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2019年1月7日(月)

『とじとも』第2部完結記念・シナリオプレイバック! 電撃スタッフ&ライター陣の推しキャラ語りも

文:ゆば

 スクウェア・エニックスより配信中のiOS/Android用アプリ『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火(以下、とじとも)』の第2部完結を記念して、ストーリープレイバック企画をお届けします。

『とじとも』

 『とじとも』において、メインストーリー第2部の最終章となる第11章の配信が昨年末より始まりました。そして1月5日からは、TVアニメ『刀使ノ巫女』とアプリ『とじとも』のキャラクターがちいさくなって登場する、TVアニメ『みにとじ』の放送がスタートしています。

 『とじとも』の第2部の完結を記念して、これまでのストーリーをプレイバック! まだ『とじとも』を遊んだことがないという人や、今はちょっとお休みしているという人に向けて、『とじとも』で描かれるストーリーのあらすじを解説しつつ、魅力的な刀使たちを紹介したいと思います。

アニメとアプリが交差する『刀使ノ巫女』のストーリー

 TVアニメ『刀使ノ巫女』は“荒魂(あらだま)”と呼ばれる異形の存在に御刀を用いて立ち向かう“刀使(とじ)”たちの物語です。

 年に1回の御前試合に出場するため刀使の総本家である折神家へとやってきた衛藤可奈美(えとう・かなみ)は、対戦相手である十条姫和(じゅうじょう・ひより)が試合中に突然、折神家の当主である折神紫(おりがみ・ゆかり)に斬りかかるのを見てしまいます。彼女の意図はわからないながらも、姫和が斬りつけた一瞬、紫の背後に荒魂を見たことから可奈美は姫和をかばい、2人は連れ立って逃走。

 これを機に、20年前の一大決戦である相模湾岸大災厄から続く刀使と荒魂の因縁が再び表面化し、5つある刀使の学び舎とその指導者や生徒たちを巻き込んでの新たな大事件が描かれます。

 以上が『刀使ノ巫女』の物語です。『とじとも』ではこのストーリーを踏まえつつ、この物語と同じ時間軸でゲームオリジナルキャラクターの刀使たちの物語を描いていきます。しかも、第1部が全9章、第2部が全11章という大ボリュームで!

『とじとも』第1部のストーリー

 可奈美の同級生である安桜美炎(あさくら・みほの)は、姫和とともに逃走する可奈美を見逃しただけでなく、追手の妨害をしたとして罪に問われてしまいます。

 刀使の証である御刀を没収され刀使廃業かと思われましたが、各学院から選ばれた4人の刀使とともに、第二次大戦後に米軍艦より移送中、事故によって海中に散逸されたとした“赤羽刀”を探す調査隊に任命されます。

『とじとも』
▲『とじとも』での新たな主人公といえる調査隊の面々。左から六角清香、木寅ミルヤ、安桜美炎、瀬戸内智恵、七之里呼吹。
『とじとも』
▲アニメ本編とリンクするシーンが随所に登場するのも『とじとも』の魅力の1つ。これは伊豆山中に潜伏していた可奈美、姫和と美炎が遭遇してしまうシーンです。

『とじとも』第2部のストーリー

 “赤羽刀”の調査任務を終えた美炎たち。その過程で調査隊のメンバーの1人である智恵が“舞草”の一員であることが判明します。

 時を同じくして刀剣類管理局による舞草拠点への襲撃が行われ、智恵は憔悴。美炎たちは智恵のため、そして舞草の切札として戦う可奈美と姫和を援護するべく、鎌倉へと向かいます。

『とじとも』
『とじとも』
▲第2部ではアニメのクライマックスシーンと連動して、可奈美たちと美炎たちのストーリーが折り重なって描かれます。

 そして、このあとアニメでは紫と同化していた大荒魂であるタギツヒメとの戦いの後、世の中は平和を取り戻しますがタギツヒメは消滅したわけではなく、タギツヒメ、タキリヒメ、イチキシマヒメの3つの存在に分かれ人間のような姿を取り、それぞれの思惑で人間界に潜伏する……というストーリーになります。

『とじとも』

 なります……が!

 ここからが『とじとも』のすごいところ。アニメ本編に準拠しつつ、“もう1つの可能性”としてアニメとは異なる物語が描かれるのです。

 そして、その物語の中心となるのがアニメでは非業の死を遂げた燕結芽。死して隔り世に縛られている彼女を解き放つべく南无薬師景光(なむやくしかげみつ)という御刀を探すというのが『とじとも』の新たな物語の軸となっていくのです。

『とじとも』
『とじとも』

 ストーリーが大きな転換点を迎え、これから大きく盛り上がっていく『とじとも』。本作をプレイすれば、新たにスタートしたアニメ『みにとじ』もより楽しめること間違いなしと思うので、ぜひこの機会に遊んでみてください!

電撃のスタッフ&ライターの推しキャラクターを紹介!

 ここからは『刀使ノ巫女』、『とじとも』、『みにとじ』に登場する刀使たちのなかから、電撃編集部のスタッフ&ライター4名のお気に入りキャラクターを紹介!

 熱い展開のストーリーがおもしろい『とじとも』ですが、それと同じくらい女の子たちが魅力的なのです! しかもイラストがとにかく美麗!! キュートなイラストとあわせて、推しキャラの注目ポイントを語っていきます。

カワカミのイチ推し「山城由依」

 第2部の途中から美炎たち“調査隊”のメンバーに加わる子なんですが、女の子が困ったり怒ったりするのを見るのが大好きだという、自他共に認める変態さんでハグ魔でアホの子です。

『とじとも』

 見た目はかわいいのに中身は残念、でも根本的に真面目な性格でまっすぐという、そのままでもよし、裏返してもよし、さらにもう1回ひっくり返してもよしのリバーシブルさが魅力!

