本作の魅力は歌にあり! 今秋アニメ『狐狸之声』で主人公を演じる河西健吾さんインタビュー前編
10月より、TOKYO MXほかで放送されるアニメ『狐狸之声(きつねのこえ)』。中国の人気コミックを原作とした作品で、キツネのお面をつけたゴーストシンガーのフーリと歌が下手なアイドル・コンチュエが芸能界の頂点を目指していく物語です。
主人公フーリを演じる河西健吾さんに、作品や担当しているフーリの魅力をお聞きしました。
――出演が決まったときのご感想を教えてください。
オーディションの課題内容に“アカペラで好きな曲を1曲歌う”という内容があったため、お芝居だけでなく歌うシーンも結構あるのかなと思っていました。これまでのお仕事でもキャラクターソングを歌うような機会は何度かいただいていたのですが、ソロでキャラクターソングを歌うのは初めての経験なので、決まったときにはすごく楽しみだなと思いました。
――作品やキャラクターへの第一印象はいかがでしたか?
僕が演じる主人公フーリと彼がゴーストシンガーを務めるアイドル・コンチュエの間に、上下関係があまり感じられなかったのが意外でした。フーリはゴーストシンガーとして歌う契約をしているけれども、互いに文句を言いあったりできる対等な間柄なんです。ただ、話が進んでいくとフーリなりに抱えている闇も見えてくるので、そのギャップもフーリの魅力に感じましたね。
――演じられているフーリのことを教えてください。
アルバイトも学生もしつつ、歌を歌う仕事をしているくらい、歌を歌うことが好きな人です。実力もゴーストシンガーになれるくらいあるのに、その複雑な環境のせいで歌が大好きですとか自分自身の夢を大きな声で言えない立場になってしまう。年相応の明るさや学生らしい面もを持ちながらも、同じ年ごろの子よりもいろいろ経験を積んでいるキャラクターです。
――河西さんが思う『狐狸之声』の魅力はどこだと思いますか?
この作品は1話15分のアニメ作品なんです。なので、テンポ感がとても良くて、内容的にもぎゅっと凝縮した濃密な作品になっています。コミカルなドタバタシーンなどでは、すごい早口の台詞もあったりして収録で苦労しました(笑)。
フーリ(声優:河西健吾)。ある事情で、コンチュエのゴーストシンガーを担当している青年。キツネのお面を被り、ネット歌手としても活動している。 |
コンチュエ(声優:菅沼久義)。新人アイドルで、キザな話し方をするシンガーソングライター。フーリのことを消耗品と見下す。 |
――『狐狸之声』を通じて河西さんが感じたことはなんでしょうか。
“歌”は万国共通であるということです。歌から感じられる技術とか感動は、歌う人の生い立ちや背景にかかわらず評価を受けるんですよね。だからこそ『狐狸之声』では物語が進むにつれフーリやコンチュエの評価が変わったり、また戻ったり……。やはり“歌”というテーマが大部分を占めるんじゃないでしょうか。
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■TOKYO MX
10月8日から放送開始 毎週月曜 25時10分~25時25分
■AT-X
10月5日から放送開始 毎週金曜 22:30~22:45
※リピート放送:毎週月曜14:30/毎週木曜6:30
■BS12 トゥエルビ
10月10日から放送開始 毎週水曜 26時00分~26時15分
■ スタッフ
監督:於地紘仁
シリーズ構成:成田良美
キャラクターデザイン:つなきあき
プロップデザイン:西村理恵
美術設定:志和史織(KUSANAGI)
美術監督:山根左帆(KUSANAGI)
色彩設計:松森より子
撮影監督:松崎信也、中野遼太郎
編集:瀬川三智(REAL-T)
音楽:野崎美波
音響監督:菊田浩巳
音響効果:石野貴久(ちゅらサウンド)
音響制作:タバック
OPテーマ: LoveDesire「COME:BACK Stage!」
企画:劉向東
プロデューサー:多藝尊元、山口聰
アニメーションプロデューサー:漆山淳
映像ディレクター:椿井寛司
アニメーション制作:ゆめ太カンパニー
■キャスト
フーリ:河西健吾
コンチュエ:菅沼久義
ジーホティエン:日野聡
チュユン:香里有佐
キム社長:速水奨
ホンイェ:元吉有希子
シュアル:前田玲奈
ユシン:青木志貴
ジャンヤオ:木村昴
【9月29日開催! 『狐狸之声』先行上映会】
開催日時:9月29日17時、19時
出演:河西健吾、菅沼久義、日野 聡、香里有佐
場所:イオンシネマ シアタス調布(東京)
【前売り券は9月28日20時まで!】前売り券の購入はこちら
(C) IQIYI/VOICE OF FOX