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2018年6月16日(土)

『WORK×WORK』主人公の“ポチ夫”やゲームシステムを紹介

文:電撃オンライン

 フリューは、9月27日発売予定のNintendo Switch用ソフト『WORK×WORK(ワークワーク)』の公式サイトとゲーム内容を公開しました。

『WORK×WORK』

 本作は、訪れた誰もが勇者を体験できる“勇者さまーランド”というテーマパークで働く“ダメバイト”と“わがままなオレ様王子”の2人の主人公が繰り広げる物語を描いた冒険RPGです。タイトルに付けられた“WORK”が持つ2つの意味、“労働”と“使命”の側面から物語が進行します。

 公式サイトでは、レジェントスタッフたちからの気合に満ちあふれたコメントが掲載されています。

『WORK×WORK』
『WORK×WORK』
『WORK×WORK』
『WORK×WORK』
『WORK×WORK』

物語のあらすじ

 ――あの島には、何かある。

 ユイショアル王国の国王“ラッシュ・ボース”の息子で、ついこないだまでの皇太子。本名は“エルリック・ボース”。ちょっとした政変で皇位継承権18位まで落ちてしまって、今では通称“18”呼ばわり。

 昨日まで子分のように扱ってた幼馴染も、実は義理の兄だと判明したりと立場も急落、味方は幼いころから世話をしてくれた大臣ただひとりとなってしまい、このままだと王さまになる夢も叶わなくなると一念発起、父親の功績をなぞらえるべく魔王退治を決心する。

 魔王を倒したら玉座につけると約束は取り付けたけど、はたして魔王なんているのかいないのか。勇者さまーランドの宣伝文句を鵜呑みにして自分も勇者になれると信じてしまうくらいハートはピュアで、信じたことは疑わず、まわりを巻き込んで爆進していく、少しオツムのネジが緩んだタイプ。

 いつも上から目線で、アイドル気取りのチャラ男だけど、基本的にはだれにでも優しくて、よく気が利く好青年。でもそれって、いつか就くはずの王様には必要な素養ですよね。

 ―――拝啓、母上さま。楽しみにしていた初任給は、ヒトデが2個でした。

 田舎の貧乏家族の長男坊。本名はあるけど、18王子がポチ夫呼ばわりするから、まわりもみんなそう呼んで、なかなか覚えてもらえない。働くのが嫌いな自堕落な青年だったけど、社会に出るのはダメでも魔王を倒すアトラクションだったらと、勇者さまーランドへやって来た。

 それ以来この南海の孤島で、ボスデス社長のもと、住み込みでインストラクターのアルバイトに励んでいる。人見知りで口数少ないタイプだけど、そのぶん妖精のルアが相棒ヅラして、あることないことべらべらと喋り、たまにそれで窮地に陥ったりすることもあるけど、流されやすい性格ゆえに、なすがままの日々を送ることになる。

 月末になると、実家の父母へのわずかな仕送りに添える手紙に、勇者さまーランドでの活躍を大げさに盛って書いては虚しくなっている。夢は特になく、アルバイトは半ば遊びのような感覚で、まだまだ仕事としての実感はないけど、最近なんとなく、お客さまが楽しむことが自分の楽しみでもあるような気がしてきた。

『WORK×WORK』
『WORK×WORK』

2人の出会いによって始まる物語

 モテない、冴えない、パッとしないの3拍子がそろったダメダメなポチ夫と、モテる、冴えてる、パッと華やかな第18王子とがバディを組んで、本物の魔王退治に乗り出します。

 そもそもの始まりは、勇者さまーランドのある小さな島に、本物の魔王がいると信じた18王子の勘違いからではあったのですが、やがて2人は真の魔王の手がかりを得ることになります。

 アトラクションをともに攻略した2人は、幕を開ける大冒険に胸を踊らせますが、王家の血を引く18と貧乏庶民のポチ夫とでは価値観とが違いすぎて、時に深刻な対立も引き起こすことも。

 とはいえ、王子の幼なじみや謎の怪盗、怪盗を追う警部役の貴族など、愉快な仲間たちと追いつ追われつしているうちに、2人は無二の親友となり、18には王さまとしての資質が芽生え、ポチ夫には人への信頼のようなものが芽生えていきます。

 小さなアトラクション島の上、背後には王座を巡るドロドロの陰謀が渦巻く中、基本はドタバタ、時にしんみりと、ポチ夫と18の間に小さな友情が育まれ、やがてそれが世界を変えていく、そんな物語です。

個性豊かなキャラクターたち

性格最悪 オレさま王子“18”(本名:エルリック)

 本名は“エルリック・ファン・デル・ワールス・バル・ビル・ブル・ベル・ボース第18王子”。略して“18”や“エルリック王子”と呼ばれている、王位18位の継承権を持つ王子。

『WORK×WORK』

 もとは1位でしたが、とある理由から18位まで落ちることに。1位の座に返り咲くために、次の王位を手に入れるために、己の欲望をかなえるために、従者とともに勇者さまーランドへやってきます。高慢な性格で、ポチ夫に目をつけ、ボスを倒すための手伝いやランドの案内をさせます。

臆病弱虫 ダメバイト“ポチ夫”

 本作の主人公。労働意欲のない、ダメバイト。勇者さまーランドで働いている。“ポチ夫”はエルリック王子が勝手につけた名前で、本当の名前は別にあります。

『WORK×WORK』

 「もう辞めてやる!」と思っていたところ、ランドにある高級な壺を壊してしまい、弁償の借金のためタダ働きをするハメに。

ルア

 妖精。ポチ夫のそばでナビゲートしてくれる存在

『WORK×WORK』

オウク

 エルリック王子の家臣。賢く見えるが、王子にすらバカだと思われている。

『WORK×WORK』

エイダ

 勇者さまーランド社長の秘書であり、ポチ夫の上司。

『WORK×WORK』

ぷっぷ

 王位継承権17位。何も考えていない。ワン!

『WORK×WORK』

ラッコ

 ランドにたくさんいる。

『WORK×WORK』

愛らしいモンスターも多数登場

ウミウシちゃん

 モンスター界のアイドル。ヌメヌメしている。

『WORK×WORK』

あずきぼー

 すごく固い。さわると冷たい。

『WORK×WORK』

クッキードラゴン

 お腹を空かせた子どもに体の一部をあげる心やさしいドラゴン。

『WORK×WORK』

ゲームシステム

お仕事

 “あなたのお仕事、それは、お客様をダンジョンへ案内すること。”ポチ夫はダンジョンインストラクター。ランドに来るゲストの勇者さまーたちにアドバイスするのが仕事です。

『WORK×WORK』
『WORK×WORK』

 敵の攻撃してくるタイミングや回復薬をつかうポイントなどをしっかり見定めて、お客さんをダンジョンクリアまで導きましょう。

 うまく盛り上げてあげればお客さん同士でのトークが盛り上がり、即興の必殺技を出すこともあるとのことです。

『WORK×WORK』
『WORK×WORK』
▲家族連れや女子のパーティも。どんなバトルになるのでしょうか。

 働いてもらったお給料は、自分で使い道を決められます。ダンジョン攻略を有利に進めるために武器やアイテムを買うか、自分の部屋をカスタマイズするために家具を買うかを選択し、自分のワークライフバランスを整えましょう。

『WORK×WORK』
『WORK×WORK』

モンスター図鑑

 見つけたモンスターはガイドブックに記入しましょう。独特な紹介文が掲載されており、少しクスリ笑える文章となっています。

『WORK×WORK』

※画面はすべて開発中のものです。内容、仕様は製品版と異なる場合があります。
(C) FURYU Corporation.

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