 「どれがこの山城由依という子の本質なのか……?」と考えているうちに日が暮れます。こういう子に実はシリアスなバックボーンがあって……とかそういう展開も期待してしまいますね!

 キャラクターボイスは上坂すみれさんが担当しており、ちょっとボーイッシュな感じが、これまたたまりません。立ち回り上、三枚目的なシーンも多いんですが、それにもバッチリハマっていますよ!

 メインストーリーではシリアスなシーンが多く、ともすれば暗くなってしまいがちな場面を何度も明るくしてくれた“調査隊”のムードメーカー的な存在でもあります。

『とじとも』
『とじとも』
『とじとも』
▲一応これ鎌倉の大荒魂のところに乗り込んでいるときのシーンなんですが、見事に緊張感ゼロ! でもこのテンションに癒されるんですよ、いやホントに。

ゆばのイチ推し「瀬戸内智恵」

 このビジュアルと、美炎からは「ちぃ姉」、呼吹からは「(セトウ)チチエ」と呼ばれていることから、もうパーソナリティはおわかりですね? ミルヤとともに“調査隊のお姉ちゃんズ”を組織している由緒正しいお姉さんなんですが、レジスタンスである舞草の一員でもあり、舞草がピンチのときにはオロオロする姿を見せることもあってそのギャップがイイ!

『とじとも』

 第1部では自分が舞草であることを隠して活動しているため、美炎にちょっと後ろめたい気持ちを抱いています。そのことで悩んでいるシーンでのチラっと見せる憂いが、何とも言えずセクシーなんですねえ!

 サービス開始当初からプレイアブルキャラクターだったこともあってカードが低レアリティから充実しているので手に入りやすいのもうれしい!

『とじとも』
▲意地を張って団体行動の和を乱す呼吹に暗黒面を見せるシーン。お姉ちゃんキャラって元々闇を抱えていること多いですよね。
『とじとも』
▲紐が! 紐が! すごく邪魔!
『とじとも』
▲どのくらい濡れ透けしてるのか、目を細めて見ましたよね? 僕は見ました。

黒船Mk-II(マークツー)のイチ推し「古波蔵エレン」

 『とじとも』を始めてすぐに開催された、パティシエ衣装シリーズの召集。そこで出たのが、古波蔵エレンでした。そして、このイラストのインパクトにやられました!(笑)

『とじとも』
▲何してるんでしょうね、このシーン!!!

 最初はとりあえず「星4が手に入ったから」という理由で使っていたんですが、そのうちだんだん愛着がわいてきて、今では一番好きなキャラに。任務完了時のピースサインがとってもかわいいんですよ! あと柔らかそう。

『とじとも』
『とじとも』
▲見てくれ、この柔らかそうで瑞々しい健康美を!!!

 あとはやはり、益子薫とのコンビですね。エレンのカードには、彼女の同級生でありタッグを組んで活動する薫が、しばしば一緒に写っています。この2人はどっちもベースが“壊”属性なんですが、この“壊”というイメージが彼女たちにピッタリなんですよね。

『とじとも』

 アニメではぶっ飛んだ性格のように見えて実は常識人であり、見せ場も多いエレン。薫とのコンビは、長年連れ添った夫婦(?)のような安心感もあります。エレン&薫のエピソードは(自分的に)ハズレなしと断言できますので、ぜひ『みにとじ』でも2人の関係に注目したいと思います!

『とじとも』
▲和装もいい……とてもいい……。

ゲゲンのイチ推し「十条姫和」

 自分が推す刀使は、小烏丸の使い手・十条姫和ちゃんです!

 使命に対して強い想いを抱えており、物語がはじまった当初は、自他ともに厳しい態度を見せます。しかし、可奈美をはじめとした仲間たちとの交流を経て、そして様々な真実に触れてからは、かなりの成長(精神的に)を見せます。

『とじとも』

 そんな感じでやや取っつきにくかった彼女ですが、序盤からチョコミント好きな部分が描かれており、等身大の彼女から漏れ出すKAWAIIとのギャップにやられました。普段は堅物な人物が見せると、素の部分がさらに輝くといいますか。あと、自分もチョコミントが好きなので、シンパシーを感じたというのもあります。チョコミントが好きな二次元美少女は最高!

 姫和は冗談が通じにくい真面目な性格もあって、すぐ怒るところもTHE・真面目という感じでかわいいのです。そんな風にいじられる方はたまったものではないと思いますが、エターナルにぺったんでもかわいいので、変わらないひよよんでいてほしいと思います!

『とじとも』
『とじとも』
▲オールシーズン水着でごめんなさい。でも、雷を纏った姿がカッコいいんじゃー!
『とじとも』
▲これは今年の夏、海水浴に行った時の思い出ですね(妄想)。
『とじとも』
▲こっちは合宿の時、夜中にチョコミントアイスを求めてうろうろしていた犯行現場を押さえた証拠写真(妄想)。

年始は『とじとも』&『みにとじ』で楽しもう!

 第2部のストーリーが完結し、新たな区切りを迎えた『とじとも』は、今始めるのにピッタリのアプリ。しばらく離れてしまっていた方も、ぜひこの機会に最新のストーリーまでガッツリ進めてみましょう。

 そして、1月5日からはTVアニメ『みにとじ』も始まりました。こちらはPVを見るに非常にゆるい雰囲気のアニメのようなので、あったかい部屋でのんびり観るのにはうってつけですね。

 TVアニメの『刀使ノ巫女』から、アプリ、コミック、舞台とさまざまなメディアに広がり続けるこの世界を、ぜひ一緒に楽しみましょう!

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