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2018年1月27日(土)

【ハード番長】生まれ変わった『ファイティングエッジ刃』レビュー。さわって感じた特徴や操作感をレポート

文:喜一

 押忍! 周辺機器や電子機器など、さまざまなものを雑多に紹介する【ハード番長】。今回は『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』についてお届けしていきます。押忍!!

『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』

 本商品は、同社の人気ジョイスティックシリーズ『ファイティングエッジ』をPlayStaion4に対応し、生まれ変わらせたもの。PlayStation4だけでなく、PC(XInput)に対応しています。また、価格は22,980円+税となり、以前のシリーズと比べて少し下がっています。

『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』

 サイズは約475(W)×約285(D)×約115(H)mm(※レバー含む)。PS3対応として発売された以前のものと変わっていませんが、重量は3.5kgと以前の5.68kgから大幅に軽量されています。これには持った瞬間、「軽っ!」と驚きました。

『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』

 スティックの左側が広いのは、アーケードライクで個人的に好みです。横が広いとスティック操作が安定し、コマンド精度も高まります。これはスティックを操作するうえで重要ですね。

『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』

 裏面にある滑り止めマットもさらに進化。以前よりも滑りにくくなっています。机や床の上に置いてプレイする人にはうれしいかと。膝の上でプレイする際には冷たさを軽減するので、自分のような膝上派にもグッドです!

『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』 『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』
▲左が今回の『ファイティングエッジ刃』で、右が以前の『ファイティングエッジ』。『ファイティングエッジ』は数百時間使っているので、比較にならないかもですが、参考のために。

 また、地味にうれしい新要素が2つありました。1つ目はアルミの天板表面が加工されていて、指紋がつきにくくなっていることです。以前は『刃』のホワイトを使用していて、少し指紋的なものが気になったのですが、今回は特にそんなこともなく、プレイが終わったらサッとひと拭きする程度でOK。なお、以前の『刃』にはクロスクリーナーが付属していたのですが、今回はそこにタッチパッドが割り当てられています。

『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』 『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』
▲左が今回の『ファイティングエッジ刃』で、右が以前の『ファイティングエッジ』。クリーナーを使わなくても指紋が目立たない天面になっています。
『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』
▲ケーブルの長さは約3.0m。後ろに収納されています。

 2つ目はステレオヘッドホン/マイク端子が搭載されたこと。シェアプレイなどを使って配信をされる方には非常にうれしいのではないでしょうか。

 続いて、操作周りにいきたいと思います。

 ボタンとスティックには、HAYABUSAユニットが採用されています。

『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』

 以前の『ファイティングエッジ刃』と比べると、ボタン周りのリングが主張していて、「ボタンをこするような操作はやりにくそう」と思ったのですが、特に問題ありませんでした。

『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』 『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』

 押していて気持ちのいいボタンになっているのですが、以前のボタンのほうがしっくりきていました。これは使い慣れていることも影響するかもしれないので、すぐに結論づけることではないのかもしれません。

『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』

 レバーはやや軽めで、なめらかに動きます。以前の『刃』は少し軽すぎた印象でしたが、今回はそれを顕著に感じたことはありませんでした。レバーユニットも進化しているのだと思います。

 レバーとボタンのスペースを比べたところ、少し広がっているような感覚があったのですが、調べたところ、以前のままでした。

『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』 『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』
▲左が今回の『ファイティングエッジ刃』で、右が以前の『ファイティングエッジ』。
『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』

 個人的にはオプションボタンの位置が押しやすくて気に入りました。ちょっとした時に間違えて押しにくい位置であり、押す時はちょうどよい場所にあります。

『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』

 さらに、トーナメントモードをオンにすると、PS/OPTIONS/SHAREボタンが使えなくなります。これはすごくいいですね。対戦中に間違えて押してしまうことがなくなるので、不快な思いをすることがなくなるかと。家でのオンライン対戦だけでなく、オフラインでの大会で慣れた自分のスティックを使う時にも活用できます。

『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』 『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』

 今回は使わなかったのですが、アサイン機能もあるので、ボタンの割り当てを変更する人にとってはいいのではないでしょうか。

 今回、レビューのために約2時間ほどさわりました。プレイして感じたのは、以前のものをベースにしつつ、ユーザーの要望を聞いて、より使いやすくスタイリッシュに進化しているということ。そのためか、2時間プレイしても疲れたと感じることはなく、むしろあっという間の2時間でした。

 リリースを見た時に、買おうか迷っていた自分ですが、今回さわらせていただいて買うことを決意しました。価格もものすごく高いわけではなく、操作感もすばらしいこちらの『ファイティングエッジ刃』。以前の『ファイティングエッジ刃』を使っていた人、これからスティックを買おうと思っている人にオススメです。

 1月26日、27日に池袋サンシャインシティ文化会館で行われるEvolution Championship Series(EVO) Japan会場と、2月10日、11日に幕張メッセで行われる闘会議2018のHORIブースに、『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』が出展されています。興味がある人で会場に行く予定の人はさわってみては?

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データ

▼『ファイティングエッジ刃 for PlayStation4/PC』
■メーカー:ホリ
■対応機種:PS4/PC
■発売日:2018年1月25日
■価格:22,980円(税抜)
 
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