『あんステ』が舞台の世界を飛び出し、31人のキャストで送るライブイベント『あんステフェスティバル』。その開催に先がけて行われたビジュアル撮影現場で、流星隊を演じるキャストにインタビューを敢行！　『あんステ』での思い出や、役作りのことなどをお聞きしました。連載のラストを飾るのは仙石忍役の深澤大河さんです！

名前の通り、忍びの道に生きる引っ込み思案な1年生

　忍者に憧れるあまり、忍者同好会を立ち上げた仙石忍。一人称は「拙者」、語尾に「ござる」をつける独特な喋り方をしています。メンバーカラーは黄色で、口上は「黄色い炎は希望の証！　闇に差しこむ一筋の奇跡！　流星イエロー！ 仙石忍……☆」です。小柄ながらも身体能力の高さはピカイチ！

　『あんステ』で仙石忍を演じているのは深澤大河さん。人見知りであまり前に出るタイプではない忍ですが、ライブのシーンではキラキラ全開！　身体能力の高い忍らしくダンスのスキルも高く、普段とのギャップに思わずグッときた人も多いはず！

深澤大河さんインタビュー

――本日の撮影の感想をお願いします。

深澤「前回の公演は1月でしたが、感覚としては1年以上経っているような、久しぶりだなぁという感じがあります。公演から次が決まるまで意外と長く感じたので、それだけ僕が『あんステ』をやりたかったということなのかもしれないですね。また流星隊の5人が揃うので、僕のなかでは嬉しい限りです。忍くんは前髪で顔の左側が隠れてるので、こんなに見づらかったんだと今日の撮影で再認識させられました(笑)」

――片目が隠れていると色々と不便なこともありそうですが。

深澤「そうですね。稽古の段階から左目をタオルで隠して、その状態に慣れるようにしています。だから今日は久々の忍くんになってみて、やっぱり見えないなぁって思いましたね(笑)」

――これまで2作に出演されていますが、そのなかでの思い出や印象的なことはありますか？

深澤「忍としては流星隊の人たちとは絡むんですけど、他のキャラクターとはほぼ絡んでいないんですよ。流星隊以外だと明星スバルくんとしか会話をしていないんです。僕が出演している2作を見返していただくとわかるんですけど、僕、というか忍くんは誰とも喋っていないです。それがすごく印象に残っていますね。だから今回のライブでは、色々な人に絡んでいきたいです。これまでもみんなで踊る「Singin’☆Shine！」では、他の方々に混じってはいますが、もっとキャラクターとしてやりたいという気持ちがあります」

――ご自身が演じる“仙石忍”の第一印象、そして実際に演じてみての変化があれば教えてください。

深澤「最初は忍者大好きっ子で、結構人見知りなのかなと思いました。見た目は片目が隠れていて、中二病チックなところもあるんですけど、演じていて気づいたのは、意外と自分の思いをちゃんと伝えられるということ。流星隊のみんなといるときは、割となんでも言えているんですよ。ただそれが他の人となると、どうしても人見知りが発動してしまって、すぐに隠れたりしちゃうんですよね。そういったところが可愛いなと思っていましたので、そんな忍くんの可愛さをもっと引き出せないかと考えるようになりました。あとは「ござる」という口癖をどれだけ忍くんとしてナチュラルに言えるかなというのも自分のなかで考えたことのひとつです。4作目（『あんさんぶるスターズ！オン・ステージ』～To the shining future～）の日替わりネタでは、毎公演全部ちょっと変えて、忍くんが鍛錬してる姿を皆さんに見せられたらいいなと思って試行錯誤しました。だから客席の反応が毎回違うのは嬉しかったですね」

――ちなみにキャラクターと自分が似ているところはありますか？　忍と同じ人見知りだったりとか。

深澤「もう最っ高に人見知りです！　だから忍くんの気持ちはよくわかりますね。じつは忍者も好きなんですよ。幼稚園のときには、トイレットペーパーを顔に巻いて忍者のマネをしていました。だから忍くんに関してはすごく共通点が多い子だと思っていました。演じていても楽しいです」

――次は『あんステフェスティバル』という新しいステージになりますが、そちらへの意気込みや、何か挑戦してみたいことはありますか？

深澤「僕たちもまだどんなライブになるのかはわからないのですが、多分すごいことになると思います(笑)。これだけは確実です！　これからお話しするのは想像になるんですけど、流星隊は元気や明るさをお伝えできるユニットなので、忍は忍法とか使うのかな？　なんて考えています(笑)。皆さんにあっと驚いてもらえるようなことをやって、元気になってもらったり、楽しんでもらったりしたいです。出演するユニットのなかでは、僕たち流星隊が盛り上げ要員だと思ってるので、最高に盛り上げられたらいいですね」

――舞台の中でもライブシーンはありましたが、どんな風に感じられていたのでしょうか。

深澤「楽しいですね！　流星隊の曲が元々男の子が憧れる戦隊ものチックな曲だったりしますし、歌詞も聞いていてグッとくるものが多いので、やっている僕たちもすごい元気をもらっています。テンションが上がっちゃいますね、楽しくて仕方ないというか。次のライブではその楽しさを皆さんにお届けできることが本当に嬉しいです」

――最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。

深澤「舞台が終わってから念願だったライブをやらせていただけるのは、『あんさんぶるスターズ！』や『あんステ』を応援してくださる方々がいらっしゃるからこそだと思います。そのことに感謝しつつ、僕たち自身もめちゃくちゃ楽しんでライブに挑んでいきますので、来てくださる方々はもう楽しむだけで大丈夫です！　最高に楽しむだけ、それだけお願いいたします(笑)。ありがとうございました！」

　連載のトリにふさわしく、熱く、そしてたっぷり『あんステ』と忍への愛を語ってくれた深澤さんでした！　今回の5人のインタビューでよりライブが楽しみになったのではないでしょうか。9月のライブ当日が待ちきれませんね☆　もちろんライブの前に『あんさんぶるスターズ！オン・ステージ』舞台オリジナルソングCDでの予習をお忘れなく！

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