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2018年5月27日(日)

【FFRK名場面】連載最終回! 担当ライターがもっとも印象深かった名場面は!?

文:カワチ

 スクウェア・エニックスとDeNAがサービス中のiOS/Android用RPG『ファイナルファンタジー レコードキーパー(FFRK)』の名場面プレイバックをライター・カワチがお届けします。

【名場面プレイバック 最終回】
数々の名場面からとくに思い出深かったものをピックアップ!

 おハロー! 『FFRK』担当ライターのカワチです。突然ですが、長らく続いたFFRK名場面は今回で最終回!! 指先がチリチリし、口の中はカラカラ、目の奥も熱いですが、残念ながら連載は終了となります!

 そこで今回は過去の名場面のなかから、とくに個人的にこのシーンは印象深かったなぁ……と思う名場面を3つ振り返ってみたいと思うのですがいかがでしょうか? いいですとも! では、さっそくいってみましょう!!

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
▲自分が担当になってから、約3年間お送りしてきた【FFRK名場面】。最初に紹介したのは【名場面プレイバック #22】のコレルプリズンでしたね。

個人的第3位! 【名場面プレイバック #25】

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 第3位は『V』よりガラフの最期をピックアップ! キャラクターの死は印象深いものが多いですが、『V』のガラフはそのなかでもとくに思い出深いですね。

 自分は『IV』よりも『V』を先にプレイしたので、この“仲間の死”はかなりショッキングでした。ほかのRPGでNPCの死を体験したことはありましたが、プレイヤーキャラクターのひとりが死ぬシーンを見たのは『V』がはじめてだった記憶があります。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 操作していたキャラクター死ぬというだけでもインパクトがありましたが、ガラフはその死に様もドラマチックでした。

 仲間や孫を守るためにHPが0になっても戦い続けるガラフ。「まだまだ! まだまだ死ねんのじゃ! この命 燃え尽きても! わしは きさまを たおす!!」というセリフには燃えました。

 「いかりやにくしみで わたしを たおすことはできぬ!」と言うエクスデスに「いかりでも・・・にくしみでもない・・・!!」と返しつつ、その明確な答えとなる続きのセリフがゲーム中になかったのも深いなぁと思いますね。

 過去の責任だったり未来への希望だったり、ひとことでは言い表せない思いがあったのだと思いますが、そんな彼の心情を想像してみると悲しくなりますね。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

個人的第2位! 【名場面プレイバック #75】

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 第2位は『FFT』よりアルガスとの出会いを選んでみました。

 というのも、『FFRK』のサービス当初は『FFT』のダンジョンやキャラクターは実装されていなかったので追加されたときにすごくうれしかったんです。

 シドが新たに追加されたときも原作同様にものすごく強い性能だったため、スタッフの方々の原作愛を感じましたね(笑)。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 ファンタジーが舞台でありながら政治や宗教を織り交ぜたテーマが展開するなど、これまでのシリーズとは明らかに異なる世界観を持った『FFT』。

 善と悪に関して考えさせられるシーンも多く、今回取り上げた【名場面プレイバック #75】もそういった深いシーンでしたね。

 過剰な差別主義を持ったアルガス。「私たちは貴族の家畜じゃない! 私たちは人間だわ!」と訴えるミルウーダに「生まれた瞬間からおまえたちはオレたち貴族の家畜なんだッ!!」「家畜に神はいないッ!!」と吐き捨てる彼に衝撃を受けました。

 ゲームでもこんなに大人のストーリーが楽しめるんだと驚かせてくれたのが『FFT』でしたね。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

個人的第1位! 【名場面プレイバック #57】

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 第1位は『VI』のシドを看病するイベントをピックアップしてみました! 3年間も連載していて1位がおじいさんに魚を食べさせるイベント!? と思われるかもしれませんが、絶望していたセリスがふたたびび再起する重要なイベントだと思うんですよ。

 また、これは記事を掲載した当時に大きな反響があっておどろいた記憶があります。

 「自分もまずい魚を食べさせて死なせてしまった」とか「助けられることをあとから知ってやり直した」とかいろいろな反応が見られておもしろかったです。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 『VI』は魔大陸でシャドウを助けることができたり、ゾーンイーターのなかにいるゴゴを仲間にするとができたりといろいろな隠し要素があったので、語りたくなる魅力があったのだと思います。

 プレイヤーによってそれぞれ冒険の内容が異なり、自分だけのプレイの思い出ができるのが『VI』の魅力ですが、これはFFシリーズ全体に言えることかもしれませんね。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 と、いうことで今回は最終回ということでとくに思い出深い名場面を振り返ってみました。

 『FFRK』はシリーズの垣根を越えたキャラクターでパーティ編成して、思い出のボスたちと戦うことができたり、各シリーズの名シーンをドットでフルリメイクした“レコードダンジョン”のストーリーが楽しめたりと『FF』シリーズのファンにはたまらないアプリになっています。ぜひ皆さんもプレイしてみてくださいね!

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