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2018年10月31日(水)

『オルサガ』第三部完結記念特集。第三部で活躍する主要キャラクターの魅力をチェック!

文:ライターM

 セガゲームスが配信するiOS/Android用アプリ『オルタンシア・サーガ ‐蒼の騎士団‐(以下、オルサガ)』。本作のメインストーリー第三部の完結を記念した、特集連載企画がスタートしました。

『オルサガ』
『オルサガ』

 現在『オルサガ』では、第三部“終章前編”までのシナリオが公開中です。電撃オンラインでは『オルサガ』第三部のクライマックスを徹底的に楽しむべく、キャラクターの掘り下げやストーリーの振り返り記事などを、短期集中連載という形でお届けします。

 ちょっとプレイをお休みしている人や、スケールが壮大過ぎて「この人どんなキャラだっけ?」などと人間関係が迷子になっている人もいることでしょう。そこで特集1回目は、改めて主人公周辺のキャラクターの魅力を、第三部での各勢力の実情なども交えて紹介します。

【注意】記事の内容は『オルサガ』のストーリーに関するネタバレを多分に含んでおりますので、ご注意ください。

過去の『オルサガ』プレイバック記事

『オルサガ』
▲主人公

『オルサガ』勢力図

『オルサガ』

主要キャラクターチェック~解放軍~

 ロイが率いる反ダーイラ帝国勢力。第三部中盤以降に主人公が身を寄せる、物語の主軸となる存在です。その成り立ち故にカメリアと北方三国出身者を中心に構成されていて、後にオーベル騎士団出身者をはじめ、皇帝の支配を良しとしない人々が集う一大勢力となります。

ロイ

『オルサガ』

 ダーイラ帝国への反抗や義憤で動いているのかと誤解されがちですが、実はルギスの発した「世界を託す」というひと言が原動力となっています。

 彼がカメリアを出て解放軍を結成した目的の1つに、主人公への助力があります。ルギスの遺志を受けた主人公は、いずれダーイラ帝国と対峙するだろうと確信したからこそ、陰に日向にさまざまな形で力を貸してくれます。

 表の歴史(本編)だけ見るとなんとも都合のいいタイミングで活躍しているのも、そういった理由からでした。

デフロット

『オルサガ』

 自らの不甲斐なさを顧みて武者修行のため北方を目指し……ていたはずが、天性の方向音痴が災いしてダーイラ帝国に流れ着きます。ダーイラ兵の略奪にあっていた村を守っていたところ、偶然にもロイが率いる解放軍と遭遇。一員として参画することになります。

 オリヴィエ奪還作戦では伝令としてオーベル騎士団に決行の日時を伝えるなど、オルタンシア王国の命運を左右する重責を果たしています。

フレーゲル

『オルサガ』

 第三部ではいきなり謎の騎士として姿を現しますが、実はデフロットがオーベル騎士団を去った直後、道に迷って行倒れていたところを助けた人物として騎士伝に登場していました。

 人相の悪さも相まってわりと散々な形で描かれるものの、敵将に一人前の騎士として認められるなど、英雄バルトハウザーの血統を感じさせるシーンもあります。クライマックス近辺では意外な形で主人公との確執も解消されます。この盛り上がりはぜひとも実際にプレイして確かめてみてください。

エドヴァルド&キュオスティ

『オルサガ』
▲エドヴァルド
『オルサガ』
▲キュオスティ

 エドヴァルドといえば、“生命の雫”が手に入る期間限定イベント“教えて! エドヴァルド先生!!”でもおなじみ。焦土と化した旧グラナダの王都から救出されたキュオスティ王子は、エドヴァルドと共にカメリアで匿われていました。

 王子は左腕に致命傷を負って弓は握れなくなるものの、エドヴァルドによる剣術指南の甲斐あって剣士として再起を果たします(属性が遠から斬に変わるなど、性能にも反映されていますよね)。

 ダーイラ帝国と手を組んだグラナダの王子クラウスに道を示したいエドヴァルドと、クラウスに奪われたバラミティース奪還を目指すキュオスティ。二人の目的は奇しくも、解放軍がオルタンシアの窮地を救う作戦の過程で果たされることとなります。

主要キャラクターチェック~北方諸国連合~

 北方連合の関係性は第二部からかなり変化しています。最低限押さえておきたい知識としては、以下の3つ。

●グラナダ王国は新生グラナダ王国としてダーイラ帝国と同盟中

●バラミティース王国は王都が壊滅的な一撃を食らって事実上崩壊

●ゼムセリア王国は、カメリア王国と並ぶオルタンシアの同盟国に

 ですので、実際のところは“北方諸国連合出身の解放軍メンバーと、ゼムセリア王国の人々”となります。ちなみに、エドヴァルドとキュオスティは解放軍の創設メンバーで、このあたりの件はロイの騎士伝で描かれます。

スレヴィ&ヴァルム

『オルサガ』
▲スレヴィ
『オルサガ』
▲ヴァルム

 各海戦での獅子奮迅の活躍ぶりはまさにMVP。オルタンシア王国に対する貢献度の高さは筆舌に尽くしがたいものがあります。

 彼らの活躍を考えれば、アーロンが主張するように同盟関係の主導権を握ったり、王女と血縁関係を迫ることもできたのではと思いますが、それを「下衆の考え」と一蹴する潔さはスレヴィ王子ならでは。

 もっとも、幼い頃のスレヴィがもう少し謙虚であれば、グラナダの王子クラウスが劣等感を拗らせることもなく、北方諸国連合が別の未来を歩んでいたかもしれません。

主要キャラクターチェック~王国騎士団~

 オルタンシア王国が誇る精鋭ですが、第三部ではオリヴィエ奪還のため王都を留守にして総出撃するという前代未聞の事態を迎えます。ちなみに各騎士団の編成は以下のとおり。

・第一部隊:アーデルハイド
・第二部隊:ベルトラン
・第三部隊:ギルバード
・第四部隊:エメーリエ
・第五部隊:ルーカン
・特 務 隊:セネト

 守りに長けた第三部隊だけは、オリヴィエの決戦でも支援部隊としてカメリア王国を守護していました(その代わりに無茶な王様が直々に駆けつけることになるのですが……)。

アーデルハイド

『オルサガ』

 オルタンシア王国騎士団の総団長にして、第一部隊の隊長でもある彼女は、第三部で“八英雄”の血を引く“使徒・戦乙女(ワルキューレ)”だったという衝撃の事実が明かされます。

 ダーイラ帝国に占領されたオリヴィエ奪還後は、王都の守りを副団長のベルトランに任せてダーイラ帝国へ。彼女もまた全編にわたってキーパーソンとなるのですが、ありえないまでの不幸体質や直情型の性格が災いして、さらなる悲劇的な運命を招く気配が……。

 次回は、オルタンシア王国やダーイラ帝国のキャラクターにスポットを当てて解説します。

(C)SEGA / f4samurai

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