突然、月が２つある異世界・アルカディアにさらわれた主人公たち。彼女を含む10名は、元の世界に戻るべく、キャストとして“ドラマ”に出演してポイントを貯めることに。けれど、じつは仲間たちの中にすべてを仕組んだ裏切り者の“プロデューサー”がいるらしく……？　

　オトメイト最新作『CharadeManiacs（シャレードマニアクス）』のキャストインタビュー＆キャラクターピックアップ連載も４回目！　今回は、古川 慎さん演じる陀宰メイに注目します。

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▲陀宰メイ（声優：古川 慎）。三白眼と大人しい外見が特徴の寡黙系男子です。

古川 慎さんに収録後インタビュー！　古川さんとメイは少し似てる？

　陀宰メイを演じた古川 慎さんに収録後インタビュー！　メイを演じた感想や、物語の見どころなど、全部で５つの質問に答えていただきました。もちろん全てガルスタオンライン独占です！

――ご自身が演じられたキャラクターの魅力はどんな部分ですか？

　陀宰メイくんを演じさせていただきました、古川 慎です。メイくんの魅力はいろいろとあるんですが、一言で言うと“優しいところ”ですね。自分を出しすぎずに、相手のことをキチンと考えられるというのが彼のいいところだと思います。プレイ後に彼の行動のひとつひとつを改めて思い返すと、メイくんの優しさに気付いていただけるんじゃないでしょうか。メイくんは嫌なことも嫌と言わずにグッとこらえる、自制心の強い男の子ですね。それは裏を返せばダメなところでもあるかもしれないんですが。僕は攻略対象９人のなかで、一番優しいのはメイくんなんじゃないかなと思っています。

――物語全体の見どころと、ご自身が演じられたキャラクターの個別ルートの見どころを教えてください。

　全体の見どころは、魅力的なキャラクターたちがたくさんいるなかで“誰を信じるか”という部分ですね。発売前の情報をチェックして、もしくは発売後に実際にプレイして、みなさんが信じたいキャラクターを見つけていただければと思います。どのキャラクターもすごく素敵なんですが、そんななかでメイくんのルートはもう「報われた」という感じがすごいんですよ（笑）。僕自身も演じていて、「本当によかった」と胸がいっぱいになりました。もしかしたら主人公よりも、メイくんの方に感情移入しちゃう人の方が多いかもしれないですね。ちなみに個別ルート以外のエンディングも本当に素晴らしいので、恋愛を超えた絆を感じていただきたいです。誰のルートをクリアするか、その順番によってはメイくんというキャラクターの見え方がまた違ってくると思います。

――もしもご自身が“異世界配信”のドラマに出演するとしたら、どんなドラマに出演したいですか？　また、そのドラマのなかでどんな役柄を演じますか？

　これは○○新喜劇のようなコメディーですね～。異世界配信ではドラマを演じて視聴者の感情が動くとポイントがもらえるんですが、コメディーはポイントをもらいやすいと思うんですよね。サスペンスやホラーよりも、平和的にポイントを稼げそうですし（笑）。役柄としては、ちょっとぶっ飛んだ人を演じてみたいです。振り回されるよりも、相手を振り回すような、無茶ぶりをするような役がいいですね！

――登場人物のなかに“裏切り者”が紛れているということで、発売前からファンの間で疑心暗鬼が繰り広げられている本作ですが、ご自身が最近「裏切られた！」「やられたー！」と思ったエピソードを教えてください。

　この間服を通販サイトで買ったんです。「薄着でいるには肌寒い、でも今持っている服だと暑すぎる」みたいな時期に、ちょうどよさそうなライダースジャケットを見つけて。大体１週間以内には届くかなと思っていたんですがなかなか届かなくて、そのうち注文したことを忘れてしまっていました。そんななか先日宅配便が届いて、開けてみたらそのジャケットでした（笑）。「え～!?　今～!?　来年まで着れないよ～!!」ってなっています。

――発売を楽しみに待つファンへのメッセージをお願いします。

　去年のオトメイトパーティーで本作が発表されて、いざ台本をいただいて読んだらもうこれがとにかく面白い！　男性の自分が読んでも面白い作品なんですよ。もちろん乙女ゲームなので恋愛描写もたくさんあるんですが、それを超えたすさまじいドラマ性のある作品だと思います。ぜひたくさんの方にプレイしていただきたいですし、プレイしないと後悔する作品の１つだと思います。ぜひ『CharadeManiacs』をプレイして、主人公を含む10人のキャラクターたちの未来を見届けていただきたいです。何卒よろしくお願いいたします。

かわいらしい名前にコンプレックスが!?

