【ハード番長】『ワイヤードコントローラーライト』レビュー。軽くコンパクトで安価なコントローラ

文：kbj

　押忍！　周辺機器や電子機器など、さまざまなものを雑多に紹介する“ハード番長”。今回はPS4専用コントローラ『ワイヤードコントローラーライト for PlayStation4』についてお届けしていきます。押忍!!

　『ワイヤードコントローラーライト for PlayStation4』は、基本的な機能を備えたワイヤードコントローラ。大きさは約135mm×約68mm×約30mmで、重さは約120g。とにかくコンパクトで、軽いコントローラとなっています。

　色はホワイト、ブラック、ブルー、レッドの4種類。コントローラの下側はホワイトとブラックは同色で、ブルートレッドはツートンカラーとなっています。クールな配色、ポップな見た目と、おしゃれとかわいらしさを両立されたデザインで、幅広い層に受け入れられるかと。

　とにかく小さいため、R2、L2にも手がかかりやすく、押しやすい配置です。裏側には、手をかけるためのグリップがあります。

　方向キー、各ボタンは丸みがあり、触った感じは良好。ボタンはやや小さいのですが、特に押しにくいということはありません。

　軽く小さいというメリットがある一方で、グリップの握りはやや浅め。そのため、どうしてもしっかりと握れているという印象は少なめです。

　左右のスティックの上部には指先をひっかける溝があります。これがいい感じに指先にハマるため、スティックを思い通りに動かすことができると感じました。

　タッチパッドは小さめながらも存在。押すことで操作するようなボタン的に使っているタイプのゲームなら問題なく使えます。一方で、多くはないのですが、タッチパッドの押した場所に応じた操作をするゲームもあります。

　そのようなタイトルに向けて、タッチパッドモードボタンを搭載。スティックをタッチパッドボタンの疑似操作が可能です。中央にあるタッチパッドモードボタンを押すことで、タップ操作、ドラッグやフリック操作、ピンチインやピンチアウト操作を行えます。

　ただ、タッチパッドモードボタンを押してスティックを傾けたり押し込んだりする必要があり、急な操作には向かない一面も。動きの少ないゲームでは問題ないのですが、そのようなタイプのゲームだとタッチパッドをあまり使わないのが悲しいところです。

　見た目がいいうえに、コンパクトで軽い、そして何より2,980円＋税というわかりやすいメリットがあります。2つ目のコントローラを探している人、安価なコントローラを求めている人には適しています。現在の状況や予算に応じて購入時の選択に入れてみてはいかがでしょうか。

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