モンジェネおじさんがレポート『アイドリッシュセブン 1st LIVE「Road To Infinity」展覧会』の魅力
みなさん、こんにちは! 自称“モンジェネおじさん”ことフリーライターの原 常樹です。
すっかりすっかり『アイドリッシュセブン』にハマってしまったひとりの男性マネージャーが「アイナナはここが素晴らしい!」ととりとめもなく語っていく本連載。【男性のマネージャー】、また【男性に布教しようとしているマネージャー】を応援する──というのがコンセプトとなっています。
今回は1月23日~31日に池袋・サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4F 展示ホールAにて開催される『アイドリッシュセブン 1st LIVE「Road To Infinity」展覧会』にひと足早くお邪魔してまいりました。そこで、連載の特別編としてその様子をお届けしちゃおうと思います!
※かなりのネタバレがございます。ご注意ください。
今回の展覧会は、昨年の7月7日と7月8日にメットライフドームにて開催された『アイドリッシュセブン 1st LIVE「Road To Infinity」』を衣裳・映像・アイテム・写真を通して振り返るというのが大きなコンセプト。
まず展示ホールに入ると、さっそく(ほぼ)等身大のアイドルたちのメインビジュアルがお出迎え。横にはライブのセットリストも張り出されています。さらに右手を見ると、至るところでペンライトが輝くメットライフドームの全景写真が。近くのモニターからはステージにアイドルが登場したときの映像が流れており、「わーっ!」という大歓声が耳から脳に向けてダイレクトに働きかけ、熱い夏の日の記憶を呼び起こしてくれます……。
さらに奥に進むとIDOLiSH7のライブ衣裳が展示されたスペース。衣裳は手前からナギ、三月くん……とステージの立ち位置の順番そのままに並んでおり、近づいてじっくり眺めることができました。こうやって展示されているものをしっかりと眺めると“ライブのときは気づく余裕がなかったこだわりを感じるポイント”もたくさん出てきます。胸元に散りばめられた幾何学模様が意外と硬質な感じだったり……。
7人の衣裳が横並びで展示されていることからこそ、細かなデザインの違いを見比べることもできます。胸元のリボンが三月くんのものに比べてナギがひと回り大きかったり、腰にまとったアシンメトリーのスカーフがセンターにいる陸くんが一番長かったり、さらには全体的に黒を基調とした靴を履いているけれど、少しずつ形や白の入る量が違ったり……。 同じグループのメンバー同士でもそれぞれの個性がぶつかりあって高めあってドラマを形作っていく『アイドリッシュセブン』だからこそ、衣裳からもそれぞれの個性を感じられるとうれしいんですよね。
さらにこのスペースでは「MONSTER GENERATiON」の冒頭部分が映し出されるモニターと、ステージ上のアイドルたちを映した写真も展示されていました。アイドルたちがステージ上でひとつになってモニターに虹をかけたシーンや、並んで歌うMEZZO"のふたりなど素敵な写真ばかりなのですが、個人的にグッと来たのはステージ上の7人が右手を天高く掲げて、スクリーンの中のアイドルとシンクロした瞬間の写真……。モンジェネのメロディーを身体で刻みながら、この至高の1枚を見たときに僕は取材という現実から解き放たれて“あの日のメットライフドーム”にいました。覚悟はしていましたが、まさかホールに入って数メートルでここまでライブを追体験できるとは……。
奥に進むと今度はMEZZO"の写真が展示されていました。ハートの欠片が舞い散る下でデュエットするふたり(KENNさんと阿部敦さん)の姿はカッコいいし、アイドルとしての関係性もにじみ出ているようでほほえましい。映像から流れる優しい歌声に癒されていると、いつまでもこのスペースにいたくなってしまいます。
続いてはTRIGGERの衣裳の展示コーナー。暗めな配色の衣裳をまとってクールにパフォーマンスをするというイメージの強いTRIGGERですが、3人の衣裳を見比べてみるとやはりおもしろいポイントが数多くあります。センターの天くんはテーマカラーが薄いピンクなんですが、ほかのふたりとマッチするように色合いがかなり落ち着いているのもわかります。楽くんと龍之介くんの衣裳は左右の腰にユニット名の入ったベルトが通っているんですが、天くんの衣裳にはそれがなく、代わりに胸元のファスナーから伸びているのもおもしろいですよね。
