2018年9月8日(土)
エレボニア帝国を舞台に、これまでの『軌跡』シリーズキャラクターが総出演する『英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-』。電撃PSでは、いよいよ間近に迫った9月27日の発売に向けて、本作に登場するキャラクターを総ざらいする特別企画をお届けしていきます。
今回は、かつて《VII組》の仲間として集って以来、リィンを“重心”として、ともに切磋琢磨してきた旧《VII組》のメンバーを紹介。学院卒業後の1年半、それぞれの道を歩んできた彼らの成長と、『閃の軌跡III』終盤で彼らの身に何が起きたのかを振り返ります。
過去に電撃PSで掲載された、日本ファルコム・近藤季洋社長による各キャラクターへのコメントも合わせて読むことで、『閃の軌跡IV』への準備は万端!
▲電撃PlayStationは『閃の軌跡IV』を大プッシュしています! |
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アリサ・ラインフォルト |
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年齢:20歳 CV:堀江由衣 |
帝国最大の重工業メーカー・RF(ラインフォルト)社の社長令嬢。士官学院を卒業後はRFグループのシニアマネージャーとして、多忙な日々を送っていた。帝都での異変のなかで、姉のような存在のシャロンが古巣の結社へ戻ってしまったこと、そして10年前に亡くなったはずの父・フランツが生きていた事実を知り、激しい衝撃を受けている。
自分の信じる道のため、その真意を確かめるため、かけがえのない家族と対決する決意を固めるアリサ。復活した父・フランツは、本当に彼女の知る“父”なのだろうか。
アリサは前作で身内に関する衝撃の事実が明かされましたが、本作では、グループを率いる母親や父親との関係、執行者に戻ったシャロンなど、さまざまな悲劇に立ち向かっていくことになります。
自分がラインフォルト家の人間であること、そして家族の存在が周りの人々を必要以上に苦しめている……と考える彼女の言動については、絆イベントで彼女を選択しているプレイヤーの方なら、とくに注目です。
彼女が開発に関わっていたオーバルギアEXAも、今作で活躍の出番があるようです。
エリオット・クレイグ |
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年齢:19歳 CV:白石涼子 |
帝国正規軍の猛将《紅毛のクレイグ》の息子で、“音楽”が持つ自由で無限の可能性を誰よりも信じている青年。トールズ士官学院を卒業後は帝都にある音楽院に進学し、念願のプロ音楽家として帝国全土を巡業していた。彼の奏でるバイオリンの音色は身分に関係なく人々の心を癒し、オペラハウス《帝都歌劇場》から公演を要請されるほど有名になっている。
学生時代は、ほかと比べて男らしくないと悩んだ時期もあったエリオット。今は音楽という確固たる土台を手に入れて自信を持ち、ときには大胆な作戦を提案することも。
カルバード共和国との戦争の道を突き進むなか、帝国正規軍の重鎮であるエリオットの父・クレイグはさまざまな葛藤を抱えながらも、軍人として己の職務を全うしようとしています。そんななか、音楽が持つ力の可能性を信じているエリオットは、旧《VII組》のメンバーとして、また1人の音楽家として帝国の現状を変えようと、前作以上にアクティブに動き出していくことになります。
『閃の軌跡』第1作では、エリオットの柔軟な発想や大胆な行動にリィンたちが驚く場面が描かれていましたが、本作でもそういった彼らしい一面を見ることができるかもしれません。
そのほか、エリオットに関わりがある人物のなかで注目していただきたいのは、姉のフィオナですかね。本作では音楽の力で帝国の現状を変えようとする弟・エリオットに、同じ音楽家として協力する立ち位置ですが、彼女の場合『閃の軌跡II』でほんのり匂わせていたナイトハルトとの関係がどうなったかが気になる方もいるかと思います。内戦終結から時間も経過しているので、現在の2人の関係性についても本作のなかで語られていくことになります。
ラウラ・S・アルゼイド |
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年齢:20歳 CV:伊瀬茉莉也 |
帝国における武の名門アルゼイド子爵家の一人娘。帝国最強の剣士とほまれ高い《光の剣匠》を父に持ち、士官学院卒業後の1年半で奥義を伝承され、師範代となる。父親が呼吸器系を患ったことを受け、“自分だけのアルゼイド流”を模索しながら各地の練武場を回っていた。だが、帝都の異変時にカレイジャスが爆破され、艦長であった父を亡くしてしまう。
聖女――アリアンロードに対して感謝の意を表すラウラ。単なる敵味方とはいえない存在となりそうだが、彼女たちの因縁の結末とは?
