オリジンズ』

 古代エジプトと一口に言っても、古代エジプト王国の誕生は紀元前3000年ごろにまでさかのぼります。本作の舞台となっている紀元前49年は、古代エジプト王国最後の王朝である、プトレマイオス朝と呼ばれる時代です。

 プトレマイオス朝の、そして古代エジプト最後のファラオとなったのは、女王クレオパトラ7世です。クレオパトラは本作の舞台となっているこの時期に、古代ローマの軍隊を率いてエジプトに上陸してきた将軍、ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)と出会うことになります。

 もちろん本作にも、クレオパトラやカエサルがキャラクターとして登場します。日本でも映画や小説などで人気の高いクレオパトラとカエサルの物語に、ゲームの中で立ち会うことができるのです! 

『アサシン クリード オリジンズ』 『アサシン クリード オリジンズ』

 『アサシン クリード』といえば、レオナルド・ダ・ヴィンチやジョージ・ワシントンといった歴史上の偉人が登場して、主人公と虚々実々のやり取りを繰り広げることでもおなじみです。本作で、クレオパトラやカエサルが主人公のバエクとどのようにかかわるのか、それはぜひ実際のゲームで確かめてみてください。

 ちなみに本作には、『アサシン クリード』には欠かせない“現代編”パートも、もちろん用意されています。ここではその詳細にはあえて触れませんが、『アサシン クリード』の実写版映画を見た人なら思わずニヤリとするような要素もあり、個人的には非常に楽しめるものとなっていました。

野生動物からピラミッドまで、エキゾチックなオープンワールドを堪能!

 エジプトが舞台というと、「砂漠ばっかりで風景が地味なのでは?」と思う人もいるかもしれません。しかし、本作でプレイヤーが移動できる広大なオープンワールドには、壮大で美しい光景が広がっています。

 ゲーム中には砂漠のエリアも当然存在していますが、その一方でナイル川やオアシスには水が豊かにたたえられており、その周囲には緑の草木が生い茂っています。

『アサシン クリード オリジンズ』

 水や草木が存在すれば、そこには野生動物が生息しています。鳥や昆虫はもちろん、水辺にはカバやワニ、荒野にはハイエナやガゼルといった、さまざまな動物の姿を見ることができます。こうした動物たちを狩って、その生皮を装備の材料とすることもできますが、逆にライオンなどの猛獣に襲われることも……! 

 エジプトに広がっているのは、自然の風景だけではありません。エジプトの各地には、多種多様な神々を祭った巨大な神殿が建立されています。また、当時のエジプトの首都であるアレクサンドリアは地中海に面しており、ギリシア・ローマ風の建物が数多く立ち並んでいます。

『アサシン クリード オリジンズ』

 アレクサンドリアでは、古代最高の図書館といわれる“アレクサンドリアの大図書館”や、世界七不思議にも数えられた“ファロス島の大灯台”といった、歴史上で名高い建物を実際に訪れることもできます。

『アサシン クリード オリジンズ』
▲アレクサンドリアの港にそそり立つ大灯台。

 さらに、アレクサンドリアの郊外には“ヒッポドローム”と呼ばれる巨大な競馬場が存在しています。ここでは主人公のバエクが4頭の馬に引かれた戦車(チャリオット)を操縦して、映画『ベン・ハー』さながらの戦車レースにチャレンジできるのです。

 エジプトといえば忘れることができないのが、ギザにあるピラミッドやスフィンクスです! どんな岩壁や建物にも自由に上ることのできる『アサシン クリード』だけに、ピラミッドの頂上に登ってエジプトの風景を一望するといったことも、もちろん可能ですよ。

『アサシン クリード オリジンズ』 『アサシン クリード オリジンズ』

 正直なところ筆者自身、古代エジプトがこんなにもカラフルで、見応えのある風景が多い土地だとは思っていませんでした。壮麗な大都市と広大な大自然を一度に楽しめる本作のオープンワールドは、エキゾチックな観光気分が味わえるという点では、シリーズでも随一でしょう。

 本作発売後の2018年には、無料アップデートで“ディスカバリーツアー”モードの追加が予定されています。このモードでは、古代エジプトの文化や歴史をマップ上のツアー形式で楽しめるとのこと。そのことからも、本作の風景がどれだけリアルに再現されているかということが、伝わってくると思います。

