News

2019年1月22日(火)

『ソウルキャリバー6』“オリジナルキャラクター”クリエイションコンテスト第2回の優秀作品を発表!

文:電撃オンライン

 PS4/Xbox One/PC(Steam)用ソフト『ソウルキャリバーVI(SCVI)』のクリエイション機能を使ったスクリーンショット投稿企画第2回の結果を発表します。

 この企画は、本作の自由すぎるクリエイション機能を使って、“自分で考えた最高にかっこいい・かわいい主人公”を作り出し、そのスクリーンショットにバックストーリーを添えて投稿してもらうというもの。

 優秀賞・準優秀賞・プロデューサー&開発陣賞に入賞した皆さんの作品には、制作陣からコメントが届いています。また、記事で作品を紹介した皆様には、後ほど当選連絡をいたしますので、楽しみに待っていてくださいね!

優秀賞

超鬼神レッドオーガー 制作者:Tennesseeさん

『ソウルキャリバーVI』

■バックストーリー

 ある武者が死の間際に赤鬼に魅入られ憑依し、殺戮の限りを尽くしていたが、桃を名乗る侍に懲らしめられた後改心。“超鬼神レッドオーガー”として過去の行いを悔いながらも、秘密結社ヘルの総統ヤマラージャの悪の計画を阻止しようと闘っている。

【制作陣からのコメント】特撮ヒーローのような設定と、それに見合った容姿がとても素敵です。柄やエクストラパーツなどクリエイション機能もフル活用されていて素晴らしいと思いました。

準優秀賞

Sylvia 制作者:茄子也(なすびなり)さん

『ソウルキャリバーVI』

■バックストーリー

 武器の収集に目がなく、倒した相手から得物を奪ったり、狩った生き物の毛皮を剥いだり、骨を取ったりなどして衣類や装飾品を作るという、猟奇的な趣味の持ち主。良家の子女だが、上記の行いのせいで親から勘当されている。

 それでもくじけない彼女は、次なる標的としてソウルエッジを狙う。ひとたび触れれば体を邪気で侵食する邪剣だということも知らずに……。

【制作陣からのコメント】正直、ドキッとするほどグロテスクですが、ウロコ模様をうまく使い独特の世界観が伝わってきます。エミールヘッドも使われていることをみると、ヨコオさんのファンなのかもしれません。

プロデューサー&開発陣賞

イナリ 制作者:みのむしさん

『ソウルキャリバーVI』

■バックストーリー

 戦国の日本。それはまだ神が尊くあがめられた時代。神社は神聖なものとされ、その一つ一つに神が住んでいた。

 キツネの神がまつられた稲荷神社。そこに住むのが彼女、イナリだ。戦国時代は戦の時代。刀と刀のつばぜり合いこそ戦。そう考えるイナリだったが最近は種子島とかいう鉛玉を出す筒が戦に使われていると聞く。いやいや戦といえば刀であろう。イナリは少々ご立腹だ。

 だがそんな時代にもイナリと同じく刀での戦にこだわる人間がいるらしいことを聞く。名はミツルギ。人間の中にもわかるやつがいるではないか。イナリは少し上機嫌だ。どれ、ミツルギとかいうものの刀に加護をつけてやるか。ミツルギのクリティカルエッジで炎が出るのはもしかするとイナリのキツネ火なのかもしれない……。

【制作陣からのコメント】柄や特殊なパーツをうまく活用しています。かわいいだけでなく、設定上で御剣を気に入っているところがおもしろいですね。

CARLA 制作者:カーラさん

『ソウルキャリバーVI』

■バックストーリー

 王莽時、虹の狭間より現れるとされる“神魔界 八つの枢要罪”序列第一位“傲慢”を司る黄金の堕天使。

 2つの魔剣に導かれるかのように晦冥より目覚めた彼は今、桎梏の屍櫃解き放ち人界にて顕現する。 彼の真名“鴟梟ナル禍殃ノ黝キ翼”が示す通り、すべては天地万象に窮極の惨禍を齎すために……。

【制作陣からのコメント】ご自身の中にある世界観を見事に落とし込んでいると感じました! 暗い色調の魅せ方も上手で魔力的な強靭さ、恐怖、迫力がひしひしと伝わってきます!

