2018年6月14日(木)
どもっ! とうとう“E3 2018”が始まりました。
世界最大のゲームショーだと言うのに毎年、真っ先にメディアに配られる弁当を取り上げること、6年。こんなことを電撃オンライン読者が求めてないことにやっと気付いたイマダチ(エレキコミック・今立進)です。
読者の方々が求めているのは弁当じゃなくて最新ゲームの情報であり、言うならば映像や、情報だけじゃ伝わらない、現場にいる者にしかわからない、E3の生の空気感、それを知りたいのです。
なのに、メディア向けの弁当の中身を事細かに伝えるという、誰も知りたくない情報を何年も続けて来たことをここにお詫びしたいと思います、本当にスミマセンでした。
心機一転! 今回からはE3で買える“手作り弁当”をご紹介したいと思います!
えっ? 何も変わってない?
いやいやいや、メディアに配られる作りおきの弁当とは違い、注文を受けてから一つ一つ手作りする弁当の温かさ、生の空気感、これは現場でなければ伝えられない貴重な情報です。
これから皆さんがE3に来た時に店選びで困らないようレビューさせていただきます。
さて、E3で飲食できる場所は数カ所ありますが一番多くのメニューを選べるのが、ホールとホールを繋ぐ移動販売車が集うエリア(これ本当)。
ここではハンバーガーやホットドッグ、ピザにタコスなど“Theアメリカ”なものが多く食べられますが、私が今回目をつけたのがクールJAPANを意識した痛車が特徴の“岡本キッチン”。
名前の由来はわかりませんが、ここが他店と違うのは、唯一日本食的な物が食べられるということ。
牛丼や唐揚げ丼に紛れて聞きなれないメニュー、それが……
「Poke Soba」
名前からして、野生の何かしらを何かしらボールで捕らえ、その肉を蕎麦に盛り付けたモノなのか?(違います)
見ないとわからないってことで、恐る恐る注文……やってきた謎の「Poke Soba」がこちら。
私が“ポケ”と読んでいたものは、魚の切り身を漬けにしたハワイ名物“ポキ”のことで、それを蕎麦に乗せたオリジナルメニューなのでした。
ずっしり300グラムはあろうかという蕎麦はしっかり冷えており、熱い日差しのロサンゼルスにはもってこい、早速実食!
うん、しっかりコシのない麺が“そば”なのに不思議とアメリカにいることを感じさせます。味付けは少しピリ辛で食欲をそそるし何しろマグロがうまい! しっかりと味が染みており、そばよりご飯に乗っけたい衝動に駆られます。
とにかくボリューミーなので飽きるところをアボカド・海草がしっかりフォロー、キュウリは二切れと存在感ないので観賞用に終盤まで置いておくのがよいでしょう。
さて気になる値段はというと……17ドル!!! 本日のレートに換算して、1,870円!!!
えっ! うん、まあ……それだけの価値ある味だよ……量もあるし……そうだ、そうだよ……(お釣りの3ドルを見ながらしばし沈黙)。
(吹っ切れたように)皆さんもぜひ会場で食べてみてくださいね! 次のお店に行きたいとこですが、お腹いっぱいなので続きはまた明日!(ゲームは?)
ちなみにメディアで配布されたご飯は例年通りでした!
これが無料なんだから、アメリカのお金の価値って一体? と考えたくもなります。
最後まで毎度の悪ふざけにお付き合いいただき、ありがとうございました! 懲りずにまた読んでくださいませ。
追伸:ネオジオミニの実物、すげーよかった(それを書け)。
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