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2017年12月28日(木)

シリーズ初心者に送る『ガンダムバーサス』企画記事。機体やストライカー、アクションなどの魅力をお届け

文:イズミンたく坊

 発売中のPS4用ソフト『GUNDAM VERSUS(ガンダムバーサス)』の魅力を紹介する企画記事を掲載します。

『GUNDAM VERSUS(ガンダムバーサス)』

 『ガンダムバーサス』は『機動戦士ガンダム VS.』シリーズの最新作で、アーケードからの移植ではなく家庭用に特化した独自の展開が行われているタイトルです。

『GUNDAM VERSUS(ガンダムバーサス)』

 本作は今までのタイトルを経験したことがないシリーズ初心者や、『ガンダム』を知らない人にもオススメできるタイトル。そんな『ガンダムバーサス』の魅力を“ゲーム性”と“ボリューム”、そして独自要素という3つのポイントから紹介していきます。

まずは基本ルールを紹介

 基本ルールは2on2のチームバトルで、相手チームの機体を撃破して、それぞれのチームに割り当てられた“コスト”を先にゼロにしたほうの勝利となります。

『GUNDAM VERSUS(ガンダムバーサス)』

 機体撃破時に機体ごとに設定されたコストが消費されます。設定された“コスト”がゼロになるまでは再出撃できますが、再出撃時に自分のチームのコストが機体のコストを下回っていると、その分機体の耐久値が減った状態での出撃となってしまうので注意が必要です。

 基本操作は、方向キーでの移動、□・△ボタンなどでの攻撃、×ボタンのジャンプ、〇ボタンでのターゲット切替え、タッチパッドボタンでの通信・指令となっており、これ以外にも×ボタンを2回押しての“ブーストダッシュ”や右スティック下入力で発動する“ブーストダイブ”など、ボタンや方向キーを組み合わせた動作が存在します。

『GUNDAM VERSUS(ガンダムバーサス)』
▲空中からその場で急降下する本作独自のアクション“ブーストダイブ”。さまざまな行動をキャンセルできる重要なアクションです。

『ガンダムバーサス』のおもしろさとは!?

魅力その1:初心者から濃いゲーマーまで楽しめるゲーム性

 本作は、多数の攻撃や移動アクション、覚醒、ロック変更、味方への通信、さらに各行動のキャンセルと、できることがかなり多く、シリーズを触ったことがない人は戸惑うかと思われます。

 しかし、本作のバトルの本質は“相手のスキをつく”、“味方と連係する”という非常にシンプルなものとなっています。極端な話ですが、この2つさえできていればすべてのアクションをマスターしていなくても戦えるので、操作するために必要なアクションのハードルは低いです。

『GUNDAM VERSUS(ガンダムバーサス)』
▲ボタンの組み合わせで発動するアクションを、1つのボタンで発動できるよう設定することも可能。こういった使いやすさは家庭用ならではの魅力です。

 もちろん、上級者は機体のポテンシャルを十分に引き出していますが、そういった人たちと戦うのは後の話。ランクマッチで近い腕前の人と戦えるので、少しずつゲームに慣れていくことができます。

『GUNDAM VERSUS(ガンダムバーサス)』

 また、各機体の武装やコンボ、攻撃の繋がりの他、ストライカー、覚醒、僚機の組み合わせなどやりこんでいく要素が多いので、アクションゲーマーでもしっかり楽しめる内容になっています。

魅力その2:マニアックな機体や原作を再現したアクションなど多数の注目要素が存在

『GUNDAM VERSUS(ガンダムバーサス)』

 本作ではゲーム本編発売後にダウンロードコンテンツとして追加された機体を含めて100機以上の機体が使用可能で、初代ガンダム、ユニコーンガンダム、G-セルフといった主役機から、キュベレイやターンX、クロスボーン・ガンダムX2改などのライバル機、さらにはジム・カスタム、ジンクス、ペイルライダー(陸戦重装仕様)のような量産機やゲームシリーズにのみ登場した機体まで多種多様な機体が収録されています。

 また、本シリーズでは原作再現要素にも気合が入っています。それぞれの機体の代表的な武装を使用できるのはもちろん、その機体の印象的なシーンが武装や格闘コンボ中に再現されているのは見逃せません。

『GUNDAM VERSUS(ガンダムバーサス)』

 初代ガンダムのラストシューティング、Zガンダムのウェイブライダー突撃、ガンダムエクシアなどのトランザム、さらにはデュエルガンダム アサルトシュラウドのバスターガンダムを呼出して武器を剥奪するといったユニークなものまで多数のアクションが盛り込まれているので、原作を知っている人ならばより一層ゲームを楽しめます。

『GUNDAM VERSUS(ガンダムバーサス)』

 ジェスタやグラハム専用ユニオンフラッグカスタムなど、人気がありつつも自分で操作する機会があまりなかった機体を使用できるので、好きな機体がいる人だけでなく、カッコいいロボットが好きな人にもぜひともプレイしてもらいたいです!

