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2017年12月12日(火)

【PSX2017】『モンハンワールド』クリア者はいたのか!? メインモンスターのネルギガンテを世界初試遊

文:電撃PlayStation

 アメリカのアナハイムで行われていた “PlayStation Experience 2017”のカプコンブースでは、『モンスターハンター:ワールド』の試遊台が20台置かれていた。

 今回の出展の目玉は、なんとメインモンスターのネルギガンテと戦えること! 東京ゲームショウでディレクターの徳田氏がネルギガンテと戦っているところを披露したが、一般のプレイヤーが戦えるのは世界で初。

 それもあってか、PSX2017では最も待機列が長いタイトルとなっていた(3時間以上待ち)。取材班は初日に遊ぶことができなかったので、2日目は朝一番に『モンハンワールド』をプレイしに行き、無事にその日1番最初のパーティに入ることができた。

 そしてなんと、プロデューサーの辻本良三さんとエグゼクティブディレクターの藤岡要さんが一緒にプレイしてくれることに! これはクリア確定だな、といったところで時系列でクエストを追ってみよう。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

ド直球にガチで狩るモンスター、それがネルギガンテ!

 じつは開場前に『モンハンワールド』開発チーム(辻本さん、藤岡さん、徳田さん+1人)のパーティがネルギガンテを狩りに行き、討伐に成功したのを目撃していた。そのときの編成は、ハンマー、ランス、ヘビー、ヘビーで、討伐タイムは13分台だったそうだ。クエストの制限時間は15分ということで、相当苦しい狩りになるのは目に見えていた。

 クエストの場所は大蟻塚の荒地。スタートしたキャンプからちょっと行ったところにネルギガンテはいた。花が咲き誇る平地にたたずむ姿は威風堂々といった感じ。ちなみに今回のパーティは、大剣、片手剣(私)、ハンマー(辻本氏)、ランス(藤岡氏)といった構成。

 戦闘開始…するものの、そこから先の15分はよく覚えていない! だってネルギガンテ怖いから必死だったもん。片手剣的にはサポート的な動きもしようと方針を立て、まずは高台から乗りを狙っていく。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

 藤岡さんの「前足!」という声が聞こえたので、とにかく前足を攻撃するようした。ダメージ表記がオレンジだったので弱点のようだ。試しに尻尾を攻撃してみたらこちらもオレンジ表記だったので、攻撃時は前足と尻尾を狙うことにした。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

 狩りに必死になるとスリンガーでの攻撃や、周囲の地形や利用するものを忘れてしまうのは悪い癖。『モンハンワールド』では環境をうまくつかうのが勝利への鉄則だ。沼地にいる麻痺ガエルで自分が麻痺してしまって攻撃を食らったのは反省点。どこに何があるのかは覚えておきたいところ。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

 再び藤岡さんの声。「危ないよー危ないよー!」。え、なにが?(笑)と思った次の瞬間、ネルギガンテが上空に飛び、空から滑空して攻撃。地上に降りて滑ったところにはネルギガンテのトゲが刺さっていて列をなしている。こんなん食らったら一撃やん。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

 片手剣としては武器を出した状態での突進攻撃で高いところを初撃では狙っていった。ふつうに攻撃するとだいたいのモンスターが弱点ではない足下しか攻撃できないので、工夫をして高所にある弱点を狙っていくのは片手剣のポイント。

 スリンガーに麻痺投げナイフを装着して麻痺をさせ、毒投げナイフを装着して毒にしてと状態異常も確実に決めていく。乗りも合計3度は成功させたからかなり貢献したはず!

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

 クエストの時間が8分ぐらい経過したところ。同じように前足を攻撃していたが、攻撃が弾かれるようになった。見ればさっきまで白かったのに黒くなっている。時間経過なのかダメージ蓄積なのかは不明だが、黒くなると表面が硬くなって攻撃が入らなくなるようだ。

 あとで藤岡さんに聞いたら、ネルギガンテの部位の白くなっているところが現在ダメージが通りやすい部位となっているようなので、チェックしながら戦うのがポイントだ。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

 そうこうしているうちに藤岡さんと辻本さんが1回ずつキャンプ送りに。ネルギガンテの攻撃はわかりやすいが強力だ。戦っていて楽しいモンスターだが、怖さもハンパない。初見プレイではネルギガンテの攻撃方法や予備動作がわからないので慎重に動いた。辻本さんや藤岡さんが指示をくれるところを見ると、経験を積めばジャンケン(攻撃を予測してこちらが攻撃する)ができるようになるようだ。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

 そして! 10数分を経過したところでネルギガンテが足を引きずって移動していく! 後ろから飛びついてうまく乗りを成功させて倒し、尻尾の切断に成功! うおー剥ぎ取り剥ぎ取り! とここで後ろで見ていた電撃取材班から突っ込みが。

 「時間がないから早く追っかけてくださいよ!」。うるさい。切れた尻尾を見たら剥ぎ取るのがハンターの性だ。アイテム名は英語だったから何の素材かよくわからなかったけど満足。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

 さて、あわてて追いかけていくとネルギガンテが巣で寝たところ! 藤岡さんから「爆弾爆弾!」と指示があったので全員が爆弾を置いてさあ起爆だ! ということでなんとタイムアップ。「なんていうことだー、起爆すれば倒せたのにー」と叫んだら、後ろで見ていた徳田ディレクターが「いや無理だったと思いますw」と冷静なお言葉。マジですか。

『モンスターハンター:ワールド』
『モンスターハンター:ワールド』

 いやーネルギガンテは狩っていてむちゃくちゃ楽しいモンスターでした。徳田さんが以前から「ネルギガンテはアクションでガチで狩りたい人には楽しいモンスターなんです」と言っていた理由がちょっとわかりました。

 ちなみに2日間でネルギガンテを倒せたパーティは2組だけだったそうです。やばいよネルギガンテ……。

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