News

2018年4月23日(月)

『FF14』エオルゼアカフェの新メニュー発表&受賞会。ナマズオの水まんじゅうなど注目作が勢ぞろい

文:電撃PlayStation

 2018年の4月21日、東京・秋葉原の“パセラリゾーツ AKIBAマルチエンターテインメント”にて、スクウェア・エニックスがサービス中のPS4/PC用MMORPG『ファイナルファンタジーXIV』エオルゼアカフェの新メニュー発表会が行われました。試食会と採用作品投稿者さんの授賞式も兼ねた本イベントの会場にお邪魔してきましたので、その様子をレポートしていきます。

『ファイナルファンタジーXIV』
『ファイナルファンタジーXIV』
『ファイナルファンタジーXIV』
『ファイナルファンタジーXIV』
『ファイナルファンタジーXIV』
『ファイナルファンタジーXIV』
『ファイナルファンタジーXIV』
『ファイナルファンタジーXIV』
『ファイナルファンタジーXIV』
『ファイナルファンタジーXIV』
『ファイナルファンタジーXIV』

 こちらが会場の風景。おなじみモルボルことグローバルコミュニティプロデューサーの室内俊夫さんやコミュニティチームの面々のほか、メインシナリオライターの石川夏子さんをはじめとする開発スタッフの方々も来場し、受賞者さんたちと歓談していました。

『ファイナルファンタジーXIV』
『ファイナルファンタジーXIV』
▲場内にはパッチ4.3“月下の華”のメインビジュアルが飾られていました。写真2枚目はメインビジュアルを撮る石川さんと、なぜかそれを撮る我々という構図。

 さて、今回発表された新メニューはいずれも“ファイナルファンタジー エオルゼアカフェ 新メニューアイディア募集コンテスト2017“から選ばれた品々。2016年初頭に募集された前回が約300、今回は600を超える応募が寄せられたとのことで、選考にあたった方々のなかでも、どれを残すかでかなり議論が白熱したようです。

 受賞作品は下記のとおり。原案時の仕様は公式サイトのこちらからも確認できます。

◆フード部門

種は国境を越えて~フフチャの手紙~/やっくん
『ファイナルファンタジーXIV』

 シーザードレッシングが添えられたサラダ。園芸士のクラスクエストをモチーフにしており、中央にはイシュガルド・アインハルト家の紋章をイメージした赤い薔薇があしらわれています。境目を作るように置かれたアスパラガスは3国の国境をイメージしており、カボチャの種や花、ミニトマトが種子としてその国境を越えていく……というコンセプトのもと考案されたのだとか。ちなみに“種“の読み方は“たね“でOKとのこと。

サドゥのお手製肉焼き料理/ユキポン@PAN
『ファイナルファンタジーXIV』

 冒険者にサドゥがふるまってくれたものというコンセプトの、彼女らしい見た目豪快な肉料理。ですがお肉はチキンのためジューシーかつヘルシー。とてもおいしゅうございました。

エスゲンの太陽ライス with ケナガウシステーキ/ぷっち
『ファイナルファンタジーXIV』

 ガーリックライスの上にスライスステーキをあしらった、ガッツリ食べたい方にオススメの一品。アジムステップ・オロニル族の料理上手、エスゲンが作った“みんなが元気になれる料理“という、考案者さんのコンセプトどおりのものになりました。ちなみに太陽ライスと書いて読み方は“アジムライス”。

余輩のカポナーマ/kram
『ファイナルファンタジーXIV』

 今回のダジャレ枠その1。元ネタのカポナータはイタリア料理で、揚げナスを主役に甘酸っぱい味付けをした前菜のことなのだとか。複数人で来店した際には、まずはこちらを頼んでみてはいかがでしょうか。

オロニルカレー/あげ
『ファイナルファンタジーXIV』

 できるだけ作りやすいような、という観点も重視して考案したというカレー。オロニル族のカラーである黄色をサフランライスで表現しているのが特徴です。

壊神麻婆豆腐/れりうす
『ファイナルファンタジーXIV』

 麻婆豆腐とご飯のセット。名前からするとだいぶ辛そうな印象ですが、ノーマルはさほどでもないので辛いのが苦手な方も問題なく食べられるはず。逆に辛いのが好きという方はトッピングの唐辛子や豆板醤などをどうぞ!

