2015年のリリースから数々のメディアミックスを成功させてきた『刀剣乱舞-ONLINE-』。その、初の実写劇場版作品『映画刀剣乱舞』が1月18日についに公開となりました。今回は、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズでおこなわれた2回目の初日舞台挨拶の模様をお届けします。
【『映画刀剣乱舞』初日舞台挨拶 概要】
■日時：1月18日
■場所：TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
■登壇者：鈴木拡樹（三日月宗近役）、荒牧慶彦（山姥切国広役）、北村諒（薬研藤四郎役）、和田雅成（へし切長谷部役）、岩永洋昭（日本号役）、定本楓馬（骨喰藤四郎役）、椎名鯛造（不動行光役）、廣瀬智紀（鶯丸役）、耶雲哉治（監督）
まずは出演者からのあいさつが
『映画刀剣乱舞』の今回の任務は舞台挨拶！ 大きなスクリーンの前で8名のキャストと監督が登壇しました。キャストが登場すると、客席は大きな拍手で迎えます。どのキャストも公開初日を心待ちにしていたようで、この日を迎えられたことがうれしいと口々に話していました。中でも、1月18日はへし切長谷部の刀帳番号が「118」ということから、和田さんにとっても大切な日になると話していました。
まだ始まったばかりの舞台挨拶ですが、この時点でほかのキャストのあいさつにツッコミを入れたり、笑いがあったりと、キャストの仲のよさがたくさんうかがえます。
和やかな撮影現場エピソード
映画の撮影が1年前から始まったとのことで、当時の撮影の様子やエピソードを振り返ります。鈴木さんが「寒かったなぁ、お菓子をたくさん配ったな」と話すと、荒牧さんが鈴木さんを“気配りの達人”だったと口にします。お菓子以外にもカイロを手渡すこともして、うれしい気配りをみんなにしていたようです。
椎名さんは、そんな鈴木さんの姿にあこがれて、同じようにお菓子を配ったそう。しかし、椎名さんのお菓子は人気があまりなかったと少し残念がっていました。もちろん、そんなことはなかったようで、みなさんフォローしていました（笑）。
北村さんは、撮影中はスピード感がすごくて記憶がなくなりかけていると発言。すると、和田さんが「それは骨喰（骨喰藤四郎）にコメントをとっておいてくれないか」とすかさずツッコミを入れます。北村さんは「あ、ごめんね！ 取っちゃったね！」と言いつつも、「記憶が～」とかぶせて話し、会場の笑いをさそいました。
そんな和田さんは岩永さんと食べたラーメンの味が忘れられないと話します。しかし、当の岩永さんは覚えていないよう（笑）。ちょっぴり寂しそうな和田さんでしたが、このお二人は撮影中もとても仲がよかったようです。定本さんは、とても濃密な時間を過ごすことができ、仲もどんどん縮まっていったと話します。
廣瀬さんは定本さんのことを「楓馬たん」と呼び、キャストと会場を沸かせます。ちなみに、今まで一度もそう呼んだことはないそうです（笑）。廣瀬さんは、その他にも笑いが満載のトークを繰り広げ、最終的に和田さんに「酔ってるの？」とツッコまれていました（笑）。
舞台と映画の撮影の違いは？
北村さんは、舞台と違って映画は景色が違うので、本当にその世界に刀剣男士たちが存在しているようでうれしくなったと話します。椎名さんは、アクションシーンの違いについて話し、舞台では何十回も稽古を重ねて安全にできるようにしているけれど、映画ではその1回にかけて思い切り演技をしたそうです。アクションチームの方に「直で当てていいから」と言っていただいたこともあり、迫力がリアルに伝わるものがあるのではないかと話していました。
今回初めて出演が決まった3人の心境は？
定本さんは、最初はとても緊張していたそうですが、先輩たちが積極的に話しかけてくれたり、初日からみんなでご飯を食べたりしていくなかで、絆が深まりのびのびと演技できる現場だったと話します。廣瀬さんは撮影が最近撮ったような感覚だと話していました。岩永さんは、キャストのなかでも一番年上なので、どうやってみんなと接しようと悩んだそう。しかし、みなさんが快く受け入れてくれたのでうれしかったと話します。若干一名うっとうしかったと和田さんのほうを向いて話すと、和田さんがうれしそうに岩永さんにじゃれ合いに行っていました（笑）。
大ヒット祈願の鏡開き
映画公開記念と、大ヒットを祈願していよいよ鏡開きが始まります。大きな甘酒の酒樽を囲み、『映画刀剣乱舞』と会場の声と息を合わせて鏡を割ります。無事お祝いすることができ、会場も盛大な拍手に包まれました。そして、座長の鈴木さんの掛け声で、振る舞い酒を一献飲む中、椎名さんは不動行光になりきって「ひっく！」とおいしそうに飲む場面も見せました。キャストのみなさんは、終始和気あいあいとした雰囲気で公開初日にふさわしい、華やかな舞台挨拶となりました。
鈴木拡樹さんと監督からのメッセージ
最後に、監督とキャストを代表して座長の鈴木さんからみなさんにメッセージです。
■耶雲哉治（監督）
本当に初日が来たんだなと実感しています。今年は平成の年号が変わる歴史的な年なので、『映画刀剣乱舞』が公開されるにはふさわしい年なのではないかと思います。舞台、アニメ、ミュージカルなど、いろいろなメディアミックスで展開してきましたが、それらとは一味違う映画ならではのスケール感のある作品に仕上がっていると思います。ぜひ、最後まで楽しんでください。
■鈴木拡樹さん（三日月宗近役）
この作品は本当にたくさんの方に見ていただきたいと思います。映画はすでに編集も終えて完成したものを見ていただくのですが、ここからもう一段二段成長するためには、みなさまに愛を持って見ていただいて、そこで育てられるものもあるのではないかと思います。見ていただいた皆さま同士で会話をしていただいて、どんどん世界観を広げていってください。今日は本当にありがとうございました。
『映画刀剣乱舞』概要
■2019年1月18日全国ロードショー
■原案：「刀剣乱舞-ONLINE-」より（DMM GAMES/Nitroplus）
■監督：耶雲哉治
■脚本：小林靖子
■配給：東宝映像事業部
(C)2019「映画刀剣乱舞」製作委員会 (C)2015-2019 DMM GAMES/Nitroplus
