石川界人さんらが出演するシチュエーションCD『春告と雪息子』がコミックとドラマCDに!
KADOKAWAより本日発売された、コミック『春告と雪息子』第1巻。本作は、乙女CDブランド・melt Lab.から 2016年に発売されたシチュエーションCD『ふたり、温めあうCD 春告と雪息子』を原作としたコミカライズになります。コミカライズでは、5人の男性のシチュエーションCDを1つの物語に再編成し、新たな『春告と雪息子』の世界を作り出しています。そんなコミック第1巻に続き、2018年1月、2月にはドラマCDのリリースも決定しました。
また、ドラマCDでは新キャストも追加され目が離せない本作ですが、今回は出演した主人公・春告役の和多田美咲さん、主人公の幼なじみ・平野セイジ役の石川界人さんのインタビューを紹介します!!
――収録の感想をお願いします。
石川界人さん(以下、石川):シチュエーションCDとしてこの『春告と雪息子』を以前収録していましたが、今回、主人公の春告が追加され、掛け合いの相手がいることでお芝居をどういう方向へ持っていこうかと思いながらアフレコ現場に来ました。ドラマCDとなるとヒロインが何を言っているのかセリフが明確になりますので、シチュエーションCDの時の会話や2人の関係性がより明確になるのかなと思い、この試みはいいなと演じていて思いました。
――今回のドラマCDは、以前シチュエーションCDとして出ていた内容を再構築したイメージでしょうか。
石川:そうですね、内容的にはそんな感じでしたね。
――もとはシチュエーションCDだったものがドラマCDとして生まれ変わった『春告と雪息子』ですが、和多田さんは今回ヒロインとして声を担当されていかがでしたか。
和多田美咲さん(以下、和多田):普段は幼女とか小さめの年齢の役が多いので、最初は17歳の女の子を演じられるということがとても嬉しかったんですが、だんだん不安も出てきてたんです……。なので、あらためて原作のCDやマンガを読んで、ハルちゃんの性格を掘り下げていきました。
――ヒロインはどんな女の子なんでしょうか。
和多田:彼女は閉鎖された村のなかでも、けっこうのびのびとした性格です。それに村で周りの人たちに助けられて生きてるんですが、彼女ももちろんそれをわかっているので、いつもみんなに恩返ししたいっていう気持ちを持っている、とてもいい子です。CDを聴かれる方にも、このハルちゃんのよさが伝わればうれしいなって思いました。
――セイジのシチュエーションCDは聴かれましたか?
和多田:なんて言えばいいんでしょう。セイジを感じるというか……。出演されたみなさんのを全員分聴いてみたんですが……シチュエーションCD、すごくよかったです(笑)。
石川:(笑)。ありがたいんだけど、ただただ恥ずかしい(笑)。
――石川さんは、今回の春告の印象はいかがでしたか。
石川:声がかわいくて、「俺、ハルちゃんの為なら頑張れる!!」という気持ちで演じました(笑)。シチュエーションCDって一人旅なところがあって、状況や設定をいろんなふうに想像して試行錯誤するんですけど、今回は掛け合いができることで相手のセリフの意味が想像しやすくなりました。作品としてまた別のものができたなと思いまいた。
――舞台となっている不二之村は雪に閉ざされた村ですが、冬や雪からイメージするものを教えてください。
石川:スノボです! 毎年、雪山行ってスノボやったりしてるんで、そればっかですね。作品にはまったく合っていないんですが(笑)。
和多田:小さい頃は、お正月を京都で過ごすことが多かったんです。京都のお雑煮って白味噌なんですよ。なので雪を見ると、それを思い 出します。
――ほかにも言い伝えや儀式といったことを重要視している村ですが、お2人は言い伝えや不思議なことを気にするタイプですか?
石川:僕は気になっちゃうから、あえて怖いものに触れに行くようなことはしません。気にしている言い伝えは北枕とか、夜に爪を切らないとか……。
和多田:え!? 爪を切っちゃダメなんですか。
石川:親の死に目に会えないって言い伝えがあって……。これについては調べたことあるんですが、昔は夜は明かりが少ないから、爪を切っているときに指を傷つけてしまうと、そこから破傷風になったりして亡くなってしまう人がいたんです。それで親の死に目に会えないよって教訓だったみたいですけど。でもやっぱり怖いですよね。あと、夜に口笛吹くと蛇が来るとか。そういうの気にしちゃうんですよ。
――和多田さんはどうですか?
和多田:あんまり気にしないです。そういうのを知らないっていうのもあるかもしれないんですが、けっこう気にしないでやっちゃいますね。
石川:春告っぽいところありますねえ。
――最後になりましたが、『春告と雪息子』のファンのみなさんへメッセージをお願いします。
石川:シチュエーションCDの時もですが、この作品はシリーズ全編に渡ってストーリーが練られている作品です。この第一章だけではなくて、シリーズ通して聴いていただきたいなと思います。伏線の回収であったりとか、続けて聴いてもらえば爽快感が味わえます。もちろんちょっと甘いシーンや守ってくれる男の子がたくさん出てきたりと、さまざまな魅力が詰め込まれたドラマCDだと思いますので、ぜひともよろしくお願いします。またこの設定で、別のストーリーもやってみたいです。
和多田:シチュエーションCDだったものがコミカライズされ、ついにドラマCDになりました。“春告”というとても素敵な役をいただきまして本当にありがたいです。ファンのみなさんと一緒に、物語が進んでいくのを感じていきたいです。そして特典CDでは、ドラマCD本編とは打って変わってキャラクターたちがとにかくおもしろいので、ぜひ聴いていただけたらと思います。応援よろしくお願いします!
商品情報
▼『春告と雪息子 1』
■著:hagi,作:弓部 早苗(melt Lab.)
■メーカー:KADOKAWA
■発売日:2017年12月27日
■価格:【通常版】600円+税、【限定版】1,200円+税
▼『春告と雪息子 第一章・上巻』
■メーカー:エグジットチューンズ
■発売日:2018年1月17日
■価格:3,000円+税
■出演:春告(声優:和多田美咲)、平野セイジ(声優:石川界人)、橘カザハ(声優:小野友樹)、星リツカ(声優:木村良平)、ハクマ(声優:興津和幸)、ショハク(声優:諏訪部順一)、ヒョウカ(声優:睦鬼)、保志テンカ(声優:花江夏樹)、敷島ミカ(声優:廣瀬大介)
▼『春告と雪息子 第一章・下巻』
■メーカー:エグジットチューンズ
■発売日:2018年2月21日
■価格:3,000円+税
■出演:春告(声優:和多田美咲)、平野セイジ(声優:石川界人)、橘カザハ(声優:小野友樹)、星リツカ(声優:木村良平)、ハクマ(声優:興津和幸)、ショハク(声優:諏訪部順一)、ヒョウカ(声優:睦鬼)、保志テンカ(声優:花江夏樹)、敷島ミカ(声優:廣瀬大介)
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