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2018-11-13 21:15

『ドリフェス!』は永遠に不滅、プロジェクトのラストは武道館で。FINALステージレポート

文:ガルスタオンライン,松本裕美

 5次元アイドル応援プロジェクト 『ドリフェス!』から生まれたユニット”DearDream”と“KUROFUNE”が2018年10月20日、21日に最後のステージに挑みました。その場所はアーティストなら誰もが憧れる場所――日本武道館。

 2次元のキャラクターと3次元のキャストがファンとともにサイコーのその先の景色を目指したステージ“ドリフェス!presents FINAL STAGE at NIPPON BUDOKAN「ALL FOR TOMORROW!!!!!!!」”をレポートします。

『ドリフェス!』は永遠に不滅、プロジェクトのラストは武道館で。FINALステージレポート

キャラクター名役とキャスト名を呼んでキャストをお迎えするオープニング

 キャラクターとキャストの14名がスクリーンに映し出されると、会場のファンは順番に全員の名前を呼んで登場を待ちかまえます。そして石原壮馬(as:天宮 奏)さんの「行くぞ、武道館~!」の第一声とともに『ドリフェス!R』のエンディングテーマ「ALL FOR SMILE!!」を、7人で歌い上げます。最初から200%の盛り上がりでライブはスタート。

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 石原さん「全部出しきります!」、溝口琢矢(as:及川 慎)さん「ここをどこよりもサイコーの空間にします!」、富田健太郎(as:佐々木 純哉)さん「皆さんが太陽に見えて仕方ないっす! でも一番の太陽は俺です!」、太田将熙(as:片桐 いつき)さん「この木なんの木~? (会場から、片桐いつき~!)今日は夜まで返さないぞ!」、正木郁(as:沢村 千弦)さん「武道館立ったぞ! ウェルウェル~?」会場「カムカムー!」、戸谷公人(as:風間 圭吾)さん「ここまで白馬で来ました!」、株元英彰(as:黒石 勇人)さん「武道館のお前ら全員開国だ!」と、最初のMCで意気込みを語り“DearDream”、“KUROFUNE”それぞれの曲が始まります。「NEW STAR EVOLUTION」の前奏中にはまだ暗いステージ上で“DearDream”が拳を合わせあっていました。「PLEASURE FLAG」ではステージ上に旗が置かれ、曲の後半ではそのフラッグを使ったパフォーマンスも披露。

『ドリフェス!』は永遠に不滅、プロジェクトのラストは武道館で。FINALステージレポート

 戸谷さん、株元さんは「最高の景色を」ということで、客席をブロック分けしてペンライトの色を指定していきました。会場全体が金と銀2色のペンライトに染められていき、その様子はまさにアニメで見た“KUROFUNE”のライブそのもの。恒例の出席確認では北は北海道、南は沖縄、海外、そしてなんと宇宙からの参加者も! お決まりのやり取りですが、株元さんは「このくだり好きかも」と楽しそうに笑っていました。

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  “KUROFUNE”3rdシングル『OVER THE SEVEN SEAS』、そして8月に発売された2nd アルバム『ALL FOR TOMORROW!!!!!!!』からそれぞれのソロ曲もセットリストに含まれました。それぞれが曲に込めたメッセージを伝えるかのように、しっかりと丁寧に歌い上げていました。また、「Magnetic Emotion」では溝口さんと正木さんのセクシーな振付にもファンから歓声があがりました。

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2次元と3次元が融合する5次元演出・パフォーマンス

『ドリフェス!』は永遠に不滅、プロジェクトのラストは武道館で。FINALステージレポート

 2次元のキャラクターと同じ振付、同じ衣装であることはもちろん、ミラーボールに当てられた光が会場いっぱいに拡散していく幻想的な景色、“KUROFUNE”登場シーンのスモークと迫力ある竜巻、舞台装置の転換やカーテン設置、ソロ曲での個性豊かな演出……アニメとリンクしているところが『ドリフェス!』のすごいところですが、今回のFINALライブはいつもよりもさらに細かいところまで、2次元の制作スタッフと3次元のステージ制作スタッフのこだわり、そして愛をひしひしと感じました。まさに5次元!