レベルアップが重要となる、アクションRPG的な新ゲームシステムに進化

 さて、これまでは本作の物語や、舞台となるエジプトの地についてご紹介してきましたが、ここからは具体的なゲームシステムを見てみることにしましょう。本作のゲームシステムは、過去の『アサシン クリード』のシリーズから大きく変化しています。

 なかでも最大の特徴は、主人公のバエクが敵を倒したりクエストをクリアしたりするたびにXP(経験値)を獲得し、それによってレベルアップしていくという点です。つまり本作は、アクションRPGに近いスタイルになっているのです。

 レベルが存在するのは主人公のバエクだけではありません。敵の兵士や野生動物にもそれぞれレベルが存在しており、敵をマークするとレベルの数字が表示されます。そのため本作では、敵がどれぐらい強いのかを、一目で確認することができるのです。

『アサシン クリード オリジンズ』
▲後述するセヌで偵察したり、弓で狙ったりすると、敵がマークされて、頭の上にレベルの数字が表示されるようになります。

 実際にプレイした感覚では、レベル差が1違うだけでも、戦闘への影響はかなりあるように感じました。自分よりもレベルの高い敵に対して正面から戦いを挑んでも、勝利するのは難しいでしょう。かといって、背後から忍び寄って暗殺しようとしても、レベル差の大きい相手だと一撃で倒すことができず、逆に反撃を食らってしまうのです。

 また、なかにはレベルの数字の代わりに、ドクロマークが表示されている敵も存在しています。これはレベル差が大きすぎてまったく敵わない相手を表しているので、こうした敵とは決して戦わず、見つからないように避けるしかありません。

 このように本作では、自分のレベルに見合った敵と戦うことが重要で、そのためにもXPを獲得して、自分をどんどんとレベルアップさせていく必要があるのです。

 XPは戦闘で敵を倒すことでも獲得できますが、入手できるXPの量はあまり多くありません。XPをもっとも稼げるのはクエストの達成ですが、実は本作ではクエストにも推奨レベルが存在しており、推奨レベルに達していないと、出現する敵が手強くて苦労することになります。

 本作にはメインストーリーに関わるクエスト以外にも、各地の人々から依頼されるサブクエストが多数用意されています。その中から今の自分のレベルに見合ったクエストを選んでクリアしていけば、効率よく成長できるでしょう。

 またクエスト以外にも、マップ上の新たな場所を発見するたびに、XPを獲得できます。さらに、そうした場所には必ず“ロケーションイベント”と呼ばれるものが用意されています。宝箱のアイテムを集める、特定の動物を狩るといった、ロケーションイベントの条件を達成すれば、さらにXPを獲得できます。

『アサシン クリード オリジンズ』
▲新たなロケーションを発見したので、25XPをゲット。

 このように本作では、レベルアップに必要なXPを獲得するために、探索やクエストをどんどんと繰り返すようになっていくのです。そうしてレベルアップすれば、より強い敵と戦えるようになり、行動範囲がさらに広がります。レベルが存在することでプレイの目標が立てやすくなり、ゲームをスムーズに進めることができるようになっていると感じました。

 ちなみに探索などで長距離を移動する際には、従来のように馬に乗るだけでなく、ラクダにも乗れるのがエジプトらしいところです。

回避を駆使した近接戦闘と、弓矢を使い分けて戦うバトルが新鮮!

 従来の『アサシン クリード』と比べて『オリジンズ』では、戦闘も操作感がかなり変化しています。

 作品によって微妙な違いはあるものの、従来の『アサシン クリード』の近接戦闘といえば、剣などで敵の攻撃を受け流してカウンターを決める、といったイメージが強いでしょう。しかし本作では受け流しよりも、相手の攻撃を自分の目で見極めて、それを回避することが重要になっています。

 相手の攻撃が振り下ろされる瞬間に□ボタンで回避して、その隙に対して弱攻撃(R1ボタン)や強攻撃(R2ボタン)を出していくという形です。従来のように敵の攻撃を受け流してそのままカウンターを決めるのではなく、間合いを計って自分自身の操作でカウンターを決める感じ、と言えばいいでしょうか。

