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2018-11-25 20:15

【『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編】萬屋もマッポも嘘吐きも社畜も言葉で殴り合え!!

文:ガルスタオンライン,ichico

 12人の男性声優による音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』が、11月17日に東京・Zepp DiverCity TOKYOにて3rd LIVEを開催!

 各ディビジョンが言葉をプライドをぶつけ合った火花散るバトルの模様を、前後編あわせて1万字超えのロングレポートにてお届けします。

『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編

【公演概要】
■ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 3rd LIVE@オダイバ《韻踏闘技大會》
■日時:2018年11月17日
■会場:Zepp DiverCity TOKYO
■出演:木村昴(山田一郎役)、石谷春貴(山田二郎役)、天﨑滉平(山田三郎役)、駒田航(入間銃兎役)、神尾晋一郎(毒島メイソン理鶯役)、速水奨(神宮寺寂雷役)、木島隆一(伊弉冉一二三役)、
伊東健人(観音坂独歩役)、白井悠介(飴村乱数役)、斉藤壮馬(夢野幻太郎役)、野津山幸宏(有栖川帝統役)
■ゲスト出演:ラッパ我リヤ、サイプレス上野とロベルト吉野、たかはし智秋(勘解由小路無花果役)

 “ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 3rd LIVE@オダイバ《韻踏闘技大會》”と銘打たれ、現在までにリリースされているオリジナルの全楽曲が披露された本ライブ。1Fと2Fのフロア合わせて2500人ほどが収容できる会場は超満員に! 全国116カ所の映画館にてライブ・ビューイングも開催され、現在の『ヒプマイ』人気の加熱ぶりを改めて感じました。

各ディビジョンのカラーが爆発! ライブ前半戦

 フロアいっぱいのオーディエンスが放つ期待と興奮で、開演前から異様な熱気に包まれたZepp DiverCity。掲げた手に光る赤・青・灰色・黄色のリングライトが、いやが上にもディビジョン同士の対決姿勢を煽ります。すると、山田一郎のソロ曲“俺が一郎”に乗せて注意事項をライミングする木村さんの声が! 注意事項を守って「ピースに行こうぜ!」とMC.B.Bが呼びかけると、会場は一気にヒートアップです。

 やがて中央のスクリーンには、“2nd LIVE@シナガワ《韻踏闘技大會》”の映像をリミックスしたオープニングムービーが流れ、キャスト陣が登場! 速水さんをセンターに木島さんと伊東さんが両翼に控えるシンジュク・ディビジョン【麻天狼】。飛び跳ねる白井さんに斉藤さんと野津山さんが続くシブヤ・ディビジョン【Fling Posse】。碧棺左馬刻役の浅沼晋太郎さんが不在の中、駒田さんと神尾さんが堂々と佇むヨコハマ・ディビジョン【MAD TRIGGER CREW】。そして最後に、イケブクロ・ディビジョン【Buster Bros!!!】の3人が腕組みをしてステージに並び立つと、フロアの熱気ははち切れそうに!! 

『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編
『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編

 1曲目“ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-”から、息つく暇なしの怒涛のライブがスタート! トップバッターを務めるのはもちろんBuster Bros!!! 三位一体という言葉通りのアクトを披露し各ディビジョンを牽引。今回リーダー不在のMTCは、左馬刻のパートを駒田さんと神尾さんが分担。銃兎役の駒田さんが「ハマの深夜のカーチェイス!」と叫ぶと、フロアは歓声に包まれます。また3人のキャストが初めて揃ったFling Posseは、カラフルなシブヤカラーを打ち出します。それを破るは麻天狼。3番手の伊東さんがキレッキレの独歩シャウトで締めると、ステージとフロアが1つに……!!

『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編

 続く“ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem-」も全員曲。各ディビジョンが1番手から3番手までそれぞれがぶち当たる、バチバチのバトルナンバーです。手を上げっぱなしのオーディエンス。揺れるフロア。スクラッチで盛り上げるDJ。スクリーンに流れ続けるエフェクトで彩られたリリック――2曲目にして会場はすでに最高潮の盛り上がりに! 

