11月2日、新宿ピカデリーにてアニメ『アイドリッシュセブン』（以下、『アイナナ』）。先行上映会が行われました。先行上映のほかにもさまざまな新情報の発表など『アイナナ』の今後の大きな展開が発表された本イベントの模様をお届けします！

　アニメの第1話、2話の先行上映後和泉一織役・増田俊樹さん、二階堂大和役・白井悠介さん、和泉三月役・代永翼さん、四葉環役・KENNさん、逢坂壮五役・阿部敦さん、七瀬陸役・小野賢章さん、別所誠人監督が登場。「全国のマネージャーのみなさんこんばんはー！」と、進行を務める代永さんと増田さんが元気に会場のみなさんにごあいさつすると、続いてそれぞれが自己紹介を行いました。

　さらに、ビデオメッセージでの出演とみせかけ、六弥ナギ役の江口拓也さんがステージわきから登場！　会場からは割れんばかりの大歓声が!!　 IDOLiSH7のメンバーが全員そろった喜びを分かち合ったあと、いよいよイベントがスタート！

第1話・2話の振り返りトーク

　まずは、先ほど上映されたばかりの第1話、2話を振り返るコーナーから。アニメの完成度の高さなどに触れてトークをしながら、第1話、第2話のなかからキャストが選んだお気に入りのシーンが紹介されました。

　増田さん、白井さん、阿部さん、小野さんの4名が選んだのは、第2話の最後で描かれた初ライブのシーン。「鳥肌がたった」「ライブのシーンは別格だよね」と阿部さんや小野さんが感動的なシーンについて触れる一方で、増田さんは「ペンライト5本両手に持って応援していた」とライブ観客席にいる事務員の大神万理に注目。細部にまでこだわって作られているシーンに「すごい！」とキャスト陣も驚きの様子でした！

　また、代永さん、KENNさん、江口さんは、みんなでバスケットボールをしているシーンをチョイス。代永さんはその理由について「収録がここから始まったので、とても印象的なシーンとなった」と語りました。また「サブタイトルが出る時の音がゲームと同じメロディで感極まった」というKENNさんの感想に対して、別所監督がその点を詳しく説明。「ゲームのサウンドとは別にアレンジバージョンをアニメ用に作ってもらった」ということで、ここでも、アニメ演出における監督のこだわりが感じられるエピソードが飛び出しました！

別所監督に聞いてみたいことトーク

　次のテーマは、キャスト陣が別所監督に質問したいことについて。キャスト陣がそれぞれ質問したい項目がスクリーン上に表示されると、さっそく質問に対して別所監督が回答していきます！

　増田さん、KENNさん、小野さんからの質問は「アニメオリジナル展開はありますか？　また、アニメならではのこだわりや、気を付けていることはありますか？」というもの。それに対し別所監督は、アニメオリジナル展開はそれほどないとしたうえで、原作のお話からは逸脱しないように気を付けていると回答しました。

　また、代永さんは第2話の“陸がアカペラで歌うシーン”について触れ、該当シーンの歌をレコーディングではなくアフレコ時に収録していたことを話すと、小野さんは「歌唱力が高いキャラクターなので、かなりプレッシャーを感じながら歌いました」と、緊張しながらも何度もチャレンジしたことを明かしました。

　「“じゃがいもとパソコンのシーン”はどうなってしまいますか？」と質問したのは阿部さん。この質問には会場にいるマネージャーのみなさんからも、思わず笑いが（笑）。この質問に対して別所監督は「マネージャーさんたちは基本的にノートパソコンを持ち歩くので、最初は小鳥遊事務所にデスクトップPCを置く予定はなかった」と語るも、諸事情によりデスクトップPCを置いたと回答。このシーンがアニメではどうなるのか、ゲームの内容をご存じの方もそうでない方も、ぜひ本放送でチェックしてみてくださいね！

IDOLiSH7メンバーどうしが聞きたいことは？

　トークパートの最後は、IDOLiSH7メンバーにそれぞれがきいてみたいことをリレー形式で質問していく“IDOLiSH7リレートーク”です！

小野さん→増田さん

　トップバッターとなった小野さんは、増田さんに「『アイナナ』キャストで1番かわいい人は誰ですか？」と質問。増田さんは、その問いに対して白井さんと答えると「最近愛され度がハンパないから」と理由を説明します。「みんながボケるから、ずっとつっこまなくちゃいけないんだよ！」と白井さんがうれしそうに楽屋での様子を話すと、メンバーどうしの仲のよさが垣間見える一幕に会場からは歓声があがっていました。

増田さん→代永さん

　増田さんが代永さんに質問したのは「年下にかわいいって言われるのはどう思いますか？」というもの。三月は男らしくいたいキャラクターだけれども、と前置きをした上で「（かわいいと言われることが）うれしい！」と答えた代永さん。そんな代永さんに、会場のみなさんからは次々に「かわいい！」と声が上がっていました！

