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2018年5月21日(月)

『CoD:BO4』マルチプレイヤープレイレポート。前作以上にスペシャリストの使いこなしが重要!?

文:電撃PlayStation

 10月12日発売のPS4/XBOX ONE/PC用ソフト『Call of Duty Black Ops4』。本作は、10年以上にわたって続く『Call of Duty Black Ops』シリーズの最新作で、特殊能力を駆使するスペシャリストと呼ばれる兵士を使って戦う対戦モード"マルチプレイヤー"や、4人で協力してゾンビの群れから生き残る"ゾンビモード"、シリーズキャラクターが登場するバトルロワイヤル"BLACK OUT"といった、幅広いモードを搭載しています。

『Call of Duty Black Ops4』

 今回、編集部はActivisionの招待を受け5月17日に開催されたお披露目イベントに参加。会場で試遊が可能だった、本作のマルチプレイヤーの体験レポートをお届けします。

世界観は前作を引き継ぎつつ、アクションは"地に足をつけた"ものに

 本作のマルチプレイヤーは、2015年に発売された前作に引き続き、義肢によって身体能力を強化した“スペシャリスト”と呼ばれる兵士を操作して戦います。前作では、スラスターを噴射しての2段ジャンプや垂直の壁を走るウォールランといったアクションが特色でしたが、今作ではこれらのアクションはなく、いわゆる“地に足をつけた”スタイルで行動します。ただし、マップは地形のバリエーションに富んでいて、同じエリアでも高所や水中などを経由した多彩な移動ルートをとれるため、プレイしていて単調な印象は受けませんでした。

『Call of Duty Black Ops4』

 また、画面左上に表示されるミニマップは、プレイキャラクターを中心に一定範囲が索敵範囲として明るく表示されるシステムになっています。チームメイトの周囲も同様に索敵範囲が表示されているため、お互いの位置関係を把握することでより広範囲を索敵できます。

 さらに、今作では相手から受けたダメージからの回復は、L1ボタンを押して任意で行う必要があります。回復は1回使うと再使用まで時間がかかるため、使いどころには注意が必要となります。

『Call of Duty Black Ops4』

キャラクターごとの個性が際立つスペシャリストたち

 対戦開始前にはプレイヤーが操作するキャラクター“スペシャリスト”を選択します。前作では、キャラクターごとの差は、ゲージをためてL1+R1ボタンで発動する“ペイロード”がおもなものでしたが、今回はR1ボタンで使用する"EQUIPMENT"もスペシャリストごとに用意されています。EQUIPMENTは、ペイロードよりも再使用可能になる間隔が短めなので、前作に比べてスペシャリストごとの個性を生かした立ち回りが戦果につながる印象を受けました。

『Call of Duty Black Ops4』
『Call of Duty Black Ops4』

攻防に分かれて複数マッチで勝敗を決める新ルール“CONTROL”

 体験プレイではシリーズおなじみの占領戦“DOMINATION”と“HARDPOINT”に加えて、新ルール“CONTROL”をプレイできました。CONTROLは、チームが攻撃側と防衛側に分かれ、マップ上に2カ所あるポイントの占領と相手の排除を争います。占領はDOMINATIONと同じくポイントの範囲内に待機していればOK。防衛側は、攻撃側を排除してポイントに待機することで占領ゲージを減らすことが可能です。このルールは攻守を交代しつつ複数マッチを戦い、先に3勝した側が勝利となります。

『Call of Duty Black Ops4』

立ち回りに合わせて自由な装備のカスタマイズを可能にする“PICK10”システム

 体験プレイでは、プレイキャラクターの装備やPERK(特殊能力)を決めるカスタムクラスも利用可能でした。本作のカスタムクラスは前作に引き続き、与えられた10ポイントの範囲内で装備をまとめる“PICK10”を採用しています。1つの武器に多数のアタッチメントをつけたり、同じカテゴリ内のPERKを2つ装備できる“WILDCARD”能力も健在で、プレイヤーの好みでかなりトガった感じのカスタマイズを施すこともできます。

『Call of Duty Black Ops4』

 今作のカスタムクラスで特徴的だったのはR1で使用する“EQUIPMENT”と、キャラクターに恒常的な効果をもたらす“GEAR”の要素でしょう。EQUIPMENTは、“SPECIAL ISSUE”を選ぶとスペシャリスト固有の装備が使えるほか、フラググレネードや火炎瓶といった全キャラ共通で使用できる装備にすることもできます。

『Call of Duty Black Ops4』

カスタマイズや味方との位置関係を意識して立ち回るのが楽しい!

 従来のシリーズは、個人の技量が重要視される感じで、立ち回りと撃ち合いの強さが成績や勝敗に直結することが多かったですが、今作はミニマップに索敵範囲が導入されることで、より味方と息を合わせた行動が重要になる印象をうけました。また、装備やPERKの組み合わせをかなり自由に決められるPICK10システムは、装備カテゴリが新しくなったことでこれまで以上に立ち回りに影響を与えると思いました。今回はプレイ時間が限られましたが、もし今度触れる機会があればじっくりカスタマイズを練ったうえで、それに準じた立ち回りをしたいですね。

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