コテージチーズのチーズフォンデュ/愛皇
『ファイナルファンタジーXIV』

 エオカフェらしくハニトーを受け皿に使用したチーズフォンデュ。チーズは濃厚ですが意外と重くなく、どんどん食べられます。チーズが余ったら、ほかの料理につけて食べてもとてもおいしそうな印象でした。

ニーズヘッグの右眼ンチと左眼ンチ/mocozo
『ファイナルファンタジーXIV』

 紛うことなきダジャレ枠。原案では中央の瞳部分はピータンだったようですが、“人を選ぶかも?“ということから製品版ではナスが使われているのだとか。受賞者さんご本人もじつはピータンを食べたことがなかったそうで、このアレンジに安心していた様子。

◆ドリンク部門

ユウギリ秘伝の忍酒/NM
『ファイナルファンタジーXIV』

 甘酒にミルクをブレンドし、ハチミツを添えた一品。中央のピンクは桜の塩漬け。“甘酒“とはうたっているもののノンアルコールなため、お酒が苦手な方も不安なく注文できますよ。

アリゼー様のしゅわしゅわティーソーダフロート/こめぇ
『ファイナルファンタジーXIV』

 毎月エオカフェを訪れるという受賞者さんが、メインクエストで可愛かったアリゼーのアホ毛を食べたいという想いも込めて発案したというソーダフロート。ちなみに、このアホ毛はティーソーダに浮かべたアイスクリームに最後にザクッと刺して出来上がります。その様子を間近で見ると感慨深い思いがあるとかないとか。

コウジン族も大好き!碧のタマミズソーダ/おこめ
『ファイナルファンタジーXIV』

 ソーダの碧に色とりどりのサンゴが映える、とても美しいドリンク。突き出た赤いサンゴは飴細工、飲み物の中に散りばめられているものはゼリー、フチについているのは塩とのこと。全部食べられます。

果汁圧搾! タイタン/Mister K'
『ファイナルファンタジーXIV』

 過重圧殺……もとい果汁圧搾サワー。THE PRIMALSのタイタン曲PVを観ながらぜひ!

オルシュファンの温まるとイイジンジャーティー/琴音
『ファイナルファンタジーXIV』

 『FFXIV』プレイヤーには説明不要、“雪の家“でオルシュファンが用意した飲み物をイメージして作られたという一品。冷たいもののおともに、あるいはほっとひと息入れて落ち着きたいときなどにピッタリです。

クロちゃんの元気がでるジュース/アシュ
『ファイナルファンタジーXIV』

 クロちゃん(黄色)から連想したバナナ+ミルクに黒糖タピオカをトッピングしたドリンク。味にもお腹にも栄養価的にも満足の一品です。

雲海モーグリのクラウドマロウコーヒー/Aisa
『ファイナルファンタジーXIV』

 エオカフェで温かいコーヒーが飲みたいという視点から考案されたというドリンク。雲海のふわふわ感がマシュマロで表現されています。

異邦の詩人語りモーチョ/あぱちょ
『ファイナルファンタジーXIV』

 冒険者の体験を盛って表現することに定評のある、異邦の詩人をイメージした飲み物。赤ワイン+コカ・コーラのカクテル“カリモーチョ“の上に泡を乗せ、さらにチョコアートでメガネをあしらっています。

◆デザート部門

スプリガンの鉱山シフォン/アリス
『ファイナルファンタジーXIV』

 ふわふわなシフォンケーキに、チョコクッキーのスプリガン、そして鉱石を表現した琥珀糖を配したデザート。舌だけでなく目にも楽しいケーキです。

カルコとブリーナのベリームース/まぼろし
『ファイナルファンタジーXIV』

 ラズベリーとブルーベリー、2種類のムースで1セットなデザート。2人でシェアするのも、1人で贅沢感を大いに味わうのもどちらも楽しい一品。

ナマズオの水まんじゅう/ななここ
『ファイナルファンタジーXIV』

 もちもちの水まんじゅうだっぺよ。お茶とセットなのもうれしいところです。ちなみに、残念ながら筆者は品切れで食べられなかったため、メインシナリオライターの石川夏子さんに食後の感想をうかがってみました。曰く「とてもムチュムチュしてました。ひと口で食べるのももちろんいいんですが、半分に切って食べていただくと何とも言えない切ない気持ちが味わえるので、ぜひ試してみてください!」とのことですよ。