『ドリフェス!』は永遠に不滅、プロジェクトのラストは武道館で。FINALステージレポート
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 また、キャストはライブ中のファンサービスや恒例のコール&レスポンスも惜しみなく披露しており、カメラに向かってのウィンク、投げキッス、マイクを客席に向けたりとキャストとファンが会話しているかのようなパフォーマンスでした。またサイドステージはスタンド席にほど近く、ひとりひとりの顔やうちわをしっかりと見て、指を差し、手を振り、声援に応えていました。正木さんがステージの端から端まで走って会場全体がウェーブをしたり、武道館のキービジュアル(アニメ)と同じ5次元写真を撮ったり、MC中もずっと「楽しい」と言い続け、笑顔が絶えませんでした。

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愛と笑顔の「イケるっしょ!」コール

 ライブ終了後のアンコールは「イケるっしょ!」というコールが『ドリフェス!』のお決まり。一切途切れず、乱れない声に、ここでもファンの一体感が伝わってくるなと感じました。そのアンコールに応えた “DearDream”と “KUROFUNE”は、ライブTシャツを着て、腕にはお揃いのラバーバンドを付けていました。キャストは肩を組んだり手をつないだり最高のキラキラ笑顔をアンコールの2曲で見せてくれました。アニメの7人もスクリーンに映し出され、キャスト7人と一緒に一礼して締めくくりました。

『ドリフェス!』は永遠に不滅、プロジェクトのラストは武道館で。FINALステージレポート

 再度「イケるっしょ」コールに応えた、最後のアンコール曲「ALL FOR SMILE!!」は会場全員で歌うことに。株元さんが石原さんを、富田さんが溝口さんを、そしてまた株元さんが戸谷さんを肩車し、ステージを左右めいっぱい移動してそれぞれ自由に最後のステージを楽しんでいました。ここではそれまで涙を見せていたファンも笑顔でペンライトをたくさん振り、歌い、最後の最後まで『ドリフェス!』の参加者でいるようでした。

 キャストが退場した後には先ほど撮った5次元写真が映し出され、写真には「ALL FOR SMILE!!」の文字も。会場に流れるBGMに沿ってファンは声をあわせて歌い、いつまでも拍手と歌声と「ありがとう」という感謝の気持ちを叫び続けている、暖かな愛に包まれたコンテンツのファイナルライブでした。

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キャスト7人から感謝のMC(一部)

株元さん

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 『ドリフェス!』ってアニメやアプリ、ラジオ、生放送、DMMシアター、カードダスとかすごくいろんなことをやってきて、みんなは何で一番『ドリフェス!』を楽しんだのかなって、ライブをやっていて思いました。その僕たちがやってきたことの裏には支えてくれる方がたくさんいて、この武道館でしか関わっていないスタッフさんもすごく愛情を持ってサポートをしていただきました。それもみなさんひとりひとりに楽しんでいただくためで、会場に足を運んでくださる方がいなかったらその労力に何の意味もなくなってしまいます。武道館っていう最後のステージをみなさんと一緒に迎えられた僕たちは本当に幸せ者だなって思います。来てくれるみなさんがいるから、この武道館に来られました。本当に『ドリフェス!』を愛してくださったみなさんひとりひとりに僕は感謝しています。本当に、本当に……ありがとうございました。

戸谷さん

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 「感謝」しかないです。それはこうやって来てくださるプリンセス、そして支えて下さるスタッフさんみなさんのおかげです。単純に「ありがとう」って伝えたいです。これからまたそれぞれ新しい道を歩んでいくと思いますが『ドリフェス!』自体はみなさんの心の中に永遠に生き続けます。どんなことがあってもそれを思い出して一緒に頑張っていけたらすごく僕たちも幸せです。たくさんのスタッフさん、キャスト、最高の永遠の相方と会えて、僕はすごく幸せでした。本当に楽しかった! この2日間、この3年間、ありがとうございました!

正木さん

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 僕がこの芸能界をスタートしてから約3年間、ずっとずーっと『ドリフェス!』が一緒でした。次のイベントに向けて大好きなメンバーと大好きなスタッフさんといっぱいい~っぱい話してきたのは、ファンのみなさんに感謝を伝えたいからです。すっごい楽しかった! 幸せすぎてどうにかなっちゃうかと思った! 僕たち7人、キャラクターの7人に会いに来てくれるみんなが本当に大好きです。『ドリフェス!』は僕の人生で、青春でした。『ドリフェス!』はみんなが思ってくれる限り、絶対に終わらない。僕たちの絆は不滅だって歌でも歌ってる。だから不滅なんだよ! 僕にいろいろな夢を与えてくれてありがとう。僕たち5人違う、7人、14人に出会ってくれてありがとう。みんな、本当に大好き。ありがとうございました。

太田さん

『ドリフェス!』は永遠に不滅、プロジェクトのラストは武道館で。FINALステージレポート

 今、いろんな人いるよ。泣いてる人も、楽しそうにしている人も。そのくらい、みんなのことが見えています。『ドリフェス!』が始まる前は、いつきが学業とアイドルと迷っていたように僕も自分の道に迷っていて。そんな中『ドリフェス!』やみなさんに出会って、僕の人生は本当に輝きだしました。応援してくれるみなさんひとりひとりがいるから僕らはここまで来れたんだと思うんです。今、僕は胸を張って武道館に立っています。『ドリフェス!』を過去のものにしたくない! だからみんなも絶対誇りに思っていて欲しい。みんなと俺たちの実力で勝ち取ったんです、武道館を! 僕らと出会って、幸せですか? 俺も本当に幸せです。僕たちと出会ってくれて本当にありがとうございました!

