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2017年12月7日(木)

『コードヴェイン』主人公の成長やカスタマイズ要素を紹介。吸血鬼の強さと記憶にかかわるブラッドコード

文:電撃オンライン

 バンダイナムコエンターテインメントは、2018年に発売予定のPS4/Xbox One/PC(Steam)用ソフト『CODE VEIN(コードヴェイン)』の新情報を公開しました。

『コードヴェイン』

 『コードヴェイン』は、強敵と危険が待ち受けるダンジョンに、バディとともに挑むアクションRPGです。

 崩壊を迎えた世界を舞台に、血を吸うことで超常的な力と人間性を維持する“吸血鬼(レヴナント)”と呼ばれる者たちが、血と真実を求め、堕鬼(ロスト)たちの跋扈(ばっこ)する閉鎖世界“ヴェイン”を探索していく物語が描かれます。吸血アクションや、奪った血(冥血)を使う特殊能力“錬血”を使った戦いも特徴です。

 本記事では、新たな吸血牙装(ブラッドヴェイル)やキャラクター、さらに主人公の成長システム、ブラッドコード、装備の強化システムなどを紹介します。

マフラーの形状をした吸血牙装“アイヴィ”

 吸血牙装“アイヴィ”は、普段、両肩から背中にのびるマフラーのような形状をしています。吸血アクション時には、マフラー部分が無数の棘に変化して、離れた場所の敵を貫きます。また、吸血牙装の中でも軽量でスピーディな立ち回りが可能です。

『コードヴェイン』
▲吸血アクション時の画像です。マフラーから変化した無数の棘が、地中を経由して離れた場所の堕鬼を攻撃します。
『コードヴェイン』
▲受け流しなどから特殊吸血を行うと、棘が堕鬼の身体を突き刺し、さらに内部から八つ裂きにします。
『コードヴェイン』
▲アイヴィは、ジャックと一緒に行動する吸血鬼エヴァも使用しています。

吸血牙装ごとの特性

 吸血牙装は、普段は衣服の形態をして身を守る防具の役割を果たしながら、吸血時にはそれぞれの特徴あるアクションが繰り出せます。

 “オウガ”であればリーチが短いぶん小回りが効き、“ハウンズ”は前方広範囲に強力な攻撃を仕掛け、“スティンガー”ならため時間が長いが遠距離の敵を攻撃できるなど、吸血牙装ごとの特性があるので、自分のバトルスタイルに合った吸血牙装を選ぶことができます。

『コードヴェイン』
▲巨大な爪で吸血する“オウガ”は、素早い近距離戦を得意とします。
『コードヴェイン』
▲“ハウンズ”は、リーチは短いですが前方の広範囲を攻撃できます。
『コードヴェイン』
▲“スティンガー”は、サソリの尾のような吸血機構を放って遠くの敵を攻撃可能です。

ミアのことが大好きな弟“ニコラ”

 ニコラは、バディの1人であるミア・カルンシュタインの弟です。姉のミアと2人きりでヴェインを放浪し、彼女のことが大好きというニコラは、姉のためならば、どんな相手にも屈せず立ち向う勇気と優しさを持っています。

ニコラ・カルンシュタイン
「ミアのことは……ボクが守るから!」

『コードヴェイン』

ミアのイベントシーン

『コードヴェイン』
▲弟のニコラをかばい、戦おうとするミア。彼女も同様に弟を愛し、ニコラを守るためなら非情にもなる覚悟を持っています。
『コードヴェイン』
▲傷ついた様子のミアが、どこかのベッドで目覚めたシーンです。戦い続ける彼女に、安息の訪れはあるのでしょうか……。
『コードヴェイン』
▲ミアが凍てつく霊峰にただ1人たたずむ様子です。すべてが凍りつくこの地で、彼女とニコラを待ち受ける運命とは……?

主人公の成長

 本作は、経験値の代わりに“ヘイズ”を使用して、主人公であるプレイヤーキャラクターのレベルアップを行えます。

 ヘイズは、敵を倒した際に取得できる他、ダンジョン内で手に入る専用アイテムを使用することでも入手可能です。また、レベルアップ以外の用途にも使用します。

『コードヴェイン』
▲レベルを上げると、主人公の基礎パラメータが上昇します。

 なお、ダンジョン内で敵に倒されると、所持しているヘイズはすべて失います。ただし、倒れた場所までたどり着けば、失ったヘイズを回収できます。

『コードヴェイン』
▲堕鬼に倒され、ヘイズをすべて失った場面です……。
『コードヴェイン』
▲再び同じ場所に戻ることができれば、画像のようにヘイズを回収できます。

ブラッドコード

 ブラッドコードは、吸血鬼の特性にかかわる特殊な血の型で、ゲーム中では装備するブラッドコードを変えると、使用できる錬血が変わるなどバトルスタイルに影響します。

 主人公は吸血鬼記憶の結晶である“血英”から持ち主のブラッドコードを入手できますが、多くの場合、入手した時点だと血英は破損しています。そのため、まずは血英の中枢である“血英核”の修復が必要です。

『コードヴェイン』
▲ブラッドコードを得るには、最初に血英核の修復から行います。

 血英を修復して引き出したブラッドコードを装備すると、主人公は元の持ち主の特性をその身に宿して、その特性に合わせた錬血を使用できるようになります。血英の修復を進めれば、持ち主の失われた記憶をよみがえらせ、さらなる錬血を解放することも可能です。

