ツキプロ楽曲のコンサートや展示など内容が盛りだくさんの『ツキプロ文化祭2018』レポート
『ツキプロ文化祭2018 SUMMER』とは、ツキノ芸能プロダクション(ツキプロ)主催による”なんでもありの、ゆるっとオールジャンルイベント”を掲げ、コンサート、イメージプラネタリウム、舞台のステージイベント、会場内外の展示物、脱出ゲームをぎゅぎゅっと詰め込んだイベントです。
7月27日、28日、29日の3日間、神奈川県・パシフィコ横浜で開催されたイベントのなかから、コンサート、イメージプラネタリウムのレポートのほか、展示物の一部をご紹介します。
ガルスタがお邪魔した28日は台風接近によるあいにくの天気でしたが、会場は大盛況でした♪
▲入場して真っ先に目に飛び込んできたグラビのバナー。隣には女神候補生のFlunaの姿も♪ 他のユニットのバナーは、後ほどまとめてご紹介します! |
ツキプロ楽曲をさまざまなアレンジで楽しむコンサート
オーケストラや和楽器でツキプロに所属するユニットの楽曲を演奏し、楽曲の新たな一面を見せてくれた”ツキプロ楽団オーケストラ”。何度も聴いている曲が大胆な編曲によって新鮮に感じられた人も多いのではないでしょうか。
公演パターンは”空”と”海”の2つがあり、どちらのパターンもSix Gravity、Procellarum、SOARA、Growth、SolidS、QUELLの楽曲が登場。オーケストラアレンジはどちらも共通楽曲、”空”は和楽器とジャズ、”海”は民族系とジャズのアレンジで、披露する楽曲にもそれぞれ異なっていました。今回は”空”をレポートしていきます。
▲セットリスト |
オーケストラアレンジ
オープニングを飾ったのはGrowthの「Re:born」。Growthといえば楽曲の世界観が壮大でファンタジックなものが多いですが、特にファンタジー色が強いこの曲。オーケストラアレンジがとてもよく映え、ファンタジーな雰囲気が増した「Re:born」はさながらゲーム音楽のよう。
続いての「ロミオ -ROMEO-」は、SolidS4人の歌声をそれぞれ違う楽器で表現。もともと展開がドラマチックな楽曲なだけに、オーケストラで聴くと圧巻の一言。QUELLの「HIKARI」もオーケストラで聴くと、曲のよさをより感じられるように……!
SOARAの「マクガフィン」は、オーケストラとは結び付かないバンドサウンドですが、あの疾走感はそのままで素晴らしいアレンジに。タイトルにふさわしく満月が浮かび上がっていた「ツキノウタ。」は、グラビとプロセラの12人で歌う楽曲。オーケストラにエレキギターを加わえ、ロックテイストなサウンドに! なっていました。くるくる変わる歌唱パートは楽器を使い分け、12人が歌っている原曲の雰囲気が再現されていました。
和楽器アレンジ
とにかく想像がつかないこのセクション。尺八や三味線に大太鼓も登場し、いったいどんな曲を聞かせてくれるのかと期待が高まります。また、ここではツキステ。のダンサーの皆さんが登場し、客席を煽って盛り上げてくれました!