富田さん

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 僕たちは最初ドリカ配りから始まりました。全てが初めてのことばかりで、迷いながらもがむしゃらにこの7人で走ってきました。そうしていくうちに一つ一つ道が見えてきて、まさかこんな武道館っていう景色が見れるとは3年前はまったく思っていませんでした。これも『ドリフェス!』を好きになってくれたみなさんがいたからだと思っています。一緒にこの舞台に立っているこのメンバーのことが本当に誇らしいです。誰の姿を見ても安心しますし、これはこれから先もずっと変わらないと思います。みなさんもその気持ちをこれから先も持っていてほしい。僕たちを見て夢を追いかけて夢を掴んで夢をかなえてください。僕は最高の夢を叶えさせてもらいました。ありがとうございました。

溝口さん

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 『ドリフェス!』が始まったときに青だと言われて、正直本当に戸惑ったんです。もともと僕が大好きな色だったので、それに憧れもプレッシャーもありました。「こういうものが青っぽいよ」とか「琢矢のこういうところが慎っぽいね」っていうふうに、メンバーやスタッフさんと一緒に構築していったんです。みなさんに会って直接「慎くんが好きです」って言ってもらえた瞬間に「ああ、頑張ってきて本当によかったな」って思いましたし、僕の理想の慎をどんどん追い求めていくことが正しいんだって思いました。みなさんから直接応援(エール)を受け取れるこの『ドリフェス!』プロジェクトって本当に素敵だと思っています。この空間を、この感謝を絶対に忘れません。及川慎くん、皆さん、そしてメンバーに出会えて本当に幸せでした。しかもそれはこれからも生き続けていくんです。これはもう超幸せです。本当に、ありがとうございました。

石原さん

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 今までの中で一番濃く、この後にこんな濃い日々があるのかなってくらい、本当にいろんなものが詰まった3年間でした。そして武道館という場所でひとりずつ直接想いをぶつけられて、僕らはみんなの気持ちも受け取れて、本当に最高のファイナルステージだなって思います。今泣いてる人いっぱいいるでしょ? いいです、全部出しちゃってください。でも俺、なんも悲しくないって思うんです。数えきれない人に出会ってきて、増えたものばかり。武道館は隣のサイエンスホール(※最初のファンミーティングの場所)から歩いたらすぐですが、俺らは遠回りしてその間にいろんなものを手に入れていろんな人と出会ってやっと今日ここまでみんなで来ました。武道館はみんなに連れてきてもらったんです。僕らだけで『ドリフェス!』はできません。全員で『ドリフェス!』です。これは勝ちです。みんなで称えあいましょう! 本当にありがとうございました!

『ドリフェス!』は永遠に不滅、プロジェクトのラストは武道館で。FINALステージレポート
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ドリフェス! Presents FINAL STAGE at NIPPON BUDOKAN「ALL FOR TOMORROW!!!!!!!」セットリスト

M1 ALL FOR SMILE!
M2 Dream Greeting!
M3 NEW STAR EVOLUTION
M4 PLEASURE FLAG
M5 Tomorrow’s Song
M6 ARRIVAL -”KUROFUNE” Sail Away-
M7 シナリオ
M8 グローリーストーリー
M9 MAY BE, LADY!
M10君はミ・アモール
M11 Magnetic Emotion
M12 symmetric love-
M13 STARTING TOGETHER
M14 You are my RIVAL
M15 BEST☆★PARTNER
M16 ハピハピハッピー♪スマイリング☆
M17 Wherever I am
M18 Dream Painter
M19 Lifetime=Partytime!
M20真夏色ダイアリー
M21 RING
M22 SINGIN’ IS ALIVE
M23 Whole New World
M24 リフレイン
M25 Run After Blowin’ Wind!
M26 ユメノコドウ
M27 Future Voyager
M28 OVER THE SEVEN SEAS
M29 GO TOMORROW!!!!!
M30 シンアイなる夢へ!
Encore
EN1 インフィニティ・スカイ
EN2 ETERNAL BONDS
W-EN ALL FOR SMILE!!

1834209 1834210

ドリフェス! Presents FINAL STAGE at NIPPON BUDOKAN「ALL FOR TOMORROW!!!!!!!」概要

■開催日:2018年10月20日~21日
■会場:日本武道館
■出演:
DearDream
石原 壮馬(as:天宮 奏)、溝口 琢矢(as:及川 慎)、富田 健太郎(as:佐々木 純哉)、太田 将熙(as:片桐 いつき)、正木 郁(as:沢村 千弦)
KUROFUNE
戸谷 公人(as:風間 圭吾)、株元 英彰(as:黒石 勇人)

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