トールズ卒業後に剣士としての修行を積み、師範代にまで到達したラウラ。そんな彼女の力をもってしても、父やリィンなど、守るべき大切な人たちを守ることができませんでした。そのことを事実として受け止め、そこから1人の剣士としてどう動き出すかがポイントになりますね。
前作ではアルゼイド家のミドルネーム“S”の由来が語られていましたが、本作では聖女と深い関わりを持つラウラと《鉄機隊》のデュバリィ、2人の関係性にも注目してみてください。
ちなみに、公開されている画面写真の中でラウラが聖女に対して感謝の言葉を述べているものがありますが、これは本作で描かれるある重要なイベントシーンの1つです。詳細はお伝えできないのですが、敵味方ともに目まぐるしく勢力図が変化していくなかで、聖女がどのような行動に出るのか? ぜひゲーム本編で、その真相を確かめてみてください。
ユーシス・アルバレア |
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年齢:20歳 CV:立花慎之介 |
帝国東部クロイツェン州を治めるアルバレア公爵家の次男。士官学院卒業後は、内戦時に逮捕された父やクロスベル総督となった兄のルーファスに代わり、領主代行として領地運営を行っている。帝都の異変時に兄の血縁関係の秘密が明かされたほか、家族のように身近な存在となっていたミリアムを目の前で喪ったことに、誰よりも衝撃を受けていた。
犬猿の仲だったユーシスとマキアスの2人だが、学院生時代ほどいがみ合うことはなくなった。これこそ、貴族と平民を融和させようとしていたオリヴァルト皇子の目指した形の1つかもしれない。
本作ではシリーズ完結編として、さまざまな人物とその関係者との間で決着がつくことになりますが、ユーシスの場合、道を違えた兄・ルーファスとの対立とその結末が描かれることになります。
また、彼の場合はミリアムとの突然の別れが精神面に深い影響を与えているため、本作ではこれまで以上の苦しみや、つらさと向き合っていくことになるのかもしれません。
帝都での異変をきっかけに《ヴァイスラント決起軍》が立ち上がり、オズボーン陣営に立ち向かっていくことになるのですが、《四大名門》としてその情報を知っていたとしてもユーシスはそこに合流せず、あくまで《VII組》の1人として動いていくのではないでしょうか。このあたりのユーシスの考えは、昔から一貫していますよね。
マキアス・レーグニッツ |
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年齢:20歳 CV:佐藤拓也 |
帝都を代表するレーグニッツ知事を父に持つ、平民出身の男性。帝国の闇に立ち向かうためには法の知識が必要になると考え、士官学院卒業後に政治学院で学び、“司法監察院” に就職する。監察業務に対して、政府の圧力による妨害を受けながらも、オズボーンの掲げた“国家総動員法”に抗うべく、独自の行動を起こすことを決意する。
父親であるレーグニッツ知事に対して、鋭く切り込むマキアス。その構図は『閃の軌跡II』でのユーシスとアルバレア公のものにも似通って見える。
マキアスも前作『閃の軌跡III』に続いてパーティメンバーの1人として戦闘に参加しますが、本作では“司法監察官”という観点から帝国の現状を見据え、彼自身の判断で活動していくことになります。
同時に、オズボーン宰相の盟友にしてマキアスの父・レーグニッツ知事も、彼なりの信念を持って帝国内で行動を起こすようです。彼は前作の時点でオズボーンに対してなんらかの疑問を抱いていることは確かなようですが、そんななか、己の意志や理念に従って道を進もうとする姿が、息子であるマキアスにはどう映るのか、という点にも注目してみてください。
帝国での異変発生後、レーグニッツ知事はどこで何をしているのか? といった情報も出てきますが、立場によって違いが生じる“帝国の現状”の捉え方や、1人の“司法監察官”として父親と向き合おうとするマキアスの姿にもご期待ください。
フィー・クラウゼル |
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年齢:17歳 CV:金元寿子 |
帝国最強クラスの猟兵団《西風の旅団》出身の少女。士官学院を卒業後は教官から遊撃士に復帰したサラの指導を受け、正遊撃士の資格を取得する。ハーメルでリィンたち新 《VII組》と共闘した際、死んだはずの団長ルトガーやゼノ、レオニダスと再会。なぜ団長がよみがえったのか、何を目的として活動しているのか、直接真実を知るべく戦いを挑む。
《西風》の元団員としてではなく遊撃士として動くフィー。成長した“娘”の姿を見られるのは、ルトガーやゼノ、レオニダスといった親代わりにとって何よりの“報酬”といえるかも。
ルトガーの死、旅団メンバーの動きなど、残されていた謎の真相をフィーがどのように知るのか? その先に、フィーはどのような道を歩んでいくのか? 遊撃士としての自覚と覚悟、そういった面も含めて、本作でのフィーの活躍が描かれていくことになります。
