前野智昭さんが愛される理由とは。キーワードインタビュー企画“KEY”裏話
「1つのテーマについてじっくり語ってもらうインタビューも好きだけど、何気ないひとことや、その人の意外性がわかる“素”の部分を読者さんに届けたい」
「心の鍵(KEY)を外したリラックスした状態で話を聞いて、読者さんにもっとその人のことを好きになってもらいたい」
そんな想いから生まれたオリジナルインタビュー企画“KEY”。初回は、声優の前野智昭さんにインタビューを受けていただきました。
今回は裏話と称して、取材時のこぼれ話をお写真とともに紹介します。
■第1回目:ガルスタオンラインオリジナルインタビュー企画“KEY”始動。記念すべき第1回目は前野智昭さんの記事はこちら
■第2回目:前野智昭さんのリアルな現在の心境とは。インタビュー企画“KEY”連載2回目の記事はこちら
■第3回目:前野智昭さんインタビュー企画“KEY”連載3回目。明るい未来に描く予想図とはの記事はこちら
“KEY”インタビュー時の裏話
インタビューが行われたのは8月某日。ご飯でも食べながらまったりインタビューを受けていただこうと思い、カフェに移動。
まだまだ暑かったのですが前野さんは元気いっぱいで、「なんでも答えますよ~」とニコニコ笑顔でたくさんお話してくださいました。
どんなときも場を和ませて、ひとつひとつのお仕事を大切にされているのが伝わってきます。
取材時、前野さんが召し上がったメニューはサラダランチにアイスコーヒー。「おいしかった!」と太鼓判を押していただきました。
KEYWORDをひいているところを写真に収めようとすると、お茶目に目線をくださる一面も。ひくときも「デデデデ~ン♪」とオリジナルSEつき(笑)。
最後のKEYWORD“Fan”のときに「ファンの方からの応援を実感するときはありますか?」と聞いてみました。
「お手紙をいただいたり、イベントで温かい歓声をいただいたときにありがたいなと思います」とのこと。文字通り、みなさんの声援が前野さんの力になるんですね。
さて、次はあの企画の裏話を。編集部だからこそ話せるエピソードです。
“恋を生む声”の真相
毎年ガルスタで行っている“ガールズゲームアワード”。
その年に発売、配信されている作品を対象とした読者投票企画だ。
2016年までは“乙女ゲームアワード”という名で開催していたが、昨今の女性向けゲームはいわゆる乙女ゲーム以外のものも増えてきたこともあり、名前をリニューアルし企画を続けている。
その“ガールズゲームアワード2017”の声優部門1位に前野さんが輝いた。2014年に続き2度目である。
それを記念し、2018年5月号のガルスタでは撮りおろしのグラビアとインタビューを掲載した。
見てくださった方ならわかると思うが、“前野智昭”という名前の下に“恋を生む声”と記載している。
記事担当ではなかったので、出来上がった見本誌を見て「受賞した前野さんにぴったりなキャッチだなぁ」と素直に思った。
そしてそれは読者の方にも伝わっていたようで、数名の方はSNSに賞賛の声を書き込んでくださっていた。
今回せっかくなので、このキャッチをつけた張本人に「なんでこのキャッチにしたのか」を聞いてみた。
「この年のアワードから、乙女ゲーム以外も投票対象にしたので、恋愛要素のないタイトルやキャラクターが続々上位を占めて……。
そんななかで、前野さんだけはガッツリ乙女ゲームのキャラでランクインしたんだよね。
投票時のコメントを見ても、ユーザーさんは前野さん演じるキャラにちゃんと“恋”をしていて、前野さんの声や演技には、そういう力があるんだと気付かされた。
インタビューでも、キャラに真摯に向き合うのはもちろん、前野さんはキャラを通してユーザーにも向き合っていることが分かって、もうそりゃみんな恋するはずだわと。だから前野さんの記事に付けるキャッチは“恋を生む声”しかないと思った」とのこと。
(※個人的には、ガッツリがポイントだと思っている。)
……あまり大きな声では言えないが、この張本人、ガルスタの編集部にいながらも、そこまで乙女ゲームをしないタイプの人間なのだ。
そんな人間にすら、“恋を生む声”と思わせてしまう、前野さん。
「作品やキャラクターたちに恵まれていたから」とこのときのインタビューでご本人は語っているが、キャラクターとユーザーをつなぐ赤い糸、縁結びをしているのはこの人なんじゃないだろうか。
“恋を生む声”の持ち主は、今後も多くの恋を結び、彼にしか魅せられないさまざまな愛の形を私たちにみせてくれるだろう。
前野さんのサイン入りポラロイドをプレゼント
「なんかおもしろいことしてください」という無茶苦茶なオーダーに応えていただいた貴重なチェキを、電撃ガルスタ編集部の公式Twitter(@dengekigirls)をフォロー&アンケートにお答えいただいた方のなかから抽選で5名様にプレゼントします。種類は選べません。
応募の締め切りは10月31日23:59までです。
ヘアメイク:横手寿里
文、撮影:編集部