記憶を失った青年とガラス越しに交流し、彼との距離を縮めていく体感型恋愛アドベンチャーゲーム『囚われのパルマ』。2016年に「ハルト編」「アオイ編」が配信されましたが、いよいよ3人目のキャラクター「チアキ編」の配信が決定！

　一般日9月22日に行われたスペシャル面会では、本作のプロデューサーの平林良章氏、クリエイティブディレクターの原美和氏が登壇し、実機でのプレイを交えながら「チアキ編」の魅力を語ってくれました。また、チアキを演じる石川界人さんからのコメントも♪

サブタイトルの“Refrain”の意味とは……？

　まずは平林プロデューサーが、サブタイトルについて触れました。リフレインの意味は繰り返す、続いていくというものですが、「本作がずっと続いていく」「彼との関係がコンテンツとして続いていく」という意味を込めたそうです。

　続いては本作と、本作の“彼”であるチアキを原クリエイティブディレクターが紹介。舞台は前作の5年前。1冊の本とともに倒れていた青年・チアキを助けるところから物語が始まります。プレイヤーは助けたチアキと面会するために収容施設を訪れるのですが、そこでプレイヤーもある疑いを掛けられることに。これまでのシリーズに登場したハルト、アオイと同様チアキも記憶を失っています。チアキの記憶を取り戻すことがプレイヤー自身にかけられた疑いを晴らすことになるため、相談員として彼の記憶を探っていくことになります。

　チアキのビジュアルについては「満を持しての黒髪、黒い瞳」と紹介。一見横柄でドライな印象ですが、物語が進むと物言いやプレイヤーに対する態度が如実に変わるのだとか。如実に変わるというからには相当変わるのだと推測しますが、横柄なチアキがどんな風になるのか非常に楽しみですね。

チアキ役の石川界人さんからのコメントが到着！

　さっそく映像に登場した石川さんは、「『囚われのパルマ Refrain』で主役？　を演じさせていただくことになりました」と「主役？」の部分を疑問形で自己紹介。「チアキはどんなキャラクターですか？」という質問には、「（ハルト、アオイの）2人とはまた違ったキャラクターが色濃く出ている」「初めはツンとした感じでドライな性格」「主人公に対しても結構冷たいと感じる」と回答。しかし、「一度心を許したり、テリトリーに入るとだいぶ態度が変わる」と、先ほど原クリエイティブディレクターの発言と重なるコメントを石川さんの口からも聞くことができました。

　「チアキの心の氷のようなものを溶かしていく過程を楽しんでほしい」と石川さん。

　物語は「ドラマチックなサスペンスッストーリー」ということで、まだ収録中の石川さんも先が楽しみになる伏線が散りばめられていたり、ラストを思わず想像してしまうようなシーンがあるようです。「ゲーム中のチアキのセリフをお願いします」には、恥ずかしがりつつもリクエストに応えてくれました♪　最後は「ハルト、アオイも同様に愛していただいて、チアキのことも愛していただけると嬉しいです」のコメントで映像は終了となりました。

　石川さんのコメント映像の後、チアキ役が石川さんになった経緯についての質問が。チアキのイメージと石川さんの声が合っていたことも理由のひとつだそうですが、物語が進むにつれて細かい感情表現が必要になるため、それを演じ切っていいただける方ということで石川さんにオファーをしたそう。また、開発陣からのオファーがかなり熱烈なものだったようで、平林プロデューサーが笑いを交えつつこのエピソードを紹介しました。

ステージで実機プレイを披露☆

　ここで実際のゲームを原クリエイティブディレクターがプレイしてくれました！　まずはチアキとの初めての面会部分から。

▲原クリエイティブディレクターが操作するiPadを後ろから撮影していました。

▲さっそく登場した新機能！　面会時に端末を動かすと、それがそのまま主人公の目線の動きになるというもの。視線を動かすと、正面以外の室内の様子が見えるようになります。

▲もちろん従来のタッチもあります。このときはガラスにタッチして、寝ていたチアキを起こしました。

▲会話の途中で目線を動かすと、チアキからツッコミが。

　続いて、既にパルマシリーズをプレイしている方にはおなじみの「サボット」を使って、ゲームの流れの説明へ。

▲まるで自分の端末が本当にサボットになったかのようなUIになっています。まずは散策へ。

▲本作の図書館にはアルバイトの門司がいます。見た目が怪しすぎますが、喋り方もボソボソしています。物語にどんな風に関わってくるのでしょうか？

▲公園で出会う人といえばあの人、と思いきや名前が「慎之介」。前作の5年前が舞台ということは……？

▲散策中に「話題」を入手したので、さっそくチアキにメッセージを送ります。チアキは何をしているのか「監視」でチェックすることに。

▲なんとチアキはゴロゴロしてるだけ。「早くメッセージを返して！」という会場の祈りが通じたのか、監視中に返事を書き始めたので思わず笑いが起きました。

▲チアキからの返信はこちら。3択のどれを選んで返信するかはプレイヤーの手に委ねられます。

▲今度はチアキへ面会へ。先ほどの面会から時間が経っているとのことなので、少しは主人公に心を開いてくれているのか……？

▲まさかの「帰れ」。彼の心の氷が溶けるのはまだまだ先のようです。

　原クリエイティブディレクターの話によると、プレイヤーもチアキも過酷な運命が待ち受けているそうですが、彼と心を通わせた愛の先にはいったい何があるのでしょうか？　また、プロモーション映像にも登場するチアキの「俺は君を愛さない」というセリフの真意とは？　配信が待ち遠しい本作ですが、現在鋭意開発中とのことでした。

　ガルスタでも今後もパルマシリーズの最新情報をお届けするのでお楽しみに♪

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