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2019年3月11日(月)

『ラヴアール』は正統派から初等部まで個性的なヒロインが登場。チャンスを逃さず撮影したプレイレポート

文:電撃オンライン

 角川ゲームスから3月14日に発売予定のPS4用ソフト『LoveR(ラヴアール)』のインプレッションを、ライターのカワチがお届けします。

『ラヴアール』

 シャッターチャンスだ! みなさん! 事件ですよ! ついに全人類……いや全宇宙待望の『ラヴアール』が3月14日に発売されます! ……え? 『ラヴアール』を知らない? そんな人には“なな絞り”をお見舞いだぁ~!! グリグリグリグリ……。

『ラヴアール』

 と、いきなりテンション高めに始めてしまいましたが、ここでブラウザを閉じられてしまってはまずい! まずはしっかり『ラヴアール』について説明しようかと思います。「知っとるよ!」という人もいると思いますが、復習の意味も兼ねて内容をチェックしていただければと思います。

妹から初等部まで……1人に絞れない魅力的なヒロインたち!

『ラヴアール』

 『ラヴアール』は、PSPをカメラに見立ててヒロインを撮影する『フォトカノ』や、PS Vitaをカメラに見立ててヒロインを撮影する『レコラヴ』を制作した杉山イチロウさんがプロデュースする恋愛アドベンチャーゲーム。もちろん『ラヴアール』もヒロインをカメラで激写するゲームになっています! 具体的にはPS4のコントローラをカメラに見立ててヒロインを撮影するゲームです。

 ストーリーは主人公が突如として父親から高価な一眼レフカメラを譲り受けるところからスタート。新体操部の篁 莉里愛(たかむら りりあ)が自主練習していたところをリピドーの赴(おもむ)くままに撮影しまくってしまいます。

『ラヴアール』 『ラヴアール』
▲いきなりの撮影モード! そりゃ撮影しちゃいますよね。

 勝手に撮ったことを怒られつつ、今度からはきちんと許可を得てから撮ることを約束します。

『ラヴアール』
▲勝手に写真を撮ったため、「めっ!」と言われる主人公。ボクも怒られたい!

 その後も個性的なヒロインたちと出会い、被写体になってもらうことを約束する主人公。さらに、写真部の部員である堂島 隆生(どうしま りゅうせい)と出会い彼に勧誘されたことで写真部に入部。夏の終わりに行われる“リエル祭”での写真展示を目指してヒロインたちの写真を撮るという目的ができます。

『ラヴアール』
▲妹の優美菜(ゆみな)。いきなりバスタオル姿で登場し、速攻でプレイヤーの心を鷲掴みにしてきます。怖い女やで!
『ラヴアール』
▲カラッと明るい性格をした日向寺 南夏(ひがでら ななつ)。表情豊かなキャラクターで、ここだけの話、自分がいちばん好きなキャラクターです!
『ラヴアール』
▲生野 C 香澄(いくの クリスタ かすみ)。帰国子女でおとなしめの女の子。
『ラヴアール』
▲強気な性格をした仲座 ろみ(なかざ ろみ)。彼女に呆れられながらもリードされたい……。
『ラヴアール』
▲初等部の姫乃樹 凜世(ひめのぎ りんぜ)。言葉は不要でしょう。初等部です。
『ラヴアール』
▲写真部の堂島。強面ですが優しい男です。

 ここまでがプロローグ。あとは好きなヒロインと出会って交流を深めて、好きな写真を撮っていくという内容になります。ただ、プロローグの時点でどのヒロインもカワイくて、個性的で1人には絞れません……! それぞれ主人公との会話がおもしろいので、どの女の子と仲よくなるのか、迷ってしまいます。というか、周回プレイをしてしまうこと間違いなしですね(断言)。

『ラヴアール』 『ラヴアール』
▲会話のギャグがおもしろいうえに、ヒロインの一言にドキッとさせられることも多数。

一瞬のシャッターチャンスを狙え!

 ここからはヒロインとの会話や写真撮影するフォトセッションの魅力をお届けしましょう。

『ラヴアール』

 女の子がどこにいるかはパーセンテージで表示されています。体育館やプールだと特別な衣装で登場!

『ラヴアール』

 優美菜が変身した“マジカルユミナ”の力を使うことで会える確率を上げることができます。確実に会いたい時はマジカルユミナの力を借りましょう!

 会話部分はシミュレーション的に進行。自分自身で話題を選びながら女の子の気分を盛り上げていくことになります。女の子のテンションが高い状態でアタックすればフォトセッションに移行することが可能で、誘った女の子を激写しまくれます!

 女の子ごとに好きな話題が異なったり、話題を選ばずに放置しているとテンションが下がってしまったりするため、上手に会話を盛り上げるのが重要。最初は「意外と簡単でチョロいな?」と思ったりもしましたが、考えることが結構あります。

 同じ色の“話題ジュエル”が横に並ぶと合体してテンションゲージが上昇しやすくなりますが、話題ジュエルのスタック数とテンションゲージのエリアが一致すると、より多くゲージが上昇するので、その使うタイミングに悩みます。また、ジュエルが合体すると話題の総数が減るため、選択肢の幅が減ってしまいアワアワしてしまうことも……。他にも女の子をドキドキさせすぎると会話を切り上げてしまうので、その見極めも重要だったりします。

『ラヴアール』
▲会話で女の子の気持ちを盛り上げましょう。

 見事、女の子を誘うことができればフォトセッションへ。ここではコントローラーをカメラのように使って自由なアングルで女の子を撮影することができます。

 まず“ムーブモード”からはじまるので、撮りたい位置へ移動しましょう。L1ボタンを押すとカメラを構えてジャイロモードになるので、好みのアングルで女の子をとらえて撮影。ちなみにL1ボタン長押しでジャイロモードからファインダーモードに切り替えることも可能です。ジャイロモードは臨場感があって楽しいですが、操作に慣れる必要があるので、気楽に楽しめるファインダーモードをプレイするのもアリだと思います!

『ラヴアール』 『ラヴアール』
▲コントローラのジャイロ機能を使うことで、臨場感のあふれる撮影を体験できます。オートフォーカスとマニュアルフォーカスを選べるなど、本格的な写真撮影を楽しめるのも特徴!

 L2ボタンで表情の指定、R2ボタンで女の子に向いてほしい方向や姿勢を調整することも可能。これですべては思いのままです。

『ラヴアール』

 撮影でおもしろいのは女の子に「かわいい!」や「こっち向いて」などと呼びかけることができること! □ボタンを押しながらマイクに向かって話すことで、女の子の気分を盛り上げることができるのですが、本当のカメラマンになったような気分になれます。ちなみにマイクだけでなくコマンドを選択することで声をかけることも可能なので、シャイな人も安心です。

 女の子の気分を盛り上げながら写真を撮っていると「セクシーに!」という要望にも応えてくれるように! 恥ずかしがりながらもセクシーポーズを取る女の子を激写するのはとても興奮します!!

『ラヴアール』
▲シャッターチャンス!
『ラヴアール』
▲ドキドキさせすぎると帰ってしまいます。でも、その照れている表情もいいんです!

 個性的なヒロインとの交流も写真撮影もどちらも楽しい本作。ゲームをクリアすると24時間ヒロインと一緒にいられる“ラヴァーズデイズ”も楽しめるようになるため、長く遊べるタイトルになっています。どの子も個性的で魅力的なので、ぜひプレイしてみてください!

(C)2019 KADOKAWA GAMES

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