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2018年9月28日(金)

『あかねさす少女』声優インタビューを掲載。声優陣が行ってみたいパラレルワールドはどんな世界?

文:電撃オンライン

 アニメとゲームで展開するオリジナル作品『あかねさす少女』。メインキャラクターを演じる5人の声優陣へのインタビューをお届けする。

『あかねさす少女』

 『あかねさす少女』は、アニマックス開局20周年記念作品として、TVアニメとスマートフォンゲームで展開する。シナリオ原案を打越鋼太郎さんが、キャラクター原案を桂正和さんが担当するなど、豪華スタッフの起用が話題となっている。

 土宮明日架役の黒沢ともよさん、灯中優役のLynnさん、みあ シルバーストーン役の東山奈央さん、七瀬奈々役の小清水亜美さん、森須クロエ役の井上麻里奈さんに、キャラや第1話の印象、アフレコ現場やパラレルワールドについてお聞きした。作品を楽しみにしている人、声優陣のファンはぜひご覧いただきたい。

『あかねさす少女』
▲左から小清水さん、Lynnさん、黒沢さん、東山さん、井上さん。

 なお、インタビュー中は敬称略。

――イラストやシナリオではじめて本作に触れた時の感想やオーディションの印象を教えてください。

『あかねさす少女』

黒沢:明日架はオーディション用に用意されていたセリフにパラレルワールドの自分との対話がありました。そのため、とても複雑そうな世界観だなというのが最初の印象です。また、“4時44分の儀式”というセリフが難しくてうまく言えませんでした(笑)。

Lynn:最初に、ざっくりとした世界観の資料を見せていただいたのですが、複雑そうだなと自分も思いました。オーディションでは現実とパラレルワールドという2人の優を演じましたが、それぞれ性格が異なるために違うイメージの人物のつもりで演じました。またオーディションには「デュプリケート!」というセリフがあり、その時は意味がわからず、「なんの必殺技なんだろう?」と思いつつも精一杯叫びましたね(笑)。

東山:みあのオーディションはセリフが少なかったため、そのセリフの中にどうやって“みあらしさ”を入れるのか考えながら挑みました。私も「デュプリケート」は印象に残っていて、収録現場でみなさんと「オーディションで“デュプリケート”って言いました?」と盛り上がりました(笑)。

『あかねさす少女』

小清水:私の場合は、ツインテールの女子高生役のオーディションということ自体に驚きました(笑)。「もっと若い声にできますか?」というオーダーに「あざとくなってしまいますが、大丈夫でしょうか……?」と返したところ、「大丈夫なのでやってみてください!」という心強い言葉をいただきました(笑)。そのため、勇気を持って「デュプリケート!」と叫ばせていただきました。

井上:私の演じるクロエは、最初にいただいたラフ画の資料と2回目にいただいた資料でキャラデザがまったく変わっていて驚いた記憶があります。新しいデザインは大人びた印象に変わっていたので演技を変えたほうがいいのか迷いましたが、「好きなように演じてほしい」と伝えられたので、私の思うイメージで演じました。

――自身が演じるキャラクターの印象を教えてください。ご自身と似ている部分や共感できる部分がもしあれば、そちらもお願いします。

『あかねさす少女』

黒沢:明日架は現代っ子なので共感できる部分は多いです。傷つくのが怖くて防衛本能が働いてしまうところなども自分と似ていると思います。一方で彼女が物語で体験する喪失感などは自分の人生にはまだないものでした。

 パラレルワールドで出会うもうひとりのアスカは一見するとクールで強い女の子に見えるのですが、実は彼女のほうが脆くて人間らしい部分も多く、愛おしい人物だと感じました。

Lynn:優は5人の中の常識人でツッコミポジションになります。ただ、自分で優等生のキャラを作っていて、本当は家のことや自分のことの悩みでいろいろなことを抑えています。だからこそ正反対の性格である明日架のことも大好きで、彼女のことを守ってあげたいと思っています。また外見からはクールに見えますが本当は感情の振り幅もあり、しんどい生き方をしている女の子だと思います。

 自分も昔は周囲の目を気にして、優等生に見られたいと思いながら生きていた時もあるので、そういう部分には感情移入してしまいますね。

『あかねさす少女』

東山:“シルバーストーン”という強そうな名前をしている女の子ですが、実際は線の細い後輩でマスコットのような存在です。先輩たちからは一歩引いて付いていくようなタイプ。自分から率先して動く女の子ではないですが、明日架がふざけたりするとノリよく付いていきます。そんな感じでとてもいい子なので、明日架たちがやりすぎて先生に怒られる時も、みあだけは怒られずに許されます(笑)。

 彼女と自分の似ているところは正義感が強いところでしょうか。ただ、みあは奥ゆかしさのある女の子なんですけど、私はけっこうガツンと言いたくなってしまうタイプなのでそこは違いますね。