　そっけない態度で、あまり多くを語らないメイ。常識人タイプなので、行動も発言も自由なメンバーたちに囲まれて、苦労することが多い印象。静かにツッコミを入れるシーンもいっぱいあります。

▲口数は少ないですが、大人しいわけではなく、自分の意見はキチンと伝えるタイプ！

　そんなメイの密かなコンプレックス（？）が明らかになるのは、自己紹介のシーン。仲間の１人である明瀬キョウヤ（声優：斉藤壮馬）に下の名前を聞かれて、しぶしぶフルネームを答えるメイ。

その結果、もう１人の仲間・凝部ソウタ（声優：松岡禎丞）から、「メイちゃん」と呼ばれるようになってしまいます。

　ソウタは基本的に誰にでも絡んでいくタイプなのですが、メイのことは特にお気に入りな印象。「グラタンを食べながら『グラタン美味い……』って泣いてた」とソウタが話したことから、メイの好物がグラタンであることが判明したりもします。

▲じつは泣いてはいなかった様子！

　ほかにも、“メイは猫に似ている”という話題から射落ミズキ（声優：緒方恵美）に「陀宰にゃんこ」と呼ばれたり、何かといじられやすいメイ。

▲ちなみにミズキ曰く、メイが似ているのは“遠くからじっとこっちの様子を伺ってるけど、本当は撫でてもらいたがってるタイプの猫”だそう。甘えたいのに甘えられない、素直じゃない猫！　かわいいですね……!

　メイは猫好きとのことなので、“猫に似ている”と言われてちょっと嬉しかったりするんでしょうか？　このときの心情が気になりますね！

ドラマでは三角関係の修羅場を熱演！

　主人公たちが出演する“ドラマ”は学園ものからアクションまで、さまざまなジャンルが楽しめます。メイは、主人公と双巳リョウイチ（声優：関 智一）と３人で恋愛もののドラマに挑戦！　個人的になんとなくメイは不器用な印象があって、ドラマでの演技もとまどうんじゃないかなと思っていたのですが、見てください。

▲すっごい熱演……！　普段あまり多くを語らないメイの長ゼリフ、とても意外ですよね。

また、ドラマシーンはないのですが、獲端ケイト（声優：前野智昭）との会話で２人が共演したことも明らかに。

▲サスペンスドラマの中で、人質になったケイトをメイが縛り上げたようです。

このドラマもぜひゲーム中で見たかったですね……！　メイがほかのジャンルのドラマでどんな演技を見せてくれるのか、期待は高まる一方です。

ぶっきらぼうだけど主人公には優しい♪

　さて、気になる主人公とのかかわりについても紹介！　根が優しいメイは、積極的に言葉や態度に出さないまでも、主人公のことをさりげなく気遣っているのがわかります。

▲早くも異世界になじむ主人公を見て、ほほ笑むメイ。心配してくれていたんでしょうか？

　主人公の作る料理を何かと食べたがるのも、メイのかわいいところ。主人公が「料理を作る」と言うと喜んでくれますが、結果的にケイトが作ると、彼の料理を見て

　と、微妙な表情になります。グラタンが好物だと判明したシーンでも、主人公に作ってほしいと頼むあたり、女の子の手料理が好きなのかも？　でも料理を作って欲しがるだけでなく、逆に主人公のために紅茶を淹れてくれることもあるのです。

▲この気配りがうれしい！

　控えめながら、主人公や仲間たちに対する優しさや気遣いを見せるメイ。こんないい子が裏切り者だなんて、ありえないと思いませんか？　あと、猫好きに悪い人はいないです、たぶん……！

▲主人公を「ウサギ」と形容するのもかわいいです。

　というわけで、今回はここまで。次回は前野智昭さん演じる料理が得意なメガネ男子・獲端ケイトをピックアップします。どうぞお楽しみに！

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