レイドパフェ・機工城アレキサンデー/1003
『ファイナルファンタジーXIV』

 まさにレイドクオリティな巨大さを誇るサンデー。となりのムースと比較すると、その大きさを察してもらえるかと思います。レイドゆえに、ソロでなくパーティで攻略したいところ。

タルト屋さんで女子会!イチゴムースのタルトとクッキー!/おこちー
『ファイナルファンタジーXIV』

 紅蓮のリベレーターメインクエスト”ああ美しき玉水”でアリゼーがリセを元気づけたセリフ“これが終わったら、おいしいタルト屋さんで女子会しましょうね“から発想を得たというタルト。見た目にも女子力あふれる一品となっています。ちなみに、彼女たちの女子会の様子は公式の“紅蓮秘話“第2話でも語られていますので、まだ見てない方はぜひご覧ください!

⇒“紅蓮秘話“第2話の詳細はこちら

『ファイナルファンタジーXIV』

 新メニューの発表にあたって、壇上では1品1品メニューが紹介され、受賞者の方には室内さんから認定証と商品が授与されました。そのあとは各人ひと言ずつコメント。

 前回受賞者で連続受賞となった方も何人かいらっしゃったようです。選考時はもちろん人でなくメニューだけを見て厳正に採用かどうか判断しているそうですが、コンセプトだけでなく“エオカフェで作って提供できるかどうか“という視点も大きな決め手になっているのだとか。連続受賞となった方々はそのあたりのバランスがうまかったのかもしれませんね。

『ファイナルファンタジーXIV』
『ファイナルファンタジーXIV』
▲そして今回の最優秀賞は“碧のタマミズソーダ“。発案者のおこめさんには『FFXIV』の特製クリアボードが贈られました。
『ファイナルファンタジーXIV』
『ファイナルファンタジーXIV』
『ファイナルファンタジーXIV』
『ファイナルファンタジーXIV』
『ファイナルファンタジーXIV』

 なお、この日の発表会では、受賞の合間に、テーブル対抗で2種類のミニゲームが行われました。1つめは今年のヴァレンディオンデーイベントでもあった“ポンポン衰弱“のリアル版。全テーブル同配置でカードが並べられ、合図とともに1人ずつめくっていき……という神経衰弱ですね。

 もう1つは“オンリーワンを探せ!~NPC編~“。特定候補のなかからNPCの名前を6人ぶん紙に書いて読み上げ、ほかのテーブルの人たちが書いた名前とかぶらなければポイントをゲット。最終的なポイント数を競う……という内容です。開発・運営スタッフのみなさんと受賞者さんたちがともに頭を悩ませ、ときに歓声を上げ……と大いに盛り上がっていましたよ。

『ファイナルファンタジーXIV』
『ファイナルファンタジーXIV』
『ファイナルファンタジーXIV』
『ファイナルファンタジーXIV』

 といったところで今回のレポートは終了となるのですが、最後にエオルゼアカフェの今後の展開でいくつか告知がありました。

 4周年を記念して、今年も7月中旬より横浜パセラリゾーツが期間限定でオープン。

 そして5月中旬からは『FFXIV』公式バンド“THE PRIMALS“の1stAlbumをイメージしたオリジナルメニューが登場し、注文した方にオリジナルグッズがプレゼントされるとのこと!

 THE PRIMALSは5月16日にアルバム発売、そして5月25日からは全国のZeppでライブツアーが始まります。どんなグッズか詳細はまだ判明していませんが、興味のある方はぜひあらためて来店してみてください。

(C)2010 – 2018 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

データ

関連サイト