『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編
『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編

 2曲を終えるとスクリーンには、本日不在の左馬刻の楽屋へと突入するカメラクルーの映像が映し出されます。そこにいたのは、ライブに出られないことで不機嫌度マックスの左馬刻役の浅沼さん! 「俺が出られないなんてありえねーだろ!!」とカメラを殴りつけ、画面には馬のイラストとともに“しばらくお待ちください”の表示が(笑)。カメラが切り替わると、「ま、嘘ですけどね」と幻太郎お決まりのセリフとともに改めて浅沼さんが登場します。

 仙台で若い衆が問題を起こしたとのことで、ケジメを付けるため参加できなくなってしまったという浅沼さん。駒田さんと神尾さんへ向けて、「銃兎と理鶯ががんばってみなさんを盛り上げてくれると思います」とエールを送りました。また、ライブへかける意気込みをラップでお届けするといったサプライズも! 決戦の相手である麻天狼をディスるリリックで、MTCへのはなむけの言葉としていました。

 とここで、「ここからはMAD TRIGGER CREWの出番だ!」と浅沼さんに促され、駒田さんと神尾さんが登場。まずは神尾さんが理鶯のソロ曲“What's My Name?”を披露します。「声出さねーとブッ飛ばすぞ!!」と駒田さんが神尾さんをサポート。軍隊のようなネームコールのやり取りが楽しめる本曲では、ステージライトが行進の手の振りのように前後にスワイプし、ステージを盛り上げていました。

『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編

 続く”ベイサイド・スモーキングブルース”では、駒田さんがタバコを手にパフォーマンス。メロウなトラックに大人の色気を乗せてヨコハマを魅せます。熱狂するフロアに向けて「前に詰めすぎだ! 少し下がれ!」と声を張り上げた駒田さんでしたが、最後は言いつけを守ったオーディエンスに「一歩下がってくれたヤツらありがとう」とご褒美のひとこと。神尾さんからも「よくできたな」と褒められ、会場からは歓声が上がります。

『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編

 続くはレペゼンシブヤ・Fling Posse。「みんな元気!?」とぴょんぴょんと飛び跳ねながら登場した白井さんは、まさに乱数そのもの。”drops”で大人なヨコハマカラーを払いのけ、ステージをピンクと黄色のドロップ色に染め上げます。それぞれにペロペロキャンディを手にした3人。スティックを元気に振る白井さんと野津山さんに比べ、斉藤さんは幻太郎と同じくちょっぴりローテンション。そんな斉藤さんをからかうような仕草を見せる白井さんと野津山さんに、ほっこりさせられたステージでした。

『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編
『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編

 シブヤの2番手はギャンブラー帝統役の野津山さん。野津山さんが“3$EVEN”のリリックを紡ぎ出すと、ステージはすぐに賭場へと変貌。あるはずのないスロットマシンが見えるようです。間奏では「あれやるか!」と野津山さんが呼びかけ、3人でラップする場面も。ライブ場所のお台場に絡めたリリックで「僕たちがFling Posse!」と宣言します。ライブならではのアドリブ感あるやりとりに、フロアのテンションもさらにアップ!

『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編

 ポッセの3曲目は、ライブ初披露となる幻太郎のソロ曲“シナリオライアー”。彼の過去が小説を読んでいるように語られる本曲ですが、それを演出するため斉藤さんは単行本を持って読み聞かせるように謡います。それを、両サイドのステップに座り見守る白井さんと野津山さん。「友達なんていらない」と紡ぐ幻太郎役の斉藤さんの言葉を、つまらなさそうに聴く帝統役の野津山さんの姿が印象的。また斉藤さんは、病床の友を笑わせるため嘘を吐き続けていくことになった幻太郎を熱量たっぷりに演じます。ラストでは、「ま、全部嘘なんだけどね」という言葉とともに、何も書かれていない白紙の単行本の中身が明かされ、夢幻のような演出は完となりました。