小清水:奈々は一言で言うとギャル(笑)。楽しいことが好きで賑やかな女の子ですね。自分も高校生のころは制服を着ていることで流行の最先端を走っている気がして、「今の自分が最強!」と怖いもの知らずに思っていたこともあるので、彼女に近しい部分はあるのかなと思います。この感覚は女性なら共感してもらえると思うので、いろいろな世代の方に楽しんでいただける作品になっているのかなと感じます。

 また、奈々は明るい女の子ですが、根は優しかったり成績も悪くなかったりとしっかりした部分もあり、そこも魅力になっていると思います。

『あかねさす少女』

井上:クロエはクールな性格ですが、そのなかにもしっかり喜怒哀楽があります。ただ、みんなと一緒にいる時も1人で帰ってしまったりと、一匹狼に見える部分もありますね。私自身もみんなといる時間だけでなく、自分の時間を大切にしたいと思っているので、そういった部分は共感できます。

――第1話の見どころを教えてください。

『あかねさす少女』

井上:やはり、パラレルワールドからもうひとりのアスカが登場するところだと思います。

黒沢:2人の明日架がずっと掛け合いでしゃべっているために収録が大変でした。そして、第1話が終わった後に「これ以上、明日架のセリフは大変にならない」とお聞きしたのですが、その後もずっと大変でした(笑)。

東山:確かに! 2話からは優のほうが大変になるという話だったけど明日架も大変そうだった。完全に誤情報だったね(笑)。

井上:1話は登場する大人たちも個性が強いです。サモ・ハン・キンポーをモデルにした先生とか(笑)。

Lynn:自分は1話にノイジーというウサギのキャラクターが出てくるのですが、そのノイジーに優がブチギレして「このクソウサギ」というのが印象的でした。意外と口が悪いなと思って(笑)。

『あかねさす少女』

小清水:すぐキレるのがおもしろかったね(笑)。

Lynn:そんなにキレるところかとも思いましたが、彼女もいきなりパラレルワールドに飛んで頭がパニックになって余裕がなかったんじゃないかなと(笑)。

――今もありましたが、アフレコ現場の様子をお聞かせください。

東山:女子が多い現場だからなのか、お菓子の差し入れが多いです。

井上:真夏の日に黒沢ちゃんがお土産でチョコレートを持ってきてくれたんだけど、デロデロに溶けていたことがあったよね(笑)。

黒沢:そうそう(笑)。亜美さんが最初に食べてくれたのですが、開けたら“ネチョ~”となっていました。次に麻里奈さんが差し入れでチョコを持ってきた時はちゃんと保冷剤に入っていて、「さすが姉さん!」と思いました(笑)。

井上:失敗を見て学習したからね(笑)。

――作中にはさまざまなパラレルワールドが存在しますが、みなさんはどんな世界に行ってみたいですか?

『あかねさす少女』

小清水:バカンスをしているだけでお給金がもらえる世界!(笑)

黒沢:私は派手めの服が好きなので、肌の見える服を着ていても浮かない世界に行きたいです。

東山:アフレコの時も脇腹から生肌を出してたもんね! 肌色の布かと思って触ったら生肌でビックリしました(笑)。

小清水:両脇がかなりパージされていたね(苦笑)。

井上:気付かなった! 言ってくれればよかったのに!!

黒沢:ちょうど麻里奈さんがいなかった日だと思います。

井上:そんなぁ~! じゃあ私は若い女の子が露出している世界を熱望します。

小清水:じゃあ私の世界と合体して、若い女の子が露出していて働かなくてもお金が入ってくる世界にしよう(笑)。

東山:私は東京生まれですが、都会のコンクリートジャングルにいつまでも慣れないので、自給自足の生活が当たり前になった世界がいいですね。

小清水:畑世界?(笑)

東山:はい。高床式の家に住みたいです。

井上:縄文より、ちょっと文明が進化した弥生世界ぐらいがいいよね(笑)。

Lynn:私は逆に近未来世界がいいですね。車が空のチューブの中を走っていたり、それこそネコ型ロボットがいたりとか(笑)。

東山:便利そう! やっぱり私もLynnちゃんの世界にしようかな(笑)。

――明日架たちは“鉱石ラジオ研究会”のメンバーですが、皆さんが学生に戻ったとしたらどんなサークルに入りたいですか?