前作『閃の軌跡III』で徐々に活動を再開していた遊撃士協会ですが、帝国が戦争への道を突き進むことになったため、政治・軍事に介入することができない協会は再び苦しい状況に立たされることになります。そんななか、遊撃士たちが帝国でどのような立ち回りを見せるのかも注目してみてください。前作でチラッと話題に出ていた遊撃士もいますしね(笑)。
もちろん、過酷な状況にあっても学生時代から変わることのない、《VII組》の絆という部分も大切に描いていきたいと思います。
エマ・ミルスティン |
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年齢:20歳 CV:早見沙織 |
旧《VII組》の委員長を務めていた才女。古より伝わる《魔女の眷属》の一族で、導力魔法とは異なる秘術を使用することができる。士官学院卒業後は故郷の里に戻り、魔女の長であるローゼリアから魔女としての力と知識を学んでいた。地脈を利用した転移術を習得しており、帝都での異変時は窮地にあった新《VII組》を救い出す手腕を見せる。
愛用のメガネをはずした、決意みなぎる表情を見せるエマ。一人前の魔女として、姉であるクロチルダや黒い焔を操るマクバーンと対峙する。
セリーヌ |
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CV:相沢舞 |
エマの使い魔であり、『閃II』ではリィンのよき相棒であったセリーヌ。すでに公開されている『閃の軌跡IV』冒頭を描いた動画では、リィンとともに転移する姿が映し出されており、エマとは離れ離れになってしまったようだが……?
生まれ故郷・エリンの里が登場する本作では、エマは《魔女の眷属》として、そして《焔の至宝》に関わる最重要ポジションの1人として描かれます。前作のイラストで一緒にいたはずのセリーヌが隣にいない、というのもちょっとしたポイントです。
ちなみに、これまでは魔女としての力を制御するためにメガネをかけていたのですが、前作ラストで発生した異変による混乱の最中、愛用のメガネと帽子を紛失してしまったようです。
ガイウス・ウォーゼル |
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年齢:20歳 CV:細谷佳正 |
風と女神を信仰する遊牧民・ノルドの民の青年。士官学院卒業後は、故郷にて恩師のバルクホルンから第八位の《聖痕》を受け継ぎ、星杯騎士団の一員となった。トマスに連れられてアルテリア法国で修行を積み、《絶空鳳翼(ぜっくうほうよく)》という二つ名を持つに至る。異変時はアリアンロード&マクバーンという結社の最強戦力を相手に、対等の戦闘力を見せつけた。
元・第八位《吼天獅子》から継承した《聖痕》の顕現。守護騎士は背負った《聖痕》を解放することで、人知を超えた力を発揮できる。
帝国の災厄に対処するため、《七耀教会》関係者が各地に散っているなか、前作で《星杯騎士》となったことを仲間に打ち明けたガイウスは1人の騎士として、また、《VII組》のメンバーとして立ち向かっていきます。前作終盤の段階では《魔女の眷属》と《七耀教会》が協力体制にあるので、彼の場合はそういった勢力との共闘シーンにもご期待ください。
人として成熟しきった印象のあるガイウスですが、再び故郷が危険な状況に陥るなかで、《VII組》や《星杯騎士》としてではなく、“ノルドの民”としてあらためて自分自身を見つめ直す機会が訪れるかもしれません。そのタイミングで彼の故郷・ノルド高原に再びスポットが当たる可能性はありますね。
なお、ノルド高原にあった巨像については、帝国にある2つの《至宝》の器だったことが、前作のローゼリアとトマスの会話のなかで触れられていましたが、本作ではさらに深い部分まで明かされていくことになります。
ミリアム・オライオン |
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CV:小岩井ことり |
帝国情報局から派遣された旧《VII組》の一員、ミリアム。彼女はOzシリーズと呼ばれる《地精》が造ったホムンクルス(人造人間)で、アルティナの“姉”にあたる。前作『閃の軌跡III』の終盤において、彼女は黒の聖獣に襲われるリィンたちをかばって散り、《剣》となってしまった……。
▲女神の加護を受けた聖獣を殺すための剣。《地精》の長アルベリヒはこの《剣》を生み出すため、800年かけて準備を進めてきたという。(画像は『閃の軌跡III』より) |
次回はリィンたち《VII組》に力を貸してくれる頼もしい協力者たちと、『閃の軌跡IV』において、まだ敵か味方かわからない動向不明なキャラクターたちを紹介する予定です。ぜひそちらもお楽しみに!
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