『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編

 そんな胸に迫るステージを魅せたFling Posseに続き姿を現したのは、シンジュク・ディビジョンは麻天狼。「子猫ちゃーーん!! 僕と一緒に盛り上がっていただけますか!?」と一二三役の木島さんが呼びかけると、オーディエンスの熱気は爆上がり! フロアとの抜群のかけ合いが楽しい“シャンパンゴールド”で、シブヤカラーを一気に払拭します。ミラーボールが回りフロアがホストクラブに変わると、そこはMC.GIGOLOの独壇場。シャンパンコールがバッチリ決まると、木島さんから「ありがとう☆」のメッセージが。最後は「シンジュクへようこそ!」と締め、あとの2人に繋ぎます。

『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編

 そんなキラめく舞台から一変。2番手の伊東さんがDJ卓前に座り、“チグリジア”でオーディエンスを独歩ワールドへと引きずり込みます。緑と紫のライトが照らすステージは、曲調とも相まってなんとも妖しげな雰囲気。生気のない目で時計を眺め、周囲の流れに抗えない独歩を苦しげに表現する伊東さん。殺伐としたシンジュクの一面を言葉とパフォーマンスをでしっかりと表現した、圧巻のステージとなりました。

『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編
『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編

 シンジュクラストは、リーダーの寂雷を演じる速水さん。披露するのはもちろんソロ曲の“迷宮壁”です。パイプオルガンの音に合わせ、生と死、そして人間の理を紡ぎます。歌うというよりも語りと表現する方が近い寂雷のラップは、まるで神父が教え諭しているかのよう。その後ろで歩き交差する木島さんと伊東さんは、迷える信徒のようでもあります。ラストは3人両手を広げ、すべてを受け入れるようなパフォーマンスで締め。これぞまさに、シンジュク!

『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編
『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編

 ディビジョンラストに登場したのはBuster Bros!!!。一郎役の木村さんは、ライブグッズのマフラータオルを手に登場です。「最後までその手上げて、ブチ上がってってくれよなよろしく!」と笑顔の木村さんは、“俺が一郎”で先制パンチ! ラップスキルの高さを見せつけ、イケブクロのセンターたるゆえんを知らしめます。さらに、側に控える石谷さんと天﨑さんは長兄をしっかりサポート。人差し指を立て一郎を鼓舞するフロアと3人のパフォーマンスが混ざり合い、会場には一体感が広がります。

『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編
『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編

 イケブクロの2番手はもちろん二郎役の石谷さん。「おいテメェら! しっかり声出してけよー!!」と煽り、モッシュナンバー“センセンフコク”を披露です。木村さんも「自慢の弟です!!」とニコニコ(笑)。サビ部分でオーディエンスがいっせいにジャンプすると、その光景を見てバスブロの3人にも笑顔が溢れます。揺れるフロアと、笑顔のステージ。イケブクロらしさが詰め込まれた空間となりました。

『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編
『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編

 そんな王道ナンバー2曲のあとは、“G線上のアリア”をサンプリングした三郎の楽曲“New star”が流れ出します。黄色・紫・緑・青の光が会場の側面をぐるぐるとまわり、ステージの一番高い場所へと移動した天﨑さんがパフォーマンスを始めると、そこはすっかり宇宙空間に。音と光の渦に身をゆだねるオーディエンス。楽曲ラストでは3人が横一列に並び「みんな、後半戦盛り上がる準備はできてますか? だったらその熱い想いを右手に乗せて僕たちに伝えてください! そうでしょ? 一兄、二郎!」と天﨑さんが呼びかけ、「間違いないっしょ!」「そりゃそうだ!!」と木村さんと石谷さんが応えイケブクロのターンは終了となりました。

『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編
『ヒプマイ』3rd LIVEレポ前編

 各ディビジョンのカラーが打ち出されたライブ前半戦。ライブ後半戦は【『ヒプマイ』3rd LIVEレポ後編】にてお届けしますので、そちらもお楽しみに!!

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