Brise 制作者:すわん。さん

『ソウルキャリバーVI』

■バックストーリー

 風の妖精・Briseはある世界に迷い込んだ。今まで闘いのない場所で育ったため、何故皆が争うのかわからなかった。最初は闘いから逃げていたが、それももうできなくなっていた。とうとう武器を持たなければならなくなったのだ。Briseは弱いながらも一生懸命闘いに挑む。

【制作陣からのコメント】妖精という設定のクリエイションもいいのですが、それに加え、この撮影の構図がいいと感じました。光の当たり方が柔らかく、ゲームの表現力を引き出していただいています。

ゴロー&栗田親方のイチオシ賞(10名)

Rudolph 制作者:波楽熊さん

『ソウルキャリバーVI』

■バックストーリー

 相手がプレゼントになってあげて、キックオフする赤い鼻のトナカイさんーールドルフ。

Lucy 制作者:茄子也(なすびなり)さん

『ソウルキャリバーVI』

■バックストーリー

 邪教集団“フィグル・セステムス”が、リザードマンやオートマタの研究の一環で生み出した人間とロストソウルの合成種。著しく発達した翼は黒く染め上がり、悪魔を模したような装いだが、血色の良い肌や生気を感じる瞳は人間の面影を残している。

 精神面は極めて不安定で、人の良心とロストソウルの残虐性の狭間で葛藤しており、しばしば頭痛に悩まされている。アスタロスの配下として付き従うが、これで本当に正しいのかと自身の行いに対して疑問を抱く。

あかみ 制作者:よけれなかったナッパさん

『ソウルキャリバーVI』

■バックストーリー

 うちの金魚の擬人化イメージです。娘いわく、「こんなに美味しそうな名前にするんじゃなかった」

永寛(えいかん) 制作者:しましまさん

『ソウルキャリバーVI』

■バックストーリー

 口減らしのために捨てられた永寛を拾ったのは、ちいさな尼寺を守る老いた武士だった。武士は、自分の仕える比丘尼に、この孤児を下働きとしてあてがうのだという。比丘尼と会った場で永寛はその名をつけられて、父母になんと呼ばれていたかはやがて忘れてしまった。

 永寛は子ども心に、比丘尼と武士は事情あって隠棲しているとわかったが、興味はなかった。若く美しい比丘尼はやさしく永寛と接したし、武士もよく昔の戦場の手柄の話をしては豪快に笑う、楽しい日々を3人は過ごした。ほどなく武士は永寛に才能を見出して、自分の知る僧兵の技を厳しく授けはじめた。

 永寛が心身ともに成長し、武士もその技を認めはじめたころ、イヴィルスパームが発生した。永寛が自分の変異を感じたのは、修行中のことだ。身に付けた技を振るって、強敵を打倒したいという強い衝動を感じた。あってはならない気の迷いだと一層の修行に励んだ。

 事件は、ある真夜中に起きた。尼寺を押し込み強盗どもが襲った。永寛と武士はたちどころに強盗たちを叩きのめし、比丘尼が寝室から現れたころには、生き残った強盗は全員縛り上げられていた。強盗たちの扱いを比丘尼が武士に相談している横で、永寛は槍を手に取ると、武士が止める間もなく全員に突き立てていた。大切な尼寺をおびやかした強盗たちに生きる価値はない、と比丘尼に言う永寛の瞳は赤く不気味に光っていた。

 比丘尼に手当てされひとりだけ生き残った強盗が、奉行所に引き渡され、治療を望んで、永寛の赤い瞳のことを密告した。強盗は処刑されたが、即日、比丘尼と武士と永寛は捕らえられた。比丘尼がその仕える宗派に背いて邪宗に染まり、下働きの娘に呪術をかけた疑いが持たれたからだ。

 永寛は初めて知らされたが、比丘尼は高貴な身分でありながら、異国の邪宗を信じた疑いで出家させられていた。武士はどんな武家でも召し抱えられる古強者でありながら、出世を捨てて縁のある比丘尼を守ることを選んでいた。謹慎してふたたび世に許される日を待っていたが、盗賊の密告によりもはや言い逃れはできなかった。

 武士はお目付け役でありながらこの疑いをかけられた責任を取り、腹を切った。比丘尼はまた別の尼寺で、より厳しく監視されながら生きることになった。永寛は、武士の遺言と、呪術をかけたという比丘尼の証言により、処刑されるはずから一転、放免された。

 誰もいなくなった尼寺に戻った永寛は、旅支度を整え、顔を隠し、槍を手に取った。赤い瞳の狂人が大陸に多くいるらしい、その呪術をかけられたのだろうと言われたからだ。我が身に起きた災いを払い、比丘尼の呪術ではないと証明するために、永寛は西へ向かった。そしてわずかに、海の向こうにいるであろう強敵との出会いも楽しみにしていた。

