佐々木望さん千葉繁さん緒方恵美さん檜山修之さんがそろった“幽☆遊☆白書 100%本気(マジ)ステージ”レポ
3月24日、東京ビックサイトにて行われた“AnimeJapan 2018”のKLabGamesブースにて、“幽☆遊☆白書 100%本気(マジ)ステージ”が開催されました!! こちらのイベントには、佐々木望さん(浦飯幽助役)、千葉繁さん(桑原和真役)、緒方恵美さん(蔵馬役)、檜山修之さん(飛影役)という豪華な顔ぶれが登壇。今回は、そんなメインキャスト陣がゲーム収録の感想やそれぞれが持つ“必殺技”(!?)などについて、楽しいトークを繰り広げた本イベントの模様をお届けします。
スマートフォン用新作アプリゲーム『幽☆遊☆白書 100%本気(マジ)バトル』の最新情報やゲーム内容について開発者が紹介したあとは、お待ちかねの声優陣が登場です!
ファンのみなさんの前に4人がそろうのは、なんと20年以上ぶりとのこと! 「昨年、25周年を迎えたこともあり、久しぶりといった感じはしないけどうれしいですね!」と佐々木さん、「ファンの笑顔が変わらないままなのがすごい!興奮してます!!」と千葉さんが喜びを語ると、会場はあたたかな雰囲気に包まれました。
ゲーム収録の感想や心に残っているエピソードは?
最初のトークテーマは、ゲームの収録の感想について。
まずは佐々木さんが「幽助の顔を見るとすぐ幽助モードになるので収録でもすんなり役に入れました。ゲームはアニメの収録と違って一人一人とるので、みんなと一緒にとれるともっと楽しかったでしょうね」とコメント。
一方、千葉さんは「芸風は変わらないけれど、高校生の桑原の声を絞り出すのは少し大変でした。ハイトーンが年を重ねると出なくなってくるので、技術的に難しい部分もありました」と年数を重ねている人気作品だからこその大変さを語りました。
「間がどれだけ空いても『幽☆遊☆白書』という作品だからこそ、すんなりと役に入れるよね」と佐々木さんと千葉さんがうなずき合っていると、近隣のステージから大きな鐘の音が。それに反応する佐々木さんに、すかさず緒方さんが「これから暗黒武術会がはじまるんですよ」と言うと、会場からは笑いが起こっていました(笑)。
「結構ワード数があったので、とても楽しかったです! 何から語ればいいのかわからないくらい、セリフから当時のことをたくさん思い出しました」と、ゲーム中にたくさんボイスが流れることを教えてくれたのは緒方さん。
また、檜山さんは収録したセリフについて「アニメで使われたセリフが多かったですね。どんなシーンで、どんな感情で25年近く前に録ったのかを鮮明に覚えていたので、自分でもびっくりしました。アニメに合わせて録ったセリフとは違って、今回はゲーム内でのテンションに合わせて収録したので、新しい表現を楽しんでほしい」と注目ポイントを語りました。
続いて、ゲーム収録中のエピソードについて司会から聞かれると、緒方さんが必殺技名のイントネーションに関するエピソードを披露。蔵馬の技である“ローズ・ウィップ”のイントネーションが、アニメの初期と後期では違うことが収録中に判明し、今回は初期の方のイントネーションで収録したことを明かしました。気になる方は、ぜひ配信後、実際にゲームをプレイして確認してみてくださいね♪
25年経っても変わらないものは?
次は『幽☆遊☆白書』が25周年を迎えたことにちなんで、キャスト陣の“25年間変わらないもの”について司会が質問すると「食欲と食べる量」と解答したのは佐々木さん。また千葉さんが「目の位置!」とボケると、檜山さんから「それが変わったら事故ですよ!」とツッコミが飛ぶ場面も(笑)。
ひとしきり笑ったあとに、千葉さんは「桑原を演じようと意識すると、雪菜さんのことしか考えられなくなる。それくらいお芝居が好きで、染まっているんだなあと実感します」「来世でもきっと同じ仕事をしていると思うので、ぜひよろしく!」と呼びかけると、会場からは大きな拍手が起きていました。
「この間、デビュー当初のマネージャーから、“(当時と)ぜんぜん変わらないね”というメールをもらったんです。芯の部分がブレないねって言われるので、そういうところかもしれません」というエピソードを語ってくれたのは緒方さん。
「麺が大好き、歴史や城が大好き、芝居が大好き! ずっと変わっていない!」という檜山さんからは「むしろどこか変わりたいよ!」と心の叫びが飛び出すと、会場からはどっと笑い声が上がりました!
キャスト陣の考えた自身の“必殺技”&スマホゲームにハマりそうなキャラクター
続いては、キャストのみなさん自身がもつ“必殺技”についての質問に。
トップバッターの佐々木さんが、さっそく幽助の「霊丸!」を披露し会場を盛り上げると、千葉さんも負けじと「雪菜さ~ん!」と桑原の一途な想いを表現。さらに千葉さんが「雪菜さんへの一途な想いが桑原の必殺技ですよね。僕の必殺技は、芝居やファンのみなさまに対する想いですよ、またかっこいいこといっちゃったー!」とおどけてみせる場面も(笑)。
また、緒方さんは「Twitterで飯テロを炸裂させてます」という解答で笑いを誘ったあと、「ローズ・ウィップ!」と蔵馬の必殺技も披露し、会場を大いにわかせます!
「なんでも必殺技っぽく言って、誤魔化すという技があります!」と宣言したのは檜山さん。例として「東京ビッグサイト!」「ミネラルウォーター!」と必殺技っぽく叫ぶと、その迫力に会場は大興奮! 緒方さんも「なんでも飛影っぽくなるね!」と檜山さんの必殺技に太鼓判を押していました。
最後のトークテーマは“メインキャラクター4人のなかでスマホゲームにハマりそうなのは?”というもの。
この質問に、千葉さんが間髪入れず「これは飛影でしょ!」言うと、檜山さんが「桑原ですよ!」とすぐさま反論。意見がわかれた2人の間に「まあまあ」と緒方さんが割って入るという、どこかそれぞれのキャラクターを連想させる光景に、会場からは思わず笑みがこぼれます。
「桑原も飛影も、最初は食わず嫌いだけど、いざ始めるとのめりこみそうですよね」「幽助もハマりそう」「一番くわしいのは蔵馬っぽいよね、パズルゲームが得意そう!」と誰がスマホゲームに一番ハマるかについて、最後まで楽しそうに盛り上がるキャスト陣の姿が印象的でした♪
イベントの最後には、キャストが1人ずつ、作品に対する想いやスマホゲーム化やファンと再会できた喜びについてそれぞれが語りイベントは終了しました。
25年経っても色あせない名作『幽☆遊☆白書』が、スマホゲームになって帰ってきた『幽☆遊☆白書 100%本気(マジ)バトル』。配信が待ち遠しいですね!!
原作/冨樫義博「幽☆遊☆白書」(集英社「ジャンプコミックス」刊)
(C)Yoshihiro Togashi 1990年-1994年 (C)ぴえろ/集英社
(C)KLabGames/AXEL GameStudio Inc.