そんなTRIGGERとは対照的に、Re:valeの衣裳は原色の主張がハッキリとしたスポーティーなイメージでした。ふたりの衣裳を近くで見比べると、千さんの衣裳が白を基調としたグラデーションになっていて薄い部分はスッと空に溶けるような感じで美しく、逆に百くんの衣裳が黒を基調としたグラデーションでまた違った美しさがあることに気づきます。
通路の先には『男子タルモノ!~MATSURI~』で着用したハッピ、トロッコの装飾として使われたうちわなども展示されていました。こちらは連載で座談会をやったときに男性の参加者たちが異口同音に「ライブの『男子タルモノ!~MATSURI~』のわっしょいコールは最高のお祭りだった!」と熱く語っていた楽曲ですが、たしかにモチーフを眺めているだけで血が沸騰するような感覚がよみがえってきます。
先に進むとこれまでのアイドルたちの軌跡を呼び起こされるような映像が。“これまでの歩み”を感じさせる映像を目にした時点で、おそらく多くの方が(精神的な)衝撃に備える準備をするかと思いますが、その先に待っているのはもちろん「RESTART POiNTER」の展示コーナー。
コーナーに展示された7人の衣裳はそれぞれが羽根のモチーフを身に着けているのも特徴的ですが、近くで見るとMVの“クルージング”を想起させるイカリがデザインされているのが特徴的に映ります。「一織くんや三月くんの衣裳の肩口にロープのようなデザインがあしらわれているのもやはり航海をモチーフにしているからなのかな?」みたいな感じでいろいろイメージできるのも展覧会ならでは。また、一角には「Sakura Message」で壮五くん役の阿部敦さんが弾いたローランドのピアノも展示されていました。「ライブで阿部さんが弾き語りをされているのを見たときは、驚いてメモを取らずに聞き入ってしまったなぁ……」などと記憶のメモリーが次から次へと掘り起こされていきます。
続くのは「DAYBREAK INTERLUDE」などでTRIGGERが着用した衣裳と、「NO DOUBT」などでRe:valeが着用した衣裳が展示されたコーナー。
TRIGGERの衣裳はクールかつノーブルな黒と銀色の衣裳。力強さにあふれていますが、一方で天くんのヒップガードの布地がかなり薄く透明感があったり、近くで見るとデザインの繊細さにも気づかされます。 Re:valeの衣裳については、個人的には帽子がかなり大きめで驚きました。絶対王者感のある衣裳の豪著な縫製はもちろん、王者を運んできたイスもしっかりと展示されているので、こちらも大きな見どころとなっています。
そしてついにアニメのオープニングを彩り、ライブでは飛行機がメットライフドームを横断した「WiSH VOYAGE」のコーナー。ここで展示されているIDOLiSH7の衣裳は、それぞれのテーマカラーに合わせて宝石がちりばめられていてこれまでの衣裳の中でもとくにキラキラしたイメージ。シンプルに見えるパンツも近くで見ると白地に美しい模様が刻まれており、細部までのこだわりを感じます。衣裳は裏側からも眺められるようになっており、環くんの肩口についたファーや壮五くんのマントなどもしっかりと確認することができました。
個人的に印象に残ったのは一織くんのマント。どちらかというと一織くんのほかの衣裳は色合い的にも落ち着いたイメージでしたが、この夜空をイメージさせるような肩掛けのマントはデザイン的にも強いインパクトがあり、アイドルという星々が輝く無限の空に吸い込まれてしまうような錯覚を覚えます。
ちなみに靴は多くのアイドルが黒ベースなのに対して、環くんと大和さんは白がベース。
ラストは撮影可能なエリア。テープが舞い散る会場の全景写真とともに、アイドルたちが着ていたTシャツとともにステージに立ったキャストさんたちからのメッセージが展示されています。あえてネタバレはしませんが、多くのキャストさんがメッセージの中でアイドルのセリフや曲のタイトルを引用したり、いかにこの『アイドリッシュセブン』というコンテンツにいかに愛を持って向き合っているのかということが伝わってくるようでした。
会場自体はそこまで広いわけではないのですが、じっくりと見て回っただけで『Road To Infinity』を追体験できた今回の展覧会。実際に昨年、メットライフドームに足を運んだという方や、1月23日に発売されたばかりのBlu-ray&DVDを見て感動したという方には、非常にオススメできる内容です。僕自身も仕事であることを忘れてじっくり見入ってしまいましたし、しばらくはこの余韻を楽しめそうです。実際、帰り際に池袋駅で油断していたときに、Blu-ray&DVDの告知ポスターが目に入ってきてパブロフの犬のように再び尊さがこみ上げてきたので(笑)。