イカリザード 制作者:みのむしさん

『ソウルキャリバーVI』

■バックストーリー

 セルバンテスがソウルエッジを所持していた時期、腕試しに伝説の海のモンスター、クラーケンを討伐に向かったことがあった。セルバンテスは見事ソウルエッジの力でクラーケンを倒した……かに見えたがクラーケンの体の一部はまた生きていた! 生きていた肉塊は再生能力を活かして小さなクラーケン、イカリザードとなってセルバンテスの復讐に燃えるのだった……。

C’rayz(クレイズ) 制作者:Crazy-streamさん

『ソウルキャリバーVI』

■バックストーリー

 傭兵として世界を渡り歩く戦士で、喧嘩相手を探し求めて様々な戦場へ行っては暴れまくるという無類の喧嘩好き。しかしある時、東洋の地にてとある侍と戦ってからはただ暴れるのではなく己の強さというものを求めるようになる。

 程なくして、世界中で蒼騎士“ナイトメア”の噂が広がり始めるとすぐさま発信地となったヨーロッパへと旅を始める。しかし、クレイズの意思はそれとは別の方向を向いていた。――あの侍……御剣平四郎は必ずそこへ来る。そう確信して。

Fine(フィーネ) 制作者:トーテムさん

『ソウルキャリバーVI』

■バックストーリー

 ヨーロッパ北西部にある諸島で、代々海の治安を守る一族の末裔。海と空を愛する正義感の強い少女。近頃、周辺諸国で異形の者たちによる悪い噂が広がっていることを知り、自分の住む地と、自然を破壊されないように、元凶を絶つべく旅立つ。持ち前の正義感を胸に。

デア・エスト・チェレリタス 制作者:D’nonさん

『ソウルキャリバーVI』

■バックストーリー

 数千年前にソウルキャリバーがソウルエッジを押さえることができなかった際に、女神が遣わせたかりそめの女神像のひとつ。生き残った彼女は役目を終えたものの、神の道具のため自壊することはなく、次のソウルキャリバーの敗北まで延々と地上でたたずみ続けている。

Ley(レィ) 制作者:メルサイアさん

『ソウルキャリバーVI』

■バックストーリー

 サンタに代わって、良質な縁に恵まれない男たちにきらびやかなクリスマスの思い出を届ける一人の少女がいた。名はLey(レィ)という。皆には呼びやすさから“霊(れい)”と呼ばれている。

 霊感を持たない者には彼女の存在はほとんど感じられないが、クリスマスの時期だけは、多くの者にもその姿をくっきりと見ることができるそうな。彼女は出会った男たちに幾ばくかの時間をともに過ごして、こう言って去るという。「夢でまた会いましょう」

Trifolium 制作者:えみこさん

『ソウルキャリバーVI』

■バックストーリー

 「生きるべきか、死ぬべきか」……シェイクスピア『ハムレット』

 未開の地、風に揺らぐ大地が、かつてそこにはあった。緑溢れる草原も、穏やかに暮らす仲間も、もう此処にはない。焼け野原にかつての面影を求めてひとりの白詰草が佇む。

 交わす言葉こそ多くなかったが、仲間は彼女をトリフォリウムと呼んだ。人ならざる咎を持つゆえに迫害され、密やかに暮らす種族ではあったが、大地とともに暮らす日々を決して悲観してはいなかった。

 ある日、白い光の柱が天を突き破ったあの日からすべてが変わった。禍々しい邪気を放つ人間達が暴動を起こし、その火種は彼女の日常に降りかかってきた。――絶望。緑には炎の海が逆巻き、悲鳴とともに信じがたい光景が目の前に叩きつけられた。

 苦痛に目を覚ますと、そこには何もなかった。自分以外は何も残っていなかった。果てのない悲しみと、静まらぬ怒りが襲い掛かる。たった独り生き残った彼女の名を呼ぶ仲間はもういない。白詰草が語る約束は、復讐に変わってしまうのだろうか。

 このような結果になりました。参加してくれた皆さん、どうもありがとうございました! 電撃オンラインでは、引き続き『ソウルキャリバーVI』にまつわる企画を実施予定です。興味がある人は、楽しみながら追いかけていただけたらうれしいです!

(C)2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
CD PROJEKT(R), The Witcher(R), Geralt(R) are registered trademarks of CD PROJEKT Capital Group. The Witcher game (C)CD PROJEKT S.A. Developed by CD PROJEKT S.A. All rights reserved.
SOULCALIBUR™Ⅵ & (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

データ

▼『SOULCALIBUR VI(ソウルキャリバーVI)』
■メーカー:バンダイナムコエンターテインメント
■対応機種:PC
■ジャンル:対戦格闘
■発売日:2018年10月19日
■希望小売価格:オープン

関連サイト