『あかねさす少女』

Lynn:カッコいいイメージのある軽音をやってみたいです。友だちが学祭の後に小さなライブハウスを借りて演奏をしていたことがあって、ちょっと憧れたんですよね。楽器はぜんぜん弾けないのですが、「自分たちのやりたいことをやるだけだ!」とか言いながら突っ走りたいです。パートはドラムで(笑)。

東山:私は中高一貫校で合唱部に所属していたのですが、人気のない部活で部員の数が少なかったんです。だからちゃんと人数を揃えて合唱コンクールに出てみたいですね。あとは野球部のマネージャーもやってみたいです。

黒沢:私は運動部の経験がないのでテニスか水泳をやりたいです。

井上:私はサバゲー部を作りたいです! 学校の中でサバゲーをして遊んだら絶対におもしろいと思うんですよ。通っていた女子校が活発な女の子が多くて、雪の日に全身タイツで雪合戦をしていたので、きっとサバゲーも楽しいと思います(笑)。

小清水:私はオカルト研究会をやりたいです。オカルトの雑誌を読みながらネッシーの存在について議論したいです。普段は麻雀をしながら部室で話しつつ、たまに現場に行って検証したりしたいです(笑)

――『あかねさす少女』といえば“ちくわ”が印象的ですが、ちくわを使った料理で好きなものがあれば教えてください。

『あかねさす少女』

Lynn:磯辺揚げぐらいしか知らないなぁ……。

東山:でも磯辺揚げ、おいしいから好き!

井上:ちくわというと、お弁当に入っていたイメージです。私の家はちくわの中に梅干しを入れていました。

黒沢:大学の時、お弁当のちくわにトウモロコシをつめてゴマを乗せて顔を作って、インスタやっていないのにインスタグラマーみたいに写真を撮ったりしていました(笑)。味はそのまんまなんですけど(笑)。

小清水:ひじきの煮付けに細切りのちくわを入れると味が染みて、「うめぇ!」って思います(笑)。

井上:あれは“うめぇ”よね(笑)。

東山:私はおでんに入っているちくわに、チューブのにんにくをつけて食べるのが好きです。おいしいのでぜひ試してみてください!

――作品を楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。

『あかねさす少女』

黒沢:ラヂ研のメンバーは5人ですが、パラレルワールドの人格を含めると何人ものキャラを演じています。声のほうは精一杯やりきっているので、映像などのすべてができ上がったものと組み合わせるとどうなるのか、私自身もオンエアが楽しみなので、皆さんも楽しみにしていただけるとうれしいです。

Lynn:誰しも考えたことがあるであろうパラレルワールドを題材にした作品です。演じている私たちは普段のアフレコよりも2倍も3倍も大変ですが、他の作品ではやらないような驚きの仕掛けがたくさんあるのでぜひ楽しみにまっていただければと思います。まずは第1話を気楽にご覧いただき、どんどん複雑になっていく世界観にのめり込んでいってほしいです。

東山:パラレルワールドでのキャラクターや世界観は、いつもまったく予想ができなくて、ユニークだなと思うところがたくさんある作品です。そんな世界をまるで部活のように楽しんでいるメンバーですが、後半にいくにつれて手に汗を握るような展開にもなっていくので、目を離さずにいていただければと感じでいます。

小清水:日常を描いたストーリーかと思ったらSFだったり、パラレルワールドではバトルなども起きたりして、驚きの連続になっている作品です。また、仲間たちが集まる喫茶店がどこか懐かしい雰囲気になっているなどと、世代を問わずに楽しめる作品になっていると思います。

井上:原案の打越鋼太郎さんとは別の作品でご一緒したことがありますが、『あかねさす少女』もとても打越さんらしいユニークで複雑な仕掛けが施された作品になっています。キャラクターも個性的で、それぞれの物語がしっかり描かれていくので、ぜひ注目していただければと思います。

■アニメ『あかねさす少女』作品概要
【放送情報】
TOKYO MX:10月1日22:30より
読売テレビ:10月1日26:29より
BS/CSアニマックス:10月1日19:30より
アニマックスon PlayStation:10月1日19:30より

【キャスト(敬称略)】
土宮明日架:黒沢ともよ
灯中優:Lynn
みあ・シルバーストーン:東山奈央
七瀬奈々:小清水亜美
森須クロエ:井上麻里奈
橘田蔵人:平川大輔
谷治雄大:山口太郎
千波トモヤ:河西健吾
迫間仁:大塚明夫
氷石紗呂:勝生真沙子
ホワイトゴート:宮本充
月見里真結希:楠木ともり
桜賀輝:河瀬茉希
松朱子:鈴代紗弓
大久保大地:久保田梨沙
アニー真楠田:久保ユリカ
土宮今日平:桑島法子
虻田四億:清川元夢
【スタッフ(敬称略)】
シナリオ原案:打越鋼太郎
キャラクター原案:桂正和
コンセプトアーティスト・キャラクター原案:浅田弘幸
メインテーマ作曲:伊藤賢治
音楽プロデューサー:Ryu☆
【アニメ主題歌(敬称略)】
オープニングテーマ:『ソラネタリウム』/歌:MICHI(10月24日発売)
エンディングテーマ:『壊れかけのRadio』/歌:和島あみ(10月24日発売)

(C)Akanesasu Anime Project
(C)Akanesasu Game Project

データ

▼『あかねさす少女』
■メーカー:アニマックスブロードキャスト・ジャパン
■対応機種:PCブラウザ(DMM GAMES)
■ジャンル:SRPG
■配信日:2018年10月予定
■価格:基本無料/アイテム課金

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