すべての展示品を眺めたあとに今年の7月6日、7月7日に開催される「アイドリッシュセブン 2nd LIVE『REUNION』」の告知ボードがあるというのもずるい!(否が応でも期待してしまいますよね)
ただ、すぐにでも“次”を期待できるということは多くのマネージャーにとってもうれしいですし、きっと今年も熱いNATSUがやってくるのは間違いないでしょう。これからもアイドルたちの活躍から目が離せません。
アイドリッシュセブン 1st LIVE「Road To Infinity」展覧会概要
東京開催会場
■会場:池袋 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4F 展示ホールA
住所:東京都豊島区東池袋3丁目1番
交通:東池袋駅(東京メトロ有楽町線) 徒歩約3分
池袋駅(JR・東京メトロ・西武線・東武線) 徒歩約8分
東池袋四丁目停留所(都電荒川線) 徒歩約4分
■開催日時
開催期間:2019年1月23日~1月31日〔9日間〕
開催時間:1月23日~27日は10:00~20:00
1月28日~30日は13:00~20:00
1月31日は10:00~17:00
※最終入場は閉場の30分前
■料金(全て税込)
当日券:1,800円(税込)
※東京会場での限定グッズ付前売券は完売のため、限定グッズ付当日券の販売はございません。
■入場特典:
アイドリッシュセブン 1st LIVE「Road To Infinity」銀テープ(レプリカ)
※全12種の中から、ランダムで1本お渡しいたします。
※実際にライブで使用された銀テープとは色味・仕様が異なります。
サイズ:横50×縦2.5cm
素材:PP、メタル
■チケットに関する注意事項:
※全日程日付指定チケットとなります。
※開催日によって、開催時間が異なりますのでご注意ください。
※入場特典・限定グッズは会場でのお渡しになります。
※限定グッズはご購入された対象の会場でのみ会期中いつでも引換可能です。
※限定グッズは数に限りがございます。
※販売枚数が上限に達した日の当日券の販売はございません。詳細はイベント公式twitterにてご案内いたします。
※当日券はご購入当日のみ有効となります。
※当日券は会場入口での販売を予定しております。
※購入された入場券の変更、交換はお受けできません。
※入場券は換金できません。また、盗難・紛失の場合でも再発行いたしませんのでご注意ください。
※未就学児無料/未就学児入場の際には入場特典はつきません。
※再入場不可
大阪会場
■会場:あべのハルカス近鉄本店 ウイング館4階 第2催会場
住所:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
交通:地下鉄御堂筋線・谷町線 「天王寺」駅
JR 「天王寺」駅
近鉄南大阪線 「大阪阿部野橋」駅
阪堺電軌上町線 「天王寺駅前」駅
■開催日時
開催期間:2019年3月20日~4月2日〔14日間〕
開催時間:10:00~20:00
※最終入場は閉場の30分前
※最終日は17:00閉場
■料金(全て税込):
【前売券】※日付指定券
前売券:1,500円(税込)
限定グッズ付前売券:5,000円(税込)
販売期間:2019年1月19日10:00~2019年3月19日23:59
取扱:セブンチケット
WEB(PC・携帯):http://7ticket.jp/sp/iD7live
セブン-イレブン店内マルチコピー機
セブンコード:071-844
■当日券:
当日券:1,800円(税込)
限定グッズ付当日券:5,300円(税込)
■入場特典:
「アイドリッシュセブン 1st LIVE「Road To Infinity」銀テープ(レプリカ)
※全12種の中から、ランダムで1本お渡しいたします。
※実際にライブで使用された銀テープとは色味・仕様が異なります。
サイズ:横50×縦2.5cm
素材:PP、メタル
【限定グッズ】※東京会場では完売しております。
ビッグタオル12種
※キービジュアルを使用したビッグタオルです。
※ご購入時、12種の中からチケット1枚につき、1種お選びいただけます。
サイズ:横120×縦60cm
過去の連載記事はこちら
(C)アイドリッシュセブン
(C)BNOI/アイナナ製作委員会
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