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2017-11-04 14:50

羽多野 渉さん豊永利行さんらが登壇。劇場版『ダンデビ』舞台挨拶レポート

文:ガルスタオンライン

 本日11月4日、さまざまなメディアミックス展開を行ってきた『Dance with Devils』(以下、ダンデビ)が劇場版『Dance with Devils-Fortuna-』として公開になりました。立華リツカ役・茜屋日海夏さん、立華リンド役・羽多野 渉さん、マリウス役・豊永利行さん、監督:吉村 愛さんが登壇した舞台挨拶の模様をお届けします。

 ■『ダンデビ』ゲームファンディスク発売&ミュージカル第3弾上演決定の記事はこちら

劇場版『ダンデビ』舞台挨拶レポート

 お客様からの拍手に迎えられ、登壇するキャスト陣と監督。登場するやいなや、豊永さんからは「僕と監督のマイクがないんですけど~!」と地声で申し出が(笑)。その後無事にみなさんマイクをお持ちになり、舞台挨拶がスタート。

 上映初日の舞台挨拶。今の率直な気持ちを問われたみなさんは、「何度観ても泣けるし、当時のことを思い出しました」(立華リツカ役・茜屋日海夏さん)、「いろんないきさつがあっての今日。うれしいです!」(立華リンド役・羽多野 渉さん)、「『ダンデビ』コンテンツが続くなか、アニメスタッフの出番を待っていた」(監督:吉村 愛さん)など語るなか、今回『ダンデビ』初参加になるマリウス役の豊永利行さんからは、最初のころの収録秘話が。「ミュージカルアニメと聞いていたのでミュージカル感満載でやってみたら、監督から“ちょっと違います”と言われた」というエピソードが披露されました。

劇場版『ダンデビ』舞台挨拶レポート

 アニメのアフレコは2年振りなうえ、劇場版のためにアフレコをし直したということで、久々に『ダンデビ』チームが集まった印象を問われる場面が。羽多野さんから「(ゲームやシチュエーションCDの収録があったので)リスナーさんへの愛を囁いてきたので、最初のシーンでもそれ(愛情)が出てしまった」という、なんともリスナー的には嬉しい言葉が。

劇場版『ダンデビ』舞台挨拶レポート
▲立華リンド役・羽多野 渉さん。

 新キャラとしてチームに入っていくのはどうでしたか、という質問に豊永さんは「久しぶりのマリウスだったんで」とおちゃめな言葉が! そのあとは「空気感が温かかった」と『ダンデビ』チームの印象を語っていました。

劇場版『ダンデビ』舞台挨拶レポート
▲マリウス役・豊永利行さん。

 作中の楽曲が全15曲、そのうち新曲が6曲という今回の劇場版。オススメの曲は? ということに話が及ぶと、リンドの曲『全部お前の為だ!』の「シャバダバドゥワ!」という歌詞について全員で大盛り上がりに!! 監督から「リンドにシャバダバ言わせたい」という話が音楽担当のElements Garden・藤田さんにあったようで、それが忠実に表現されているそう。

 ちなみにそのシーンでたくさん出てくる猫のなかに、羽多野さんの愛猫・むぎちゃんが登場しているとの裏話が! 一瞬だそうなので、みなさん劇場で探してみましょう♪

 豊永さんは「マリウスの曲のラスボス感!」、茜屋さんは同じく『全部お前の為だ!』の「シャバダバ」との回答でした。

劇場版『ダンデビ』舞台挨拶レポート
▲立華リツカ役・茜屋日海夏さん。

 吉村監督のお気に入りのエピローグはシキとのこと。シンプルに、というオーダーをされたそうで、素敵に気持ち悪い(注:『ダンデビ』では褒め言葉です)ので、楽しんでいただきたいということです。

 そして、2018年3月22日にファン待望のファンディスク、PS(R)Vita専用ソフト『Dance with Devils My Carol』の発売と、ミュージカル「Dance with Devils」第3弾の上演決定の映像が流れると、客席からは歓喜の声が湧き上がりました。

 最後に「観てくださるみなさまが主役なので、リツカとして楽しんでください」(茜屋さん)、「無事初日を迎えられたことに感謝しています」(羽多野さん)、「ファンディスクにマリウスはいるのか? オプション画面でもいいので出してください!」(豊永さん)、「劇場版に関してはファンのみなさまのために作ったので、何度も楽しんでください」(吉村さん)との言葉が。盛大な拍手のなか、舞台挨拶は終了しました。

劇場版『ダンデビ』舞台挨拶レポート

劇場版『Dance with Devils-Fortuna-』に関する情報

1:豪華週替り来場者特典

■1週目 描き下ろし複製サイン色紙風カード(レム・リンド・ローエン)

 総作画監督・吉川真帆氏描き下ろしの複製サイン色紙風カード。レム、リンド、ローエンの3種から1種をランダムで配布。

■2週目 描き下ろし複製サイン色紙風カード(ウリエ・メィジ・シキ)

