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2018年6月12日(火)

『スパイダーマン』試遊の感想。誰でも簡単にウェブスイングや爽快アクションを楽しめるのか?【E3 2018】

文:てけおん

 ロサンゼルスで開催されたイベント“PlayStation E3 2018 Showcase”で、PS4用ソフト『Marvel’s Spider-Man(スパイダーマン)』が試遊できました。その感想をお届けします。

Marvel’s Spider-Man E3 2018 Showcase Demo Video

 本作は、スーパーヒーロー“スパイダーマン”となり、広大な都市を縦横無尽に駆け巡りながら犯罪と戦うオープンワールドアクションで、SIEとマーベル、インソムニアック・ゲームズが一体となって作りあげたタイトルです。

 E3の試遊版では、ニューヨークの街を巡りながら、スパイダーマンの基本動作やウェブ(蜘蛛の糸)を使ったアクションを確認できるもので、最後にはヴィラン(悪党)のショッカーとの戦いが楽しめます。それではさっそく、プレイしてみた感想をお届けしていきましょう。

ウェブでの鮮やかな移動は誰でもできるのか?

 今までに発表されていたデモプレイ映像などを見ていて、てけおんがもっとも興味を持っていたのは“ウェブスイングをはじめとした爽快感あふれる移動やアクションは、誰でも簡単にできるのか?”というものでした。

『スパイダーマン』

 結論から言うと、映画やアニメで見るようなアクションは、誰でも簡単に楽しむことができます。

 最低限必要なのは“空中にいる間にR2ボタンを押すこと”。これだけで、ニューヨークの街をさっそうと飛び回ることができます。地上に落ちてしまった場合も、ジャンプしてR2を押せばまたウェブスイングを開始できます。R2ボタンはホールドしているだけでもOKですが、スパイダーマンの移動に合わせてタイミングよく押していくことで、よりテンポよく動けるように感じました。

 慣れてくると、空中で×ボタンを押すことで、ウェブを使って前方向に勢いよく移動したり、R2ボタン+L2ボタンでポールや建物の先端部分に留まることができます。

 また地上で移動する際には、R2ボタンを押すと走ります。R2ボタンは空中でも地上でも移動のキーとなるボタンとなっていました。

アクションはどうなってるの?

 次に敵との戦闘アクション。これは主に□ボタンが攻撃となっています。□ボタンを押すと、手近な敵に攻撃を加えます。連打すると連続攻撃、ホールドするとアッパーで敵を空中に打ち上げて、そこから華麗な空中コンボに展開できます。

『スパイダーマン』

 〇ボタンは回避。ブロックなどはなく、回避がスパイダーマンの防御の要となっています。さまざまな作品でスパイダーマンは“スパイダー・センス”と呼ばれる危険を察知する力を持っていますが、本作でもそれは同じようで、攻撃されそうになるとスパイダーマンの頭の周囲に危険を表すエフェクトが表示されます。

『スパイダーマン』
▲戦闘中にスパイダー・センスが発動している様子です。
『スパイダーマン』
▲こちらはデモ映像より。スパイダー・センスで危険を感じ取っているところ。

 それに従ってよければいいのですが、攻撃などのアクションのタイミングによっては、回避できずに食らってしまうこともありました。現在戦っている相手だけではなく「あいつ、攻撃してきそうだな」など周りもきちんと見渡すことが重要になりそうです。

 △ボタンはウェブを使って高速移動をし、離れた敵になぐりかかるというもの。またL1は様々なウェブガジェットを使います。ウェブガジェットはL2でどれを使うか選べます。

 たまに画面上に“L1+R1”などの表示が出ることがあります。入力すると、付近に落ちているがれきや車のドアなどをウェブで振り回して敵にダメージを与えられます。また敵の頭上に“△+〇”と出た時に入力すると、スパイダーマンらしいしなやかでトリッキーなフィニッシュムーブを繰り出します。

『スパイダーマン』

 さらに、“L3+R3”を押すとスーツパワーを発動できます。E3試遊版で使えたスーツパワーは、空中にジャンプして四方八方にウェブを発射しまくるというもの。最新デモプレイ映像でも確認できるこのアクションは、周囲の敵を一斉に行動不能にできる、一対多の状況で真価を発揮するものとなっていました。

『スパイダーマン』

ヴィラン・ショッカーとの戦い!

 街のあちこちを徘徊していると、ショッカーが暴れているとの情報が入ります(おそらく最新デモプレイ映像にも登場するYuriからの情報だったと思うのですが、きちんと確認できませんでした)。情報に従ってショッカーの元に行くと、金庫を破ろうとしているショッカーと戦うことになります。

 ショッカーは強力な振動波を使って攻撃するだけではなく、身体の周りをバリヤーのようなもので覆って防御しています。普通に攻撃したのでは、このバリヤーにはじかれて攻撃が通りません。そこでまずは地面に落ちているがれきをL1+R1でぶつけて、一時的にバリアをはがし、その後攻撃を加えて……を繰り返す形でダメージを与えていきます。

『スパイダーマン』
『スパイダーマン』

 一定のダメージを与えると、ショッカーは攻撃方法を変えてきます。それを2回繰り返し、最後は天井の大きなシャンデリアを落としてようやくショッカーを倒すことができ、体験版は終了となります。

『スパイダーマン』

 今回の試遊でひとつ忘れていたのは、“スーツパワーによる攻撃がショッカーに通じるのか?”を試すことです。もしもE3で遊んでみるという人は、どうだったのか試してみてください。

 ここで全体を振り返りますが、街の中をウェブで駆け巡るアクションは非常にわかりやすく、すぐに入り込めると思います。一方で戦闘アクション部分の難易度は少し高めに感じました。具体的には、ただ単に□ボタンを連打してるだけでは敵は倒せず、きちんと〇ボタンや移動で回避しないと、ザコ敵にさえ「ヤバい、やられるかも……」と思わされるくらいには歯ごたえがありました。

 ただしこれはあくまで体験版の話です。製品版に難易度設定があるかどうかなどはわかりませんのでご注意ください。

ショッカーと戦わずにニューヨークを散策することも!

 試遊の時間が少しだけあまったので、今度はショッカーとは戦わずに街の中をウェブスイングで散策することにしました。マップ中にいろんなアイコンがあったのでその場所に近づいてみると……悪党っぽいヤツら武器を取引しているところでした! 何人かは叩きのめせましたが、1人が車に乗って逃走! 街中を逃げ回る車をウェブスイングで追いかけて悪党を叩きのめし、解決できました。

 解決すると、街の人から拍手をもらえるのがうれしかったです。他にも時限爆弾を積んで爆走する車を無事止めて、今にも爆発しそうな爆弾を空中に放り投げて処理したり、とあるビルの屋上で何やら近代的なコンテナを発見したり(試遊の時間が終了したのでコンテナの中身は不明)と、この世界のニューヨークを少しだけ満喫することができました。

 そういえば、“PlayStation E3 2018 Showcase”の会場にはデイリー・ビューグルの広告や、J.ジョナ ジェイムソンの意見広告が張り出されていました。『スパイダーマン』と言えばジェイムソンも忘れられないキャラクターの1人です。また、記事冒頭の最新デモプレイ映像では、スパイダーマンが誰かの登場に驚いているように見えます。はたしてそれが誰なのか? 発売までワクワクする日が続きそうです。

『スパイダーマン』
『スパイダーマン』
▲こちらは会場に掲示されていたデイリー・ビューグルの広告と、J.ジョナ ジェイムソンの名前が入った意見広告です。

※PlayStation、プレイステーションおよびPS4はソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標です。
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