本作ならではのシステム“ブーストダイブ”と“ストライカー”

 『ガンダムバーサス』には、本作でしか楽しめないバトルシステム“ブーストダイブ”と“ストライカー”が搭載されています。ここでは、それぞれシステムの解説をしていきます。

“ブーストダイブ”

 先ほどあげた“ブーストダイブ”は本作の重要な要素の1つ。さまざまな行動をキャンセルできる“ブーストダッシュ”に似たブースト系のアクションですが、違う点としてブーストを吹かす方向が“方向キーの入力方向”ではなく、“地面の方向”に向けられるというところがあります。

『GUNDAM VERSUS(ガンダムバーサス)』

 また、直前の行動によっては慣性が加わり、移動距離が大幅に増加します。通常の“ブーストダイブ”では真下に落下してしまうところが、横移動のベクトルが加わることで、斜めに移動しながら落下できるのです。

 単純かつ強力なテクニックとして、武装の誘導を切れる“ステップ”をした後に“ブーストダイブ”をするものも存在します。

『GUNDAM VERSUS(ガンダムバーサス)』

 なお、横移動のベクトルが加われば斜めに移動するため、動きながら攻撃する武装を“ブーストダイブ”でキャンセルしても、移動距離を伸ばせます。

 “ブーストダイブ”を使ってこまめに着地することで、ブーストを使い切ったところを狙われず、被弾率を抑えることに繋がります。“ブーストダイブ”を使いこなせば、本作ならではの楽しさを味わえるでしょう。

ストライカー

『GUNDAM VERSUS(ガンダムバーサス)』

 “ストライカー”とは、出撃前に設定しておいた機体を呼び出せるバトルシステムです。機体によって射撃攻撃を仕掛けたり、敵機に向かって突撃したりとさまざまな武装を楽しめます。それぞれの“ストライカー”には回数制限が設けられており、強力なものほど使用回数が少なくなりますが、“覚醒”を使うことで“ストライカー”の使用回数が最大まで回復し、再度使えるようになります。

『GUNDAM VERSUS(ガンダムバーサス)』

 また、“ストライカー”は“チャージ射撃”と同じくどの武装からでもキャンセルできますが、“ストライカー”から武装へキャンセルすることはできません。なお、先述した“ブーストダイブ”は“ストライカー”からもキャンセルできます。

 主な使い道として牽制に撃つ、ダウンさせる、コンボの絞めに使うなどがありますが、“ストライカー”に絶対といった場面はありません。自分の戦い方や使用している機体に合わせて選択して駆使できることが、“ストライカー”の最大の魅力です。

『GUNDAM VERSUS(ガンダムバーサス)』
▲ナイチンゲールのストライカーは、ファンネルからビームを照射する強力な技です。
『GUNDAM VERSUS(ガンダムバーサス)』
▲ユニコーンガンダムのストライカーは、敵機に向かって格闘を仕掛けます。
『GUNDAM VERSUS(ガンダムバーサス)』
▲ファントムガンダムのストライカーでは、前面にIフィールドを展開。射撃攻撃を防いでくれます。

機体を動かすことが楽しいアクションゲーム

 本作は対戦ゲームとしての深みがあるものの、完成度の高いアクションが用意されているため、1人用のモードでお気に入りの機体を動かしているだけでも楽しめる作品となっています。「『ガンダム』は好きだけどちょっと難しそう……」、「ゲームは好きだけど『ガンダム』知らないし……」、「対戦ゲームが苦手だから……」という理由で本作の購入をしり込みしている人にもぜひプレイしてもらいたいです。

『GUNDAM VERSUS(ガンダムバーサス)』

 現在、ダウンロードコンテンツとして多くの追加機体が参戦し、さらに楽しめるように。実施中の“ガンダムゲーム ハッピーホリデーGO!GO!キャンペーン”で、DLC機体をお買い得に入手できるので、興味がある人はプレイしてみませんか?

 明日掲載予定の次の記事では、配信中のDLC機体をまとめて紹介していきます。

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