和風の編曲をされたのは「月影のリフレイン」「GRAVITY!」「蒼い水」の3曲。このなかではSix Gravityのダンスナンバーである「GRAVITY!」が一番“和”から遠く感じられますが、もちろんアレンジはバッチリ! ブレイクダンスやアクロバットなどを披露したダンサーの皆さんですが、その激しい動きとは裏腹に不思議と和の世界へ溶け込んでいました。ダンサーは各々客席に登場し、観客と近い距離でやり取りをするなど自由自在! もちろん曲が終わると大きな歓声と拍手が湧き起こっていました。
ジャズアレンジ
ここでは「Summer Session」「東京LOVEジャンキー」「ONE CHANCE?」の3曲を披露。スケアステージのダンサーの皆さんはジャケットを羽織って、ジャズに合うオトナな雰囲気。和楽器アレンジとはまた違ったアピールで楽しませます。
「Summer Session」は原曲では、SOARAメインボーカルの大原空とギターの在原守人が掛け合うように歌っているのですが、サックスとトロンボーンが空と守人となり、原曲通りの掛け合いに。
SolidSの「東京LOVEジャンキー」は期待を裏切らない完成度で、ダンスも相まってオトナの魅力をいつも以上に見せつけてくれました。
Procellarum「ONE CHANCE?」はまるでスパイ映画のBGMのようなサウンドに仕上がっていて、客席には知らず知らず体でリズムを取っている方の姿もちらほら。自由にノッて楽しめるジャズらしいコーナーとなりました。
ツキプロ楽曲でおなじみのじょんさんとマチゲリータさんのMC♪
SOARAやSolidSなどの楽曲提供を行っているじょんさんと、『ツキウタ。』や『VAZZROCK』への楽曲提供を行っているマチゲリータさんがステージに登場。2人でコンサートで披露された楽曲の感想などを語ってくれました。
1曲目のオーケストラアレンジの「Re:born」について、じょんさんもゲーム音楽のようだったとコメント。2人は1曲ずつ歌も披露してくれました! マチゲリータさんは文化祭で上演された舞台『月野百鬼夜行外伝 夏夢祭』の主題歌「夏夢祭」、じょんさんはSOARAに提供した楽曲のなかから、「いつかの夏祭り」をチョイス。
イメージプラネタリウムで星空に想いをはせるひととき……
こちらの演目は「プラネタリウムとありますが、星を“見る”のではなく星について語るツキプロタレントたちのミニドラマを“聴く”コーナー。27日はSOARAの在原守人と宗像廉が出演する『イメージプラネタリウム①』が上演されました。
星を眺めながら、夏の大三角形を形作るわし座のアルタイルの話をする2人。さらに守人はわし座にまつわるギリシャ神話を廉に語って聞かせます。SOARAが守人にとって神様みたいだという話などのユニットの話を交えたドラマの締めくくりは、クラシックの名曲「ジムノペディ」の生演奏でした。もちろん曲を弾いてくれたのはツキプロ文化祭楽団のピアノとバイオリンのお2人! ゆったりとした曲を聴きながらドラマの余韻を楽しむことができました。
アイドルたちのバナーやツキウサ。とのグリーティングも!
会場内にはツキプロにまつわるものが色々と展示されていました。その一部を写真とともにご紹介します。
各所に飾られていたアイドルたちのバナー
▲1階には彼らの姿が。 |
▲VAZZYとROCKDOWNも1階にいました♪ |
▲2階には劇団アルタイル、リコとグリたち、そしてじょんさんも。 |
▲台風で外は大荒れでした。 |
ツキウサ。たちと大接近!
▲タイミングよくLizzくんたちの撮影会に遭遇! |
▲別の場所へ移動する際、こちらへ来てくれました。ドアップをどうぞ。 |
▲移動中の黒田がファンサービスをするシーン。(背景のボカシ強めです!) |
▲車座のツキウサ。たち。絨毯の模様のせいか何かを召喚するように見える……? |
謎解き脱出ゲーム
▲2つあった脱出ゲームのうちの「失恋の痛みからの脱出!~合言葉は勇気!波のまにまに儚く消える、切なる愛をいざ救わん~」の問題のひとつ。これだけではもちろん謎は解けないようになっています。失恋レッドのコメントにも注目。 |
とにかく内容が盛りだくさんだった『ツキプロ文化祭2018』。帰る際には風船のお土産もありました。3日間という短い期間ではありましたが、改めてツキプロアイドルたちの魅力を知ることができる素敵なイベントとなりました。
そして、残念ながら今回会場へ行けなかった方や、もう一度見たいという方必見! 舞台『月野百鬼夜行外伝 夏夢祭』の映像化&ツキプロ楽団オーケストラもニコニコ生放送で配信が決定! 夏の思い出を振り返るのにぴったりですので、どちらもぜひチェックしてみてくださいね♪
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