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2018年11月30日(金)

『RDR2』勝負事はギャングのたしなみ。ギャンブルの秘訣を伝授【電撃PS】

文:電撃PlayStation

『レッド・デッド・リデンプション2』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。

 ロックスター・ゲームスより好評発売中のPS4/Xbox One用ソフト『レッド・デッド・リデンプション2』。本作は、西部開拓時代末期の1899年アメリカを舞台としたオープンワールドアクションアドベンチャーです。プレイヤーは、連邦捜査官や賞金稼ぎに追われるギャング団のメンバー、アーサー・モーガンとなって、稼業がままならなくなりつつある時代のなかで自身を育ててくれたギャングへの忠誠を問われます。

レッド・デッド・リデンプション2

 今回は、ポーカーやブラックジャックといった今でもよく遊ばれるカードゲームや、当時の遊びであるドミノで行うギャンブルについて解説していきます。プレイ中は専門用語がよく出てきますが、すること自体はそれほど難しくはありません。

 各ゲームのルールはOPTIONボタンで表示されるメニューから、“ヘルプ”→“アクティビティ”で確認できるので、とりあえず“十八番”のトロフィーだけ欲しい、という人もまずはチェックしてみてください。

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ギャンブルがプレイできる場所は?

 ギャンブルのミニゲームは、各地の町にある酒場や鉄道の駅などでプレイできます。ローズの酒場ならブラックジャック、サンドニならドミノのオールファイブやポーカー、といった感じに遊べるものは場所ごとに決まっていて、町や駅のエリア内に入ることでマップにアイコンが表示されます。また、キャンプにいるギャングメンバーともミニゲームを遊べることがあるようです。

レッド・デッド・リデンプション2

ポーカーはチップを賭ける駆け引きが重要

 ポーカーは5枚の手札で役を作るトランプゲームですが、本作では参加者に配られる2枚の手札+コミュニティカード(テーブル上に置かれた最大5枚置かれる共通のカード)から5枚のカードを選んで役を作ります。

レッド・デッド・リデンプション2

 このゲームのポーカーでは、賭けを行うタイミングが“手札が配られたとき”“コミュニティカードが3枚置かれたとき”“コミュニティカードの4枚目が置かれたとき”“コミュニティカードの5枚目が置かれたとき”の計4回あります。

 プレイヤーは、それぞれのタイミングで自分の手札からできる役を予想しつつ、“レイズ”でかけ金を釣り上げるか、“コール”で相手のレイズに応じるか、“チェック”でその場は保留して相手の判断を待つか、それとも“フォールド”でそれまでのかけ金を放棄して勝負を降りるか判断することになります。

 すべての賭けを終えると“フォールド”しなかったプレイ全員が手札を公開。一番高い役を作ったプレイヤー1人が場にあるかけ金を総取りできるのです。

 勝利の分かれ目は、自分の手札で役が成立しないまま相手の賭けにどこまで応じるか、役が成立したらどこまでかけ金を釣り上げるかという賭けの判断でしょうか。役がそろわないうちに相手が高めのかけ金を積んだら“フォールド”する、役がそろいそうならゆっくりかけ金を上げ相手が引けないタイミングで一気に釣り上げるなど、自分のなかで判断のラインを決めておくことが安定して勝てる方法だと思います。

ブラックジャックはカードを引く判断が大事

 主人公の正面に座る、ディーラーと1対1で勝負するトランプゲームで、カードを引いて数字の総計が21に近い側の勝ちとなります。まず、かけ金をベット(賭ける)すると、手札が2枚配られます。札のうち2~10の札は書かれた数字通り、J(ジャック)とQ(クイーン)、K(キング)はすべて10、A(エース)は総計が21以下なら11、21を超えると1で計算されます。ちなみにここでJQKのいずれか+Aの組み合わせを引くと“ブラックジャック”となり、ディーラーがブラックジャックを出さない限り勝利となります。

レッド・デッド・リデンプション2

 カードを配り終わると、今度はこちら側がカードを引く番となります。画面右下に表示されるコマンドは、“ヒット”がカードを1枚引く、“スタンド”がカードを引くのをやめてディーラーと勝負する、“ダブルダウン”はかけ金を倍にしたうえでカードを1枚だけ引いてディーラーと勝負する、という意味です。

 ブラックジャックの勝利の分かれ目は、どこまでカードを引いてから“スタンド”するかでしょう。バーストせず、ディーラーと勝負するには、手札の合計が15前後になったあたりが“スタンド”する頃合いだと思います。もちろん必ず勝てるわけではありませんが、いちおう目安として考えておくといいでしょう。また、手札が10前後の場合は思い切って“ダブルダウン”に賭けてみるのもひとつの手ですね。

ドミノは先を読んで牌を置けるかがポイント

 ドミノと聞くと、“並べて倒す”仕掛けを思い出しますが、このドミノは牌を並べてトランプの“七ならべ”に近いルールで遊びます。ドミノの牌には、サイコロの目のように数字が刻まれていて、プレイヤーは同じ数字の部分が隣り合わせになるように交互に牌を並べていきます。プレイヤーのだれか1人が手持ちの牌をすべて並べ終わるとゲームは終了、というのが共通ルールです。

 ドミノには勝利条件が異なる“ドロー”と“ブロック”、“オールスリー”と“オールファイブ”の4つのルールがあります。

レッド・デッド・リデンプション2
▲両側に同じ数字の刻まれた“ダブル牌”は、ほかの牌に対して垂直に並べます。

“ドロー”と“ブロック”

 手持ちの牌を先に並べ終わった側が勝利するルールです。参加者全員が牌を置けなくなった場合、手牌の数字の合計が一番少ないプレイヤーの勝ちとなります。負けた側のプレイヤーが残した牌の数字の合計が勝った側のスコアとなり、先にターゲットスコアに達したプレイヤーが参加時に払ったかけ金を総取りできます。

 “ドロー”は手持ちの牌で並べられるものがない際に、並べられるものがでるまで山から牌を引くルール。“ブロック”は山がなく、並べるものがなくなったら相手に番を譲るルールとなります。

レッド・デッド・リデンプション2

 最初のうちはとにかくなるべく多くの牌を並べられるよう、先を考えて手牌を並べていく感じになるかと思います。ただし、ドミノの牌のセットは、どの組み合わせが何枚あるか決まっているので、慣れてきたら麻雀のように盤面に出された牌と手牌から相手の残りの手牌を読み、その行動を妨害することもできそうです。

“オールスリー”と“オールファイブ”

 牌を並べていくと、盤面の牌は蛇のように細長く伸びていきますが、“オールスリー”はその末端の数字の合計が3の倍数、“オールファイブ”は5の倍数になるように並べていくのが目的となります。

 スコアは、牌を並べた際に条件を満たすとその合計数だけ加算され、ターゲットスコアに達したらその時点でゲームは終了となります。また、ゲーム中に手牌をすべて並べ終えると、そのプレイヤーはボーナススコアを獲得できます。

レッド・デッド・リデンプション2

 このルールではただ牌を並べるだけではなく、末端の数字を把握して自分がどの牌をどこに置くと合計がどう変わるのか常に考える必要があります。末端にダブル牌を置くと加算される数字が倍になるので、うまく使っていきたいところです。

 本作のミニゲームは運の要素が強い部分もありますが、それだけに駆け引きがアツく、素朴ながらも熱中できるおもしろさがあります。かけ金自体もそれほど高くはないので、まだ未体験であれば一度挑戦してみることをおススメします。

(C) 2018 Rockstar Games, Inc.

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