声優ユニット“イヤホンズ”インタビュー。『神獄塔 メアリスケルター2』と3周年記念LIVEに注目

文：電撃PlayStation

　高橋李依さん、高野麻里佳さん、長久友紀さんによる声優ユニット・イヤホンズ。PS4用ソフト『神獄塔 メアリスケルター2』のOP＆ED主題歌を歌い、親指姫、白雪姫、眠り姫役として本作に出演する彼女たちに、本作や3周年記念LIVEについて話を訊いた。

▲左から、高橋李依さん、高野麻里佳さん、長久友紀さん。

『それが声優以外』で初めて共演したのが『神獄塔 メアリスケルター』

――『神獄塔 メアリスケルター2』のお話を聞いた際の感想を教えてください。

高橋李依氏（以下、敬称略）：「もし続きをやれたらぜひ」という話は聞いていたんですけど、まさか本当に実現して驚きました。

高野麻里佳氏（以下、敬称略）：イヤホンズは『それが声優』というアニメで結成されたユニットで、そのメンバーが「それが声優以外」で初めて共演したのが1作目『神獄塔 メアリスケルター』だったんです。その続編ということで、熱を入れて演じることができました。

長久友紀氏（以下、敬称略）：前作のラストがああいう終わり方だったので、本作の話を聞いたときに眠り姫が前作から成長した眠り姫なのか、それとも別の世界線の眠り姫なのかと想像がふくらみましたね。

――前作と比べると親指姫、白雪姫、眠り姫の立場や性格が変わっていますよね。

高野：親指姫がとくに違っていますね。

高橋：そうなんですよ。台本を読んだときに「もしかして私、親指姫のことを忘れちゃってる？」と思ったくらいです（笑）。

高野：白雪姫の内面は前作とそんなに変わっていないんです。ただ、お姉ちゃんが変わってしてしまったことでお姉ちゃんを大事にしたいという気持ちと、お姉ちゃんが怖いという気持ちがないまぜになっているのが本作の白雪姫ですね。

長久：本作の眠り姫は自分を変えようとしていて、しゃべろうとしているんですよ。だけど、そう簡単にはうまくいかず、そこに苦しむこともあったり。「頑張って！」って応援したくなります。

――オープニングテーマの『ウィッチクラフト《テオフィルの奇蹟》』について聞かせてください。

高橋：実は収録時は本作の話は聞いていなかったんですよ。ですから、PVで見たときに曲とオープニングのかみあいの絶妙さに驚きました。

高野：『ウィッチクラフト』は自分のなかに眠っている魔術だったり、未知なる力といったものを呼び覚ます曲なんです。それが『メアリスケルター』の世界にある恐怖のようなものと入り混じって、得体のしれないものが始まってしまったという驚きがこのオープニングにはこもっていますね。

高橋：楽曲に合わせた声色を選んで歌わせてもらったので、この曲は親指姫たちの曲ではなくイヤホンズの曲なんですよ。つまり、オープニングでは私たちは声優ではなくアーティストとして『メアリスケルター』に携われている。その点もうれしかったですね。

――同じく、エンディングテーマの『未来泥棒』はどのような楽曲でしょうか？

長久：『未来泥棒』は近未来のAIしかいない世界が舞台の、大きな愛を歌った楽曲です。それが前作と本作2つの物語の最後に流れる曲としてふさわしいものだと感じています。

高野：エンディングテーマであると同時にイヤホンズのアルバムの最後の曲なので、一緒に始まって一緒に終わるような気持ちで歌わせてもらいました。『メアリスケルター2』のエンディングを見て、これからつうと人魚姫が幸せになれるのか『未来泥棒』を聞きつつ思いを馳せてほしいですね。

――『神獄塔 メアリスケルター2』を楽しみにしているユーザーさんにメッセージをお願いします。

高橋：前作から応援してくれたみなさんの声が形になりました。絶対に楽しめる作品と胸を張ってお届けできますので、再び動き出した『メアリスケルター』をよろしくお願いします。

高野：個人的にゲームが好きなので、この1本だけで前作、『2』、『恋獄塔めありーすけるたー』の全部が楽しめるのがすごく魅力的です。

　ゲームを愛する人のなかには続編が出るとどっちから遊べばいいのかとか、前作は遊ばなくていいのかとか思ってしまう人もいるかと思います。ですが本作の場合はそんな悩みとは無縁。ぜひ3本立ての本作を丸ごと遊んでほしいです。

長久：『メアリスケルター』って意外と難しいゲームだと思うんです。ナイトメアに追いかけられるシチュエーションとかかなり怖いです。ですが、安全に逃げられるようになるとそれが快感に変わっていくんですよ。

　ゲームをあまりプレイしないけれど、キャラクターにひかれたとかイヤホンズが出ているからとかで買う人もいるかと思いますが、ストーリーやビジュアル、BGMもこだわりが強く、ぐいぐい引き込まれるタイトルだと思いますよ。

――イヤホンズとしては3周年記念LIVEも開催されますが、どのようなライブになりそうですか？

高野：ツアーファイナルの7月7日は『それが声優』の第1回放送日という思い入れのある日。私たちにとっては最終日であり、これから4年目に向かう再出発の日です。そんな日に開催する東京公演、イヤホンズファンの方はもちろん『メアリスケルター』を楽しみにしている人にもぜひ来てほしいですね。

長久：本作の発売日7月12日の直前になるライブ。正直、ゲームが発売される前にしくじるわけにはいかないと思っています（笑）。『メアリスケルター』を背負って楽曲を歌いたいと思っているので、ぜひ一緒に楽しみましょう。

高橋：イヤホンズのライブでは、声優のお仕事からは想像がつかないパフォーマンスをしています。イヤホンズってなにをしているのかな、と思った人にはおもしろいパフォーマンスをしているアーティストだと思っていただければと思っています。

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電撃屋特典

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▲つうの限定職業“濡れバスコープ”

▲人魚姫の限定職業“濡れバスコープ”

限定版特典

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▲特製収納BOXのナナメダケイ氏描き下ろしイラスト

予約特典

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▲“恋獄塔 めありーすけるたー”のロゴ

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データ

関連サイト

• 『電パイル』特設サイト（電撃オンライン）
• 『電パイル』公式サイト
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