2018年9月20日（木）

『バイオハザード RE：2』プロデューサーがレオン編とクレア編を解説入りで実機プレイ【TGS2018】

　カプコンは、千葉・幕張メッセで開催されている“東京ゲームショウ2018（TGS2018）”で、2019年1月25日に発売予定のPS4/Xbox One/PC用ソフト『バイオハザード RE：2』のスペシャルステージを実施しました。

　本記事では、実際のステージの様子をレポートします。

　本作は、世界を虜にしたサバイバルホラーの傑作『バイオハザード2』をすべて一新し、キャラクター、背景の構成はもとより、物語も1から再考証を行ったタイトルです。本作では、まったく新しい“恐怖の惨劇”が繰り広げられます。

　『バイオハザード RE：2』の簡単な紹介が行われました。6月にE3で発表され、多くのファンが待ち望んでいる本作は、約20年前の作品を『バイオハザード 7』でも使用された“REエンジン”を採用し、“懐かしくも新しい”というコンセプトのもとに制作されているとのことです。

　スペシャルステージでは、プロデューサーの平林良章さんと神田剛さんが登壇し、“TGS2018”に出展されている試遊版の実機プレイが行われました。

ついにトイレが実装!? “レオン編”の実機プレイ

　平林プロデューサーによる“レオン編”の実機プレイでは、おおまかなところだけではなく、ステージに配置された小物など、細かいポイントが解説されました。

　原作にはない階段やトイレなど、違和感を覚えていた箇所も再構築されていることが語られました。また、時代設定が1998年なので、その時代にあった小物で世界観を重視しているとのことです。

　ゾンビのリアリティもかなり増しており、プレイ画面だけでも迫力を感じます。平林プロデューサーから、噛みつきのモーションなどはもちろん、足を撃ち抜いて行動を制限させるといった要素を含んでいることが明かされました。

　ゾンビとの戦闘を何度か繰り広げ、オリジナル版にも登場した“マービン・ブラナー”と出会ったところで実機プレイは終了となりました。

　プレイ終了後は、“クレア編”を含めた登場キャラクターの紹介が行われました。本作はサバイバルホラーが基本となりますが、ドラマも重要なポイントとなるとのこと。なお、日本語版声優は、過去の担当声優と同じで、ボイスに違和感を感じないようになっています。

　そして、本イベント初公開となるプロモーション映像が公開されました。映像には、“レオン編”と“クレア編”を取り巻く激しい環境やイベントシーンなどが収録されていました。

ボス戦が収録された“クレア編”の実機プレイ

　神田プロデューサーがプレイする“クレア編”では、サブウェポンの説明や、シリーズ作品の『3』や『7』で見られたアイテム同士を調合して別のアイテムを作成する要素が紹介されました。

　ゾンビとの戦闘はもちろん、“シェリー・バーキン”という少女との邂逅シーンも確認。出会いのシーンの後は、体が異様に巨大化している異形“G”との戦闘に移りました。

　ボス戦でも、むやみに射撃するのではなく、周りも探りながら攻略していくのがポイントだと語る神田さん。サブウェポンは投擲武器として使用するだけでなく、敵に掴まれた際に逃れるアイテムでもあると、実践しながら解説をしていました。

　ボスを倒してシェリーを助け、最後のイベントシーンが終了。なお、キャラクター同士の会話は、ムービー以外の、なにもないような通路でも展開されます。キャラクターのバックボーンを知るために、プレイ時には注目したいところですね。

　“レオン編”と“クレア編”の実機プレイを終え、最後に本作の限定版に付属するグッズや“TGS2018”で先行販売されている商品の紹介が行われ、ステージは終了しました。

　なお、本スペシャルステージでプレイされた内容は、“TGS2018”内で試遊できます。本シリーズのファンの方は、ぜひ体験してみてください。

■東京ゲームショウ2018 開催概要
【開催期間】
　ビジネスデイ……9月20日～21日各日10：00～17：00
　一般公開日……9月22日～23日各日10：00～17：00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般（中学生以上）1,200円（税込）/前売1,000円（税込）
※小学生以下は無料

東京ゲームショウ2018特集はこちら（電撃オンライン）