鈴木達央さんが見てみたい過去とは? 『嘘月シャングリラ』収録後インタビュー
11月30日に発売となるPS Vita専用ソフト『嘘月シャングリラ』よりフェンリル役の鈴木達央さんの収録後インタビューをお届け。自身が演じられたキャラクターについてや、印象に残ったシーンなど語っていただきました。
フェンリル役 鈴木達央さん
▲フェンリル:災禍の兄弟と呼ばれた忌み子の長男。街の警備をする灯狼隊の一員。やや強引で粗雑な面はあるが、根はまじめで優しい。 |
――ご自身が演じたキャラクターは、どんなキャラクターだと思われましたか?
元気がよく、すごくしっかりと周りを見ていて、なんとかしてみんなの調和を取ろうと努力するキャラクターです。お兄ちゃん気質なので、兄としての自分というものがしっかりと確立されていて、とても芯が強いなと思いました。フェンリルが持つ芯の部分は表に見えている子でもあるので、同性から見ても清々しい気分になれました。
――ご自身が演じたキャラクターの個別ルートで、印象に残っているシーンを教えてください。
3兄弟でずっと一緒にいるのですが、その生活に主人公のアカリちゃんが加わって、4人で一緒に生活をともにしようというところが出てくるんです。そういったみんなで過ごす日常のシーンが、すごく印象に残っています。
本作にはバッドエンドもありますが、こちらではそこにたどり着くまでに、主人公と築き上げてきたものがフェンリルの先々を決めるような内容になっています。彼や主人公の、ひとつひとつの決断が大きいのかなと思いました。
――もしもご自身に嘘月の能力があったら、見てみたい過去はありますか?
一番見てみたいのは邪馬台国とか、すごく古い時代ですね。戦国時代なんかもそうですけど、自分が逆立ちしても見られないような時を見てみたいです。たとえば、我々が今、口にしているお米ができあがった時代は、どうやってヒントを得て作り始めるようになったのかなとか気になります。
――発売を楽しみに待っているファンへのメッセージをお願いいたします。
フェンリルは、自分があまり恵まれた状況じゃないことを理解していて、そのなかで自分というものをどうやって表現していったらいいのか、しっかり考えています。基本的には他人に対して誠実に応えるのですが、たまに我を通したりする。
逆境にもまっすぐ立ち向かう、とても素直な人間です。そんなフェンリルとともに、この『嘘月シャングリラ』の世界を生きていただいて、みなさんの見つける答えというものが、1つ輝かしいものになったらうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。
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