『コードヴェイン』
▲血英核を修復したら血英の修復へ。いずれも専用の素材とヘイズが必要になります。
『コードヴェイン』
▲記憶をよみがえらせると、主人公は実際にその記憶を体験できます。そして、失われた記憶に秘められた真実や持ち主の思いを知ることになります。

 なお、ブラッドコードに属する錬血は、ブラッドコードを変更すると入れ替わりますが、一部の錬血は特定の条件を満たすことによって、装備しているブラッドコードにかかわらず使用できるようになります。

『コードヴェイン』
▲ブラッドコードに属する錬血で気に入ったものがあれば、素材とヘイズを使って習得しましょう。

 以下に、登場するブラッドコードの一部について、その特性や習得できる錬血の例を紹介します。

ブラッドコード“レンジャー”

 探索での生存性に重きを置いたブラッドコードです。スタミナを増加させるパッシブ錬血や、敵をおびき寄せる遠距離攻撃の錬血など、探索を安定させる錬血を習得できます。

・習得可能な錬血例

ソニックアロウ冥血から刃を生成し、遠くの敵に放ちます。威力は低いですが、戦いやすい場所へ敵をおびき寄せるのに適しています。
猛毒の印一定時間、装備中の武器に毒の状態異常効果を付与します。連撃で敵を毒状態にすれば、強力な敵でも効率よく体力を奪えます。

ブラッドコード“狩人”

 遠距離戦に特化したブラッドコードです。武器による射撃攻撃の威力を上げたり、的となる堕鬼の動きを鈍化させたり、射撃系の攻撃を強化する錬血を習得できます。

・習得可能な錬血例

シューティングライザー一定時間、武器による射撃の攻撃力が増加します。特に銃剣を使用している際に、大きな効果を発揮します。
贄の血自身のHPを冥血に変換します。堕鬼から吸血せずに冥血を入手できるので、短時間で強力な錬血を連続発動するなどの特殊な立ち回りが可能です。

ブラッドコード“狂戦士”

 近距離戦の戦いに特化したブラッドコードです。効果時間は短いですが、敵をひるみやすくしたり、自身をひるみにくくするなど、近距離戦で威力を発揮する強力な錬血を習得できます。

・習得可能な錬血例

クレイジーブロー効果発動後、次に繰り出す武器攻撃の威力を増加させます。一撃の威力が大きい武器を扱うと特に有効です。
ロイヤルハート一定時間、自身を敵の攻撃でひるみにくくします。多勢を相手にした際など、ダメージによるひるみが危険な場面で特に役立ちます。

主人公のカスタマイズと装備の強化

 主人公であるプレイヤーキャラクターは、武器と吸血牙装、さらに上で紹介したブラッドコードをどのように組み合わせるかで、自分のプレイスタイルに合ったキャラクターにカスタマイズできます。

『コードヴェイン』
▲軽量な武器と吸血牙装を装備して、回避能力を向上させたヒット&アウェイタイプ。
『コードヴェイン』
▲重量は大きいが攻撃力の高い武器、防御性能の高い吸血牙装を装備したパワータイプ。
『コードヴェイン』
▲攻撃系錬血の威力を高めるブラッドコードや、冥血を補充する錬血を装備した錬血攻撃特化タイプ。

装備の強化

 武器と吸血牙装は、フィールドで取得したり、特定の場所で購入したりすることができます。また、武器に関しては敵からのドロップでも入手可能です。

 さらに、気に入った武器や吸血牙装があれば、必要な素材やヘイズを使って強化が行えます。

『コードヴェイン』
▲フィールドを探索し、箱から武器を手に入れた場面です。
『コードヴェイン』
『コードヴェイン』
▲武器や吸血牙装は、素材とヘイズで強化できます。

フィールド“凍てつく霊峰”

 “凍てつく霊峰”は、吹雪によって視界が悪く、崖沿いの道や雪庇などで滑落の危険が付きまとうフィールドです。山岳部だけでなく、氷に覆われた洞窟のエリアも存在します。

『コードヴェイン』
▲凍てつく霊峰へと続く洞窟です。
『コードヴェイン』
▲限られた足場で堕鬼と戦うことになります。
『コードヴェイン』
▲山岳の内部にも洞窟があります。

 霊峰の最奥では、巨大な堕鬼が待ち受けます。全身が甲冑で覆われ、鹿のようなツノと巨大な盾、さらに背中にはロケットブースターを備えた、まるでロボットのような堕鬼です。

 盾やツノによる力押しの攻撃や、ロケットによる高機動攻撃、さらに冷気の錬血を駆使してきます。

『コードヴェイン』
『コードヴェイン』 『コードヴェイン』
▲多彩な攻撃で仕掛けてくるロボット風の巨大堕鬼。冷静に1つ1つの攻撃を見て、しっかり動きを見極めましょう。

ufotable制作のオープニングアニメ

 最後に、ufotableが制作するオープニングアニメのカットを掲載します。本作でどのようなドラマが描かれるのか、キャラクターの表情やシーンからいろいろと想像してみては?

『コードヴェイン』 『コードヴェイン』
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(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

データ

▼『CODE VEIN(コードヴェイン)』
■メーカー:バンダイナムコエンターテインメント
■対応機種:PC
■ジャンル:ARPG
■発売日:2018年予定
■価格:未定

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