『アサシン クリード オリジンズ』 『アサシン クリード オリジンズ』
▲敵の攻撃を回避して、その状態から態勢の崩れた相手に一気に斬りつけます。なお本作では、敵にダメージを与えると、その数値が表示されるようになりました。

 そのため近接戦闘では、1対1の勝負でじっくりとタイミングを見極めて戦うのが基本になります。逆に自分が複数の敵に取り囲まれると、自分よりレベルが低い相手でも苦戦することになってしまいます。

 また本作では、使用する武器によって操作感覚が大きく異なります。ヘビークラブは振り回すのに隙が大きい代わりに、命中した際のダメージは強力です。槍はリーチが長く、弱攻撃で振り回せば複数の敵にダメージを与えることもできますが、狭い場所では取り回しが難しくなるといった特徴があります。

 さらに、レギュラーソード(片手剣)や槍を使用する際は、片手で盾を構えて敵の攻撃をガードすることも可能です。もちろん、敵も同様に盾を使ってガードしてくるので、回避後に隙をついて攻撃したり、後述するアビリティを使った受け流しで隙を作ったりといったことが必要になります。

 加えて、戦闘を続けているとアドレナリンバーが次第に上昇していき、MAXになると武器クラスによって異なる大技“オーバーパワー”が使用可能となり、大ダメージを与えることができます。

 このように本作の近接戦闘は、間合いと打撃のタイミングが重要になる、より武器格闘アクションに近い形のものになっているのです。

『アサシン クリード オリジンズ』 『アサシン クリード オリジンズ』
▲デュアルソードで“オーバーパワー”を発動! 敵に飛びかかって押し倒し、ザクザクッと連続で斬りつけます。

 また、バエクは剣など近接戦闘用の武器に加えて、弓も同時に装備できます。従来の『アサシン クリード』でも、クロスボウや銃を使用できましたが、どちらかというと補助的な役割が強かったように思います。しかし本作のバエクの場合は、弓矢による攻撃は近接戦闘と同じぐらい、重要なものとなっています。

 弓矢でヘッドショットを狙えば、遠距離から敵を一撃で倒すことも可能なため、かなり有利に戦うことができます。弓の種類も、連射可能なものや複数の矢を同時に発射できるものなど、バラエティに富んだものが用意されています。

 ただし、弓で狙っている際には敵に発見されやすくなるため、ステルス行動している際は注意が必要です。また、弓の種類ごとに矢を用意しなければならず、持ち運べる矢の本数にも限りがあるので、使いどころを考えなければなりません。

『アサシン クリード オリジンズ』
▲バエクは弓と近接武器をそれぞれ、最大2つずつ装備可能。戦闘中に十字キーの左右を押すことで、最大4つの武器を素早く切り替えることができます。

 このように本作の戦闘では、弓による遠距離攻撃と剣などによる近接戦闘を、臨機応変に使い分けて戦うことになります。例えば、敵がこちらを見つけて近寄ってくる間に弓矢で相手の体力を削っておいて、接近したら近接武器でトドメを刺す、といった戦い方も可能です。

 ちなみに本作には、武器や盾などの装具にもレベルが存在しており、自分よりレベルの高い装具は装備することができません。また同じレベルの装具でも、クオリティの数値が高いと、より性能が高いものになっています。

 さらに装具のなかには、クリティカルヒットが出やすい、アドレナリンが自動的に上昇する、といっや特殊能力が付与されているものもあります。装具はマップの各所にある宝箱から発見できるため、性能の高いレアな装具を収集する楽しみも用意されているのです。

『アサシン クリード オリジンズ』
▲レベル22、クオリティ56のこのメイスは、レアリティが“レジェンド”だけあって、3種類もの特殊能力が付与されています。

 本作では、バエクがレベルアップした際に手に入る“アビリティ”ポイントを使って、プレイヤーの選択によってアビリティを取得することができます。アビリティとはバエクが使用可能になる特殊な能力です。

『アサシン クリード オリジンズ』

 アビリティには弓を強化する“ハンター”、近接戦闘を強化する“ウォリアー”、そして特殊な攻撃が可能となる“予言者”の3系統が用意されています。これにより、先に紹介した受け流しが可能になったり、弓の命中精度が上がったりするのですが、特にユニークなのが“予言者”の特殊攻撃です。