 総作画監督・吉川真帆氏描き下ろしの複製サイン色紙風カード。ウリエ、メィジ、シキの3種から1種をランダムで配布。

■3週目 書き下ろしショートストーリー小冊子

 脚本・金春智子氏書き下ろしのショートストーリーを掲載した小冊子。本編のネタバレを含むため、本編鑑賞後にご覧ください。

2:6パターンのマルチエピローグ上映

 劇場版『Dance with Devils-Fortuna-』は6パターンのマルチエピローグ上映。上映回ごとに異なるエピローグを楽しめます。キャラクター別に、本編では語られなかったそれぞれの想いが語られるエピローグです。

 11月 4日~11月10日 鉤貫レム エピローグ、立華リンド エピローグ
 11月11日~11月17日 楚神ウリエ エピローグ、南那城メィジ エピローグ
 11月18日~11月24日 棗坂シキ エピローグ、ローエン エピローグ

※1度の上映につき、1キャラクター分のエピローグの上映となります。2キャラクター分合わせての上映ではございませんのでご注意ください。
※期間内でご覧頂く上映がどちらのキャラクターのエピローグになるかは、上映の各劇場公式サイト等で事前にお知らせいたします。チケットご購入前にご確認下さい。

観客参加型上映会“アクマと詠う上映会”開催決定

 劇場版『Dance with Devils-Fortuna-』をご覧頂くみなさまに、“アンサンブル”として、作品にご参加頂く上映会です。コール&レスポンス、ペンライトの使用や、コスプレもOK! ぜひ、メインキャストであるアクマたちと一緒に、舞台を盛り上げてください。開催日時スケジュールは各劇場サイトをご確認ください。

4:劇場版の“本編冒頭6分15秒”の映像公開中

作品概要

劇場版『Dance with Devils-Fortuna-』11月4日シネ・リーブル池袋他ロードショー

■スタッフ
 原案:岩崎大介(Rejet)
 原作:グリモワール編纂室
 監督:吉村 愛
 脚本:金春智子
 キャラクター原案:前田浩孝(Rejet)
 キャラクターデザイン:高品有桂
 音楽プロデューサー:藤田淳平
 音楽:Elements Garden
 音楽制作:DIVEIIentertainment
 アニメーション制作:ブレインズ・ベース

■キャスト
 立華リツカ:茜屋日海夏
 鉤貫レム:斉藤壮馬
 立華リンド:羽多野 渉
 楚神ウリエ:近藤 隆
 南那城メィジ:木村 昴
 棗坂シキ:平川大輔
 ローエン:鈴木達央
 マリウス:豊永利行
 葛葉アズナ:松田利冴
 ジェキ:鈴木裕斗
 ネスタ:小山力也

■公開劇場
 シネ・リーブル池袋/TOHOシネマズ仙台/TOHO シネマズ川崎//伏見ミリオン座/シネ・リーブル梅田/シネ・リーブル神戸/福岡中洲大洋

■INTRODUCTION

 『Dance with Devils』は女性向けコンテンツメーカー・Rejetと音楽制作ブランド・Elements Gardenが初タッグを組み、ドラマティックな愛を描いた物語で、2015年10~12月、“ミュージカルアニメ”と銘打ったTVアニメが放送された。本作はキャラクターたちが作中で想いを伝えるために“歌を歌う”という斬新な演出方法が取り入れられ注目を浴びた。

 その後ゲーム、2.5次元ミュージカル、コミックなど、様々なメディアミックス展開を行うなかで、すべての作品が異なるエンディングを迎えた本シリーズ。

 2017年秋には、舞台を銀幕に移し、これまでのどの『Dance with Devils』とも異なる道をたどる新たな物語が描かれる。TVシリーズからのカットに新作カットを加え、台詞はすべて新規に収録。さらには新曲6曲を加え、全12曲もの歌で紡ぐ新たな“ミュージカルアニメ”。

 劇場にその歌声が響く――。

■STORY

 立華リツカは、四皇學園に通う高校2年生の少女。見知らぬ誰かとの恋にあこがれながらも、日々変わらぬ穏やかな生活を送っていた。

 それは、イギリスに留学中の兄、立華リンドが帰国する日。彼女は學園の生徒の憧れである、生徒会長・鉤貫レムからの呼び出しを受け、生徒会の面々と不思議な出会いを果たす。それは少し変わった1日。それだけのはずだった。しかし、帰宅した彼女が目にしたのは倒れた母親の姿。そして、フードを被った怪しげな男たち。彼らは、ヒトではなかった――。

 アクマ、ヴァンパイア、エクソシスト。彼らが求める『禁断のグリモワール』とは何なのか? 突如崩れ去った日常の中、窮地を救ってくれる生徒会長に徐々に心惹かれていくリツカ。その一方、秘密を抱える兄に戸惑いは深まっていく。はたして、彼女はどんな道を選ぶのか?

 ひとりの少女を巡る愛の物語は、今、新たな結末を迎える――。

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