代永さん→白井さん

　「どうやったらそんなに早くダンスや歌詞が覚えられるんですか？」と代永さんが質問したのは、共に「ピタゴラス☆ファイター」を歌うメンバーで、感謝祭で踊りも披露したことがある白井さん。白井さんの「練習用に送られてきた動画を見たり、歌を聴いていたら自然に覚えられた」という天才肌な発言に、メンバーも驚きを隠せない様子でした。

白井さん→阿部さん

　続いて白井さんは阿部さんに「酔ったらどうなりますか？」と質問。阿部さんの酔った姿を見たことがないという白井さんに阿部さんは、かなりお酒に強いことがうかがえるエピソードを交えながら「僕が酔うと眠くなったあと、静かになって、気が付いたら寝ていると思う」と回答しました！

阿部さん→KENNさん

　そんな阿部さんからKENNさんへの質問は、激辛好きな壮五にちなんで「辛いものは食べられる？」というもの。じつは辛いものが苦手だったKENNさん。最近は少しずつ好きになってきたとのこと。最終的には、今度2人で辛いものを食べに行こうという話にまで発展し、二人の絆を感じられる回答になっていました♪

KENNさん→江口さん

　KENNさんが江口さんに質問したのは、ナギの独特な節回しが生まれた経緯について。ファンも気になるその質問に対して「いろいろな節回しをやってみて、どれがおもしろいのか、しっくりくるのかを何度も確かめた」と答えたのは江口さん。ナギの収録をしたあとは、「お疲れ様でした」を言うのもナギ口調につられてしまうというエピソードが江口さんから語られると、会場からもキャストからも笑いが起きていました（笑）。

江口さん→小野さん

　リレートークのラストには、江口さんから小野さんへ「俺にはいて欲しいパンツの色は？」という大胆な質問が!!　悩んだ挙句「金色」と小野さんが答えると、パンツの話題で大いに盛り上がるキャスト陣に会場のみなさんも思わず大爆笑。

　「こんな7人なんです」と増田さんが言うと、笑顔で「大丈夫です」と別所監督が答え、楽しかったトークパートはここで終了。ちなみに、この日別所監督が着ていたのは陸の大好物、オムライスのTシャツで、どこまでもアイナナ愛にあふれたステージ上にほっこりしてしまいました♪

　このあとAGF情報やPS Vitaのゲーム化、1st LIVE開催決定などのうれしい新情報がたくさん告知され、イベントは惜しまれつつもエンディングへと突入。最後は、別所監督とIDOLiSH7を代表して小野さんから、アニメへの意気込みや、マネージャーのみなさんへ感謝のメッセージが送られ、イベントは終了しました。

別所誠人監督

　本日みなさんに第1話・第2話を観ていただきましたが、第3話以降も今、順次制作しております。決してクオリティを落とさないように現場のスタッフ一同で頑張っておりますので、ぜひとも応援をよろしくお願いいたします。

七瀬陸役　小野賢章さん

　ゲーム収録をした時から、『アイドリッシュセブン』は絶対にみなさんに受け入れてもらえる作品になると僕は確信していました。それがアニメになり、来年にはライブもあり、僕らにとってだけでなく、『アイドリッシュセブン』の彼らにとっても本当にサクセスストーリーだなと、みなさんの応援が全部繋がっているなと感じます。アニメは1月から始まりますので、これからも彼らの応援をよろしくお願いします！

　この日先行上映された本編第1・2話はバンダイチャンネル他で配信中！　ぜひご覧になってみてくださいね♪

TVアニメ『アイドリッシュセブン』概要

■STAFF
　原作：バンダイナムコオンライン・都志見文太
　キャラクター原案：種村有菜
　監督：別所誠人
　スーパーバイザー：あおきえい
　シリーズ構成：関根アユミ
　アニメーションキャラクターデザイン：深川可純
　アニメーション制作：TROYCA（トロイカ）

■CAST
[IDOLiSH7]
　和泉一織：増田俊樹
　二階堂大和：白井悠介
　和泉三月：代永翼
　四葉環：KENN
　逢坂壮五：阿部敦
　六弥ナギ：江口拓也
　七瀬陸：小野賢章
[小鳥遊事務所関係者]
　小鳥遊音晴：千葉進歩
　大神万理：興津和幸
　小鳥遊紡：佐藤聡美
[TRIGGER]
　八乙女楽：羽多野渉
　九条天：斉藤壮馬
　十龍之介：佐藤拓也
[八乙女事務所関係者]
　八乙女宗助：小西克幸
　姉鷺カオル：川原慶久

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(C)BNOI/アイナナ製作委員会