 爆弾やスリープダーツといった従来のシリーズ作でおなじみのものから、死体に腐食促進剤を感染させて付近にいる敵を汚染するといった陰険な技まで、多彩なものが揃っています。なかでも、カバやライオンといった野生動物を手なづけて一緒に敵を攻撃できる“動物使い”は、インパクト抜群ですよ。

『アサシン クリード オリジンズ』 『アサシン クリード オリジンズ』
▲動物使いのアビリティを取得すると、スリープダーツで眠らせた動物を手なづけることができます。カバを手なづけたところ、敵兵士に対して果敢に立ち向かってくれました。

 ここまで説明してきたように本作の戦闘は、近接戦闘で本格的な攻防が味わえるだけでなく、弓矢による攻撃やアビリティによる特殊攻撃など、バラエティに富んだ攻撃が可能になっており、これまで以上に深みが増していると感じました。

 ただし先にも説明したように、本作ではレベルの違いが戦闘に大きく影響します。そのため事前にしっかりと偵察して敵をマークしておいて、敵のレベルを確認するのが重要でしょう。

相棒のセヌが上空から敵の配置やレベルを偵察!

 『オリジンズ』では偵察がより重要になっていると解説しましたが、実は本作では、偵察の方法や画面の表示なども大きく変わっています。まず、これまで画面の隅にあったミニマップの表示がなくなり、各種アイコンによって方角と距離を表すだけの形になっています。

 また、バエクはこれまでのシリーズでおなじみの能力である“鷹の目”が使えません。ではどうやって敵地を視察するのかというと……じつは本物の“ワシの目”を使うことができるのです! 

『アサシン クリード オリジンズ』

 バエクは“セヌ”という名前のワシを飼っています。彼が相棒と呼ぶこのセヌを放って、空中から直接偵察することができるのです。上空から様子を観察できるだけでなく、空中でホバリングしながら地上の敵にカーソルを合わせると、敵をマークすることができるのです。

『アサシン クリード オリジンズ』

 敵のマークだけでなく、クエストの目標なども発見できるため、このセヌによる偵察はクエストのクリアにとって非常に重要です。また、偵察の際に敵や一般市民にカーソルを合わせると、“防衛中”、“会話中”といった具合に現在の行動が表示されるので、敵の行動を予測して隙をつくことも可能です。

 こうして偵察を行い、敵の配置やレベルを確認しておけば、ステルス行動によって敵から姿を隠しつつ、1人ずつ順番に倒していくといった戦術もラクに実行できるようになります。

 さらに、油の入ってる壺を弓矢で破壊して炎上させたり、猛獣の入っているオリを破壊して敵を襲わせたりといった、同じユービーアイソフトの『ファークライ』シリーズを思わせるような戦術も実行可能になっているのです。

『アサシン クリード』らしさと新鮮さが融合した10周年にふさわしい作品!

 これまで見てきたように、本作のゲームシステムはレベルの導入や戦闘、偵察と、いずれも従来のものから大きく変更されています。ですがその一方で、エキゾチックな風景の古代エジプトを自由に探索し、歴史の裏側に隠されたストーリーを体感していく感覚は、従来の『アサシン クリード』らしい魅力にあふれています。

 『アサシン クリード』の“オリジン”に迫るストーリーと、これまでとはまったく異なるゲームプレイがあいまって、個人的には「すごく『アサクリ』らしくて、すごく新鮮」だと感じました。これまでのシリーズ作をやりこんでいる人ほど、筆者のように新鮮な感覚を味わえるのではないでしょうか。

『アサシン クリード オリジンズ』

 一方で、これまで『アサシン クリード』の名前を聞いたことがあっても、まだプレイしたことがないという人にとっては、本作がデビューに最適だと言えるでしょう。シリーズの“オリジン”を描く本作だけに、従来のシリーズ作を意識することなくこの世界にスッと入り込めると思います。

 10周年を迎えた『アサシン クリード』が、ここからさらに新たな展開を遂げていく。そんな作品になっている本作を、ぜひプレイしてみてください!

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